明けましておめでとうございます。
彼の名はダースベイダー、兵藤一誠の父である。
彼は未だかつて無いほど絶望していた。もはやダークサイドに堕ちた時の様な絶望感などそこらに落ちている石ほどどうでもいい事だと思うほどに絶望していた。
この身体のりょうあしが切り落とされ麻酔なしでサイボーグ化された時よりも(心が)痛んでいた。
まず、最初に言っておくと彼はかなりの飛行機マニアである。
シスの暗黒卿という立場を利用して他の星の宇宙船を全てコレクションにしてしまい、挙げ句の果てには自軍のTIEファイターの全てを無断で改造してしまう程にマニアである。
そして敵軍のXウィングでさえもあのフォルムが気に入りすぎて、皇帝に直々にXウィングへの人権を認めさせたほどの飛行機馬鹿である。
そんな彼が絶望している理由、もはや分からないわけが有るまい。
『NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!』
それはパドメが死んだばりの叫び声を出しながら。泣いていた。
破壊されていく医療用ドロイドたちが目に浮かぶ
そう、自家用TIEファイターとTIEアドヴァンストが破壊されたのだ。
そりゃあもう尽く、残虐的に、無慈悲で、狡猾で、非情で、残酷に……破壊された。
犯人は分かってる……パドメだ。
今朝からメンテナンス装置(エピソード5に出てくるアレ)やTIEファイター達について揉めていたのが原因だろう。
まさか夫婦喧嘩の末にこんな悲劇が起こるのだったらデススター(ビーム撃てないお)か、スターデストロイアー(名前だけの非武装)にでも片付けておくんだった。
スー、コー
『TIEファイター……TIEアドヴァンスト……お前たちの事は忘れない…永遠にだ……』
スー、コー
敬礼をする。
今は亡き我が友よ。安らかに…
「……親父、何やってるんだ?」
燃え上がるTIEファイターの隣に息子が一人ぽつんと立っていた。
スー、コー
『おお、ルーク帰って来たのか。母さんがご飯ができてるって言ってたぞ。』
「ルークじゃないし…ってルークって誰だよ?ところであのガラクタは何?」
スー、コー
『ガラクタでは無い……TIEファイターとTIEアドヴァンストだ………』
「たい……?専門用語使うなよ、わからなくなるだろ…」
スー、コー
『つまり宇宙用の戦闘機だ…』
「…あんた、かなり無茶苦茶言ってるの気付いてる?」
そうしていると何か一誠からフォースの痕跡を感じる。回路に何かを通した様なひびの様な果てしなく微かな物だが明らかにそれは。
スー、コー
『お前……今日フォースを使ったな?…それもつい先程』
「……っ」
息が詰まる声にならない声。
スー、コー
『通りで……普通なら1年かける修行を一日で済ませられる筈がないと思ったんだ。お前は日常的にその力を使っていたのか、その様子だと無意識的に』
すると、一誠は言う。
「赤いんだよ、」
スー、コー
『赤?』
「アンタもさ……赤いって事はそれは悪って事なんだろ?」
スー、コー
『………………』
「やっぱりあんたも……『オビワンか…』え?」
スー、コー
『お前の師匠はオビ=ワン・ケノービかと聞いている』
「…………違う、生まれつきだ。」
スー、コー
『そうか、ならいい。……ちなみに言っておくが私はダークサイドの人間だ。お前が見ているのは心ではなくフォースであって他人の善悪を決める物では無い。ただライトサイドかダークサイドか…それだけを見ているに過ぎない。』
「そうか…じゃあ『ただ…』」
スー、コー
『お前の身を案じて言うが…………ダークサイドには気をつけろ。信じるとろくな事にならない。後時折、ダークサイドだと隠しているものもいるからな。基本信じない方がいい』
そう言って私は一誠から離れた。
あの子には少し考える時間が必要なのかも知れない。
☆☆☆
兵藤一誠は迷っていた。
今日初めて彼女が出来た。天野夕麻と言う少女……正直一目惚れだった。
だけどあれは明らかな黒、、、割り切っていたんだがな……少し辛い。
何を考えてるかとか何が狙いだとかそう言うのはまだ一向に分かんないけど、分かるんだ、なんとなく…
「……はぁ、、どうすっかなぁ……デート」
そんなことよりデートが先決だった。
この小説の方向性
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ギャグ、明らかにギャグ
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シリアス、めっちゃ死にます。
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交互に、ある程度死にます。
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ランダム、ランダムです。