ダースベイダーな父を持つと苦労する。   作:マッキーガイア

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次回は少し遅れるかもしれません。


14話:マスター

朝、今日も親父に駆り出されフォースの鍛錬に勤しむ。

 

 

意識を集中させてフォースを感じたり、テレキネシスで石を持ち上げたり、目が見えないヘルメットを被ってドロイドのビームを練習用の短いライトセイバーで受け取ったりそんな感じの修行だ。

親父曰く俺の実力はジェダイが繁栄していた時の5歳以下の幼いパダワンにも負けるという。義姉さんにも「正直、ジェダイになる前の私の方が強かったわ」らしい。つまりめっちゃ弱い。だからこうやって子供向けの修行を淡々とこなしていくわけだが…

 

「……さ、流石に疲れた……」

 

俺はへばっていた…

なんなのジェダイ?子供用でこれ?じゃあ大人になったら死ぬんじゃない?

身体が追い付かないどころか引きずり回され摺りつぶされる様なイメージだ。そんな風に休憩をはさみながらこなしていくと親父はふと公園の時計を見る。

 

『む、時間か。ルーク、今日は終わりだ。』

 

時計を見る、6時半…朝ごはんの時間だ。

親父の最近の楽しみは母さんのご飯だけだ。たしかに美味しいのもそうだけど、大きな理由としては母さんを溺愛しているからだろう。だから母さんのご飯を食べる為ならどんな苦労も惜しまない。

……本当にいい夫婦だよ。

 

「ああ、わかった……」

 

集めていたフォースを分散させる。

 

『お前もちょっとずつ強くなってきた…多分パダワン(2歳)だったら余裕余裕』

 

「一桁台で喜ぶとでも?……むしろ、虚しくなるわ」

 

そんな風に親父に励まさられながら家路に着く。

ジェダイになるつもりは無い。けど先輩たちの足を引っ張らないくらいには強くなりたい。そんな思いでやってるせいか…俺はまだフォースを知れていない。

 

 

☆☆☆

 

家に帰り、食卓をみんなで囲む。

ご飯を食べながら少し違和感を感じた。

 

「あれ?母さんこの味付け…」

 

そこまで言うと母さんは嬉しそうに言う。

 

「気付いた?今日はねアーシアちゃんが手伝ってくれたのよ~」

 

そう言うと母さんはアーシアちゃんの頭をなでる。

 

「い、いえ、殆ど義母様がやっていただきましたし…」

 

「おほほほ、お母さまなんておほほほ」

 

……なんだろう、何故か昨日初めて会ってから母さんがアーシアに異様に甘い。確かに義姉の時も甘いなァなんて思ったけどその非じゃないほどに甘い。義母様と呼ばせている当たりひっでぇななんて思いながら味噌汁を啜った。

 

「薄っ……」

 

「そこ、うるさい」

 

義姉よ何度やったら分かるんだ塩もうちょっと入れろって……料理下手な訳じゃないんだからさ、

 

「あ、そう言えば…イッセー貴方今日暇だったわよね?」

 

母さんがそう呟く

 

「ん、まぁ、暇だけど」

 

味噌汁を啜いながらそう答える。

 

「じゃあ、貴方アーシアちゃんにこの町を案内しなさい。これから色々大変そうだし。」

 

『え、あれ…?パドメそれってデーt…』

 

「アナキンは黙ってて…で?行くの?」

 

なんか胸倉を掴まれそうな勢いで迫られる。ったく何だってんだ…

 

「まぁ、大変そうってのは事実だし…アーシアもそれでいいか?」

 

「え?あ、はい!イッセーさんがそう言うのでしたら!」

 

そう言うと母さんは一万円を俺に手渡す。

 

「え?」

 

「餞別よ…」

 

 

 

『え、それ私のスターファイター売ったお金……』

 

 

 

親父の言葉だけが空を摺った。

 

 

☆☆☆

 

はるか遠い星の果て、

森の中に一人の老人が足元の緑色の肌の老兵と相対していた。すると老人は足を折る。

 

「マスター・ヨーダ、お久しぶりです。」

 

「マスター・ケノービか…2年振りくらいかのう…」

 

一人の老人が頭を上げお辞儀した。

その姿をすこし見るとヨーダは呟いた

 

「お前は少し、フォースを試し過ぎじゃ…たった二年でそこまで変り果てようとは…」

 

「おっしゃる通りです」

 

「時間を戻そうというのは愚か者がする事じゃ…」

 

そう言うと杖を地面につつく。

 

「マスター・ヨーダ……レイア姫の事です…」

 

「皆まで言うな…分かっておる。わしは行けん……」

 

「……何故です?」

 

「うぬ、、、わしはもうこの森から抜け出すことが出来ん…わしは見る事しかできんのじゃ…」

 

「…見る……ですか…」

 

「お前の事もよう見える…

…スカイウォーカーがまだ惜しいか…」

 

「…っ、まだそんな風に見えますか…私もある程度歳は取ったつもりだったのですが…」

 

「あやつは帰還せんよ。

…ライトサイドにも………ダークサイドにも…」

 

「………ダークサイドにも…?」

 

「うぬ、彼奴の心はもう離れておる……もはや誰よりも人間らしい人間と言うべきか……

皮肉よの、誰よりも人を殺してきた者が誰よりも人らしいのじゃから…」

 

 

それを聴くと、オビ=ワンはひたすら地面を見つめていた。歪んだその顔は悲しそうにも嬉しそうにも見えた。

 

 

暫くして、ヨーダは飛び立つジェットを見ていた。オビ=ワンが乗ったジェットだ。

次第にそれは飛行機雲を造りながら空を掛けていく幾らはまだ青々しさを残して、

 

ワープが終わって数刻たったころ、ふとヨーダは何か引っかかりを感じる。

 

 

 

「……あやつ、あの様子ではまだ知らんか……」

 

 

 

 

 

ゆったりと空に背を向けた。

 

 

「…ルーク・スカイウォーカー……か…」

 

 




文字数が2018…か、僕が二次創作を描き始めた歳だなぁ…なぁ〜んて
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