WTクランによる帝国を勝利に導く物語~核抑止とは?~(本編完結)   作:紅茶

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 帝国では海軍は影が薄いです。ですがそれも仕方ないことです。ただ描写していなかっただけですから。今回は海軍にスポットが…当たってると良いなぁ…












今回も精神的BLタグ回収です。


キィエール

1924年1月23日 帝国海軍キィエール軍港 

 

 この日は帝国海軍初の超大型通常動力空母の進水式であった。

 

 名をグラーフ・ツェッペリン級航空母艦2番艦K・エリザベートである。*1

 

 今回の進水式には皇帝たるエリザベートちゃんは参加しており、皇帝の付き添いとしてエリザベートちゃんの娘で次期皇帝のクリスティアネ・フォン・クロイツフェルンが参加していた。

 そして意外なところで言うと帝国空軍や陸軍もある一定数参加していた。空軍は実は空母を作る際に海軍から協力を受けたために、空軍の開発の最高責任者が参加した。

 

 

 

 

 グラーフ・ツェッペリンが作られる経緯を説明しよう。

 

 帝国が当時仮想敵国としていたルーシー連邦およびフランソワ共和国との戦闘において、海軍は自国の沿岸防衛を主とすることが想定されており、大西洋の奥にまで出撃し、敵地へ攻撃することは想定されていなかった事である。

 要は沿岸防備海軍である。

 

 このような想定であれば、航空戦力は陸上基地からの航空戦力で十分だと考えられていた。

 何しろ世界の空軍力の中でもトップクラスの強さを誇る帝国空軍がいるのだから。

 

 しかし当時はまだ空母という艦種の有用性が確立されていなかったので、戦艦の建造を優先するべきとの考えもあった。

 当時はまさに大艦巨砲主義の全盛期であった。

 

 しかし、仮想敵のフランソワ共和国とアルビオン連合王国が急接近すると、帝国海軍は北大西洋上における連合王国海軍との戦闘を本格的に想定する必要に駆られた。

 しかし連合王国との戦艦数は劣っており、連合王国との海軍との戦力差については、今まで海軍の方針であった沿岸海軍のツケを支払う事となる。

 

 すると戦艦を新たに作るか?いや並大抵の数を揃えなければ連合王国には対抗出来ない。

 そんな事は帝国でさえ難しかった。

 なぜなら空軍や陸軍の分配予算的に厳しかったからである。

 

 効果的に敵の主力艦を一方的に屠れる事が出来ないか。

 一番最初に考えたのは長い射程を持つ戦艦を作ることであった。

 1908年当時、射撃管制装置付きレーダー(FCS)が実用化間近であり、効果的に仮想敵艦に命中弾を浴びせる事ができるかに思えた。

 

 しかし此処である問題が浮上する。

 射撃管制装置付きレーダーの捕捉距離が水平線が在ることによって、21500メートルしか無かったからである。

 地球は丸く(諸説あり)*2その関係上水平線がレーダーの見通し距離の妨げになり、見通し距離はどれだけレーダー高いところに置くかによって決まる。

 ただ、艦橋を高くして、天辺にFCSレーダーをのっけると言っても限度があるし、試しに長大な射程を持つ420mm口径の主砲を試作した。

 そうすると41000メートル程の射程に達したが、その主砲に見合うだけの装甲を配して設計すると基準が8万トン級になるとの事であった。

 それに目を剥いた海軍上層部はさすがにこのような戦艦を作れる予算が海軍には無いとして、ワンランク下げた406mm級の戦艦建造を命じた。

 それらは連合王国が持つ16inch砲艦に対抗するためだけの物であったが、帝国での最新のモノを詰め込んだといっても過言では無かった。

 

 406mm50口径3連装砲3基9門(主砲射程39000メートル)を有する戦艦で、基準排水量4万9000トン最大排水量5万8000トン、索敵レーダー及び対空捜索レーダー、射撃管制装置付きレーダー等の最新技術を盛り込み、艦級はエリザベートの前の皇帝の名を冠したビスマルク級として登場した。

 ビスマルク級は1番艦ビスマルク、2番艦ティルピッツとして1910年に登場。

 

