プリンセスコネクト!リ・ダイブゥゥゥゥゥゥゥン!!!(ガッチョーン   作:古賀コーラ

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チエルのキャラエピを見て彼女の見方が180度変わりました。彼女は瞬瞬必生の擬人化でした。今度のキャラ投票ではこの子に入れます。

ユニ先輩も同様……この人はやべーやつだわ。


幻の七冠(セブンクラウンズ) 20XX

 

 

「はぁ!はぁぁ!!!」 

 

ソウゴとジュン、2人の攻防は互角、2つの剣を巧みに操り、弾き、打ち合い、そしてまた弾く。

 

2本の剣を交差させることで鍔迫り合いをし距離を縮みていく2人。

 

それをただ見ることしかできないティアナは固唾を飲んで見守り続ける。

 

「…うぅ…っ!!見えた…っ!!」

 

鍔迫り合いの中、再び未来を予知する事で先の行動に対する対策を練り上げるソウゴ。

 

力を押しで鍔迫り合いを解き、そのまま交差させていた剣を振り抜くジュンの攻撃を回避し、ソウゴは2本の剣に金とピンクの光を溜め。

 

X字に切り裂く事で衝撃波を飛ばす、しかし

 

「それが予知か、でも」

 

ノーモーションで半透明の盾を出現させ、それをガードし更にその盾から白い衝撃波が複数生成されソウゴの体を切り刻む。

 

「うぁぁぁっ!!!!?」

「ソウゴくん!!?」

 

ソウゴは吹き飛ばされ地面を転がる。すかさずティアナが駆け寄りソウゴを抱き抱える。

 

「予知はほんの先の未来しか見えないみたいだね、更にその先までは君は見えていない」

「…つぅっ…っ!!」

「私はこれでも王宮騎士団(ナイトメア)団長をしているんだ、民草に威厳を見せる為にもこの程度で折れたりはしない」

 

その言葉にソウゴが反応を示す。

 

「…民の為…?あんた達がやってる事が本当に民の為なのか?」

「ん?私は何かおかしな事でも言っているかな?」

「違う!!こんな事、決して民の為なんかじゃない!!俺は見てきた!この世界の人々はみんな悲しい顔していた!!」

「陛下の望む事は民の望む事だ、君には分からない」

 

ジュンの発言にソウゴは更に反論する、その為にソウゴは立ち上がり。

 

「分かるさ!!俺も王様になるのが夢だから!!…俺が目指すのは最高最善の魔王だ!!みんなが笑って過ごせる世界を作り上げる、こんなディストピアな世界、そんな世界は…俺が壊してやる」

 

ソウゴはそう言いながら、サイキョーギレードとジカンギレードを合体させ、1つの巨大な剣へと変化させる。

 

「ソウゴくん…あなたは…」

 

ティアナはソウゴの言葉に何かを感じていた、その何かは、恐らく自分と同じ、王としての覚悟を感じていたのかもしれない。

 

「…壊す、ね…随分と物騒だ」

「創るっていうのは壊すって事だ、破壊と創造は表裏一体…俺はこの世界を壊して創る…はぁぁぁ!!!!」

 

ソウゴは再びジュンに向かっていく、絶え間ない攻撃はジュンを一方的に押していく。

 

「くっ…っさっきよりも…勢いがある…!!」

「俺は!俺達はこんなところでは止まれない!!」

 

『サイキョーフィニッシュタイム!!キングギリギリスラッシュ!!』

 

[ジオウサイキョウ]と書かれた長大な光の刃を生成し。

 

「はぁぁぁぁ!!!」

 

縦振り、横振り、更にもう一撃縦の剣撃を繰り出す。

 

それをジュンが発動している半透明の盾ごと斬り裂き、ジュンを吹き飛ばした。

 

「っつぅ…無茶苦茶だ…!!!」

 

ジュンが立ち上がり周囲を確認するとそこには既にソウゴとティアナの姿はなかった。

 

 

 

 

 

「準備は整ったわ」

 

寿恵琉は王宮に戻っていた、王宮の財物庫には大量の食料が運び込まれ、山のように積まれている。

 

「5年もの歳月をかけ、集め、溜め込んだこの食料を使い、王家の装備の力を最大、最強にする…」

 

恵琉は両手を広げながら呟く。

 

