龍の国 日本 作:揚物
以前ムーで起きた技術流出事件。
この事件を徹底的に調べ上げたところ、同時期にスクラップとして廃棄されたはずの製造機械も一緒に流れ、レイフォルではマリンには劣るものの初期の複葉機が作られていた。この時がレイフォルの絶頂期であったともいえる。
ムーに並ぶ時が近いと大々的に発表し、すでに生産配備されたものがレイフォルの上空を舞うなど最新鋭の戦力として国民に知らしめていた。
つまりムーから姿を消した技術者はレイフォルに居ると言う事になるのだが、すでにムーでは第二世代ジェット戦闘機の全域配備とまでは行かないものの、首都など重要地域には配備が始まっていた。それ以外の地域でも隼が主力であり、複葉機ではもはや相手になるはずもない。
マリンはすでに旧式であり地方軍からも引退が始まっている。運用されているのは初期訓練用や極々小さい基地のみ。もはやムーはレイフォルを相手として見ていなかった。それよりも迫りくる危機への準備をするためにアルーや空洞山脈周辺では建設ラッシュが続いていた。
第二文明圏 ムー大陸
ムーの航空技術者が発展した技術を使用し、自ら産みだしたD21、性能は高くないものの決して悪くもない。固定脚は構造にも余裕があるので悪路でも離着陸が可能であり、布製で軽量なため滑走路も短く済む。隼とは異なりエンジンも信頼性重視で精密に調整された燃料である必要もない。
レイフォルではそのような事を知らず、ワイバーンロードから複葉機へ主力を改変するため産業を改変し、大量生産と共に空港の整備を始めていた。
そして情報は少ないものの鉄製の軍船建造まで始まっている。物的に流出したのは確かに複葉機程度であるが、知識を知る技術者そのものが離反したことで、軍事面が主流であるがレイフォルは急速に発展し始めていた。
「我々はパーパルディア皇国を越え、第三列強のエモール王国さえも超えるのだ。その為にはムーと並び立つ力をムーから奪わなければならない」
レイフォルの皇帝は第一列強となる夢を見る。
しかしグラ・バルカス帝国に敵うわけもなく、パガンダ王国は現在グラ・バルカス帝国の艦隊により攻撃を受け壊滅。
レイフォルでは戦列艦に竜母にワイバーンロードを集め、パガンダ王国を滅ぼした相手に報復を行うため準備を進めていた。
列強でなければ対応できない大艦隊、そして編成されたばかりの複葉機さえも加え、絶対の自信をもって迎撃が可能であると考え、故にレイフォルではすでに戦勝式とパガンダ再制圧のための準備を進めていた。
日本
戦車と言えばドイツであり、日本の最新鋭戦車も大いに参考にしているし、レオパルドのライセンス生産までしている。
戦車の始まりはイギリス、唯一の空挺戦車を日本国内で製造し、新型空挺戦車の開発が進んでいる。
現在の戦車の形の基本を作ったのはフランス、しかし日本国内においてフランス系戦車はない。
ドイツとイギリスの兵器企業が戦車の実績を上げる中で、フランスの兵器会社は日本国内で様々な広報活動をし、開催した発表会では様々な人々を集めては必要性を訴えた。しかし問題が発生、そもそも有名な戦車がないのだ。
ドイツは良くも悪くもティーガーやマウスなどがあり、さらに戦後はレオパルドシリーズなど極めて知られている。
イギリスは戦車の始まりで、一旦遅れたとはいえ独自のチョバム・アーマーをもつチャレンジャーシリーズがあるし、その複合装甲技術は秀でている。
だがフランスは大戦中に有名な戦車はなく、戦後もルクレール以外はさほど名は知れていない。
ただ、ごく一部の層から猛烈な押しがあり、ARL44の要望と共に予算が集められ製造が決定された。塗装の指定まではあったが、さすがに製造されていない90mm砲は不可能で、ロイヤルオールドナンス製105mmを採用する。
暗黒大陸
マラストラスは魔王を失い、魔王軍を失い、自暴自棄になっていた。その命を捧げ、邪竜の復活を考えはじめ邪龍復活を目指し火山に向かい始めた。
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(,゚Д゚) 短いですが切りの問題でここまで
/ つ目 夕食か寝る前にはもう一話逝っときます
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