鳴山白兎は語りたい   作:シュガー&サイコ

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最終回の合間の一日を描く今日この頃。


後日談 ちかナーシング

藤原千花は鳴山白兎のことが好きです。

それは去年の春に彼が入学してきてから。

あるいは、2年前の冬の日にあの兎を見てから。

ずっと好きです。

それこそ、化け物を生み出してしまう位に。

好きで好きで好きで好きで好きで。

でも、それがいけなかった。

それで彼を傷つけてしまった。

彼を人から怪異にしてしまった。

それがどれだけ罪深いことか。

……分かってる。

きっと彼はそんなことは気にしない。

 

『やりたいことをやったことへのツケですし。因果応報。自業自得。だから、別に千花先輩が気にすることじゃないですよ』

 

そう言って、笑い飛ばすでしょう。

そういう風に、他人からの迷惑なんて気にしない所が彼の良い所でも、悪い所でも、好きな所でもあります。

けれど、どうしても気にしてしまう。

明確な加害者である私が、明確な被害者である彼にそう言わせてしまうのは本当に辛い。

それに私が迷惑を掛けたのは彼だけじゃない。

他にも沢山、沢山の人に迷惑を掛けた。

それに対して、何かをしなくてはいけない。

けれど、何をすればいいのか分からない。

そういうときに浮かぶ顔はどうしても白兎くんの顔で……。

彼なら答えを知っているような気がして。

だからこそ、私はそれがとても辛い。

辛くて辛くて仕方ない。

 

***

 

蓬莱玉枝の出来事の次の日。

私は普段通りに登校する。

しかし、その足取りは重い。

どうしても、昨日のことを、彼のことを考えてしまう。

昨日、彼は消えそうになった。

原因は、私。

私の嫉妬が、彼を追い詰めた。

本当なら、私は今日、ここに居ない。

あの時、明確に玉枝と重なりあった私は本来は玉枝と一緒に退治される筈だった。

でも、白兎くんはそれを防いだ。

世界のルールを裏切って、積めるだけ策を積んで。

私を助けるために、命を、存在を賭けた。

彼はいつだってそうだ。

私は玉枝を通して知った。

彼の過去を。

彼の罪を。

ずっとそれに苦しんで、悩み続けて。

本当は幸せになりたいと思っているのに、幸せになろうとすることを良しと出来ない。

それは許されないと思っていた。

……それも鬼ヶ崎ちゃんが解決しちゃったんだけど。

だからこそ、他人を助けることでもしかしたらを眺めようとしていた。

自分勝手で自分本位で、それでも結構なお人好し。

それが彼だ。

そんな彼を私は傷つけた。

好きな人を、大切な人を傷つけた。

今日、彼に会ったとして。

どういう顔をすればいいのか分からない。

彼ならきっと笑ってくれればいいと言うのだろうけど。

私自身が上手く笑えるような気がしない。

 

「本当にどうしたら良いんですかね?」

 

おどけたように言っても、そこに答えなんてかえってこない。

 

***

 

「え?白兎くん、今日、休みなんですか?」

「ああ、どうやら高熱を出しているらしくてな」

 

放課後の生徒会。

色々と気まずいけれど、しかし、行かない訳にも行かないので生徒会室を訪れると白兎くんは居なかった。

高熱…。

急な怪異化の影響かもしれない。

石上くんは、

 

「でも、あいつからは『まぁ、そんなに心配しなくても大丈夫だよ』ってラインがきてますから大丈夫ですよ」

 

それ大丈夫じゃないやつ!

白兎くんの場合、心配かけまいとする発言はかなりキツイ時に言う言葉だ。

ということは、相当に体調が悪いのだろう。

気になる。

気になるけど。

でも、私が見舞いに行く資格なんてあるんだろうか?

そうなった原因である私に……。

 

「石上くん。何か鳴山くんに届けて貰うように頼まれているものはありますか?」

「え?ありますけど…」

 

かぐやさんが急に石上くんに訊いてくる。

なんで、急に。

 

「藤原さんに届けて貰いましょう」

「え!?」

 

ちょっとかぐやさん!?