 先進的なデザインは当時の各国海軍関係者の度肝を抜き、当時の考えられる性能を想定し、連合王国はいち早く対抗艦を設計、建造した。

 但しその当時の技術では帝国が10年、20年先を行っているのを忘れていたのか、本物より過小評価をし建造したために連合王国海軍に取って良くない結果を産んでしまう。

 

 

 

 

 帝国が新型戦艦を作るに当たり、民間に新たな新型戦艦を作る事自体は公表していたので連合王国に帝国が新たな戦艦を建造している事を知られる。

 更に、対抗艦を作られると戦艦の数の差は埋める事ができなくなってしまっていた。

 

 最終的に海軍は連合王国との戦艦との数との差を埋めるための何かの『バランスブレイカー』を欲して、帝国3軍の参謀や当時丁度帝国のトップになった皇帝エリザベートちゃん(23)が参加する統合作戦本部に議題として提出する。

 

 そうすると、エリザベートちゃんがあっさりと答え出した。

 

「船にうちの最強の戦闘攻撃機Ta152を載っけて戦艦へ攻撃すれば良いじゃない。」と。

 

 1902年のある時、ルーシー連邦が秋津洲の裏庭である朝鮮とシナの北東を侵攻したために鳳翔と龍驤が出撃、対地上における航空作戦を展開したことは知っているが、船に乗せた航空機が船を沈めれないという当時の常識ともいえるような固定観念にとらわれていた海軍上層部は半信半疑ながらも船を第2の航空基地として運用可能かを研究を指示する。

 

 しばらくすると、空軍から

「うちのTa152、船にのっけられる設計になってますよ。ついでにその専用の艦種のモックアップも作ってありますよ」

 と連絡が来た。

 

 

 海軍は良く分からないまま、空軍技術局に赴き説明受け・・・やっぱりよくわからない。

 

 取りあえず海軍の作戦参謀にその特別な艦種『航空母艦』とやらをどの様にして敵艦隊を本艦隊に被害を出さずにすり潰せるか。

 その研究をさせてみると、滅茶苦茶上手く行きそうだった。

 

 下手に長大で射程の作るだけでもコストがバカ高い戦艦を作るよりもローコストで、敵艦隊を絶対に主砲が届かない位置より一方的に攻撃が出来ることが分かった。

 そして、海軍の優秀な参謀が既存の帝国陸軍の戦術である電撃戦や機動防御を参考に立案した戦術が『機動艦隊理論』であった。

 

 大量の航空機積む空母を中核にする。

 そして周りに潜水艦を警戒する駆逐艦、そして防空艦を配置それぞれ数隻配置する。

 万が一の為に並みの戦艦であるならば戦艦並みの主砲射程と圧倒的な装填速度でねじ伏せることができる巡洋艦を2隻配置。

 

 そして敵が想定していないあらゆる場所から航空機による奇襲または強襲を行い敵撃破を狙うと言う物だった。

 

 それで空母の有用性を検証したいが作らないと始まらない為に取りあえずつくろうと言うことになった。

 

 取りあえずモックアップを作り、載っける予定のTa152を設計した空軍に共同設計を依頼したところあっさりOKが貰える。

 設計は空軍側に転生者であり現在技術者であった人物が居たお陰で3年と言う短い期間で終わる。

 

 

 そして1914年、計画建艦『プラン1925』が発動される。

 内容は1914年より建造がスタートし、最終的に1925年までに計画されるすべての艦が実戦投入されるという内容である。

 

 予定されている艦は、グラーフ・ツェッペリン級航空母艦の3隻を筆頭に、戦艦を屠れる程の性能を持たせたヒンデンブルク級重巡洋艦を7隻、防空巡洋艦プリンツオイゲン級防空巡洋艦を12隻、Z52型艦隊駆逐艦を24隻、艦隊に追随出来る高速給油艦や補給艦なども建造される大建造計画である。

 

 

 そして同時期に19世紀の遺物であった旧式戦艦の計10隻を記念艦やスクラップにして古くて手の掛かり古いせいで異常に金が掛かっていた戦艦を退役させて浮いたお金と少々増加した建造の為の臨時予算で建造する。

 そしてついでに旧式戦艦に乗っていた乗員を新しく建造した船たちの乗員にしたりした。

 

 

 

 

 

 

 これらが帝国で空母が作られた経緯である。

 

 

