プリンセスコネクト!リ・ダイブゥゥゥゥゥゥゥン!!!(ガッチョーン   作:古賀コーラ

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メタルクラスターの暴走状態って今までの暴走ライダーと違う演出ですき。


古城の住人

 

今現在、私達はランドソル近辺にある廃城へと足を運んでいた。

 

その廃城は見ての通りのボロボロ具合、何十年…いや何百年もの間放置されている代物だろう。

 

「えーと…なんでこんなダンジョンみたいなお城に来たんですか?」

 

そう切り込んだのはペコリーヌだ。

 

「本当はシノブさんと街のカフェとかで会う予定だったんだけど…シノブさんがこっちで話した方が都合がいいって通信魔法で連絡が来て…」

「ここはアカリ達のギルドの拠点なんですよぉ?アカリ達のギルドは個性的な人達が多くて、あまり街で活動できるようなタイプではないですからぁ」

「そうよね…幽霊、骸骨頭を連れた占い師にちっちゃい吸血鬼…そんなのがメンバーなんだもの、表立って活動できないわ」

 

実際、彼女達の目的自体、街中である必要性がないものだからここを拠点にしてようがさしたる問題にはならないだろう。

 

「ひゃあんっ!!」

「えっ!?ど、どうしたのアカリ!!?」

「え、えっと…なんか背中に…破片?お城の破片が服に入ってきただけみたい、変な声出しちゃってごめんなさぁい」

 

…それにしても今の揺れ…これは…

 

「こんな感じでお城は古くてボロボロだから、崩落とかに皆さん警戒してくださいね?」

「今、お城全体が揺れませんでしたか?…というか現在進行形で揺れる気が…」

「まるで廃城で起こる心霊現象…ポルターガイストというやつのようですね、初めて見ました」

 

コッコロの言ったポルターガイスト…遠からず当たっている。

 

「これは…ミヤコか?」

「はぁ…多分ね…それにしても今日の癇癪は酷いわね…」

「そうだよねぇ、イリヤさんが何かしたのかも」

 

よく聞けば、この奇妙な揺れの他に言い争う声もまた響き渡る、イリヤとミヤコだ。

 

「相変わらず騒がしい奴らだ、それでシノブはどこに…」

「わひゃぁ!!?」

「むぎゅう…いきなり抱きつかないでくださいましペコリーヌさま」

 

突然ペコリーヌがコッコロにしがみつく、何かの気配を察知したようだ。

 

「私はここにいますよ、黎斗さん」

 

暗闇から現れたのは紫髪の短髪、ゴシックな服装に身を包みどこか不思議な雰囲気を醸し出す少女、シノブだ。

 

彼女の傍には青白い炎を纏った骸骨が飛んでいる。

 

「そこにいたのかシノブ」

「申し訳ありません、街中ではなくこのような偏狭の城にまでご足労いただいて…」

「よくやったぞ小僧!こんな美人な姉ちゃんを連れてくるなんてなぁ!!」

「ひっ!?骸骨が喋りましたよ!?」

 

ペコリーヌが驚愕するのも無理はない、シノブの傍を浮遊する骸骨は言葉を話す、奇妙な存在だ、気味が悪いと思うのも不思議ではない。

 

「ペコリーヌ、君は幽霊の類は苦手なのかい?」

「うう…実は…あまり得意ではなくて…それに食べられないですし…」

「ペコリーヌさまの基準はそこですか…」

 

シノブは喋る骸骨を右手で遮るようにし

 

「お父さん、あまり人を怖がらせるような真似はやめてって言ったでしょ?特に女の人に無闇矢鱈に話しかけちゃダメ」

「いいか!シノブ!こういうのは第一印象が重要なんだよ!…お姉さん、この後一緒にディナーしないかっごふっ!?」

 

シノブはドクロオヤジに鉄拳制裁し黙らせる。

 

「申し訳ありません、この骸骨は私の父なんです、ひょんな事から父の魂がこの骸骨に宿っているんです」

 

