ダースベイダーな父を持つと苦労する。   作:マッキーガイア

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お久しぶりです!マッキーです。
本当に、駄文ですいません!!


8話:日常に変わる非日常…前

「お、親父、?」

 

 

戦いが終わった後、親父はただただ血溜まりを眺めていた。その背中はとても辛そうに感じられる。

 

、殺してしまった、また、奪ってしまった。

 

頭の中でいつの間にか変換されたフォースが文字化したように通り過ぎる。

 

いつしか仕方ないと切り捨てようにも切り捨てられない雰囲気が漂ってくると親父は俺の方へ振り返り、ただ見つめてきた。

 

『すまない、…怖がらせてしまったな。私は先に帰っているよ。すまん、少し一人になりたいんだ』

 

その声は先程の威厳のある物ではなく、少し震えていた。

俺は少し迷ってから「わかった」とだけ返し親父を見る、

親父は肯くと何処からか取り出した、スイッチを押す。すると、空に光が灯った。

 

「……親父。」

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 

 

 

スー、コー、

『、味噌汁…薄いな…』

スー、コー

 

 

 

朝、いつも通り起きると親父が起きていた。昨日帰ってから一度も顔を合わせなかったから心配だったが、杞憂だったようだ…箸を当てて茶碗を口に加える…ほんとあれどうなってんだろ…

 

「もう、それはアソーカが朝早く起きて作ったものなのよ、文句言わない、」

 

スー、コー、

『そうか、それはすまない。』

 

「まったく感謝しなさいよね。まぁ、良いわ。そういえばおはよう、ルーク」

 

義姉が俺に話しかける。俺は返事を返そうとアソーカに目を合わせた。

…まて、、、ルーク?

 

「おはよう、アソーカ。

まったく、ルークってお前までそう呼ぶのかよ、」

 

「いいじゃない、ルーク。なんかしっくり来るわ。ルーク・スカイウォーカー…伝承に刻まれそうじゃない?」

 

「…どこが、」

 

俺は不満気に呟き、ご飯を食べ始めた。

 

 

「…味噌汁、薄っ、」

 

 

思わず呟いた。

その後、親子揃ってお袋にしばかれた。

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

 

 

「お前、大丈夫か?昨日はなんだか気分悪そうだったけど、」

 

昼休み教室で昼飯の準備をしようとしていると元浜と松田が話しかけてくる。たしかに今朝から体が何故か怠いが、もうなれた、気にする程でも無いだろう。

 

「ああ、大丈夫だ。すまなかったな昨日は…」

 

俺は気を使わせてしまっと少し反省する。まぁ昨日の俺はいくらなんでもおかしかったもんな…

 

「そうか…まぁ、いいや、食おうぜ。メシ。」

 

「おう、」

 

俺は弁当を取り出す。

すると二人が俺の弁当に目を向ける。

 

「あれ?お前弁当だっけ?」

 

「ああ、今日からな、義姉が持てって、」

 

「そうか、そうか、義姉さんがそう言ったのか、良い姉をもっt……ん、義姉……?」

 

 

二人して手元に持っていた購買で購入したであろうパンを落とす。

目と口が開けたままそこだけ時間が止まった様に、何があったのだろうか、

 

 

「おい、もったいねぇじゃんか、」

 

 

 

「んなこたぁぁ!!はどうでも良いんだよ!!」

 

「お、お、お前義姉といったか!?義姉と!!!???」

 

 

 

何故か二人とも慌て始めた。

 

「なんだよ、落ち着けよ、」

 

「落ち着けるかぁ!!むしろお前が落ち着きすぎなんだよ!!義理の姉だぞ!!手を出し放題なんだぞ!!」

 

「そうだ!!そうだ!!どうせ夜に布団に入り込んであーだこーだしてんだろぅ!?知ってんだよ!!」

 

「は?いや、一昨日あったばっかだし昨日初めて話したんだぞ、無理に決まってるし、そんな対象には見えねぇよ、」

 

なんだってんだ…俺は仕方なく二人に囲まれた形で弁当を開ける。

 

「くっ!?なんて輝きだ!!これが…俗に言う………愛妻弁当…!!」

 

「なんて、嫌な響き。口の中から砂糖が溢れ出すぅ!!」

 

 

 

「……何言ってんだこいつら。」

 

 

 

そんな馬鹿どもを無視しつつ、弁当を食べ始めた。

 

 

 

 

「………薄っ…」

 

 

 

 

その後二人に殺されかけたのは言うまでも無いだろう。

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

放課後、さっさと家に帰ろうと鞄を出し始める。

 

 

「ねぇ、このクラスに兵藤一誠くんはいるかい?」

 

しかし、そんな日常もその言葉一言によって変わるとは思いもしなかった。




おゝ、これは現実には存在せぬ獣。
ひとびとはこれを知らず、それでもやはり――そのさまよう姿、その歩みぶり、その頸を、そのしずかな瞳のかがやきすらを愛した。

たしかに存在はしなかった。しかし人々はこれを愛したから、純粋の獣が生まれた。
人々はいつも余白を残しておいた。そしてその透明な、取っておかれた空間で獣は軽やかに首をあげ、そしてほとんど存在する必要さえもなかった。

人々は穀物では養わず、いつも、存在の可能性だけでこれを育てた。
可能性こそ獣に大いに力をあたえ、ために獣の額から角が生まれた。ひとふりの角が。

ひとりの処女(おとめ)のかたわらに、それはしろじろとよりそった――。
そして銀(しろがね)の鏡のなかに、そして処女(おとめ)のうちに、まことの存在を得たのだ。


ライナー・マリア・リルケ「オルフォイスへのソネット」第2部4より
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