とあるオタク女の受難(インフィニット・ストラトス編)。   作:SUN'S

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第22話

♭月〓日

 

ボーデヴィッヒのプラズマ手刀を受け止める方法を教えて欲しいだと?それは言えないだろ、なにより相手の得手を戦わずに聞こうとするな。

 

ふむ、アドバイスとしてはベルリンの赤い雨の回避を優先することをオススメしておこう。アイツほど使いこなせる者はドイツには居なかった。きっと、頑張って覚えてくれたのだろう。

 

教えた者として、誇らしく思うな。

 

それより更識妹よ、お前の専用機に搭載されているマスタークロスと酷似している兵装のことを聞きたい。いきなり、ディスプレイを叩き割る必要は無いと思うのだが……。ん?今度はオルコットの使っている短剣術を聞きたいのか?

 

あれは王宮剣術だな。うむ、過去のオルコットは接近戦闘は不得手だった。しかし、彼女の弛まぬ努力の結果は目を見張るモノであった。

 

あの素晴らしき剣筋、見惚れるだろう。

 

♭月∧日

 

アルバートから「クリスのヤツがスマホを手放さなくなって困っている」と相談された。…私には関係無いことだな。うん、私は原因など知らないな。きっと素敵な出会いでもしたんだろう。

 

しかし、山田先生とコーエンに関しては良好そうだな。この前なんてバレンタインに女性でも使いやすい拳銃のことを聞いていたらしいからな。

 

まあ、あの何を考えているのか、理解することは難しそうなコーエンを落としたことにも驚いているがな。ガンショップと言えばケンドだな。

 

入学する前にアルバートに連れられ、ケンドの店で拳銃を購入したのは良い思い出だ。

 

なにより初デートの目的地をガンショップと聞かされた時は「デートの意味を知らないのか?」等と考えてしまったが、あのサムライエッジという拳銃は格好良かった。

 

いっそのことドイツでケンドを雇えば素晴らしい兵装を作ってくれるのはないだろうか?そうするとバートンに怒られそうだな。

 

♭月⊃日

 

織斑、なにを怒っているんだ?

 

いきなり、会って一ヶ月ほどの人間に「あの男とは別れろ」と言われてもな。アルバートは婚約者だぞ?なによりアイツほど強い男はいない。私と彼ならば史上最強の子供を作れるな。

 

怒ったかと思えば絶望したように項垂れるとは情緒不安定過ぎないか?そのままだとトーナメントで勝つことは難しくなるな……。

 

織斑一夏の限界とは惚れた女を振り向かせられない程度で終わるものなのか?それとも惚れた女を振り向かせる自信が持てないのか?

 

私の好きな異性の特徴は私より強いことだ。

 

このまま努力を惜しまずに限界を越えるほど強くなれば傾くかもしれないな。まあ、こんなモノは仮定でしかないがな?

 

はあ、全く今度は騒ぎ出したりと訳の分からないヤツだな。ほら、座っている暇なんて無いんだろう?

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