 連合王国は帝国が何かを建造してると聞き探りを入れるが、防諜によって弾かれ、唯一手に入った情報が搭載機20機ほどの9000トンクラスの軽空母を実験的に作るという事だけであった。

 当時空母の有用性はそれなりに理解はされていたが、対艦攻撃をするほどとは思っておらず、協商連合と連合王国は実験的に航空機を船に乗せたりして対地などの足が遅いものを対象に運用したりしていた。

 確かに船に航空機を載せるというのは何かと便利そうではあったので、とりあえず作っていたのがフューリアス級航空母艦、グローリアス級航空母艦、イーグル級航空母艦であった。それぞれ戦艦や巡洋艦の船体などを流用したり改造したりしていたので新造より安く済むこともあった。

 

 極東の島国の秋津洲でも鳳翔が19世紀末には竣工されており、赤城や加賀も大震災が起きて被災した戦艦の船体より改造し最新鋭空母として登場していた。

 日本に当たる秋津洲ではルーシー社会主義連邦と領土をめぐり小競り合いをしていた。

 1902年のある時、ルーシー連邦が秋津洲の裏庭である朝鮮とシナの北東を侵攻したために鳳翔と龍驤が出撃、対地上における航空作戦を展開したことが、わざわざ戦艦を空母に改装した赤城と加賀という2隻の空母が誕生しそして、航空母艦が意外と便利だという事を世界の各国が知り連合王国や共和国、合州国などの空母建造に密接に関係していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 グラーフ・ツェッペリンを代表とする主力艦はこれより進水ラッシュを迎える。1923年の12月よりおおよそ1ヶ月事に各航空母艦3隻と重航空巡洋艦6隻が進水を行う予定である。(因みに、その事実が拡大解釈され、月刊空母と言われもしたが、8隻程度なのでこの世界のアメリカが行った『月刊空母』のインパクトは無い)

 

 

 

 グラーフ・ツェッペリン級の2番艦の進水式は無事に終わった。

 進水式には将官クラスの人物が殆どで、例外に佐官クラスも居たが、エリザベートの長女で軍大学を3年前に卒業したクリスティアネ・フォン・クロイツフェルン空軍少佐であることくらいだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 進水式に参加していた将官の中に、とある人物も参加していた。

 

 フランツ・フォン・ツィーエ空軍技術局長(空軍少将)である。

 

 ひとまず、本日の大きな予定が終わった彼は迎えの公用車に乗る事30分ほど。

 最寄り駅まで来た後、6時間ほど汽車に揺られて帝国の中央まで来れた。

 

 その後はまた公用車が迎えに来たのでそれで30分揺られて勤め先の帝国空軍技術局に舞い戻ってきた。

 

 

 警備兵に自身のIDカードを見せて局長室に戻り、壁に掛けてある時計を見ると4時35分を示していた。終業時間は17:30であるので一時間ほど仕事をする事ができるだろう。

 

 ライヒの民族性は勤勉であり、わずかでも時間があれば仕事をするワーカーホリックじみた民族である。

 

 

 

 

 カリカリカリと金属のペン先が奏でる音が響き、自身に来ていた書類を認可し、または非認可をしたり…という書類作業をこなし早数時間。

 

「む…」

 

 そろそろ目が疲れてきて目筋をもんでさりげなく窓の外を見ると暗くなっていた。

 さすがに時間が心配であるので懐にあった懐中時計を見るとすでに19時半を回っていた。

 

 

 さすがにこの時間まで仕事をしているとなると妻が心配すると思われるのでここらで切り上げて帰るとしようか…

 荷物をまとめて、我が家に帰る準備をする。

 

 

「あ、お疲れ様です。」

 警備兵が私に敬礼をして見送る。

 

 暗い道を街灯が照らし、少々寒い風が吹く。

 思わず体を縮めて歩いてしまうが仕方のないことだろう。

 

 家は徒歩15分という以外と近くにある。

 高級軍人が多く住んでいる街に妻と私、そして3女と4女の娘の4人暮らしである。1人目の娘は軍人になったが結婚して寿退役となり、予備役に。2人目の娘は現在軍大学に通っていて寮生活。3人目はいまだに13歳であるので飛び級すらしたものの高等教育中、そして4人目の娘は10歳で中等教育中である。

 

 

 この帝国では現在の日本で言う皆保険制度ほどのものではないものの、医療が充実して貧しくても戸籍さえあれば3割程度の負担で帝国最先端医療を受けられることができる。

 …妻は35歳だが、子供を産めるのはおよそ38歳までと言われているので、そろそろもう一人欲しくなったので腰を据えて腹を膨らませようと思うのだ。

 

 ただ、妻はさすがに勘弁して頂戴というのだがなぜだろうか?

