超次元ゲイムネプテューヌ 〜ブルーハートの多忙な一日〜 作:テアイチ
「女神様!?」
「あなたは下がってて!」
「は…はい!」
パープルハートに言われ咄嗟に少年は後ろに下がる。少年の安全を確保したパープルハートは剣を持ちドラゴンに向けて構える。
「女神の力見せてあげるわ!」
「ギャォォォォン!」
「遅い!はあっ!」
ドラゴンの尻尾攻撃をスラリと交わしてカウンター攻撃を行う、今の動きだけでも凄いのに更に華麗に戦う姿は凛々しい。
「す…すげぇ〜…」
『ギャォォォォン!』
「そこぅ!」
鋭い一撃でドラゴンの尻尾を真っ二つに切り倒す、ドラゴンは余りの痛さに更に凶暴化する。
「ギャォォォォォォォォン!!」
「やばい!かなり怒り狂っている」
「私ははこの程度で負けたりしないわ!」
パープルハートは一度後ろに下がって片手で権を持ちドラゴンへ向ける、するとドラゴンのいる方へ走り出す。
「はぁぁぁ!クロスコンビネーション!!」
剣をドラゴンへ左右に素早く数回に切り刻み、そして片手で持った剣で簡単にドラゴンを宙に飛ばし、腕を大きく振りかざし思いっきり剣でドラゴンを地面へ叩きつける。
「やったか?」
『ギャァォォォン……』
ドラゴンは疲れ切ったようでバタンと倒れ落ち、さっき倒したスラ犬同様ドットの様な砂嵐が起こり跡形もなく消えた。
「ふぅ…疲れたわ、あなたは大丈夫?」
「おかげさまで助かりました…え~っと…」
「、プラネテューヌの女神パープルハートよ、でもどうしてあなたがこの様な所にいるの?ここは危険地帯のはずだけど?」
(道に迷って気がついたらこんなところに来ていたとは言えない…上手くごまかそう)
「エンシェントドラゴンが発生してると聞いて討伐に来ていまして偶然ここで遭遇して今に至ります。」
「本当かしら?私が来た時には既にあなたはかなりビビッていた様に見えたけど…」
「そんなことないですよー」
「そう…ところであなたの名前は?」
「タイチです!」
「覚えておくわ、私は次の仕事があるから失礼するわ」
そう言うとパープルハートはその場から飛んで空の彼方へ消えていった
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「あっ、お姉ちゃん!こっち!」
「女神様~こちらです!」
地上から自慢の妹ネプギアが近衛兵と共に手を振っているのに気づき、パープルハートはその場へと降下して地面に足をつけると同時に変身を解き人間の姿であるネプテュ―ヌになる。
「はぁ~もう疲れたーネプギアさっさと帰ろー」
「そうだね♪他のクエストは私が終わらせたから、大丈夫だよ!」
「流石ネプギア!我が妹!」
何も言わずに己の仕事を全うするネプギアには感心する、思わず抱きしめたくなる。
姉妹でイチャイチャしているところにネプテュ―ヌの通信機の所へ連絡が入る。
「誰から?」
「いーすんからだ」
「こちらイストワールです、そのようだともう既にクエストは完了しているようですね?」
連絡している相手はプラネテューヌの教祖イストワールである。
「もちろんだよ!とっくに倒しちゃった!」
「他のクエストはどうですか?」
「それは私が終わらせました!」
「ネプギアさんが?流石ですね」
想像以上の働きにイストワールも大層満足の様だ、通信機越えからでもでもわかる。こんなに満足しているのは久しぶりである。つい昨日まで仕事しろ仕事しろうるさかったのに偉い違いだ。
「んじゃあ今から帰るからー」
「はいお気をつけて」
通信機を切りネプテュ―ヌ、ネプギアは移動用の車に乗って帰路についた。
「今日はクエスト頑張ったし、いーすんさん機嫌がいいね」
「だからだから!今日は夜までゲーム三昧だよ!」
「やりすぎてまた怒らせたらいけないよ」
「わかってるわかってる!早く帰ろー!」
二人で仲良く話しながら二人を乗せた車は、プラネテューヌへと向かった。
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「おークエストを終わらせてきたか?」
「はい!これでよろしいですか?」
ここはプラネテューヌのギルド商会、タイチは先ほど終わらせクリアしたスラ犬5体の討伐の依頼書をギルドの受付の男に渡した。
「5体討伐中25体討伐、スラ犬ゼリー10個…初めてにしては上出来じゃないか!ほら報酬の250Zだ」
クエスト報酬で受付の男からZを貰う。今回のクエストは初心者向けなので報酬は少ないが、上級者向けになるとまた報酬の量は違う、一つのクエストで一週間食っていけるほどだ。
「少し多いようですが…?」
「な~に、お前さんの初クエストクリアのお祝いさ受け取ってくれ。」
「ありがとうございます!」
少し弾んでもらいギルドを後にしたタイチは食料を買いに近くの市場に向かったがその途中、通信機を落とした事に気づく。
「やば!通信機を落としちゃった!どこで落としちゃったっけ?あれがないと最悪弁償だ~」
ここまでパニックになっているのは、ギルドから借りている為もし亡くした場合だと貴重品の為弁償代がバカみたいに高いことと、ペナルティーとして数か月のクエスト参加の禁止という今のタイチにとって絶体絶命のピンチの状態になっている。
「あ~どこで落としたっけ~」
タイチは今日の出来事を振り返り落としてそうな場面を思い出だす。すると一つの答えへとたどり着いた、それはお昼のクエスト最中のエンシェントドラゴンの時に落とした事に気が付いた。
「あ!あの時か~そういえば何か落とした感触はあったなー、やばいな取りに行かなきゃ!でも夜のダンジョンは危険だよなーでも行かなくちゃ!」
やはり生活できないことはタイチにとっては死活問題なので夜暗い中タイチは一人で夜のダンジョンへと向かった。
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「は~何処にあるんだよ~確かここで戦ってたはずなんだけどな?」
町から歩いて1時間ほどでダンジョンに着くがあいにくダンジョンは広くエンシェントドラゴンと戦った場所は入り口から更に30分ほどかけてここへ来た。その証拠にすぐそばにパープルハートが切りつけたエンシェントドラゴンの尻尾がある。
「この辺かな?あ!あった!!こんなところに」
創作から数十分ようやく通信機を見つけた、何とか通信機を見つけれた事もあってかタイチは安堵しその場に据え割り込む。
「ふ~何とかなったな、ん?」
(聞こえますか?そこのあなた)
「誰だ?」
座ってゆっくりしていると謎の声が聞こえる、よくよく耳を澄ますと女の子の声だ
(そこにいるんでしょ?こっちに来てください!)
「どこだよー?」
(こちらです!!)
声が聞こえる方を見ると人一人がやっと入れそうな洞窟が見える、恐る恐る近づいていくと洞窟の中から青く光り輝く何かが見える。
「あの光ってるところに行けばいいんだな?」
(そうです!そこです!その洞窟の中です!!)
女の子に導かれ洞窟の中に入ろうとするが思ったより狭い、かがみながら進んでいくとそこには青く光り輝くクリスタルが浮かんでいた。
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