あ!今更ですがグロ注意です!
夜、昨日の戦いのせいで疲弊したみんなの代わりに悪魔の契約を取りに自転車を乗っていた。
溜息を吐き俺は星を見上げる。自転車の中には何故か親父に渡されたライトセイバーが一つ入っていた。
昨日夜に出かけていたことが母さんにバレてしばかれたことが原因で今後外へ出る場合の対処として渡されたものだ。
元々は義姉の物らしく一時的に借りていたらしい、多分借りてたって言うか奪ってたが正しいんだろうな初めて会った時は縛られてたし、
因みに俺自身のライトセイバーは無く、どうせなら今度作りに行こうかと言っていた。どうやらジェダイは最初、自分でライトセイバーを造るらしい。まぁ、正直俺はジェダイになるつもりは無いから別に専用のライトセイバーとかは要らないけど、まぁ、作れるってなら一回作ってみたいなと思ったりする。
そんな事を思っていると目の前に目的の家が見えてきた。
自転車を家の前に置き玄関に立つ。
ピンポーーン……
何度かインターホンを押すが反応はない…試しにドアを開けてみる。
「開けっ放し………」
不用心だなと思いつつ、中を覗くが中は不気味に小さな明かりがあるだけで真っ暗だ。
「ちぃ~っす……あり?……」
覚えがあるフォース…
「アーシアのフォースか…?後は…誰だ?」
覚えがない、ってか多分知らない…
後は……
「…………"死"…?」
腰に付けたライトセイバーを握る。
「すいませーん……」
知らない体を装って中に入る。
スー、コー、、
『いいか?戦いの中で不意打ちは基本中の基本だ。隙があればすぐ攻撃しろ。
ただし敵に絶対隙を見せたりするなよ。まぁ、それか自分で隙を見せ攻撃して来たところをつぶすのも戦略の一つだ』
スー、コー、、
親父がそう言ってたことを思い出す。
自分から隙を見せ潰せたら潰す。簡単な原理だ。
たとえ、アーシアがやっていたとしても殺れる…大丈夫だ…
覚悟を決めて少し開いたドアを覗く、血が垂れている。
「…………っ」
息を呑む、流石に人間の死体を見るのはキツイ。
鉄の匂いが漂って来た時点で息を止めた。
「……悪い人はお仕置きよって……」
ソファーの方から声が聞こえる。
「聖なる人の言葉を…借りてみましたぁ…」
イラッ
ビシュゥゥゥゥ…
「へ?」
「ていっ」
バシュゥゥ!!
(イラついたから)顔を見た瞬間ライトセイバーの電源を付け切りかけた。
ソファーが真っ二つに割れる。中を見て、いないことを確認する。とりあえずアーシアじゃなかった。
「ちっ…」
咄嗟に逃げたらしい、目の前の細ったい白い悪魔(笑)を睨みつける。
「大人しくしてろよ、じゃねぇとお前の肉……綺麗にそげねぇだろうが…」
「いやいや、おまっ…可愛い顔していくら何でも好戦的すぎない?」
「お前に言われたって嬉しくないわ、戯けい」
バシュッ!!
「ッチ…」
また避けられた。くそ、未熟だな俺も…
二回も敵に避けられたなんて親父と義姉が知ったらただじゃ置かないだろうなぁ…
「こうなったら…仕方ねェ!!」
目の前の変な人が胸ポケットに何か隠してるらしい。胸ポケットに手を入れると筒と銃を取り出した。
へぇ、まぁ無手でこんな奴が死体の山作るのは難しいから当然っちゃ当然か…
「切る前に聞かせろよ。なんでこの人たちを殺した?」
「あ?…決まってるでしょ。悪魔に頼るなんて人として終わっている証拠ッ、
エンドですよッ、エンドッ
だぁ~かぁ~ら♡殺して上げたんです☆
クソ悪魔とクソに魅入られたクソどもを殺すのが俺の役目、
あぁらぁ?仕事熱心で感心しちゃうわぁww」
「ほう、下衆の上に脳無しと来たらもう怖いもん無しだな。」
「悪魔に言われたって痛くもかゆくも無いですわぁw…てか、その剣…お前教会の者じゃねぇ―のになんでそれ持ってるん…?まぁ良いや、丁度使い過ぎ(意味深)で壊れかけてたんだよねぇ…
殺して☆奪ってやるよ♡」
ブシャァァァ…
片手の筒みたいな奴が光り出し、白い光は次第に剣を構成していく…
「…光の剣……だがジェダイじゃない…」
「ジェダイ?…ああ、神話の人間でそんな名前の奴ら居たなァ…
ますます妙な悪魔だァ…悪魔のくせに神話の生き物の名前を出すなんてッ!」
「……っ!?」
――バシュッ
咄嗟に剣先を避ける…
次の瞬間、足に銃……はまだ撃ってない……
あれ?撃たれた感覚が残る。
感覚と現実にズレがあるのか?
