とあるオタク女の受難(インフィニット・ストラトス編)。   作:SUN'S

17 / 25
遅くなりました。


第17話

◎月日≦

 

織斑先生、同室者を代えて貰えませんか?

 

あ、いや、その…ですね。

 

織斑が可笑しなことを言ってきたんです。少しだけ、彼らとの時間と距離を置こうかと思っているんです。あと、トーナメントを観戦するために来日する友人や婚約者の滞在中は共に過ごそうかと……。

 

なんでニヤニヤするんですか、そこまで笑わなくても良いじゃないですか。他にも呼ぼうと思えば呼べるそうですので、織斑先生にも男性を紹介しましょうか?

 

いきなり、壊れたロボットみたいになるな。えっ、織斑一夏のことですか?彼とは先輩後輩の関係ですが…恋愛感情などは持ち合わせていませんよ。

 

それほど、ガッカリすることなんですか?

 

まあ、私ではなく篠ノ之やオルコット達の誰かを愛するべきだと思っています。たしかに、彼には「好きだ」と言われました。

 

それでも後輩以上には思うことは出来ません。

 

◎月∬日

 

なあ、ボーデヴィッヒ。ペアを組む相手を他人に選ばせるのは、どうかと思うぞ?いっそのことアミダクジというヤツで決めれば良いんじゃないか?

 

ほら、日本の文化的なヤツだったと思うぞ?私だって、そこまで詳しくないからな。あと、教室まで押し掛けてくるのはやめてくれないか?

 

1年生、しかも話題の中心となっている者達が連日で訪れてくるのは注目を集めてしまう。そうか、予行演習をしたいのか。

 

それでは放課後だな。お前とならば加減せず、少しは戦うことは出来る。それで?お前の言っていた「デュノアの奇行を止めたい」というのは、どういうことなんだ?

 

ふむ、デュノアが女子トイレへ入って……。あいつ、男装していることを忘れているのか?ボーデヴィッヒ、それならば注意しておこう。

 

ああ、それでは怪我しないように安全を心掛けて演習するんだぞ。

 

私へ相談してくることをやめてくれないだろうか、このままだとストレスで女なのに禿げてしまう。

 

◎月Н日

 

織斑、タッグトーナメントに向けて。新たな技を伝授しておこうと思う。剣術だけでは倒せない相手もいるだろうからな。

 

そういう者と戦うとき、使用するといい。

 

普段、お前達はハイパーセンサーを使うことで死角からの攻撃にも対応している。

 

いくら世界最高の兵器だろうと自己学習機能を搭載しようと、人間の五感を強化しなければ防ぐことは出来ない。

 

それこそ真・呼吸投げだ。ん?ああ、すまないな。今のは見せるために使ったんだ。

 

ハイパーセンサーを使っている相手には必ずと言っていいほど使うことは出来るだろう。

 

わたしか?私はハイパーセンサーを使っていないな、付け加えるとすれば織斑先生も使っていないぞ。

 

そこまで落ち込むな。面白い話をしてやろう、ちょっとした悪ふざけで呼吸投げを生身の織斑先生に使ったことがあるんだ。しかも生身なのに反応して反撃してきたんだ。

 

私もあれには驚いたぞ。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。