龍の国 日本   作:揚物

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41.水龍・電磁機兵器・光学兵器・想定相手

 浮島の周辺では水龍が出没しており、長いこと注意をしていたのだが、まるでイルカのように人懐っこく、それどころか言葉が通じる事が多かった。

 彼らは水龍と呼ばれ、人の営みや争いに興味はないそうだ。

 形や大きさこそ異なるが、生態はシャチのようなものではないかと考えられ、使役した例がないのなら契約をしてはどうかと議論がなされた。

 海洋に探査等をするにも、彼らの縄張りであり争いになっては大変だと、交渉を試み、彼らは知性が高く、蛸型海魔と引き換えにチョコを混ぜた飼料を、定期的に等価交換。またこちらから何かを頼む場合も、チョコ飼料を対価とすると取り決めに成功した。

 

 彼らはとても理解力も記憶力も高く、水中に沈んでいる遺跡がないかと尋ねたところ、複数の沈んでいた魔帝の遺跡が発見され、水没していたものの見たことのない人型兵装と船を発見することができた。

 水龍の協力を得ながら空気注入や穴をふさぐなどしてサルベージに成功し、戦艦と思われる船舶を現在輸送中である。

 

 

 

 大和・長門の改装は順調に進行、現在最終段階として、電磁加速砲塔の搭載が行われていた。

 戦艦という大きなペイロードを利用し、魔帝が持つという大陸間弾道コア魔法を迎撃する為、開発と搭載が進められている。

 一方で、魔帝が多数の誘導弾を搭載している可能性を考慮し、戦術高エネルギーレーザー (Tactical High-Energy Laser、THEL)の搭載も行われている。

 全てが最重要軍事機密であり、伊勢・金剛については、従来のイージス巡洋艦と同じシステムが搭載された。

 いつでも出航が可能であり、グラ・バルカス帝国に対して準備は整えられつつあった。

 

 

 

 90式も現在改良中であり、レオパルドを参考に、ラインメタル社およびロイヤル・オードナンス社の協力得た。

・砲塔の大型化

・ラインメタル 120 mm L55

・完全油圧サスペンション化

・隔離装甲の追加

・C4I完全対応

・スラット・アーマーの追加

 対魔帝として改良を進めているが、肝心な想定兵装が不明なため、出来うる限りの改良に留まる。

 そもそも伝承にある人型ロボットらしき存在、その装甲及び火力が分からない限り改良の程度が不明。

 それこそガン〇ムなのかガン〇リフォンなのかアー〇ードコアなのかパト〇イバーなのか、性能に差があり過ぎて予測がたてられていなかった。

 過去の伝承や発掘した遺跡の情報を解析しているのだが、それらしき残骸や情報が見つかっていなかった。

 水龍族の話でもそれらしい巨大人型兵器の残骸を海中でも見たことがないという。




あれこれと横道にそれたり、キワモノ兵器で時間を稼ぎましたが、
グラ・バルカス帝国に対する外交方法をようやく思いつきましたので、
通常に戻ります。
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