ある日、僕は学校の掲示板を見て驚きを隠せないでいた。
『生徒会長再選挙』
何でこんなタイミングでこんなことが起きてるんだ?
すると姉さんから、メッセージが入り、事の張本人に会いに行くのであった。
「三船‼どういうつもりだ‼」
「いきなり入ってきて、大声を出さないでくれませんか。夢咲くん」
小柄の少女、三船栞子。今回の事の張本人だ
「お前が生徒会長になったら、同好会を廃部にするって、どういうつもりだと聞いてるんだ‼」
「必要ないからです」
きっぱりそう告げる三船。必要がないだと…………
「同好会はイベントでの入選をしている。つもり成果を上げているのに潰すのはおかしいだろ」
「それでもです」
普段は真面目なやつなのに、何で今回に限ってこんなことを…………
「用はそれだけですか?では私は選挙の準備があるので」
三船はそう言って、生徒会室から出ていった。僕はやるべきことは…………
そう考えていると放送で僕は呼び出された。
「と言うわけで、なるべくせつ菜ちゃんをサポートしていくつもりだけど、響は」
「僕は…………」
家で姉さんと話をしていた。せつ菜のサポートは…………
「悪いけど、今回は協力できない」
「どうしてよ‼」
「どうしても協力はできない」
「同好会が廃部になってもいいの?」
「良くは…………ない。しずくの大好きな場所を奪わせるつもりはないし、それにせつ菜の大好きは否定させない」
「でも選挙には協力できないと…………」
「うん」
姉さんを見つめた。姉さんは僕の目を見て下さいため息をついた。
「本気みたいね。その目は…………わかった。あんたはあんたで頑張りなさい」
「うん、それと…………これはもしもの時のことだけど…………」
「何?」
もしもの時の事を告げ、その際に起こるであろう事を告げた。姉さんはあきれた顔をした。
「私はあんたの姉。そんなことはしないわよ、それにみんなもね」
「そうかな?」
「明日、しずくちゃんに聞いてみなさい。多分同じことを言うし、味方になるわよ」
次の日の演劇部の練習。その休憩にしずくに昨日の話をした。
「あの、そんなこと気にしないでください。私はどんなあなたでも好きでいますから」
笑顔でそう告げるしずく。本当にいい彼女だよ
「それじゃそっちは任せたよ。しずく」
「はい」
さて僕は僕なりに頑張るか。
生徒会室で調べ事を始める僕。まずは生徒会長の権限を調べた。
「部員数とそれなりの成果があるなら、大丈夫だな。後は三船がどれくらいかだな。まぁ、それでも…………」
「それでも何ですか?」
急に声をかけられ、振り向くとそこには三船がいた。
「選挙で忙しくないのか?」
「忙しいですよ。貴方は中川生徒会長の手伝いをしないのですか?」
「僕は別のことで忙しいからな。それに…………」
せつ菜の事を考えれば、あいつは生徒会長という役職に縛られてはいけない。
「まぁ、頑張れ」
「…………そう言えば選挙管理委員会は貴方と神北くんのはずですが、今回の代表は誰ですか?挨拶をしておきたいのですが」
「代表は忙しいみたいだから、僕から伝えておくよ」
「そうですか」
三船はそう言って出ていった。さて、まずは先生陣を説得して、後は…………これも配布しないとな