とあるオタク女の受難(インフィニット・ストラトス編)。   作:SUN'S

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第9話

★月Ю日

 

襲撃者を破壊したーーー。

 

織斑先生に「『無策ほど愚かなことはない』と言っていたのはお前だろうが」と怒られた。

 

私は先輩として後輩達を守っただけなのだが、一週間ほど謹慎処分を言い渡されたが、室内でも修行は出来るからな。

 

そんなことを考えていると織斑が医務室の扉を力任せに抉じ開け、入ってくるなり飛び付いてきた。

 

まあ、受け止めずに篠ノ之達へ投げ返しておいた。お前達、今から好いている男の治療を行ってやれば良いんじゃないか?

 

そう言えばオルコットが「一夏さん、傷口を洗いましょう!!」と叫び始め、篠ノ之や凰も負けるものかと医療品を織斑に巻き始めた。

 

……ミイラ男、みたいだな……。

 

まあ、私は一足先に帰らせてもらうよ。あと、くれぐれも変な気を起こすんじゃないぞ?織斑を落としたかったら焦らずに距離を詰めていけばいいんだ。

 

★月㎜日

 

脱衣場で包帯を変えていると織斑が入ってきた。

 

おい、私は「使用中」という看板を扉に掛けていたはずだよな?それなのに入ってくるということは「傷付いた女を襲うつもりだったのか?」と言えば全力で否定された。

 

それならば良いのだが、そろそろ出ていってくれると助かるんだがな。一応、私だって女なんだ。異性に裸体を見られるのは恥ずかしい…。

 

拒否するのであれば貴様の子孫繁栄する部位を蹴り潰してやろう。

 

ほう、今は演習の時より速いんじゃないか?

 

しかし、織斑はラブコメ漫画の主人公のようにラッキースケベ体質だとは気付かなかった。このまま平穏な日々を送りたいものだ。

 

いや、昨日の襲撃事件は平穏な日々じゃないな。

 

ふむ、篠ノ之達へ織斑を押し付けるためには物騒な出来事に巻き込まれなければダメなのだろうか。

 

いや、まあ、どのような敵が来ようと「未だ敗けを知らぬは東方不敗よ!!」と叫びそうだな。

 

★月㍻日

 

日課のストレッチを行っていると織斑が布団から這い出てきた。低血圧なのだろうか?いつもの爽やかなスマイルを浮かべていない。すごく不機嫌そうな表情を浮かべている。

 

ふむ、立派な戦士の顔だなーーー。

 

そんなことを思いながら洗面台へ向かう織斑を見送り、流派東方不敗の基本的な技を繰り出していると「先輩、歯ブラシ知りませんか?」と聞かれた。

 

いや、私は歯ブラシを取ったりしないが、これは生徒会長の仕業ということだな。すまないな、少しばかり急用が出来たので生徒会室へ行ってくる。なに、二時間ほど話してくるだけだ。

 

お前は篠ノ之達と朝食を食べてくるといい。

 

あのアバズレには御灸を据えないとダメらしいな。書記の者だってストレスで禿げそうだと嘆いていたことを知らないのか?

 

それとも気付いていながら無視しているのか?

 

まあ、生徒会長には反省しても攻撃を加えてやろう。あの女には逃げることすら出来ないほど流派東方不敗の技を叩き込んでやる。

 

 

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