龍の国 日本   作:揚物

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1.1629年 生存の為に

 再び訪れた世界は龍神様のお言葉から1629年1月とわかる。

 空間神によって作り直された時空間、急ぎ纏められた世界で起きた事の時系列を纏め方針を練る。

1.ロウリア王国は軍備拡張中であり、時間を置けばクワ・トイネとクイラを襲う。

2.パーパルディア皇国は戦争中であり属領を増やしている最中。終息後は世界に対して行動を起こしかねない。

3.ラヴァーナル帝国の転移に引きずられ、現れたグラ・バルカス帝国もまだ出現していない。しかし転移後は世界に宣戦布告を行う。

4.アニュンリール皇国は魔帝出現の準備をしている事だろう。ヘイスカネンに魔王復活の工作と面倒な事が多い。

 

 

 ラヴァーナル帝国を仕留めるには大陸間弾道弾と攻撃衛星で全て片が付く。予算と時間だけで解決は可能だ。

 今回日本はこの世界で技術を磨き上げ、他の世界でも生きていかなければならない。

 目的は戦争ではなく生存する方法を会得する事。各国へのかかわりは最低限に済ませ、国力を徹底的に増強し、他の世界に移った時の準備をしなければならない。

 この世界よりもはるかに過酷で、劣悪な環境である地球、それと同等以上の世界である可能性に対して、あらゆることに備えなければならない。日本人が、在住外国人が生き残るために。

 

1.多角的再生エネルギーの開発

2.核融合技術の開発

3.再生資源の開発

4.科学的魔法の研究開発

 

 大規模な軍備拡張、攻撃衛星の再配備、GPS等衛星の打ち上げ、魔法研究、何もかもが国の総力を挙げて行われる。

 誰もが平和な生活を望むために。

 それ故にこの世界における方針を決定した。

 

1.パーパルディア皇国は早期に対処し、そもそも戦争をさせず、国家を二分し相対させる

そもそもフィルアデス大陸の住民は覇権主義なところがあり、全ての住民を平和的思想にするには時間がかかりすぎる。

2.グラ・バルカス帝国に関してはムーとミリシアルに対処させるが、前もって技術支援を行う

ミシリアルには後述のアニュンリールの技術を取り込ませ発展させる

ムー国は冷戦初期程度まで技術移転するための閉鎖都市を建設する

3.アニュンリールについては即刻日本が対応し、戦力を壊滅させ、のちの処理はミリシアルに任せる

古代兵器基地及び主力軍基地を壊滅させ、あらかじめ日本が戦力を奪っておく

4.魔王への対処はムーに任せる

アニュンリール皇国の工作員が復活させたが、爆弾で城ごと吹き飛ばすことで対処する。もし生き残っていたとしても、エスペラント王国との合流の為、グラメウス大陸の南部森林は焼き払う

5.エスペラント王国に関してはミリシアルとムーに任せる

邪龍については休火山ごと消滅させておく

6.日本の国外軍事行動は極力無人兵器に任せる

人的被害を出すわけにも行かず、戦場となりえる地域は無人機を主力とする

 

 第一次行動として、アニュンリール皇国攻撃の為、準備が進められていく中、外交団がミリシアル帝国へと向け出発していった。

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