ダースベイダーな父を持つと苦労する。   作:マッキーガイア

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今日は原作と変えようとして無理に変えたので文法とかもう全てにおいてぐちゃぐちゃです。よろしくお願いします。


9話:日常に変わる非日常…後

「ここに兵藤一誠君は居るかい?」

 

そんな声を遠くで聴いた気がした。しかし、その声はクラスの歓声とともに消える。

帰りの準備をしていた俺はその歓声の向こう側を見る。

 

″木場 祐斗″図らずとも駒王の面食い女子たちの視線を集めてしまう才色兼備文武両道のイケメン、(pixiv辞典参照)あだ名がきばきゅんとかホースオルフェノクとか言いたい放題言われてる可哀そうな子、、、しかし男からしたら最大の敵である。いつも隣に女子を侍らせている…クッソがぁ

 

「ッケ、イケメン王子か…氏ね」

 

むくれながらそうしていると。歓声はしばらく続く。幾らかの女子たちが俺の方を見ているがきっとロクな目に合わないのだろう解っている。

少しして俺の前に例のイケメン王子がやって来た

 

「…君が兵藤一誠君だね?」

 

「…そうだと言ったら?」

 

「リアス・グレモリー先輩の使いで来たんだ。つい来てもらうよ」

 

出来る限り不愛想な振りをしていたがいきなり崩された。

 

「……リアス・グレモリー先輩って…なんで?」

 

思い当たる節が全くないのが事実。昨日までの事を思い出してもリアス先輩と面と向かって話したことなんか一度もない。ふと昨日の事を思い出したが、目が合ったってだけで使いを出されるようなら苦労はない。

 

「それは来てからのお楽しみってことでいいかな?」

 

いたずらっぽい口調で木場はそう言う。

 

「…はぁ、わかったよ」

 

溜息をしつつ仕方がないから了承をした。

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

 

茜色の空が段々と紫色に変わっていく頃、俺は旧校舎内にはいって行く。

ここは色んな噂がある場所だ、曰く幽霊を見ただとか、夜中に段ボールが歩いているとか、根も葉もないうわさが飛びかう旧校舎。

茜色は暗い黒に変わる。

 

「な、なんだよ、ここは………」

 

あたりが魔法陣や蝋燭で着飾っている謎の世界観、青かったフォースは赤くなっていく。

まるで邪神教を崇拝しているような、そんなヤバい空気に踊らされた

 

「…ハムっ……」

 

ソファーのある方向で何かを咀嚼する音が聞こえる。

ソファーに目を向けると白い髪の女の子が一人座っていた。

 

「あ、紹介するね。彼女は一年の″搭城 子猫″さん。搭城さんこの人が兵藤一誠君

 

木場が気付いたように紹介を始める

 

「ん」

 

「あ、どうも」

 

頭を描きながら挨拶を返す。あ、この子見たことあるなと思ったら、駒王のマスコット搭城子猫ちゃんじゃないですか…この子も呼ばれたのか?

にしても、なんかここダークサイドのフォースに包まれてんな…危険報告がびんびんしやがる

 

ーーーーーゾワッ

 

 

「なんだ…この感じ…」

 

 

感じた事があるフォースだ。

 

 

 

 

「来たわね。」

 

 

 

嗚呼そうか、あの時の紅、そうか、

 

「…リアス・グレモリー先輩。」

 

「あら、知ってたようね。私がここ、オカルト研究部部長リアス・グレモリーよ、よろしくね。貴方は兵藤一誠くんでよろしいわね。」

 

「あらあらうふふ、もうお知り合いだったんですね、私し、副部長の"姫島朱乃"と申します。よろしくお願いします。」

 

もう一人の黒髪ポニーテールの方に目をむけるとそう答えられた。

 

「オカルト研究部…」

 

聞いた事はある…だが、こんな場所だったなんて知らなかった。色々な噂が蔓延っている分どれが真実なのかが分からないが故である。

たが、わかった事が一つだけ見つかった。

 

ここの人たち皆ダークサイド側のフォースの持ち主だ。

 

俺は息を飲んだ。

「では、兵藤一誠くん…?