他の物体に魂が宿る、今の私も人のことが言えない立場であるな。

 

「おっと…」

 

私は足に踏ん張りを効かす、先程よりも強い揺れが発生したからだ。

 

「…はぁ、さっきより揺れが強くなってない?ミヤコどんだけキレてるのよ…」

「ふふ、賑やかなのは良いことですが、お話をするには少し騒がしいですね、黎斗さん、申し訳ありませんが2人の仲裁に入ってもらえませんか?あなたの言葉ならきっと言うことを聞くと思うので…」

 

シノブは私のことを信用しての発言のようだが…イリヤはともかくあのミヤコが私の言うことを聞くとは思えない。

 

「仕方がない、話をしている最中に城が崩壊などしたら敵わない、私に任せろ」

 

私達は2人が喧嘩してると思われる現場に向かう…すると

 

「うわぁっ!?な、なんですか!?物がしっちゃかめっちゃかに飛び回ってますよ!?」

「小さな女の子が2人…言い争っていますね…」

「はぁ…やっぱりミヤコね…」

 

私達の目の前ではありとあらゆる物が飛び交い、そして

 

「えぇい!しつこいぞミヤコ!わらわは食べておらんと言うておるじゃろうが!」

 

飛び交う物体を複数生み出された闇の腕が弾き落としている、これは喧嘩というよりちょっとした戦闘だ。

 

「絶対食べたの!!いっつもプリンを隠れて食べるのはイリヤなの〜!!」

「わ、わらわは食べておらん!最近おかしな魔物がこの城に出入りしてるからそやつらが食べたに違いない!」

「そんなわけないの!というかもしそうなら、ちゃんと監視してなかったイリヤが悪いの!!」

 

更に激化する戦闘、このままでは本当に城がもたない。

 

「おい君達…」

「大体イリヤはいっつもそうなの!わがままなの!」

「誰がわがままじゃ!お主の方がわがままじゃ!」

「君t「だったら今日はとことんやってやるの!!」

「そうか!ならばわらわだって…」

 

『レベルアップ!マ〜イティアクショ〜ン!エェックス!アガッチャ!タドルクエ〜スト!!』

 

「…ふん!!」

「うひゃぁ!!?」

「のわぁ!?」

 

彼女達目掛けてガシャコンソードの炎熱で焼き払う。その爆炎は2人を飲み込み、後方の城壁が崩れ飛ぶ。

 

間一髪で2人は避けていたが2人の表情は焦り色に染まっている。

 

「な、なんなの?こ、殺されるところだったの…」

「あ、危ない奴じゃのう!誰じゃ!」

「少しは話を聞け、2人共」『…ガッシューン』

 

私は変身解除して2人に近づいていく。

 

「く、黎斗なの!?何するの!!ミヤコを殺す気だったの!!?」

「黎斗!?わらわまで巻き込む気だったじゃろ!!危ないわ!」

「ミヤコは幽霊で死にはしないだろう、イリヤも伝説の吸血鬼ならばこの程度で殺されるほどヤワではないのを私は知っている」

 

私がそう言うと2人は黙り込む。

 

「さて、話を聞かずとも大体わかる、ミヤコ、また君はプリンがどうとかで騒いでいるのだな?」

「むぅ、黎斗なら分かってくれるの、ミヤコがどれだけプリンが大事か」

「それで?イリヤは本当にミヤコのプリンを食べたのか?」

「それは……そんな事より!」

 

話を逸らしたという事は食べたなコイツ…

 

「黎斗はシノブに用があって来たのじゃろう?」

「一応イリアさんにも同席して欲しいので、こちらに来てもらえると助かりますが」

 

私ではなくシノブがそう答えるのだが。

 

「待つの!まだ話は終わっていないの〜!」

 

やれやれ、ミヤコの奴…面倒だな。

 

「仕方がない、ペコリーヌ、君は料理ができたろう?ミヤコにプリンを作ってあげてくれないか?」

「え?そうですね…材料と厨房さえあれば出来ると思いますが…」

「それならあっちに厨房はありますよぉ〜それに材料もあらかたありますぅ」

「本当ですか?では、それらをお借りしてパパッと作ってきますよ!」

 

