「二度と教会に近づいては駄目よ。」
リアス部長は強くそう言う。
俺は呆けて「え?」とだけ返して見つめた。
「教会は私達悪魔にとって敵地…踏み込めばそれだけで神側と悪魔側で問題になる。
いつ光の槍が飛んでくるかわからなかったのよ…?」
「まさか、教会に近づいた時のあの変な感じは…」
「悪魔の本能が危険を察知したのね…」
部長は背を壁に置いて腕を組んだ。
「教会の人間と一緒に居ることは死と隣り合わせのと動悸。
教会にいるエクソシストの中ではしんk紳器を持っている者もいると聞くわ。」
「イッセー…悪魔祓いを受けた悪魔は完全に消滅するの。
――何もなく
――何も感じず
――何も出来ない…
それがどういう事か、あなたは理解できる?」
☆☆☆
「……はぁ、もうなんか俺、部長に怒られてばっかだよなぁ…」
家のベットの上で寝転がりながらそう呟く。
死ぬのはもちろん嫌だ。まだ知りたいことも沢山残ってる。でも、アーシアに悪い事をしたみたいで…
(ごめん、アーシア、約束守れそうにないわ…)
心にだけでも謝罪を述べて置く他ならない。
「よっす、イッセー。どうしたの?」
明るい声が聞こえる。ドアを開けて入ってきた。
「…はぁ、義姉さん……ってその肌。」
「ああ、気付いた?」
「そりゃあ気付くよ。普通の肌になった」
義姉さんは見るとは白っぽい橙色の肌になっていた。まるで海外の女優の様に見える。髪も真っ白に染め上げられていた。…あれ髪だったんだ…
「まぁ?カモフラージュにね。てか普通って…私にとってはあんたらみたいに無地の肌の方がおかしいんだけどね」
そう言うと俺のベットに座り込む。
「で?どうしたの?悩んでるようなフォースが私の部屋までダダ漏れだったけど?」
「まじかよ、フォース凄えな」
「まぁ、万能だしね。なんなら人も生き返らせられるそうだし。まぁその場合生き返らせた本人が死ぬけど」
「マジかよ、フォース凄えな」
そんな返しをすると、義姉は俺の肌をなでる。
「…で、何かあった?」
はぁ、姉にはかなわないか…少しためらったが口を出す。
「……まぁ、そのなんだ、最近友達出来たんだけど。、その子と約束した事をどうしても破らなきゃならなくて…だけど会う機会がないんだ」
「それで、こうして悩んでると?」
「……うん」
「…ふ~ん、仕方ない事があるのなら仕方ないんじゃない?」
「仕方ないって…」
「仕方ないよ、私が戦場に居た時は何度もそんな目にあったし何度も合わせてきたからね…
そしてその度仕方ない仕方ないって言い続けてきた。
結局はそれが運命だったって思わなくちゃやってられないのよ」
「……そういうもんか…」
「そういうもんよ。」
義姉さんはしばらく俺の頭をなでていた。
☆☆☆
―――地球から遠く離れたとある星
ローブをまとった老人が一人星を眺めてただただ座っていた。
ブゥゥンとジェット音が背中から響く。
「おや、お迎えか…」
老人は振り向くとそう呟く。しかし、使者をじっと見つめていた。
「ピピ――。」
『あ、おいどうしたR2いきなり飛び出して。危ないだろ』
「ピピピピ――」
あれは、、、そうか、真っ白な丸形のドロイドに金色のヒューマノイド型のドロイドが現れた。
それを見ると老人は嬉しそうに見立ち上がる。
「はは、R2じゃないか!」
「ピピピ―――」
走ってくるドロイドに少しずつ老人は近づいていく
それと共に金色のドロイドも一緒に歩いてきた。
『こんにちは、…えっと、″オビ=ワン・ケノービ″様と呼んだ方が?』
「いや、C3―PO今はベンと名乗っている。出来るならそっちで呼んでくれ。」
『了解しました。ベン様』
そう言うと老人はまっすぐな目で見つめる。
「……で、何の用だ?ただの同窓会ってわけではないんだろう?」
『ピピピ―――――。』
その問いに答えるように白いドロイドが答え。次の瞬間立体映像が映し出された。
『助けて、オビ=ワン・ケノービあなただけが頼りです。―――――――――――
☆☆☆
スー、コー、
『はぁ…………』
スー、コー
「……どうしたの?あなた。」
『………あの娘を収容したよ…』
「………………そう、」
スー、コー、、
『……なるべくなら、こんな戦いに巻き込まれてほしくなかったのだが……私の、いや
「そうね、」
『はぁ、、、気が引けるが…』
『………あの娘を脱獄させるしかないか…』