ようこそオカルト研究部へ…、歓迎するわ」

 

「…?」

 

え、聞いてないて言う風に返す。

たしかに聞いてない。

 

「…聞いてなかったかしら…あ、そう言えば昨日言うつもりですっかり忘れてたわ…」

 

「昨日……まさかあの自称堕天使って先輩たちの仲間!?」

 

俺は思わず立ち上がり、鞄に手をかける。

 

「違うわ、あれは私たちにとっても敵なの。それと自称じゃなく本物の堕天使よ。」

 

「…………本物…?」

 

「ええ、この写真の娘に見覚えが無いかしら。」

 

そう言い、先輩はスッと写真を置く。

 

 

「こ、これは… 夕麻ちゃん…?」

 

 

写真にはしっかり笑顔で俺の隣に立つ彼女の姿があった。

 

「彼女は存在していたわ…確かにね」

 

「じゃ、じゃあ、なんでみんな…」

 

「……最初に言っておくわ…私たちは悪魔なの。」

 

「…はぁ……」

 

「…あまり動揺しないのね…」

 

正直あんまり動揺はしない、銀河帝国の暗黒卿とかジェダイとかもう聴きなれた。悪魔だとか堕天使だとかいても問題にはならないだろう。

 

「まぁ、いいわ…そして、昨日貴方を襲った黒い羽の男…あれは、堕天使よ。」

 

「……っ、」

 

堕天使…たしか、親父もアイツにそう言っていた。

親父、もしかしなくとも、悪魔や堕天使を知ってるのか?

頭に過ぎる嫌な予感。

先輩は話を続ける。

 

「神に仕えていながら邪な心を持っていたが故に冥界に落ちてしまった者達…

彼は人間を操りながら私たち悪魔を滅ぼそうとしている…太古の昔から冥界…人間界で言う所の地獄の派遣を巡ってね…

堕天使のほかにも神の命を受けて悪魔を滅しようとしてくる天使もいるわ、つまり三巴の状態ってわけ」

 

リアス先輩は言い終わると紅茶を飲む、

 

「フゥ……ここまで理解できたかしら?」

 

「あ、はぁ……で、先輩…なんで先輩は夕麻ちゃんの事を?」

 

「…貴方周りに反応が薄いって言われた事ない?もっと言うべきところがあると思うのだけれども。」

 

ため息と一緒にリアス先輩はそう言う。

 

「まぁ、良いわ。単刀直入だけど。その子堕天使よ。」

 

やはりと言うべきか…何というべきか…

 

「つまり昨日のあれと夕麻ちゃんは…」

 

「ええ、同等の存在よ。」

 

「松浜や元浜が覚えてなかったのって…」

 

「力を使ったのよ、まわり全ての人間から記憶を消す。危なかったわね、もう少しで貴方も一緒に消えてたわ」

 

「そう…ですか………でも多分それって俺を狙ってきたって事ですよね…?」

 

「…ええ、そうね。」

 

 

 

そう言うと、先輩は黙り込む、

 

「せん…ぱい?」

 

「え、あ、ごめんなさい。少し考えこんでただけなの。なんの話だったかしら、」

 

「だから、多分それって俺を狙ってきたって事ですよね。なんでです…」

 

「ええ、そうね、あなたを狙っていたわ…理由は…

あなたのその神器(セイクリッド・ギア)」

 

そこまで言うと目の前に座っていた姫島朱乃先輩が俺に言い掛ける。

 

「特定の人間に宿る企画外な力…歴史上に居た。多くの人物がそれを所有したと…言われてます。」

 

「兵藤一誠くん…んんっ…イッセーで良いかしら?とりあえず手を上に翳して、一番強い者をイメージしてちょうだい…」

 

リアス先輩はゆっくりとそう言いながら頬を指でなぞる。

 

「いっ…あ、はい。」

 

 

 

一番強い者…イメージが出来上がっていく。

 

黒い影、紅い光

 

 

 

 

「……親父…?」

 

 

 

 

スー、コー、

 

 

 

 

「………っ…」

 

息が詰まる、イメージだけでこんな…こんな…

 

「………どうしたのかしら?」 

 

リアス先輩が少し焦った様に話しかける。息が止まったのだ。当たり前だろう。

 

「い、いえ、少し高望みしてしまったようです…」

 

「…そう…」

 

そう呟くとリアス先輩は俺を見つめた。

 

 

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