ペコリーヌがそう言うと不機嫌だったミヤコの顔に笑みが戻る。

 

「本当に作ってくれるの!?おねーさん、プリンを作れるの!?」

「はい、勿論♪」

「よく見たらおねーさん、ミヤコがよく行くお菓子屋さんで見る顔なの、もしかしお菓子職人さんなの?だったら期待できるの〜」

 

ミヤコの機嫌が直りこれで円滑に話が進められそうだ。

 

とはいえ、ペコリーヌも話に加わってもらわなければ困る、その為、彼女の料理が終わるまでは世間話に花を咲かせた。

 

1時間もすれば料理が終わり、人数分のプリンとクッキーが用意され、それをお茶受けとしつつ話を進める。ミヤコの方もプリンに満足している様子で話の腰を折るような事はしないだろう。

 

「黎斗さん達が聞きたい事…というのは1週間ほど前に起きたあの破壊魔法を予知していた、私についてですよね?」

「ああ、君の占いとやらも今まで詳しく聞いたことがなかったからね、良い機会だ、教えてくれ」

「そうですね……私も正確な予知ができる、というわけではありません、占いから導き出される結果はかなり曖昧なもので、それこそ必ずこれが起こる、などという確定した未来を見る事は超越的な力を持つ者にしか起こせない奇跡だと思っています」

 

確かにそうだろうな、ハツネから聞いた情報でもシノブの発言はかなり曖昧な物だった。

 

「しかし…アイツ…ユースティアナはかなり正確な予知のようなものを持っていたように思えます、飛んでくる矢をわかっていたかのように避けたりしていましたから…」

「予知の専門家…ではないにしろ、占いを専門とするシノブの意見を聞きたい、その事に関してどう思う?」

「精度の高い予知…ですか…考えられるとしたら2つ、1つは先ほど言った超越的な力の持ち主、神にも匹敵する奇跡を用いて未来を見透すことができる力の持ち主です。そうした場合、例えるなら…黎斗さんが5秒後にナイフで刺されるという未来を予知したとします、そうなると黎斗さんは必ず5秒後にナイフで刺されてしまいます」

「な、なんと!!そんな事はわたくしがさせません!」

 

シノブの言葉にガタッと立ち上がるコッコロ。

 

「ふふ、慕われていますね黎斗さん、しかし…あなたがどう守ろうとその運命からは逃れる事はできません、人的な物だろうと偶然な事故だろうと必ず黎斗さんは刺されてしまう。それが1つ目です」

「では2つ目はなんでしょうか?」

「2つ目は外的要因で未来を固定するという物です。先程の例えで言いますと5秒後にナイフで刺される、という部分で予知をした本人が無理やりにでも黎斗さんにナイフを突き立てることさえできればそれもまた予知となります」

「…確かに無理やりですが予知と言えますね…」

 

ミステリー小説などで予知ができる犯人などのトリックはコレだったりする、基本中の基本テクニックだな。

 

「本人でなくとも雇った人間だったり、あらかじめ仕掛けておいた罠だったり、とにかく外的要因で無理やり因果をねじ曲げてしまうのが後者です、後者の場合は所詮、人が考え得る知恵によるものなので防ぐ事は可能な筈です」

「しかしながらそれを瞬時に判別する事は難しい、両論の違いはそれが運命であるか無いか、概念の違いだ。後者であったとしてもタネが割れていない状態でそれをやられた場合、私達は奴を前者の完全な予知能力者だと判断してしまうだろう」

「…となると偽物のユースティアナさまがどちらなのか…現状判別をする事は出来ない…という事でございますか?」

「いや…」

 

私はコッコロの疑問を払拭すべく遮る。

 

「まず、予知という物が何か、シノブ…占い師という点からどう推測する?」

「そうですね…予知とは『予測』の延長線にあるものだと思います、というより言葉の意味としてはどちらも変わりはないとは思いますがこの表現を使わせてもらいますね」

 

