とあるオタク女の受難(インフィニット・ストラトス編)。   作:SUN'S

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第7話

□月┏日

 

チビッ子、そこを退けーーー。

 

いきなり部分展開での攻撃とは危ない奴だな。成る程、織斑の言っていたファンなんちゃらはお前という訳だな。予想していた女より可愛いじゃないか。

 

一つ、私は織斑一夏に好意は寄せていない。

 

それだけは理解してくれると助かる。あと、券売機の前に立つのはやめることをオススメする。他の生徒だって食券を買うために来ているんだ。よし、いい子だな。お姉さんがプリンを奢ってやろう。

 

なに、この食堂のデザートは絶品だと有名なんだ。私は塩ゆでパスタしか食べないが、美味しそうに食べる子を見るのは好きなんだ。

 

なんだ、織斑と食べたいのか?それなら篠ノ之やオルコットを引き連れて来るはずだが……。その怒りを抑えろ、他の生徒が怯えている。

 

はあ、織斑は女誑しだとは思っていたが…。ここまで執着させるような出来事に巻き込まれる不幸体質を憐れんでしまうな。

 

しかし、私を巻き込んだことは赦さん。

 

ほら、織斑達が来たぞーーー。

 

□月н日

 

織斑、凰鈴音(ファン・リンイン)の専用機である甲龍には不可視の攻撃を行う兵器を搭載しているそうだ。

 

お前には不可視の攻撃を避ける修行を行ってもらう。なに?「どうやって見えない攻撃を出すのか」だと?そんなもの覇生流体術には関係無い。

 

お前は空気の擦れる音を察知する感覚を覚えることだけを考えていれば良いんだ。

 

さあ、受けてみろーーー。

 

これが覇生流体術"風当身"だ。

 

風を手のひらに集束させ、真っ正面へ叩き込むように放つという簡単なモノだが、見えない攻撃には違いないだろ?さっさと避けないと内臓を押し潰してしまうぞ。

 

ついでだ、日頃のストレスを叩き込んでやる。

 

オルコットや篠ノ之は攻撃の合間、反撃を許さない程度の攻撃を加えてくれ。……浮気性は今のうちに潰しておいた方が良いと思うぞ。

 

そんなことを二人だけに聴こえるように言えば全力で織斑を襲い始めた。私は風当身を織斑から見えない位置から放ち、白式を吹っ飛ばすことだけに集中することが出来るので問題ない。

 

□月⌒日

 

凰鈴音、お前まで愚痴を語るために来るのか。

 

まあ、しかし、織斑一夏のことを好きだという気持ちでいっぱいなのは理解した。そのまま頑張ることだ。あの篠ノ之やオルコットは手強いし、織斑は生粋の女誑しだからな。

 

むっ、例えばか?そうだな、織斑に弁当を作ったりすれば良いんじゃないか?まあ、あの唐変木な織斑を落とせるような料理を作ることを目指せば良い。

 

へっ、自分から告白するのが恥ずかしい?

 

ふむ、自分からは恥ずかしくて無理なのか。そうだな、では、言うのが恥ずかしいなら手紙やメール画面を見せたりすれば良いんじゃないか?

 

あれだ、時代劇のように突き付けてやればいい。

 

あとは織斑一夏という男へのアプローチを行うときは照れ隠しに殴らないことだな。

 

篠ノ之達は照れ隠しに殴るせいで好意を向けられているとすら思っていないからな。つまり、他の二人より一歩ほど先を歩いているということだ。

 

それでは失礼するーーー。

 

おい、先生とか言うんじゃない。

 

私は、ただの先輩だ。

 

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