なんで、急にそんな…!

 

「え?でも、それは……」

「大丈夫ですから」

 

石上くんも否定的な意見を言おうとしますが、かぐやさんが有無を言わさずに言うので、石上くんが渋々プリントを取り出そうとしています。

 

「あの、かぐやさん…」

「藤原さん」

 

かぐやさんは近づくと耳元で、

 

「藤原さん。あなたが何をしていたのかは早坂から聞きました」

 

私はハッと目を見開く。

そう言えば、早坂さんは四宮さんの元従者でした。

それもまた、玉枝から得た知識ですけれど。

そして、早坂さんは玉枝の呪った人で、それを白兎くんに助けてもらっている。

そこから成り行きで、結果的に白兎くんを救った人だ。

そのことに罪悪感と嫉妬を覚える。

私が原因であることは分かっても。

身勝手だと分かっていても。

そんな私の内心知らないであろうかぐやさんは、

 

「……色々と聞きたいことはありますが……、まずは彼とちゃんと話してきなさい。昨日はちゃんと話せていないんでしょう?」

 

かぐやさんは、一体どこまで聞いているでしょう?

あの場に居たのは、私と白兎くんだけ。

後から美青ちゃんも来ていますけど。

それでも、3人。

だとすれば、あの専門家さん位ですか。

あの、なんでも知ることを呪いとして受けている専門家さん。

そこを利用して、遠くに行ってもらってましたけど。

玉枝が厄介払いとしてしていましたけど。

そこからの情報がリレー形式で伝わったんでしょう。

白兎くんなら、大体の範囲を見抜くんでしょうけど。

……それは後で聞くとして。

正直、顔を合わせるのは本当に気まずい。

けど、こうしてかぐやさんに言われた以上逃げてはいけないですよね。

 

「……そうですね。白兎くんの家に行ってきます」

「いい顔ですね」

 

かぐやさんは一回頷き、私は石上くんからプリントを受け取る。

 

「それじゃあ、白兎くんの家に行ってきます!」

「行ってらしゃい」

 

かぐやさんは手を振って、見送ってくれる。

ちゃんと向き合わないと。

 

***

 

白兎くんの家に到着する。

さて、どうしましょう?

ここまで来てなんですけど、本当にどういう顔をすればいいんでしょう?

むむむむむ。

……悩んでも仕方ないですよね。

 

「ええい!やるしかないですね!」

 

ピンポーン

 

「………」

 

……返事がないですね。

 

ピンポーン

 

「………」

 

……やっぱり返事がないですね。

……もしかして、千石さんの所に行ってるとか?

昨日の今日ですし、専門家関係の仕事なら病欠もしますよね?

ええー……。

どうすれば。

 

カチャ

 

鍵の音が鳴る。

どうやら、中に居たみたいです。

でも、なんだか開きそうにないですね。

ゆっくりと玄関の扉を開けると、

 

「う、うぅぅぅ。……千花、先、ぱい?」

 

そこには、顔が真っ赤になっている白兎くんが居ました。

 

「ッ!」

「ちょっ!」

 

白兎くんが前のめりに倒れそうな所をギリギリのタイミングで支える。

白兎くんはパジャマ姿でしたけど、そのパジャマはとても濡れていて、とても熱い。

高熱とは聞きましたが、かなりの高熱じゃないですか!

 

「白兎くん!大丈夫ですか!」

「うっ、う、うっ」

 

大丈夫じゃないですね!

