あ、二話投稿なんで前から見てください
「ち、遅刻だぁぁぁぁぁ!!」
、、、ん、いや、ラブコメじゃないよ?
こんなベタなラブコメあってたまるかと節にそう思う。
いつもなら早寝早起きを徹底しているのに昨日はなんだか遅くなってしまった。親父が起こしに来たのはびびったね、フォースで上下左右に揺さぶられて気持ちが悪い。
「きゃっ………!」
あ、しまった。
ぶつかってしまったかと思い、思わず足を止める。どうやら俺がぶつかった訳ではなさそうだが女の子が転んだようだ。
俺は転んだ先に振り向く。
「だいじょ……」
そこから先は言えなかった。
黄色い太陽。真っ青な青空が広がる下に…挑戦的なパが付く方の真っ白い布。
「嗚呼、
まるで浄化されるのように心が真っ白になっていく。あのパが付く布の様に…俺は膝を屈し祈りをささげた。
神はパンツを与えてくださった…あ、痛っ、なんか痛っ!へ?痛っ……。
あ、そっか、神に祈りをささげるのはNGなんだ。
「おかーさん、あれ何やってるのぉ…?」
「しっ、見ちゃダメッ」
あ、駄目だ。心も傷ついていく…
しかたなく転んでいる彼女に目を向け話しかける。
「…大丈夫…ですか?」
| へんじがない… ただのしかばねのようだ…。 ▼ |
くっそ、コマンドがねェ…
見た目からして僧侶…いや、シスターか?
それに外人さんっぽいし……くっそ、こうなったらあれやるしかないか…あの時あの場所あのサイトで習ったあの…!!
「Hey guys!we have…「ちょっと…待ってください!それなんか不穏な空気がします!!やめてください!!」
えぇ……やっと全部言えるようになったのに…」
そう言うと俺は彼女に向けて手を差し伸べる。
「ごめんね、どうも最近作者がシリアスばっかりやっててコメディやれてなくてウズウズしてるんだよ。ネタにネタを重ねてる感じ?だかr
「じゃあ、私のパンツを見て拝んでいたのは…」
ごめんなさい本当に何でもやるんで許してください。」
勢いよくスライディング土下座を彼女に向ける。彼女は笑いながら俺の手を取った。
「仕方ないですね。許して上げます。」
そう言うと彼女は俺を立ち上がらせた。
…天使やぁ、天使がここにおる。
そう思いながら彼女の顔を見る。
…………やっぱ、金髪美少女って神だよな。痛っ…
…はぁ……
もはや、神発言だけで痛くなる…そこらへんガバガバだと後で面倒な事にならん?
「てか、周辺で見ない顔だけど。なにか困ってる様子だし…大丈夫?」
「あ、あははは、ごめんなさい。ちょっと道に迷っていまして…」
「あ~、どこに行きたいの?」
「教会なんですけど…」
教会………ね。
頭の片隅にアレを思い浮かべた。
正直、教会には嫌な思い出しかない。てか、別段しかってわけではないが基本は親父に連れられて化け物倒すために行ったりとか…そんな思いでしかない。なんで教会ってああ、化け物多いんだろう。
てか、教会は良いんだね。教会教会教会…
「じゃあ、行くか…」
「え、良いんですか?」
「ああ、別にいいよ。学校は100%遅刻だったし。ちょっと長引いたって気付かれないよ♪」
俺は次第に彼女の手を引いた。
☆☆☆
「へぇ、シスターかぁ…」
「はい、この町の教会に赴任することになりまして…
親切なお方(笑)に会えてよかった…これも主のお導きですね。」
頭のブーケの様なものを揺らしながら隣を歩く少女。だが今一瞬何か黒い物を感じたのは気のせいだろうか。気のせいだろう。
すると一つ胸元の十字架に目が逝く。
「………どうかなさいましたか?」
「え、いや、なんか行くの漢字が違うなって思っただけだよ、あははは…」
あ、神様のせいか…痛っ、あー、なんか神嫌いになりそうだわぁ……痛っ……
………………神マジ許さん…あ、痛くない。
しばらく歩く。適当な話をしながら道を進んでいくと声が聞こえた。
「うわぁぁぁん」
少年だ。転んで怪我を負ったらしい。
「あ、あの」
彼女は走り出す。
そして男の子の近くにすわると、ゆっくりと傷跡を見た。
「男の子ならこれくらいの傷で泣いては駄目ですよ。」
彼女は男の子の頭をなでるとそう言った。優しい女の子モテると思います。
そして彼女は傷を手で覆う。
「…熱……暖かな光……こんなものがいくら積み重なっても、何も……そう何も…」
彼女の手のひらに広がる緑色の光は次第に収束していき消えるころ。
「はい、これで大丈夫ですよ」
―――傷が消えて……なんだ?腕が疼く(厨二)
はっ、俺ってもしかして鬼の手所有してるの!?
宇宙天地 與我力量(うちゅうてんち よがりきりょう)
降伏群魔 迎来曙光(こうふくぐんま ごうらいしょこう)
吾人左手 所封百鬼(ごじんさしゅ しょほうひゃっき)
尊我号令 只在此刻(そんがごうれい しざいしこく)
天地混沌 乾坤蒼茫(てんちこんとん けんこんそうぼう)
人世蒙塵 鬼怪猩狂(じんせいもうじん きかいしょうきょう)
「我が左手n……」
☆☆☆
「ぅぅ…………」
「ど、どうしたんですか?何処かケガでも…」
「いやそう言うんじゃないんだけど…あ~、恥ずかしっ、昨日言ってたじゃん神器だって何か鬼の手だ、ばっかじゃねーのばっかじゃねーのばーかばーか」
「あ、ごめんなさい。私頭のケガはちょっと……」
「辛辣!?」
しばらくそんな他愛ない話をしていると
瞬間悪寒が走る。
「あ、あれですね」
「あれ……?」
目を向ける
「……っ……!?」
体に影が走る。
いきなり踏み荒らされたようにそれは次第にフォースへ帰っていく。
そうか…受け皿。受け皿が必要だった。零れた水の様に広がる何かに恐怖を抱く。
「ぜひお礼をしたいので、ご一緒に来ていただけませんか?」
「い、いや、俺はこれから学校なので…ちょっと」
「…そうですか……ではお名前だけでも…」
「あ、そういえば名乗って無かったね。俺は兵藤一誠、イッセーで良いよ」
「イッセーさんですね。私はアーシア・アルジェント、アーシアとお呼びください。」
「アーシアね…じゃあすまないけど俺は戻るよ」
「はい、日本に来て。すぐイッセーさんの様な、親切で優しい方に出会えて本当に私は幸せです。
もしお時間がある時にでも教会の方へお伺いください」
「あ、うん、わかったよ」
「約束ですよ?」
彼女は笑って言うと教会へ歩いて行った。