シノブは話を続ける。

 

「予知は本来、誰にでもできることです、例えば…ミヤコさんはこの後、テーブルで手をつけていないイリヤさんのプリンを食べようとします」

「ふぎゃあ!?な、なんでバレたの…?」

 

シノブの指摘通り、ミヤコがこっそりとイリヤのプリンを食べようと手を伸ばしていた。

 

「これ!ミヤコ!なにわらわのプリンを食べようとしておるんじゃ!」

「うう〜話に夢中だから気づかれないと思ったの〜」

「…と、このように私でさえ占いというものに頼らなくても予知はできます」

 

シノブの予知に驚愕するペコリーヌとコッコロ。どうして分かったのか訊ねている為、私が補足する。

 

「これは行動心理学を応用した技術だ、相手の性格や場の状況からパターンを弾き出し相手がなにをするのかをおおよそ予測するもの」

 

本来は相手が何を考えているのかなどを予測して相手に好印象を与える行動をするなど、仕事や恋愛に応用することが出来る心理学だと言われている。

 

「では、今シノブがやった予知、それは至って単純だ、まず前提としてミヤコはプリンが好きだという事がある。そして今現在、このテーブルにはプリンがある訳だ、更に先程ミヤコは『イリヤ』とプリンのことで喧嘩をした、ここから導き出される答えこそシノブの提示したものだ」

 

そもそもの話、心理学のみならず、現代で予知は身近にある、天気予報、地震などの天災の予測、競馬や競艇などの公営競技もある意味で予知を競技にしたものだ。

 

特に天気予報は現代での正確性はかなりの方だ、100%とはいかなくとも80%程は当たるだろう。それは過去の膨大なデータから導き出される結果。

 

…そう、あのユースティアナもそれに近い能力なのではないだろうか?このゲームの世界ならばそんな奇跡じみた能力より尚更『データ』に干渉する能力と解釈した方が理屈に合う。

 

以前、奴と対峙した際のあの予知…考えられるとすれば奴は膨大な数の未来の可能性を、その場にある物や人、相対している相手の性格や思考、身につけている装備など様々な要因を一瞬で情報として捉え予測している。

 

奴程の権限を持つ者ならば過去の戦闘データや相手の性格データ、地理や地形のデータを持ち合わせていてもおかしくはない、それらを総合した結果の予知だと考えられるが…

 

だとしても奴の情報処理能力は桁違いだ、まるでプロの格闘ゲーマーが幾千、幾万の経験から切り返しや確定反撃を手癖で出すような感覚でそれらの予知をしているようなもの、正直な話そこまでくると前者の奇跡と何ら変わりはない。

 

「どのみちあの予知能力を突破しなければなりませんからね…今得た知識で何とかするしかない…ですよね」

「そうだな、奴は七冠(セブンクラウンズ)の1人、予知の力が本物だろうが紛い物だろうが強大な力がある事に変わりはない」

「黎斗さん…七冠(セブンクラウンズ)を知っているのですか?」

 

そう聞いてきたのはシノブだった、何か知っている様子。

 

「ああ、そういうシノブは何故?」

「実はエルフの里近辺で起こる厄災を当てたのは私ではなく、七冠(セブンクラウンズ)のネネカと呼ばれる人です」

 

…またネネカか。

 

「私の方でも占いで何かが起こるという曖昧なものは出てきましたがネネカさんの予知はかなり具体的なものでした」

「ネネカを知っていると捉えて良いのかい?」

「そうじゃの、ネネカはわらわ達の商売相手じゃからな」

「商売相手?」

 

シノブではなくイリヤが答え、その答えも意外なものだった。

 

「ネネカは不可思議な力を持っておっての、姿形が変幻自在なのじゃ、それでわらわのこの特殊体質やミヤコの霊体に興味を持っての、そこから関係が出来たのじゃ、わらわ達は割と様々な鉱石や薬草なんかを見つけてきてそれを売る事で生計を立てておるのじゃがネネカもそういったものを集めておるらしくわらわ達から買っておるのじゃよ」

