とあるオタク女の受難(インフィニット・ストラトス編)。   作:SUN'S

1 / 25
第1話

○月/日

 

織斑一夏という人類初の男性IS操縦者としてIS学園へ送り込まれた少年と同棲することになった。ふざけるな、折角の二人部屋を一人で使えるという素晴らしい生活だったんだぞ。

 

まあ、織斑一夏には同情するよ…。

 

餓えた野獣の生息する女子校へ送り込まれた憐れな子羊のような存在だからな。

 

しかし、男の子っていうのは生活用品を持ち込む数が少ないのか?カバン一つだけじゃあ生活することは難しいと思うんだがな。

 

織斑先生、出来ることなら寮母室に住まわせるとか考えなかったのか?私だったら鍵付きの厚待遇な部屋へ押し込んで安定した生活を送らせつつ、メンタルケアを行うようにするな。

 

あと、爽やかなイケメンのスマイルと気軽さだけで生徒達をノックアウトするのはやめてもらえるか?明日から部屋の前で待ち伏せとかされても知らないからな?

 

○月#日

 

織斑一夏から髪の毛と目のことを聞かれた。

 

まあ、先天性色素欠乏症とかいうアルビノらしいけど。そこまで気にしたことはないな。白髪赤目とかカッコいいじゃないか。

 

まあ、白髪は気に入っているが…というか、幼馴染みとラブラブチュッチュッしてこい。

 

きさま、あからさまな好意に気付いてないのか…。

 

そんなこと言われても知らん。

 

それに私はドイツ留学生で、日本人じゃない。

 

なに、ドイツ人って気付いてなかったのか?貴様はアホなんだか。まあ、べつに私のことは気にしなくていい。

 

さっさと食べろ。

 

そして、授業に遅れることはやめろよ?織斑先生の出席簿という名前のグラムを叩き込まれるかもしれないからな。

 

○月∞日

 

イギリス代表候補生のドリル女と決闘するため、演習許可を受理して欲しいと織斑先生に頼めばいいものを。

 

放課後は剣道場で打ち合ってばかり…。

 

このままでは敗けてしまうのではないか?

 

そんなことを考えていると織斑から「なにか名案とか浮かばないか?」と聞かれ、訓練機を使って演習することを提案すれば「付き合ってくれ」等と言われた。

 

その言動、直さなければ刺殺事件へ発展するかもしれないぞ?私とてドイツ代表候補生だからな、それなりに説明ぐらいしてやる。勝つための戦いではなく、生き残るための戦い方をな。

 

貴様を立派な猟犬へ育て上げてやろう。

 

お前の得意分野はなんだ。銃火器か?刀剣類か?それとも体術か?なるほど、織斑先生と同じように刀剣類を得意としているのだな。

 

ふむ、それでは剣身だけによる「受け流し」を重点的に仕上げるとしよう。織斑は弾丸を受け流し、エネルギー砲を反射させろ。

 

私は魔法を使えとは言っていない。人間の持つ技術を研けと言っているだけだ。

 

待て、私は師匠ではない。

 

私は、お前の友達でもない。

 

私は、ただのルームメートというだけだ。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。