「バキュンッ!」
やっとか……俺はフォースで身体強化を図り飛び上がった。
銃弾は足の間を通り、地面に付した。
「あれれぇ?なんでだろ…?なんでだろう?
俺ちゃんと撃ったよね?なんで避けたられたかなぁ?」
「そりゃあ、お前の弾丸が遅かっただけだろうが…」
「弾丸が遅い…?んな馬鹿なぁ…」
何を言っている?
「あんなバランス力もクソも無い状態で銃を避けるなんて普通出来やしないのぉ、わぁかぁるぅ?」
そんな事を言った後、少し考えるそぶりを見せる…切っていい?切っていい?
「んんんっ??…さっきお前俺の事をジェダイかって言ったよなぁ?」
「だから…なんだよ…?」
俺は奴に向かい、ライトセイバーを向けた。
それを奴は見据えてニヤリと笑う。
「まさかぁ……そいつは本物の……」
何考えてんだコイツ…考えが纏まってねえから上手く伝わってこない。
「くくくっ……アハハハハハハハハハッ!!!」
「………?」
いきなり笑い出した奴に動揺を禁じ得ない。
何が嬉しいのかとか何が可笑しいのか…
「愉悦、歓喜、悲劇っ!!まさか、まさか、まさかっ!!あの伝説の騎士様が!!悪魔になってるなんてェ!!」
「…伝説…だと?」
聴いてない、いや、聞いたことが無い。
「嗚呼、今まで信じてこなかったけど!主よ!!これが俺ちゃんが今までやって来たことに対する褒美ですか!!??サンキュー!!」
「何言ってんだ、こいつ…?」
狂ってんのか歪んでるのか分からん…まぁとりま切ればいいか、もしかしたらその理由が中から出てくるかもしれないし…
「ッしゃ!!じゃあやるz……」
「キャァ!!!!!!」
「…あ?」
金色の髪…白いブーケ…
「…………アーシア……」
「おやおやぁ~?お知り合いですか?助手のア~シアたん。
結界は……張り終わったのかなぁ~?」
不味い…あの反応は…知らなかったのか…
(やべっ一緒に切るつもりだった…)、だとしたらかなり趣味悪い職場だ事……
「………こ、これは…?」
声にならない声で奴に問う。
「あ~~、そっかそっか~君はビギナーでしたなぁ、こぉ~れぇ~がっ、俺ちゃんたちの
どうどう?あれなんか作るの結構苦労したんだよぉ~大腸ってさ柔らかいじゃない?だから直ぐ千切れちゃってさぁ~
大変だったなァ~」
奴が指を指す方向を見る。
壁に3、4人の首が並んでいて。大腸に釘を刺して首を支えているようだ。
うわぁ…趣味悪って思ってたけど、あれ元の家主の趣味とかじゃなかったんだ…まぁ、血とか骨とか見えてるからそりゃあそっか、
「…そ、、、そんな…………」
落ち込んでいる。
「……イッセーさん!?」
絶望したように俺を見る。
「……ど、どうしてあなたが」
そう問われて少し考える。
「……うん、まぁ、コイツを止めに?」
「嘘つけっ!!」
「いや、あながち嘘じゃない、玄関位からはそのつもりで居た。」
「はっっ、何を言うか悪魔がっ!!」
奴は光剣を俺に向ける。
「、、、あ、、く、、ま、、、、?」
アーシアは呟く。
裏切ってしまったか、、、辛いものだな。
「あれれれぇ?…ア~シアたん、、、ま、さ、かぁ、、、"知らなかったんですかぁ?"」
「……ぁぁ………」
「あ~あ、残念だけどア~シアたん、悪魔と人間はぁ~~~相容れませ~ん。ましてや俺ちゃんたちはぁ~堕天使様のご加護なしではぁぁ~生きてはいけない…半端物ですからなァ…」
