ダースベイダーな父を持つと苦労する。   作:マッキーガイア

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今日は、自分の駄文具合がよく分かる回でした。まぁる。


6話:真っ赤に染まる。

スー、コー、、、、

 

 

スー、コー、、、、

 

 

電気的な呼吸音が頭に響いた。周りはもう茜色に染まっている。

 

真っ赤だ。

 

手に張り付いた。何かを見た。

それは身体から出ている。川の様に流れて、噴水の近くにある排水溝に落ちていく様を眺める。真っ赤で、真っ赤で、真っ赤で、視線の全てが真っ赤に染まり出した頃に、聞こえた。

 

 

ーーー貴方ね、私を呼んだのは…

 

 

嗚呼、、、真っ赤だ。

 

言葉にならない位に真っ赤に染まったその夢に俺は手を伸ばす。

 

 

ーーーへぇ、面白い事になってるじゃない

 

 

意識が遠のいていく。

夢なんじゃないかって言う位苦しい時間、

 

 

ーーーどうせ死ぬなら、いいわ。

 

 

伸ばした手は少しずつぐらついていき、ピシャリと真っ赤な川に落ちていく。

まるでスローモーションの様に、ゆっくり、ゆっくりと…

 

 

 

ーーー拾ってあげる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

ーーーーーーー起きないと、殺します。』

 

 

 

冷や汗をかき、目を覚ました。

 

意識を取り戻しつつ

ピピピピと電子音を聞く。

チェーンソー音と同時にそう流れてくるそれを聞いて、目覚まし時計を見る。

 

 

 

「……くそっ…コイツのせいで嫌な夢、見ちまった…」

 

 

 

とりあえず、目の前の目覚まし時計の画面の中にいる包帯ぐるぐる巻きヤンデレもどきに呟いた。

全部コイツが悪ければどれだけ楽だったか…

 

 

 

ーーーふぅん、ねぇアンタ」

 

 

え?と少し声にだして隣を見た。

赤く染まった肌に白と青が交互に流れる髪の様な物を肩に掛けた少女がいた。そう言えば昨日、親父が言っていた義姉って人か…たしか名前は…

 

「ああ、私の名前はアソーカ、アソーカ・タノよ。しばらくの間よろしく。」

 

「よ、よろしく?」

 

手を伸ばしてきたので咄嗟にその手を掴んだ。

 

「貴方、アナキンの息子なんでしょ?」

 

アナキン…たしか親父のもう一つの名前だ。母さんはよく親父をそう呼んでいる。

 

「え、あ、ああ、そうだけど?」

 

そう言うとアソーカは目を細くし俺を見た。

 

「見た目的には10代後半ね。そうなると…ずっと隠してたんだ…貴方のこと…まぁ、ジェダイ評議会は貴方の存在を認めないでしょうし、当然と言っちゃあ当然か…」

 

いきなり一人語りをはじめる彼女にあけんとする。

 

「ああ、ごめんね?アナキンが私を指導してくれていた時には貴方が居たって考えると自然と考え深くてね。」

 

「は、はぁ…」

 

「あ、そうだ。朝ごはんだってさ、早く行こ。」

 

アソーカに手を引っ張られドアを出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆

 

 

 

 

 

「…はぁ?お前に彼女ぉ?」

 

 

 

元浜がそうため息混じりに呟いた。

松田も居るがあまり興味無さげだ。

 

「お前らも、夕麻ちゃんの事覚えてないのか?」

 

「誰なんだよ、夕麻ちゃんって…いいか何度でも言うぞ、俺はお前に彼女を紹介された覚えはないし、お前に彼女とか…ありぃえなぃ」

 

そう言い切る元浜

 

どういう事だろうか、親父も含めみんな夕麻ちゃんの事を覚えていないという。それにメアドも写真も消えていた。

古来から神隠しと言う現象をよく聞くがまるでその類のものにそっくりだ。

 

「消えた少女か……ん?」

 

 

とっさに何か感じ階段の上を見上げた。

 

 

「り、リアス先輩だ」

 

 

誰かが言った

 

すると松田も元浜もが階段を見上げた。

 

「お、リアス先輩」

 

「マジ?」

 

「いつ見ても素敵」

 

黄色い声援が校舎を彩る。

 

 

 

「…………真っ赤だ。」

 

 

 

 

俺はそう呟く。あれ…?夢でこれを見た覚えがある。

たしか…

 

ーーーねぇ、一誠くん。

 

 

 

 

 

 

 

ーーー初デートの記念にお願い一つ聞いてくれないかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うグッっっっ!!!!???」

 

 

腹中に大きな穴が空いた様に感じた。一気にお腹の物が口から出ようとしている。

手で押さえた。

 

 

 

 

 

 

 

ーーー死んで。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……大丈夫か?イッセー?」

 

 

松田の声で咄嗟に意識を取り戻した。

 

「い、いや、大丈夫だ。」

 

近づく松田を手で押さえる。

 

「大丈夫って……お前顔真っ青だぞ?」

 

「ほ、本当に大丈夫なんだ…ちょっと腹痛いだけで、」

 

「変なもんでも食ったんじゃねーか?」

 

そんな風に話していると、風に靡かされる紅い髪が目の前を過ぎる。

 

 

 

あ、今チラッと此方を見て笑って居た気がする。

 

 

 

いや、勘違いか…

 

 

 

 

★☆★☆★☆★☆★☆

 

 

 

 

 

 

 

「新しい下僕を作った様ですね。リアス」

 

 

ゆったりと少女は言った。

 

「ええ、死ぬ寸前だったから。少し…ね?」

 

ふふ、と笑い椅子に座りチェス板を見た。

嗚呼、ここね。

駒に触れる、

 

「チェックメイトよ、」

 

スッと駒を置いた。

これを作った本人はあらぁ〜と呟いた

 

「簡単なプロブレムだったわね、」

 

立ち上がり。シャワーを浴びようと服を脱ぎはじめる。

 

「そういえばあの件…最近街に出没する黒い覆面の男…何者なのでしょうか」

 

「…ダース・ヴェイダーと…彼はそう名乗ったそうね。それに彼が使うというフォースだったかしら?安直な名前だと思うけど……多分…」

 

「神器(セイクリッド・ギア)……」

 

 

そう考えた方が妥当か、結論に至る。

 

「それにしても、強力よね。敵か味方か位ははっきりしておきたいわ」

 

着ていた服を近くの椅子に投げ捨てた。

 

 

 

「まぁ、敵だとしたら………容赦はしない。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




やられ役って大事だと思うの
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