うなされている感じですし、意識もハッキリしていない。

チャイムにも無意識で反応した感じなのかもしれません。

とにかく、ベットまで運ばないと。

そう思って、運びますがこれがかなり重い。

白兎くん自体はそこまで筋肉質と言った感じじゃあないですけど、女性と男性ですし、殆ど意識がないですから重心を合わせてもくれません。

それでもなんとか白兎くんをベットに寝かせました。

大分、汗をかきました。

でも、白兎くんの発汗の方が酷いです。

パジャマが殆どスケスケです。

………。

ふぅーー…。

仕方ないですよね。

私は風呂場の方に向かい、そこからタオルを取ってくる。

そして、服が入っているであろう棚からパジャマを取り出す。

 

「失礼します」

 

そうして、上を脱がして汗を拭く。

今までまともに見る機会もありませんでしたけど、白兎くんの身体って見た感じではそんなに筋肉がありそうじゃないですけど、実際に触れてみると大分固い。

そう言えば、実際にお姫様抱っこした時もがっしりしてましたし。

なんだかドキドキしてきました。

傷らしい傷もなさそうですね。

……これも怪異化の影響ですね。

昨日の怪我も一日二日で治るような怪我じゃないですし。

………。

ひとまずは上を拭き終わり、パジャマを着せる。

本当は下も拭くべきなんでしょうけど、流石にそれは恥ずかしいので。

タオルを水に濡らして、額に乗せる。

顔は相変わらず険しいが、幾分かは和らいだ様子だった。

 

「ふぅー…」

 

一息つく。

あまりの状態に色々と吹き飛んでしまいました。

かぐやさんに言われてきましたけれど、こんな状態の人とまともに話すなんて出来ないですよね。

意識の半分がなくなっている状態だと、誰かに助ける求めるなんて出来ないでしょうし。

というか、よく学校に電話出来ましたね。

 

「ん」

 

手を繋ぎます。

白兎くんの手は、固くて熱くて、でも弱々しかった。

 

「なに、してるんでしょうね」

 

こうして白兎くんと手を繋いで、寝顔を見ていると本当に好きであることを実感します。

愛おしくて愛おしくてたまらない。

だけど、それは許されるのでしょうか?

彼を傷つけてきた私に。

彼に選ばれなかった私に。

それは果たして、許されるんですか?

 

***

 

気がつくと周りは白い空間が広がっていて、そこには赤い椅子に座っている私と青い椅子に座っている白兎くんが向かいあって座っていました。

 

「ここは?」

「夢の中ですよ。僕と千花先輩の夢の中です」

 

夢の中……。

それなら確かにこの一面真っ白な状態も頷けますけど。

 

「千花先輩。まず最初に断言しますけど、僕は千花先輩との縁を自分から切るつもりはないですよ」

「!」

「でも、千花先輩の方から切りたいならそれでも良いです。その時は僕は生徒会も部活も辞めます。流石に秀知院には居ますけど」

「え!そこまでしなくても良いです!」

 

そんなことは望んでない!

ただ、ただ……。

 

「居ても良いんですか?白兎くんの近くに居ても。白兎くんを傷つけた、白兎くんを困らせた、こんな私が近くに居ても」

 

こんなことを訊いたって、どんな答えが返ってくるかなんて決まっている。

それでも、訊いてしまう。

許されたがっている。

そういう自分の浅ましさが嫌になる。

 

「わざわざ言う必要なんてないので、一つ昔話をしましょう」

「え?」

「僕はですね。昔フラレました」

 

それは知っていました。

それが白兎くんが呪った理由の一つでした。

 

「でも、失恋が辛かった訳じゃないんですよ」

「え?」

「昔から相手のことをよく見てたから。好きな人なら尚更。だから、相手が自分のことをどう思っているのかなんて分かった上で告ったんですよ」

「それじゃあ……、何が辛かったんですか?」

「それ以降に、離れていったことですよ。音信不通というか着信拒否喰らったのは本当に辛かった。まぁ、フッた相手といつまでも関わるのは辛いっていうのは分かるし、その当時もそれは理解してはいたんですけど……。でも、僕はフラれたことよりもそうして離れたれたことの方がよっぽど辛かった」

 

その時の白兎くんの表情はとても寂しそうだった。

 

「結局の所、僕は別に恋人なんて関係じゃなくても、ただただ大切に思う人と一緒に遊んで、笑って、近くに居て欲しいってだけなんですよ。だから、千花先輩が僕と居ることが辛いって言うならともかく、僕自身の気持ちを理由に離れていくのは嫌ですよ。それに、僕は千花先輩に感謝しているんですよ。千花先輩が居たから、僕はこの秀知院に来れて、大切な人達に出会えた。それだけで千花先輩のワガママなんていくらでも許しますよ」

 

白兎くんはそうして笑う。

本当に、たったそれだけのことが理由で良いのだろうか?

