異世界召喚されまくった凡人が無双するだけのお話 ~真の勇者は凝り性の凡人でした!?~   作:Lv.零の素人

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お久しぶりです!素人です!久々にオリジナルと言った形で筆を取らせて頂きました。
まぁ、恒例ですが駄文ですので期待しすぎない程度にお楽しみいただければ幸いに思います。


第一話

◆◆◆

 

 

神秘が途絶えて久しい現代

 

その現代に存在する一つの学舎(まなびや)、即ち我らが三雲高等学校の昼休みにて、突如として幾何学的な紋様が床に表れ、瞬きのうちに一つの所謂(いわゆる)魔方陣の様な図形を描いた

 

ああ、()()()

 

皆さんはご存知だろうか?最近流行りの異世界に突如として召喚され紆余曲折あれど魔王を倒したり、建国したりするという、異世界モノの小説の様な出来事

 

それは意外と身近にあると言うことを。

 

かく言うこの俺、黒須 数多(くろす あまた)はこれで通算百回目の異世界召喚である

 

一つ言わせて欲しい

 

 

 

流石に飽きたわ!!

 

 

 

 

さて

 

 

 

 

異世界召喚も百回目ともなれば、同じ異世界に呼ばれることも少なくなく、幾つかの異世界にダブって行ったことも何度かある。そんな時は決まってこんな会話があった。

 

 

「あ、」

 

「ようこそいらっしゃいました!勇者さryってまたアンタなの!?」

 

「また、とは失礼だなおい。今度は何事だよ」

 

 

このように

 

すっかり彼方のお姫様と顔見知りである。

 

 

 

と、そんな事を考えているうちにどうやら彼方につく前に恒例のアレがあるらしい

 

 

 

「それで?今度は何なんだ?」

 

魔方陣から発せられた光がやむと、俺の前にはいつもの女神が居た。(俺と同じくらいの年頃の少女にしか見えないのだが…)

 

「あ、アマタ!よく来たね」

 

「いいからさっさと要件を話せ」

 

「ちぇっ、つれない奴。まぁ、君はそんなヤツだったね。多分君にはこの一言で通用するだろう。いつもの、だよ」

 

そっかー、いつものかー

 

 

「んじゃ」

 

「ちょっ!帰ろうとしないでくれる!?ってか何で次元の壁が素手で破れるの!?ちょっと、やめて、やめてってば!!」

 

いや、だってさ

 

流石に面倒臭いで候

 

「そ、そんな事言わずにさ~、ほ、ほら!チートもあげるよ?」

 

いえ、掃いて捨てるほどありますが?

 

「うぐっ、でっ、でも!君を送らないと私が上から怒られるし…」

 

「世知辛いな。んじゃ」

 

まあ、俺には関係ない

 

 

「だから、帰ろうとしないでってば!今回の件は君じゃないと解決できないんだよ!!」

 

「………そこまでのことならお前らが対処すれば?」

 

「それだと世界に負荷が掛かりすぎて本末転倒になるんだよ!だから、人の身でありながら私たちと遜色ない実力を持つもの、つまり君じゃないといけないんだ」

 

 

はぁー、と大きな溜め息を一つ

 

「まあ、どうせここまで来たしな、やって来るさ」

 

「ほんと!?うわー!助かるなー!!じゃあ、はい。チートはどれがいい?」

 

 

「んー、じゃあ、前回までに得た俺のチート含む全ての能力を俺の素の身体能力×2倍にする、で」

 

 

「うわ、確かにそれはチートだね、まあ、いいけど」

 

 

何故か異世界召喚の度に俺の前に現れる女神…?が手をかざすと、俺を暖かな白い光が包み込む

 

「ん、確かに」

 

「うん、じゃあ頑張ってね?」

 

「ああ、さっさと終わらせてくるさ」

 

てか、早く終わらせて帰らないとアイツが怖いんでな

 

「あー、アマタも世知辛いねぇ」

 

そんな遠い目をしないでくれよ!

俺だってわかってるから!!

 

「はぁ、ま、いいや。じゃ、そろそろ送るよー?」

 

ん、話してたら結構時間が経っていたか

 

「おう、頼む」

 

 

「いくよー!」

 

女神が手をかざすと俺の体を見覚えのある白い光が包み込んだ

 

 

数秒、目を閉じる

 

 

 

 

開くとそこは、俺が今まで一度も召喚されたことのない世界の王宮、玉座にはウシガエルの様に丸々と太った王、その横には純金の様な輝きを放つ美しい金髪、ルビーの様に深紅の目をした少女

そして、俺と同じように異世界に召喚されたと思われる高校生位の少年と、その友達?である同年代の少女がいた。

 

少年は日本には珍しい赤髪を短髪に切り揃え、制服、ってかアイツうちの学校のやつか?

 

にしては見たことがないが…

 

少女の方は黒髪、黒目で大和撫子を体現したかのようだ。もちろん、服装はうちの制服だ

 

試しに俺が持つ数あるチートの内の一つ、鑑定を少年と少年に使ってみる。

 

すると、驚いたことにこの二人、勇者の称号を持っている。

 

って、あれ?これ俺要らなくね?女神のやつにしては珍しいミスだな。だがまあ、必要ないなら帰るか。

 

と、思った瞬間

 

まばゆい光が辺りを照らす!

 

気づけば、またあの場所に戻っていた

 

 

「おい、どういうことだよ」

 

「ごめんって、確かにあの二人はあの異世界にとって勇者だけど、それは所詮借り物の称号に過ぎないんだよ」

 

「は?」

 

「ごめん、これ以上は話せない。そういう決まりなんだ」

 

「天界規定、とやらか?」

 

「うん…」

 

しょうがないな。一枚カードを切るか

 

「XX神の眷属であるアマタが命じる。真実を話せ、中級神よ」

 

 

「っ!はっ!」

 

 

 

「あ、戻っていいぞ」

 

「っ、ふぅー。急に真剣モードになるのやめてよ!わかってても怖いんだから!!」

 

「まあまあ、俺が命令したっていう建前が必要だったのさ。んじゃ話してもらおうか?」

 

「うぅ、わかったよ」

 

「実は、「なるほど、後天的に勇者の称号を与えて人工的に勇者を作り出す実験、ね」って、まあ、アマタなら一言目でわかるよね」

 

まだそんな下らないことしてたんだな上のやつらは

 

「うん、今回はその試験運用みたいなものかな。今回の結果次第ではもっと増えていくと思う。だから、「俺に止めて欲しいってか?」っ、そう」

 

「まぁ、いいぜ?代償はアイツらの首だ」

 

 

「あっそんなのでイイならどうぞどうぞ!」

 

「おっ、おう。お前も色々あるんだな…んじゃそろそろ戻してくれよ」

 

「はーい!それじゃいくよー!むむむ、それー!!」

 

再びまばゆい光が辺りを照らした

 

◆◆◆




いかがでしたでしょうか?
また、しばらく読み専になるかもしれませんので、更新速度は亀です。

では、また次回でお会いしましょう!

………お気に召しましたら、感想、評価、しおり、お気に入り等々お待ちしておりますので!どうか!どうか!よろしくお願いいたしますm(__)m
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