「堕天使だと…?」
あれか?親父が爆破させてたあれ…
「さ、て、と、、、ちょちょいとお仕事片付けますかね。まぁ、楽しませてよ?ジェダイ兼悪魔ちゃん…?」
奴は俺に向けて剣を突き立てる。
しかし、アーシアの前で殺しなんて気がひけるな…なんて考えていると
「待って下さい!!」
俺の前に立つアーシア。
「フリード神父様!お願いです!どうか!どうかこの方をお見逃しを!!」
「ん〜、チミ〜?今自分が、何をやってるか…お、わ、か、り?」
「例え悪魔だとしても!イッセーさんは良い人です!それに…こんな事主がお許しになる筈ありません!」
「…ンフフッ、、良いねぇ、悪魔と聖女の恋…♡絵になるねぇ…」
「それじゃあ!!」
「ですが…ダメです…」
「…え?」
「ダメです!!
ダメなんです!おかしい!!誤っている!!誤立っている!!
創作と現実は違うのだよ…アーシアたん…あ、ここ創作だろってツッコミはダメだよ」
すると次はアーシアに剣を突き立てた。
「まあ、異端者には粛清しなきゃねぇ〜」
ほう仲間しかも女に剣を立てるか。
うん、死刑。
ズシャァァァァァ!!
アーシアに向けて振るおうとした腕を切り落とす。
ボトッと嫌な音が聞こえた。
「あぁぁぁぁぁぁぁぉ!!!」
「っしゃぁ!!右腕ゲットぉ!!」
やっとの戦果に喜びを表す。
いや、ダメか…もっと冷静にいかなきゃ…あの神父擬きと同じになる…
「ぎ、、、ぎざま"ぁァァァァァ!!」
「言ってたろ?悪い人はお仕置きよって…例えどんな理由があろうとも…可憐な乙女を傷付けたら男失格なんだよ。ほれ、ち○こ出せ。切り取って一緒に飾ってやるから」
うん、可憐な乙女だったらな。
「貴様ぁぁ!!俺っちにこんな事してタダで済むと思ってんのか!!??」
「まぁ、思ってるけど…何か?」
「イヒヒヒ!!此処はもう堕天使ちゃん達に知られてんだよお!!」
天井に魔法陣か?穴が現れる。
多分…あれを相手にするのは今の俺では無理だ。昨日の戦いのせいで先輩たちの助けは見込めない…
それに堕天使に俺が生きてるのがバレたら大変だし…
「……よし、……逃げるか…アーシア!!」
「…え?」
「一緒に来るか?」
「え、あ。は、はい…っ!?」
「い」が言い切らない所で抱き上げフォースで身体強化をして走り出す。いきなりの事で驚いたらしくブーケが飛んでいった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「……っ、あれ…?」
目を開けた瞬間別の場所に着いていた。
「ん、あ、ようこそ!兵藤家へ!」
イッセーさんは笑ってそんなふうに紹介をしてくれる。少し安心の念が出てくる…
と、次の瞬間、
ガシャンッッ!!!
と何か割れた音が鳴った。
『え?あ、ちょっとまって!!それ私のスターファイターのフィギュア!!あ、それは!!』
「もう!!こんな物邪魔になるだけです!!捨ててきなさい!!」
『な、何を言うんだ!!これ超絶レア物でもう宇宙のどこにも手に入んないんだぞ!?私の権限を使ってやっと一個ゲット出来たんだからぁ!!』
「ならもっとやり方あるでしょう!!なんでこんなところに置いておくのですか!?」
『い、嫌だって仕方がないじゃないか…場所が無いし…』
「場所がないなら買ってくるなぁぁぁ!!」
「に、賑やかですね…」
「ま、まぁね。」
ちょっと、不安になった。