キャラブレッブレですね、申し訳ないです。
あ、感想とか書いてくれるとモチベになります!
前に投稿したの読み返したから戦闘が分かり難すぎなので書き直しました。
MCが告げる…
「第五試合!夢追翔VS星川サラ。間も無くスタートです!」
激闘の4回戦を超え、会場の熱気は収まることを知らず、次のショーを待ちわびていた。
コロシアムに最初に登場したのは、金髪ポニーテールの少女。
星川サラ。
星に願う者…
その輝きは配信を見ている人間を魅了する。
星に魅せられた人間はその美しさに逆らうことができない。
少女は宙を見上げ、ポツリと呟く。
「私…まだ配信でも一番になれてない…だから先ずはここで一番にならなきゃ…生きなきゃ…」
少女と言えど、一ライバー。
この場に半端な覚悟できたものなど1人もない。
皆、自らの欲望、生死、リスナーの想い…
全てを背負ってここにいる。誰だって、負けられない。
11万人以上の人々が自分のことを待っていると言う事実だけが彼女を突き動かす。
一方でゆっくりと、しっかりと地面を踏み締め現れたのは…
「夢追翔」
シンガーソングライター。
肩書きはそれだけでいい。
無駄な物は要らない、彼に必要な物は自らの歌声と音色だけ。
彼はその二つだけでのし上がってきた。
容姿でも、トークでも、芸でも無い。
自らの得意なジャンルで押して押して、押してまくる。
それが彼のスタイルであり、ベストパフォーマンス。
…MCが声高らかに宣言する。
「第五試合、夢追翔VS星川サラ。スタートです!。」
声を合図に両者がバックジャンプで距離を取る。
星川は空を見上げて、にんまりと笑う。
アイドルらしい、愛嬌のある笑顔…
「パパ、私夢があるんだ…だから私に勝たせてよ。」
透き通った声、星がまだ輝く空に響き渡る…
次の瞬間。
「かはっ…」
星川の細く、軽い体は地面から離れていた。
その体と地面との間に居るのは夢追翔。
彼はその拳を星川の腹に入れ続ける。
いわゆる腹パンである。
星川の体を宙に浮かせたまま夢追が口を開く。
「すまないけど星川さん…今はまだ僕の人生にとっての
そう言った夢追は星川の体から拳を抜き、回し蹴りで吹き飛ばす。
星川の軽い体は宙を舞い、地面に擦れ埃を舞わせながら減速する。
肌は擦れた傷によって所々から出血し、腹を苦しそうに抑えながら立ち上がる。
その姿勢を見て、何も賭けず、ヤジを投げるだけの傍観者たちは熱くなる。
「おっけ…分かった…
夢追さんがそう言うことなら私もそうする。」
そう言った星川の足元からまるで深淵の様な闇が広がる。
「
声に呼応する様に地面に広がる闇の中に星が現れ何かを形作る…
「なんだこれ…こんなの見たことないぞ…」
夢追は動揺する、広がる闇に、星川が作り出す光に…
「射手座、サジタリウス!」
星座の名を宣言した瞬間、闇の中、星の輝きが作り出した弓が星川の元に。
「これが私の力。星に願い、信じる事で得る輝き。」
対峙する夢追を見据え、弓を構える星川。
「へぇ、ゼウスの加護を受けた者の弓か。」
夢追は先ほどの動揺などなかった様に冷静に分析する。
「余裕そうだけど、夢追さん…悪いけど容赦なくいくから。簡単に死なないでよね。」
必殺の第一射。
星川が撃ち出す矢は通常の物より格段に早く、肉眼で捕らえられたとしても反応する事は不可能…
なはずだった…
夢追の体を貫くはずだったその矢は対象を目前として時が止まった様に停止した後、地面に落ちた…
「な、なんで…サジタリウスが撃ち出す矢になんで反応できるの…」
星川は自らの攻撃で相手が沈まず、それどころかかすり傷すら付いていないことに驚愕し、動揺した。
その動揺に対し、畳み掛ける様に夢追が口を開く。
「
夢追はそう淡々と説明する。
そして、マイクを構え…
「次は、僕の番だ…
…
夢追が声を発した瞬間に彼を中心に人間がよろめく程度の衝撃が広がる。
「何これ、何の…影響も…ない…?
