WTクランによる帝国を勝利に導く物語~核抑止とは?~(本編完結) 作:紅茶
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6億マルクを手にしたカタリナはひとまず先にエリザベートが大体いる参謀本部に赴く。
参謀本部の会議室でゼートゥーアやルーデルドルフとエリザベートは話していると言う。
軍大学を卒業しているカタリナは現役軍人でもある。現在は大佐の階級章を付けている。
ドアを4回ノックし、
「カタリナです。少し宜しいでしょうか?」
「あ、カタリナか、良いぞ。」
「失礼します。」
ドアをあけると視界に入ったのは真ん中の席で資料をパラパラと見ている姉とゼートゥーア大佐達を筆頭とする陸軍の軍服を来た作戦、専務参謀達。そして私が最近陸軍から引っ剥がして作った空軍*1総司令アルベルト・フォン・ゲーリング少将、そして海軍*2総司令ウォルター・フォン・デーニッツ中将が居た。
「カタリナ。何か用が有るのか?」
「ええ。諜報する部署を設置する許可をお祖父様から貰ったので、一応お姉様にも報告を。」
事前にお姉様には諜報戦をする部署を設置したいと話してあった。実際その時お姉様は
「うん、好きにやりな。」
と言っていた。ぶっちゃけ何も考えていないのだろう。
「あぁ、あの話か・・・うん良いんじゃない?」
なんとまぁあっさりと許可を貰った。取りあえず早速設立のために動くとしましょうか・・・
「お待ち下さい、殿k・・・「大佐」大佐・・・」
「で、どうしたのですか?」
「いえ私達は諜報は寡聞にも聞いたことがないのですが。」
「おや、軍人と言うよりむしろ学者、研究者と言われたゼートゥーア大佐が分からないとは・・・貴官にも知らない物があるのですね。」
まぁそれは仕方のないことだろう。我が帝国は初代皇帝が軍を自ら率いて作った国であるのだから、正面戦力*3に固執する傾向がある。
だから非対称戦はあまり知識としては無いだろう。逆に帝国においてその知識が有ったら頭がおかしい。
「なる程、貴官らは諜報を知らないのか。ま、仕方ないことではあるか・・・」
いきなり私の姉が喋りだした。周りの参謀達はビックリしながら一斉に姉の方へ向いた。
皆の注目を浴びながらもその多数の視線を浴びながらも話を続ける。
「諜報は一般的に対立する国・組織間で、相手方の政治・軍事・経済など諸般の情報を合法また非合法の手段によって収集することを指す。
そして表面には出てこない戦いを諜報戦と言う。
私の妹は諜報戦をする諜報機関を作りたいと言っているのだ、参謀諸君。」
「「なる程・・・(全く分からん)」」
因みに軍大学では同期のなかでは私が一番若かった。ゼートゥーア大佐は私より10期上であったのだ。要は私の方が後輩といった感じである。
後の戦務トップに登りつめたゼートゥーアは戦後にこう語った。
「火力信奉、衝撃力重視のきらいがある帝国軍に在籍している以上諜報戦と言う発想は出なかった。殿下達が居なければあの戦争は我が帝国の敗戦で終わっただろう」
と。
とまぁ斯くして姉の許可を得た私は取りあえず財務大臣の所に殴り込みに行って予算(6億マルク)を獲得し、せっせと機関を設置する事に邁進した。
何か姉も姉で空軍のレナ主任設計技師にG3を作らせている事を聴いたが気にしない事にした。
2ヶ月後・・・
取りあえず諜報機関は立て終わった。
対外諜報・諜報活動及び特務工作を担当する事になる。
取りあえずこの帝国の徴兵システムの中に組み込み、階級は帝国の階級システムと同じにした。但し軍ではないが。
外見は整ったが中身は未だに育っていない。よって腰を据えて2年以上育成をしなければ・・・
指揮権は取りあえず皇帝がする事にした。だが現在皇帝たるお祖父様は病床にあり実質お姉様に業務が移っていたので実質お姉様の直轄となる。だけどやっぱり心配だなぁ・・・
カタリナ・フォン・クロイツフェルンは帝国諜報局(通称IGN)創立者であり、初代局長として知られる。
また、カタリナの次代の局長は彼女の娘であり、ほぼ偶然ではあるが、すべて帝国諜報局の局長はすべてカタリナの家系から出ていて、そのすべてが女性でありかつ現役の帝国及び連邦軍人でもあった。
偶然ではあるが局長全員そうなっている為現在の連邦諜報局の伝統みたくなっている。
皇帝である姉を影から支えていたが、カタリナは欧州では別の事で有名である。欧州諸国では、あの連合王国が霞むほど有名な謀略家でもあった。
事実彼女が局長を勤めていた1965年まで、連合王国は情報戦において常に後手に回っていた。
但し、連合王国は公式にはその事を否定している。
カタリナが局長を辞めた後もある程度の勢力を誇り、21世紀現在では合州国の