 

 

 

 

 

 とりあえず家の玄関についたのでドアの鍵を開け中に入るとパタパタと小走りの音が聞こえてきた。

「お帰りなさい、あなた。」

 

 妻のレナだ。

 4人の娘を産んでいるが、それを感じさせないほどで、昔は少女であったが今では女として習熟したなぁと感じる次第である。

 まぁ4人も子供ができたのは、レナに若い時分に偶然見つけた服屋で買ったスカートが異常に短いメイド服であったり、相当生地が薄いネグリジェを着せてみてはハッスルし、頼んで頼み込んで土下座までして休日の朝に裸エプロンをしてもらって我慢できずにそのまま…

 とまぁ若い頃はいろいろ若くハッスルしまくっていたが。

 

 さすがに年であるためさすがに恥ずかしがる妻にそういう事を頼むのは一か月に一回か2か月に1回と決めている。

 

 

 だが、今妻のレナがしている帝国空軍のブラウスの上に黄緑のエプロンをかけている姿はどうだ!…正直エモい。 

…あとで襲うか。

 

「ご飯にします?お風呂にします?」

 

「お前で…」

 

「時間がないのでそれは無いです。」

 

 ぴしゃりと断られてしまった。

 

 

 妻は優秀な技術者で、我が空軍の主力Ta152戦闘攻撃機やG3小銃、MP5短機関銃などの主任設計技師を務めた技術者だった。

 昔は優秀過ぎた部下に嫉妬心を覚えていたくらいだが、いろいろあって結婚して10年もたつ。

 

 今は私が愛すべき妻だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今、私の夫が私が作った手料理を普通に美味しいと言いながら食べている情景を見て、そういえばいつからこの()を好きになり、そして愛してしまうようになってしまうのでしょうか。

 

 私は空軍技術大佐で空軍技術局の航空技術開発部門の長をしています、戸籍上ではレナ・フォン・ツィーエとなっていますが、仕事上はレナ・フォン・ワイスと名乗っております。

 そして、夫フランツ・フォン・ツィーエの妻でもあります。

 

 夫は軍系貴族の6男であります。6男というのは貴族の当主には絶対と言えるほどなれません。

 なので軍大学に通い、自身で生計を立てようとして、軍大学で技術系に進み、技術系軍人になって自身一人で生計を立てるようになったそうです。

 

 

 

 さて、私は前世が男であったために、男の感覚が未だ健在であった14∼16歳は男と結婚するなんて御免だとおもっていたのだが。

 

 契機はエリザベート殿下とカタリナ殿下の結婚だったのだろうか?

 私の今生の親が、私がなぜか普通に親しくしていたエリザベート、カタリナ殿下の結婚を受け、『あなたもそろそろ結婚しなさい。さもないと婚期が遅れるわよ!』と言い放たれた。

 個人的には結婚しなくてもいいかと思っていたけど、そうはいかなかったようで。

 

 

 同じ帝国軍の人間でありながら男の独身で、話も合うように技術系の人物を見繕い、お見合い話を私の知らない間に進めていた。

 両親は確かにかつて徴兵されていたが、それも20年前の話である。

 どうやって見繕ってきたのか知らないが、まぁそれなりのつながりがあったとしか思えない。

 

 

 そして私の両親と先方の両親でトントン拍子に見合い話が進み、見合い当日。

 ここまで育ててくれた両親のため、仕方なく見合いに参加したときにはまぁびっくりした。

 

 なんと私の上司だったからである。

 この時には本当に参った。

 まさか見合い相手が私の上司であったとは…まぁあちらも驚いていたようだが。

 見合いしたときは私は17歳、先方…今の夫は29歳。

 

 ただ、上司と部下の関係ではあったが知らない関係ではなかったので見合い話は受ける事にした。

 その時は婚約であったので、部下と上司という関係に婚約者としての関係が足された時でもあった

 

 

 

 

 