なにこれ、とんだ拍子抜けなんだけど。夢追さん、流さないから。」
夢追は動じず、マイクを構えたまま星川を見据え続ける。
(計画通りだよ、星川さん。)
そんな水面下で迫る驚異を知らぬ星川の元には先ほどと同じ夜空のような闇が広がる。
「星戦術…ペルセウス座。ペルセウス!」
星座名、ペルセウス。神話の通り、星川が手にしたのは一振りの剣、
「夢追さん‼︎行くよ‼︎‼︎」
星川は地面を蹴り、夢追に対して距離を詰める。
そしてペルセウスの剣の間合いに夢追を捕らえ、剣を振り下ろさんとする瞬間だった。
「音の翼-ワタリドリ。爆ぜろ、星川さん。」
刃が届こうとするその先の…夢追の背中には白銀の翼。
夢追は宙に浮き、その翼の羽一つ一つが星川に向けられた刃。
星川に向かって飛来する100を超える羽。
「こんなもので倒せるとでも?全部撃ち落とす!」
「ワタリドリの効力は僕に空を駆けるための羽を与えると同時に、
最強の矛を与えるんだよ。
そう、このワタリドリの羽ばたきが起こす事象は強力な
ペルセウスの刃が触れた瞬間、爆ぜるワタリドリの羽。
それは連鎖的に爆発を起こし、瞬く間に少女は炎に包まれた。
煙が晴れ、その中に倒れる少女。
全身からは血が流れ、皮膚は焼け、爆発音によって鼓膜が破裂し、音も聞こえない…
「ま…まだ…負けてない…」
満身創痍を少女はなおも立ち上がり、光を探す。
「獅子座…レオ…」
足元の闇から
その獅子は衣となりて星川に憑く。金色の毛皮を纏い、少女は再びペルセウスの刃を掴む。
ペルセウスの刃が呼応するかのように光り輝く。
「さぁ、2ndラウンドよ…夢追さん…」
先程まで満身創痍だった彼女は、再びその心に闘志を燃やす。
吐血しても、自らの体の中がズタボロでも、諦めない…そんなアイドルとしての…ライバーとしての姿を見せた彼女に会場は沸く。
「夢追さんが最強の矛を扱うって言うなら…レオは最強の矛と美しさを併せ持つ、究極の矛。」
その様な一連の流れを眺めていた夢追は、目を煌めかせながら言う。
「凄いよ!流石はアイドルだ。あの状況から立ち上がり、尚も諦めず、むしろ会場の空気を一変させて僕をアウェーに追い込むとは…
素晴らしい…
……
………
…………でもね…」
地面を蹴り、星川は仕掛ける。獅子の衣によって強化された身体能力で一気に距離を詰める。
「距離を開けたら羽の餌食になる。だったら詰めて押して攻撃するのみよ。」
地面を駆け、宙を舞い、金色の光を纏う少女は刀を手に羽ばたく夢追を追う。
「
夢追は焦る様子もなく、冷静にただそう呟く。
星川の行手に見えない壁が発生するが…
「邪魔!ペルセウス!」
ペルセウスの刃と獅子の衣を用いることで音の壁を突き破った。
「へぇ、すごいね星川さん。喜びなよ、輝いてるよ、今。」
「これで決める!」
星川は剣を構え、大振りの構えで夢追に刃を向ける。
だが…その刃は宙に浮く夢追に届…かなかった。
星川は地面に堕ちた。わけもわからず…
まるで太陽に近づき過ぎたものの様に。
「ガハッっ。」
叩き落とされた星川に対して夢追は距離を詰め、見下ろしながら語る。
四肢の骨が左腕を除いて折れ、満足に動くことすらままならない少女に近付きながら。
「これが
音の壁に触れた物を爆ぜさせる力。
今回の場合はペルセウスで突き破った、音の壁さ。」
「ふふ…」
「何がおかしい?」
この場面で笑い始めた星川に対し、困惑の色を示す夢追。
コロシアムの誰もが思った。負けを悟ったからおかしくなったのだと…
否!
アイドルを目指し、ひたむきに努力してきた者にそのようなことはありえない。
目を輝かせる星川。
「やっと必中距離に来てくれた!」
そう言って掲げるのは左腕に握ったペルセウスの刃。
「星戦術、ペルセウス
そういうと、先程星川の足元に広がっていた闇が空に出現していた。
次の瞬間、闇の中から現れる無数のペルセウスの刃。
(勝った!私の…勝ち!)
勝利を確信した星川。
コロシアムの観客、MC、皆が驚いていた。
夢追たった一人を除いて。
「爆ぜろ…」
そう夢追が呟いた時、ペルセウスの刃達は空中で塵となった。
「な…なんで…ペルセウスが…効かない…」
驚愕し、絶望する星川を他所に夢追は倒れる少女に近づき首に両手をかける。
「観客を味方につけた程度で勝てるわけないだろ?所詮最後に頼れるのは自分なんだから。」
人の良さそうな笑顔で少女の首を締める。
「わだじは…ぼしみだいに、皆んなを照らせる…かがやぐアイドルにぃ…なりだがっだ…」
少女は苦しみながらも思いの丈を告げる。
「ふふっ、無理だよ。それは。星川さんは今から消えるんだからさ。
でも良かったよ、星川さんの夢が叶いそうだ。だって…………今から本物の星になれるんだからさ。」
少女は眼を見開き、首に掛かっている手を解こうとする。
「いや…だ…じ…にだ…ぐ…ない…」
目元に涙が浮かび、頬を伝う。
ヒュー…ヒュー…
息の漏れる音…
次第に力が抜けて、目から光が消えてゆく…
そんな冷たくなった少女を見て、夢追は満足げな笑みを浮かべ、コロシアムから退出する。
「勝者!夢追翔!!」
能力は星川サラさんは星座に準ずる武具、能力を手に入れる力です。
これ説明無いと何やってるかさっぱりですね。