そんな程度のことで許されて、良いのだろうか?

 

「まだ納得いってなさそうですね」

「当たり前じゃないですか。別に秀知院でなくたって、白兎くんは救われたかもしれない。他の所なら、白兎くんが無理しなくても良かったかもしれない。私がもっと…!」

 

次の言葉を言う前に、白兎くんに抱きしめられる。

白兎くんの身体は温かくて、守られているみたいで、心地いい。

 

「もしかしたら。あの時ああだったら。そんなIFはいくら考えたって無意味ですよ。僕たちは平行世界のことを知っていますけど、でも、僕たちは僕達が進んだ世界しか知らないですから。それに、さっきは色々と言いましたけど、結局は千花先輩が好きだから許しているんですよ。でも、他の人はそうはいかないでしょうね。僕の兎のことだって、あいつらがそれを知った時に許されることないでしょうし。それは人を呪った人全てに言えることで、その罪をずっと抱えていくことになると思います。……でも、いつか誰かさん達が言ったように、罪があるから幸せになってはいけないなんてことはきっとなくて、罪は償いつつも、幸せを目指したって良いんですよ。幸い、僕の時と違って誰も死んでいないし、癒えない傷なんて負っていない。いくらでも、償うことは出来るんですから。自分を責めるななんて、僕が言っても説得力皆無なので言いませんけど。それでも、今回で色々と学んで、償って、それで自分らしく進んで行ければ良いって、僕は思いますよ」

 

頭を撫でながら、白兎くんは言ってくれる。

結局、いつも通りの彼がいつも通りにしてくれる。

本当に、白兎くんには勝てる気がしない。

私は彼の腰に手を回して、泣く。

 

「ごめんなさい。ごめんなさい。ゴメンナサイ。ゴメ、ン、ナサイ」

 

涙声で上手く声が出なくなっても、白兎くんはずっと撫でてくれた。

 

***

 

ふと、目が覚める。

何か、何かとてもいい夢を見た気がする。

 

「あっ、白兎くん!」

 

そうだった。

私は白兎くんの家に看病に来たんでした。

思わず寝てしまうなんて。

 

「う、う~~ん。あれ?千花先輩?」

「白兎くん!目が覚めたんですね。どうです調子は?」

「う…、うん。まだ、ダルい」

 

まだ、ぼーとしていますけど、どうやら体調は戻ってきたようですね。

 

「取り敢えず、体温計で熱を測って下さい」

「ん」

 

そうして、白兎くんは言われるがまま体温を測っています。

ぼーとしているからでしょうか。

なんだか、今ならなんでも従ってくれそうですね。

 

「38.5℃。朝40℃だったから大分下がった」

「40℃も出てたんですか。でも、38.5℃は十分に高熱ですよ。まだ、寝てて下さい」

「はい」

 

大人しく白兎くんは布団を被ります。

時間は夕方の5時ぐらい。

そろそろ帰らなきゃですけど、せめて夕食だけでも作りましょう。

そうして、冷蔵庫を開けると中には殆ど何もありませんでした。

 

「どういうことなんですかね?」

 

白兎くんはいつも美味しそうな弁当を持ってきてましたし、そんなにズボラじゃなかったと思うんですけど……。

もしかして……。

 

ピンポーン

 

嫌なことが浮かびそうになった所でチャイムが鳴ります。

そこに出ると、

 

「あれ?藤原さん?」

「千石さん?」

 

白兎くんの同僚の千石撫子さんが来ました。

でも、どうして?