「そして私達も生活品などをネネカさんから譲ってもらっているのです」

「ちょっとまて、つまり…君達とネネカは頻繁に会う仲という事か?」

 

リマの話では神出鬼没の七冠(セブンクラウンズ)…これが事実ならばまたとないチャンス。

 

「はい、イリヤさんに同席してもらったのもそれが理由なんですが、ネネカさんの住む研究所に繋がる魔法陣はイリヤさんの許可がなければ通ることが出来ないのです」

「…成る程、最初からネネカの居処に向かう予定だったのか」

「はい、予知を出来る人を探しているということだったのでネネカさんを紹介しようと最初から考えていました」

 

好都合だ、これでネネカと接触でき、利用できればあの偽物を削除できる確率が高くなる。

 

「…イリヤ、頼めるか?私としてもぜひ、そのネネカとやらに会いたい」

「別に良いのじゃが…奴の住む研究所は少々面倒な作りになっておるぞ?」

「構わない」

 

私の言葉にイリヤが頷き、行動を開始する。城内部を進む事、2分程度でその魔法陣がある場所へと辿り着いた。

 

「この転移魔法陣は中々に捻くれ者での、わらわが全盛期の頃でも解放するのに骨を折った代物じゃわい」

「ん?つまり今のイリヤではこの魔法陣を使う事はできないじゃないか」

「だったらぁ、お兄ちゃんがイリヤさんとスキンシップを取ればいいんだよ〜いつもみたいに♪」

 

アカリがそう言うとイリヤが顔を赤くする、理由はまぁ、この後分かる。

 

「はぁ、仕方がない…か、イリヤ」

「う、うむ…た、頼むぞ黎斗よ」

 

私が彼女に近づき、頭を撫でる。

 

「も、もっと優しく撫でんか…///」

 

伝説の吸血鬼は注文が多いな。私は仕方なく言われた通りに優しく撫でると

 

イリヤの体が光に包まれ、シルエットもまた大きくなっていく、私よりは小さいが女性にしては平均より大きめの身長となったイリヤ。

 

スタイルも良くなり、漂う雰囲気も一気に変わる、これならば伝説の吸血鬼と言われても納得の姿だ。

 

「おぉ…!やはり黎斗とのスキンシップで元の姿に戻るのう!!…しかしそれ以外の方法で戻る術はないのかの…?やたらドキドキして心臓に悪いわ…」

「な、なんですか!?姿が変わりましたよ!?」

「先程の雰囲気とも大違いでございます」

 

2人は初めて見るイリヤの姿に驚きを隠せない。

 

「説明は面倒だから省かせてもらう、イリヤはこういう体質なんだ、あまり気にするな。ではイリヤ、魔法陣を起動してくれ」

「うむ…と、全員で行くのか?」

 

イリヤの指摘通り、魔法陣内部にはディアボロスや面々と私達、計8名いる。少々手狭だ。

 

「仲間外れは良くないの〜ミヤコもいくの〜」

「あまり大人数でけしかけてもネネカさんに鬱陶しがられるかもしれませんが、ネネカさんの研究所に辿り着くのは少し手順があるのでこの人数で行った方が楽かもしれません」

「奴は偏屈じゃからの〜研究所に行くためにはダンジョンを攻略しなければならないのじゃ、そのダンジョンには奴が仕掛けた罠なども沢山ある、気をつけるのじゃぞ?」

 

ネネカとやらはかなり警戒心が強いらしい、確かに私たちだけで行くのは危険か、話の都合を合わせる為にも顔見知りの彼女達がいてくれた方が心強いか。

 

「では、行くぞ」

 

イリヤが詠唱すると魔法陣が光り輝く、この現象は以前に偽のユースティアナにされた転送と同じものを感じる。

 

そして次に目を開いた時、私達は巨大な遺跡のような場所へと移動していた。

 

 




次は
シャイニングアサルトメタルクラスターホッパーにしよう。
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