WTクランによる帝国を勝利に導く物語~核抑止とは?~(本編完結) 作:紅茶
1924年12月
KF-24A/Bの海軍仕様ロールアウト。グラーフツェペリンから機種転換を開始。
1925年1月
連合王国が合州国を通じて講和を模索する動きが発生。
1925年2月14日
連合王国で独立心が高いアイルランドが、帝国の工作で武装蜂起。
1925年2月16日
スコットランドが連合王国へ独立するための独立投票を実施。
1925年2月17日
スコットランドが連合王国から独立することが決定。アイルランドは北アイルランドのみが連合王国の構成国の一部として残る結果となった。それによりIRAによる武装蜂起も沈静化した。
1925年4月
秋津洲の植民地満州において秋津洲軍が怪しい気配を見せたためにルーシー連邦がロシア、ウクライナ、帝国に対してやむなく休戦を提案、一応帝国を筆頭とした3国は了承。
1925年4月27日
ノモンハン事件。先手は秋津洲軍であった。事実上は痛み分けであるが、両国はどちらも勝ちはこちらだと主張。
1925年5月14日
帝国と連合王国が終戦条約を締結、独立したスコットランド、アイルランドとも締結。なおこの際、レンドリース返済にあえぐ連合王国は、アメリカ周辺にある植民地の島や喜望峰、ジブラルタルまでをも手放さざるを得なかった。
ジブラルタルはロシアがちゃっかり購入、喜望峰はアメリカが黙って買った。
1925年6月25日
帝国、ウクライナ、ロシアとルーシーは共同で終戦宣言を発表した。なお、その時のルーシー連邦の書記長は屈辱に歪んでいたと言われている。
1925年7月17日
ルーデル閣下が黄金柏葉・剣・ダイヤモンド付騎士鉄十字章を受賞
1925年7月18日
ターニャデグレチャフなど数名が戦功をあげたとして柏葉・剣・ダイヤモンド付騎士鉄十字章を受賞
1925年10月
合州国大統領ルーズベルトは欧州で起きた比較的大規模な戦争が起きたことで国際連盟という概念を発表
1925年10月14日
帝国皇帝エリザベートがルーズベルトが提唱した国際連盟に対するいくつかの脆弱さを指摘(全会一致ではなく民主主義における多数決の採用、国際的に組織する連盟軍等がないために、その国際的に軍を組織しこれから起こるであろう民族紛争等の介入)改善策を提示。
1926年3月
ルーズベルトの提言をもとに改善案も取り入れ国際連盟が発足した。
初期加盟国
合州国、帝国、スコットランド、アイルランド、連合王国、ロシア、ウクライナ、協商連合、フランソワ等28国
その後、ルーシー、秋津洲も加盟
1926年9月14日
ターニャ、レルゲンと婚約
1926年10月
帝国、ロシア、ウクライナ、協商連合は東ヨーロッパ連合(EEU)を設立。緩やかな経済的結びつきと比較的強固な軍事同盟を意識した連合である。
初期加盟国は先ほどの4か国のみであるが、欧州のほとんどが加盟することとなる。
1927年1月
ルーズベルト大統領急逝。心臓発作。大統領には副大統領のトルーマンが継いだ。
その時期はルーシーが衛星国を増やしていた時期であり、中華民国は秋津洲に亡命、台湾に臨時政府をおいた。
そのこともあり、対共産主義自由主義同盟(ACLA)が発足した。
初期加盟国
帝国、ロシア、ウクライナ、秋津洲、中華民国臨時政府
1927年5月
朝鮮にて秋津洲からの独立運動が激化、独立投票で挑戦が独立。地政学的不利を悟り秋津洲軍は満州より撤退。
1927年9月27日
ターニャとレルゲン、結婚式を挙げる。なお、エリザベートとカタリナは出席こそしなかったものの、一個人として祝辞の電報を送ったとされる
1927年10月
朝鮮民主主義人民共和国、大韓民国が建国。
1927年11月
帝国軍が6.8mm×43㎜弾(通称6.8㎜ルガー)を採用、G3の改造を行う。それに伴い、ロシア、ウクライナに供与されていたG3も帝国の負担で改造された