 

「昨日の朝、白兎に料理を作って貰ってて、その時に白兎、『食材買いに行かなきゃな』って言ってて、昨日はそんな時間なかっただろうから買ってきたの。藤原さんは?」

「わ、私は…、白兎くんが熱を出して学校を休んだので、その様子を見に……」

「ふぅ~~ん」

 

千石さんは納得したように頷くと、

 

「それじゃあ、これ、食材だから、看病をよろしくね」

「あ、ありがとうございます」

「これから色々と大変だと思うけど頑張って」

「はい」

「後、寝込みを襲っちゃ駄目だよ」

「襲いませんよ!?」

 

千石さんは最後にからかうようなことを言って、帰っていきました。

千石さんって、あんなからかうようなことを言う人だったんですね。

ともかく、買い出しに行かずとも食材は手に入ったので、お粥でも作りましょう。

白兎くんやかぐやさんには全然及びませんけど、私も一応料理は出来ます。

調理器具も分かりやすい場所にあるので、作るのには困りませんでした。

そうして、作り終えると、白兎くんはテーブルに座っていました。

なんだか、料理がくるのを待つ子どもみたいで、可愛いです。

 

「白兎くん。どうぞ」

「いただきます」

 

白兎くんは普段に比べて、小さく口を開けるとゆっくりと食べていく。

 

「美味しい」

「それは良かったです」

 

なんだか、こうしているとほっこりしますね。

白兎くんは途中で食べるのを止めると、

 

「明日には回復して、学校に行きますから」

「そうなんですか!待ってますね!」

 

確かにこの調子なら、大丈夫そうですね。

白兎くんが食べ終わり、一応、皿は水に漬けておく。

白兎くんは布団の中に入っている。

 

「それじゃあ、帰りますね」

「その前に一言だけ…」

「なんですか?」

「僕は、千花先輩にはいくらでも呪われていいですよ」

 

その言葉だけを言うと、白兎くんはすぐに寝息をたてていた。

私は玄関の扉を閉じた。

帰り道。

ふと、考える。

さて、あの言葉には一体いくつの願いが含まれているのだろう。

あるいは呪いだろうか。

どちらにしても、

 

「重たい人ですね」

「そうだね。彼は随分と大切なものに執念深い人物だ」

 

急に後ろから声がするので振り向くと、そこには明らかにサイズの会っていない服を着て、深く帽子を被っている女の人が居た。

私はその人を知っている。

臥煙伊豆湖。

彼の上司で、なんでも知っている人だ。

 

「初めまして、藤原千花さん。私は…」

「臥煙、伊豆湖さんですよね?」

「話が早くて助かるよ。それじゃあ、早速本題に入ろうか」

 

そうして、私はこの日から新しい日常の送り方を決めた。

 

***

 

後日談。

次の日に、白兎くんを神様にした後、一緒に登校する。

 

「白兎くん。『呪』って字と『祝』って字は似ていると思いません?」

「似ていますね。まぁ、呪うことも、祝うことも、殆ど同じだからじゃないですか。例えば、僕の神様化で、ある意味僕と千花は夫婦みたいなものになっていますけど、それは祝福されるようなものとも言えるますけど、これは逆に互いを縛り付けて離さない鎖っていう、呪いにもなり得ますよね。でも、僕は色々と倫理的なアレコレで思うことはあっても、それ自体にはそんなに文句はないですし。結局は表裏一体。同じものじゃないですかね」

「そうですね」

 

白兎くんは変わったけれど変わらない。

自身が何に変わったって、自分の思った道を、自分の思ったままに進む。

そういう所も、私は好きだ。

 

「それじゃあ、これからは私と白兎くんの二人で、『呪い』を『祝福』に変えていきましょうね!」

「とは言っても、僕も千花も呪いの神様ですけどね」

 

そう。

どんな呪いでも、祝福に変えていければそれで良いんですよ。

その為には、白兎くんもいなきゃですけど!

 

「白兎くん好きですよ!」

 




正直、こいつら気持ち悪い位に愛情重いよね。

後日談は何からが良い?

  • 早坂 in 横浜
  • 二人でラブ探偵
  • 新神研修
  • イチャイチャデート
  • 買い出しデート
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