ラブオーズ!「Anything goes!『旅はまだ途中』」   作:ゆっくりシップ

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なに書けばいいか分からないけどとりあえず、
ラブオーズ、はーじまーるよー!(今回はすっごく短いし本編と言っていいのかすら怪しい)


ようつべかなんかでオーズ1話を視聴してからだと分かりやすいかも


0話 変身と怪物と覚悟

「ここで全員死ぬか、それともこいつを倒して全員生き残るか。」

「選ぶのはお前だ」

 

 変な腕が俺に問い掛ける。

 恐らく俺1人なら目の前いてしかも怪我をして動けない穂乃果先輩達を囮にするなりして逃げ切れる。

 そして素手で殴った所で先程銃弾すら弾いたあの身体にダメージが入るとは考えにくい。

 本来は1人で逃げるのが正解なのだろう。

 でも......

 

「分かった、やるよ」

 

 ここで見捨てるなんて選択肢は元より選ぶ気はない。

 

「こいつ......馬鹿だな。それもとびっきりの」

 

「なっ! 何を言っているんですか貴方は!」

 

 止めようとする海未先輩の手を振りほどいて俺は前に出た。

 もう覚悟は決めた、震える足を必死に誤魔化しながら前方の緑色の化け物と対峙する。

 

「お前、名前は?」

 

 いつの間にか隣まで来ていた腕だけの化け物が聞いてくる。

 

「俺の名前は繋音、近江繋音だ。お前は?」

 

「ふん、俺の名はアンク......繋音、俺の賭けに乗る気はあるか?」

 

「賭け?」

 

「あぁ。勝てばこいつを倒せる力が手に入るが負ければ......お前は即座に『死ぬ』」

 

 そう言うと何処からか長方形の細長い石板を取り出すアンク。

 そして俺の腰に石板を当てると、

 表面が剥がれ落ち石板がその真の姿を顕にする。

 

「これは......」

 

「こいつも使え」

 

 渡されたのは先程俺が拾った赤いメダルとそれとは別に黄色と緑色のメダル。

 

「そのメダルをそこにはめろ。力が手に入る。だが......」

 

「死ぬかもしれないんだろ? 分かってるって」

 

 躊躇いなくメダルを言われた通りに石板だったものにはめていく。

 

「お前、怖くないのか?」

 

「怖いさ......でも仲間は助け合うものだろ」

 

「仲間?」

 

「あぁそうさ。穂乃果先輩や小鳥先輩、海未先輩達もお前も、今日1日の長い付き合い、俺にとっては大事な仲間だからな。それに繋がったこの縁を......離すわけにはいかない!」

 

「......仲間」

 

「チッ、御託はいい! 早く変身しろ!」

 

 腰に巻かれた石板だったものーー後に聞いた名前だがオーズドライバーを斜めに倒し、ドライバーにはまったメダルをベルトの横にあった円盤ーーオースキャナーで読み込むようにスライドさせていく。

 何故か身体が自然に動いた。まるで昔から知っていたかのように。

 

「......変身!」

 

 

『タカ! トラ! バッタ!』

『タトバ! タトバタトバ!』

 

 

 自分の姿が一瞬で変わっていく。

 薄いベージュだった肌色の面影はどこにも無く、赤、黄色、緑の3色をベースにした姿に文字通り『変身』していた。

 

 

「これが......俺!? いやいや鷹、虎、バッタってどうなってんの!?」

 

「そいつの名は『オーズ』。どれ程の力かは......戦ってみれば分かる」

 

 

 少し困惑したけれど、力が手に入るというのは本当らしい。

 身体が物凄く軽い。

 

「これなら......いける気がする!」

 

 

 -----

 

 ここから始まるのは、少年ーー近江繋音と少女達とメダルの怪物が織り成す物語。

 歌で誰かを笑顔にする者達とその笑顔を守る為に戦う者のちょっとした怪奇譚。

 

 

 

 

 

 




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