インフィニット・ストラトス……?なんか色々おかしいけど俺は元気です 作:嘘つき魔神
・特になし。
春。出会いと別れの季節と形容され、温暖な気候のため過ごしやすい。また、この時期には入学式や入社など、人間関係が大きく変わることが多い。だが、さすがに男子:女子の割合が1:9の学校に行った、なんて経験をした人はいないだろう。そう、彼ら二人を除いては……これは、どこかおかしい原作主人公と、むっつりでもありオープンでもある本作主人公がある学園を舞台にハチャメチャやらかすお話である。
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(……どうしてこうなったのか)
(そんなことよりファミチキください)
(こいつ、直接脳内にっ(棒))
西暦2022年4月1日9時32分、IS学園1年1組。最前列の教壇の真ん前に、IS学園にはいるはずのない二人の男子がいた。そして、脳内でコントをしている。そんな二人をざわざわとした空気が包んでいる。
「……のぉ、織斑さんや」
「何です?」
「……ファミチキ食べたい」
「……そうですか」
しかも、さっきからこの調子である。まぁ、いきなりファミチキ食べたいと言われても、そうかぐらいしか言えないと思うが。その空気を打ち破るようにドアが開き、担任だろう女性が入ってくる。背丈は、正直制服を着て席に座っていたら生徒と見分けがつかないように思えるが、制服でないことと、教師用のネームタグを首にかけていることから教師と分かる。
「皆さん!入学、おめでとうございます!今日から1年1組の副担任を勤める、
「よろしゃ~す!」
「……よろしくお願いします」
悲しいかな、二人の男子に注目を吸われたか、山田先生の挨拶に反応したのは当の二人だけであった。山田先生の心に傷が走り、涙目になってしまう。
「……え、えっと、まず、二人から挨拶をしてもらいます……」
「みゃいみゃいさー!」
「分かりました」
二人ともさっさと立ち上がり、教壇に上る。そして、黒髪の男から自己紹介を始める。
「えー、
ぱちぱちと拍手が起こる。とりあえず最初の関門を突破したらしく、一夏は心の中でほっと息をつく。続いて、同じく黒髪で、後ろで束ねた男が自己紹介をする。
「はーい!
こちらにも拍手が起こる。二人とも関門を突破できたようだ。
「自己紹介は終わったか」
凛とした声がそう告げる。その声の方向にクラス全員が顔を向けると……
「……う、うそ……」
「な、生……!?」
「ゆ、夢?」
「……姉さん」
「おぉー、千冬さんだぁ……」
絶対強者にして
千冬さんだぁ。千冬サンダー。サウザンドウィンターサンダー。Thousand winter thunder.