インフィニット・ストラトス……?なんか色々おかしいけど俺は元気です 作:嘘つき魔神
今回詰め込んだ妄想
・セシリアのイベントで一夏がドライな反応をしたら?
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「えぇ、2時間目だが、この時間はクラス代表を決めようと思う。何か質問はあるか?」
2時間目、千冬の冒頭の言葉である。
「先生!質問です!そもそもクラス代表ってなんすか?」
「クラス代表はそうだな、委員長みたいなものだ。クラス代表対抗戦や、代表会議に出席したり……といった感じだ」
「織斑先生、何故この時期に決めるのですか?」
「この時期は個人間でさほど差が出ないからだ。クラス代表の決め方だが、推薦方式にする。自薦か他薦かだ、他薦を受けたものは辞退できない。他薦する側もそれを考えて推薦するように。では……20分時間を取る、相談するなり各自で決めるなり好きにしろ」
その言葉を皮切りに、相談するもの考え込むものと別れる。
「私は自薦ね!」
「うーん……織斑くん推薦しよっかな……?」
「俺は自薦しよっと」
「俺も自薦かな……」
「星川さん推薦ね……」
そうこうしている内に、20分はあっという間に過ぎた。
「さて、まず、自薦から聞こう。自薦する奴は?」
「はい!」
「俺もっす!」
「私もです」
「星川、行きます!」
「相川……火山……織斑……星川……この4人か、他薦は?」
「織斑くん推薦します!」
「金本さん推薦します!」
「私は星川さん!」
「火山くん推薦!」
「相川さんを推薦です!」
わりかしスムーズに決まっていく。今年は男が二人いるので、決まるのに時間がかかると思っていたが、これは棚ぼたであった。現在、相川4票、春乃9票、一夏11票、星川12票、金本2票。クラス代表は星川か一夏かかと教師組が思っていたとき……
「お待ちください!そのような選出、認められませんわ!」
パツキンの女子生徒が口を挟んできた。
「……オルコットか、何だ?」
「何だも何もありません!何故、現時点において専用機持ちかつ代表候補生の私が推薦されませんの!?」
「……そんなにやりたいなら自薦すればいいのに」
「言ってやるでないぞカイヂくん。あぁいうのは他薦されることに意味を見いだすタイプだから」
「ふーん……後カイヂはやめてくれ」
「ともかく!クラス代表はいわばクラスの顔!それを物珍しいからと極東のエロ猿がやる!?このセシリア・オルコットに死ねと!?」
カッチーン。春乃の頭に銃のセーフティが外される場面が浮かぶ。そのまま立ち上がろうとするが、一夏に止められる。
「……一夏くんや、離しておくれ。あのアバズレしばきまわしたらんと気がすまん」
「落ち着け、面倒事を押し付けられるかもだぞ?」
「よし落ち着いた」
チョロい。はっきり分かんだね。しかし、それでセシリアが止まるはずはない。
「それで、ここまで言われても一つも言い返さないとは……やはり男とは情けないですわね……」
「……セシリア・オルコット、そこまでにしておいては……?」
ここでついに一夏が軽く言い返す。ただし、ガンといく訳ではなく、あくまでも宥めるように。しかし、ここにいるのは一夏だけでない……
「……てめぇなんざ……てめぇなんざ怖かねぇ!セシリアぁ!イギリスが何だパンジャンドラムと紅茶という名の麻薬しか取り柄がねぇ癖してよぉ!」
「な、な……何ですとぉ!?」
「おい、二人とも!?」
「おい、馬鹿者共!やめんか!?」
「決闘ですわ!無論織斑一夏さんも!」
「うっそだろお前!?」
「セシリアなんざ怖かねぇ!女郎オブクラッシャァァァァァ!」
セシリアの発言にキレた春乃がセシリアに言い返し、セシリアが激昂、そのまま一夏も巻き込んだ大乱闘になった。だが、ここまで見て思ったことがあるだろう……
(あれ、私達は……?)
(無視されてる!?)
自薦した相川さん達は、どうするのだろう……
結果
・春乃がキレた。