1928年2月
帝国3軍は6.8㎜ルガーを使用したアサルトライフ、EK-G41を採用。なおロシア、ウクライナは採用を見送るも協商連合は興味を示し、先行の末、次期小銃にて採用された。
EK-G41
使用弾薬6.8㎜ルガー
反動利用式、G3と操作系を似せて作られている。なお、セミ、フル、セーフティを基本とし3点バースト機構を初めて採用した。
1928年2月
合州国陸軍はマッカーサーの事もありM14を採用したが、海兵隊や海軍は帝国が採用したと噂のG41に興味を示す。
1928年2月
ルーシーのカラシニコフ技師がAK-47を完成させ採用した。
1928年4月
帝国陸軍のパンター、ティガー戦車において大改修が行われる。
パンターは新開発で88㎜より軽量でありながら貫徹力のある105㎜L55ライフル砲を、ティーガーは120㎜L44ライフル砲に主砲を換装、エンジンも強化が行われ信頼性のさらなる向上が行われた。
1928年8月
合州国にてレッド・パージ第1弾が行われる。それに伴い、トルーマンドクトリン等が発表された
そして、合州国は対共産主義自由主義同盟(ACLA)に加盟。
事実上、ルーシーとその愉快な仲間たちVS帝国&合衆国の愉快な仲間たちの冷戦に突入。
1928年9月
フランソワ、アイルランド、スコットランドがEEUに加盟。
1928年11月
帝国は新型歩兵戦闘車ファミリー『マルダーシリーズ』を採用。初期は6種であったが、同盟国等に輸出されたため、様々な派生型が発生。
某ユダヤ人の国ではマルダー歩兵戦闘車の車体にアメリカのM26パーシングの砲塔が付けられたキメラも生まれたという。
1929年3月
合衆国が初の原子力爆弾の製造に成功、実験を行った。
1929年5月
帝国皇帝エリザベート暗殺未遂。
政情が不安定なバルカン半島へ外遊の為赴いた際に起きた事件である。この際にエリザベート本人が対処し、犯人を拘束した前代未聞の事件でもあった。
なお、この月は全体的に世界の株価が下がったという。
1929年7月
帝国諜報局長カタリナが皇族の政務として秋月島へ初の外遊。使用された機体は帝国空軍の戦略輸送機EKC-2の帝国政府仕様であった。
なお、その際に帝国最初にして世界最初の空母打撃群が秋津島の横須賀へ入港していた。
1929年9月
合州国海軍が50丁のG41を買うものの、正式採用はなし。同月、合州国3軍は帝国が採用していた7.62×51mm弾を30-06Winchesterら変更した。このときより7.62×51mm弾は7.62mmACRA弾と呼ばれるようになる。
1929年11月
ルーシーが原子力爆弾実験を行った。
1930年5月
帝国、ロシアが原子力爆弾の実験を行った。
1930年6月
合州国海軍が極秘裏に原子力潜水艦ノーチラスの建造を開始
1930年8月から翌年10月
帝国海軍航空隊の戦闘機隊がTa152からEKF-24へと完全に更新された。それに伴い、艦載高高度戦略/戦術偵察機もEKF-24 R-1へと更新された。
それに伴い、グラーフツェペリン級3艦を改装。レーダーを始めとした対空警戒システム、CIC室の配置、蒸気カタパルトの追加であった。
なおこの改装は、欧州に正規空母がいない空白期間を無くすため慎重にかつ大胆に行われた。
1930年10月
帝国陸軍が次期機甲師団の中核を担う主力戦車の開発を開始。ラインメタル120㎜L44ライフル砲とユニット化された870馬力ディーゼルエンジンとそれらに付随する足回りを持ち、鋳造を用いてまで被弾経始が重視された。重装甲でありながら一定以上の機動力を保持していた。弾薬は砲塔後部に集積され、弾薬部に被弾しても上面パネルが吹き飛び弾薬の引火の爆風を逃がす設計としてある。
弾薬数は45発。基本装填は人力だがロシアの要望で自動装てん装置が追加されたレオパルドR1とそれに空間装甲の役割も持つ増加装甲が付与されたレオパルドR2A1 Slatがある。