 彼は仕事中は上司と部下の関係で接してはくれましたが、プライベートの時分や、仕事の合間の休憩などになれば私を婚約者として扱うようになりました。

 

 

 いつかは覚えていませんが、上官であり婚約者にもなった上官フランツ・フォン・ツィーエ空軍技術大佐(当時)に呼び出しを受けた私は、目の前で跪かれて婚約指輪を添えて結婚を改めて申し込まれた事は記憶に深くのこっています。

 

 その時、不覚にも彼に思わずファーストキスをプレゼントしてしまいましたが、今はそれについて後悔などしていません。

 むしろして良かったと思います。

 

 その時期には彼と同居もしていましたが、彼にファーストキスをささげてから、彼が『いってらっしゃいのキス』とか『寝る前のキス』やらをねだるようになりました。フランツ、あの時舞い上がって調子に乗ってましたね?

 

 最初は慣れませんでしたが、彼に限定すれば普通にキスをすることができるようになりまして…ちょうどその時私はG3の機構をもとにMP5の設計に携っていました。

 

 

 

 そしてMP5の設計が終わり、帝国海軍と空軍に採用されたことが決まると、家で私の頭を撫でてくれました。

 その時は彼の撫でる上手さにウットリして彼の胸板にほおずりやらなんやらをやってたみたいです。

 

 彼…夫曰く

「これが撫でポっていうんだなぁ…」

とか言ってました。

 

 その時からでしょうか? 

 急速に精神が女性の方に引っ張られて行ったのは。

 

 

 婚約してから、フランツの事をちらちらと意識して、求婚されたときに思わずキスしたりとそれなりに精神の女性化が進行していたと感じるようになりましたが、彼に撫でポで手なずけられてから、彼を自然に好きになり、そろそろ自身の転生前の性別が男であるというような片鱗が若干残っていた時にちょうど結婚式というイベントが起きました。

 

 結婚式は本当にうれしかったという記憶しかありませんでした。

 

 最後にとどめとして結婚式というとどめを刺され、私は彼を愛し、愛される覚悟を決めました。

 その時より、私は女に染まってしまったんだと感じました。

 

 結婚式を挙げた後、二人っきりになりいわゆる初夜というモノを経験しました。

 まぁ、この小説に詳しく書くとR-18になるので初夜については秘密といたしましょう。

 

 初夜を経験し、夫にいろいろとヤラれて一人目の子を産まされ、二人目もすぐに仕込まれ…今考えると私の夫は鬼畜な気がします。

 

 珍しく一週間ほどやめたと思ったら、どこで見つけたかめちゃくちゃスカートが短いメイド服を着させて自分で勝手に欲情して襲われたり、

 頼み込まれて仕方なく日本では新婚夫婦がやりそうな『裸エプロン』を土下座をされてまでやらされて後ろから襲われたり…なんか私の夫は未来に生きてますね。

 

 男の性欲って際限ないんだなぁと思ったけど、結局私はそれに溺れてしまって。

 最終的に娘を4人産まされました。

 

 なんか最近夫がアレなんですが、さすがに戦争中なので私の腹を膨らませるような事はさせないでしょう(慢心)

 

 

 

 

 

 

 

 なんか私のフランツの目が逝ってるんですけど…

「あの、あなた?どうかしました?」

 

「やっぱ我慢できない。」

 

「は?」

 

「一緒に風呂入ろう。どうせ子供2人とも寝てるんだろ?」

 

「そうですけど、さすがにそれはよくない気が…」

 

 私はひょいっと抱えられて風呂場に連れてかれて抱えられたまま脱ぎ脱ぎされて…

 

 

 

 

 

 

 その後、慢心していた自分に嫌気がさしながらも上機嫌に夫に寄り添いながら普通に寝るのでした。

 

 まぁそんな事はたまにあるので慣れてます。

 確か4人目の娘を産んでから10年たっているのですね。

 

 まさか夫は5人目が欲しいのでしょうか?

 

 

 

 

 翌日。

 

 

「勘弁してください…」

 夫に苦情を入れるも

「無理。」

 と即答されました(´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 5か月後、妊娠が発覚しました。…は?

*1
ドイツ語で言う女王、王妃と意味のKöniginを省略し、K・エリザベートとした。帝国海軍正式名称はK・Elisabeth

*2
丸いと言うのもあれば卵型、楕円の回転体だと言うのもある。

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