改良型は多数存在するが、
なお、帝国陸軍がこの戦車を開発するにあたって、ルーシーによる再侵攻を念頭に開発されたもので、泥濘にできるだけ強く且つ正面より敵の突破を防ぐほどの装甲を有していながらもある程度の陣地転換を有する物…という無茶ぶりに答えた物であった。
1932年6月
朝鮮戦争勃発
1932年7月30日
多国籍連合軍を組織、主軸は秋津州軍と、共産を許せない合州国が主軸となった。
1932年8月25日
帝国海軍1個機動艦隊(グラーフツェッペリン級2番艦エリザベート・クロイツフェルン旗艦)を中核とした揚陸艦艦隊を派遣
1932年9月15日
秋津洲陸軍第3歩兵師団第7歩兵師団、および秋津洲戦艦2隻、帝国軍正規空母1隻、米空母4隻を含むJTF7、TF-77などが任川上陸作戦が行われる。なお、帝国軍はその他に第13装甲師団、第8機動歩兵師団が上陸した。
同年9月18日
戦艦ミズーリ、武蔵、ティルピッツ3隻による支援砲撃開始
同年10月3日
帝国陸軍第3中戦車連隊及び合州国陸軍戦車部隊がIS-2と会敵
同年10月17日
Mig-15が現れる。
同年11月10日
合州国、秋津洲、帝国はそれぞれ最新鋭ジェット戦闘機の投入を決定。合州国はF-86、秋津洲は旭光、帝国はEKF-24Aを投入。
同年11月14日
帝国海軍EKF-24戦闘機隊がMIG-17と会敵、世界初のジェット戦闘機同士の戦闘となる。
同年12月7日
帝国空軍EKF-24配備
同年12月14日
合州国空軍F-86配備
その間の展開は史実の朝鮮戦争と展開が似ているため省略
1935年7月
朝鮮戦争、休戦条約発効
その後の歴史は…帝国はエリザベートの死後王国連合へと改称(1965年)
レナ・フォン・ワイス死去(1966年)
カタリナ・フォン・クロイツフェルン死去(1969年)
カリン・フォン・フート死去(1969年)
ルーシーは一度崩壊するも再度復活(2010年)
そして………
2050年某日
帝国を引っ張ってきた人物が各分野の歴史上の人物となって久しい時。
帝国海軍特殊部隊が合州国と共同で核にかかわる任務を遂行中、核のボタンを取引していた場所ごと犯人とテロ組織ごとヘルファイアで爆殺したものの、頑丈なスーツケースに覆われた核のボタンが爆風により吹き飛び、現地の少女の目の前に落ちた。
その少女は好奇心でそのボタンを押したことが核戦争への道となった。
それから先の事を記録したものは…いない。
「ここは?」
「さぁ、分かりかねます、姉さま。」
彼女たちは70以上という年月を共に過ごした姉妹である。簡単に言えばエリザべートとカタリナである。
そんな時彼女の脳内に訳の分からん声が聞こえてきた。
『今その他たちに語り掛けている。私は数多の世界を作りを作り上げた紙…いや間違えた。神である。実は世界を作り過ぎて管理できない、だからちょっと適当にうろついてた魂を引っこ抜いてきたわけなのだ。』
「それで?私たちに何をしろと?」
『私の代わりに世界を見て回って、その世界を管理してほしい。神の視点ではなく、その魂を保有していた時の人間だった時の視点から観て、必要ならば修正を行ってくれ。』
「修正。ならそれがうまくいなかったら?私たちはただの人間、やる事も限られていると思うのだが。」
『ちゃんと考えてある。世界の隅々まで見渡す眼、世界を一部修正または修正がうまく行かなかったときには世界そのものを消す我の権能の一部を借りる程の権利を与えよう。
そして…貴様らには一度最初にとある世界に転生してもらう必要がある。それから先は貴様たちは死ぬことは絶対に許されない。永遠の命と引き換えに死を失うのだ。』
「…私たちに拒否権は?」
『あるわけなかろう、そもそも貴様たちは魂という半物質体、抵抗もできんだろう。』
そう、私達姉妹はまた訳の分からない世界に転生することになった