「この世界の真の王になるのはこの私よ…私を貶めた奴らも…真那以外の奴らも全て、私の手で…!!」

 

 

 

 

私は優秀なゲームクリエイターだった。

 

真那の右腕として私は影ながら支えてきた、七冠(セブンクラウンズ)を。

 

「真那、これで…!」

「ええ、これで完成よ…私のゲームが…!!」

 

この時から既に、真那の目には私など映っていなかった、すべての功績は真那のものとなり私の存在は抹消された。

 

「ちょっと!どういう事よ!真那!!このゲーム…私達で作り上げたものじゃない!!」

「…私『達』?何を言ってるの?貴方が出来たことなんてほんの少しのプログラミングだけじゃない、ぶっちゃけ貴方、必要無かったわ」

 

…私の全てを否定された、長年寄り添ってきたつもりだった。

 

現実での私は何もなかった、何を得ることも、皆がレジェンドオブアストルムの発売と共に七冠(セブンクラウンズ)を持て囃した。

 

その中に私はいない、私は何者にもなれない…無価値な存在。

 

そんな時、レジェンドオブアストルムを開発資金などを提供してくれた国の王女様が日本にやってくるという情報を聞いた。

 

私は直接会った事はなかったけど、彼女は率先してレジェンドオブアストルムの製作過程の状況を見にきていたらしい。

 

だからきっと、私のことも…影に消えた私の活躍もきっと知ってくれている。

 

「あの…っ…プリンセスユースティアナ…!!」

「へ?…あの…えっと…」

「私の事は…!!私は…!」

「…えぇ…?あの…申し訳ありません、貴方は…?」

 

私はその言葉を聞いた時、全ての時が止まった、私の時間はこの時より先には進まない。

 

「君!入ってきては困るよ!!連れて行きなさい!!」

 

私は苦笑いでこちらを見る王女の顔を見ながら警備の人間に連れて行かれた。

 

その後は彼女の会見を邪魔した精神異常者として取り調べを受けた、でも私は何も答える事は出来ず、何も出来なかった。

 

家に引きこもり、もう考える事も放棄した、外に出ればアストルムの話ばかり…そんなの聞いたって嫌になるだけ。

 

「…随分と荒れているな」

「っだ、誰!?」

 

私の部屋にいたもの、それは得体の知れない男だった、何処から入ったのか分からなく気味の悪い男だった。

 

「俺はリボーン…お前、力が欲しいんだってな?」

 

力…

 

「貴方が力をくれるっていうの…?」

「ああ、俺は王の器になる存在を探している」

「それが…私…?」

 

彼は何も言わず、私に手のひらサイズの機械を渡してきた。

 

「それはアナザーウォッチ、お前の力だ、何をするのもお前の自由だ」

 

私の…自由…!!

 

『ユースティアナ』

 

私はそのアナザーウォッチを起動すると体が変貌する、湧き上がる力、なんでも出来ると確信した。

 

「…千里真那…奴をただ殺すんじゃない、くくく…頂点に立って愉悦に浸っている所を…どん底に…!!」

 

私はその日から決めた、奴が頂点に君臨したその瞬間を狙うと、そして奴が私に力を与えてから1ヶ月…ついにその日が来た。

 

私はレジェンドオブアストルムに起きている異変を察知し、本来ならアストルムの世界に入る事は許されないこの状況を、この力で無理やりゲーム世界に侵入し、頂点に君臨した真那を…

 

「あら?貴方…誰だったかしら?ごめんなさいね、私、今記憶が混乱しちゃってて…」

「…もう、そんな事どうでもいいわ、どうせ誰にも覚えてもらえないなら、覚える必要なんかないんだもの」

 

『ユースティアナ』

 

「…っ!?なによ、それ…」

「どう?一時でも頂点に立てた感想は?…まぁ、それも今日で終わりだけど」

 

真那は瞬時に玉座から立ち上がり戦闘態勢に入るも私の方が一手早く胸に剣を突き立てた。

 

「がっ…ふ…貴方は…一体…っ」

「覚えなくても思い出さなくてもいいわ、私はこれから王になるの、貴方の代わりにね」

 

私が指パッチンをすると世界が変わる、私が変えるのはこの世界…この千里真那が築き上げた忌々しいこの世界を全て、私の手で…!!

 

 

「壊す…!!!はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

恵琉がウォッチを構えると全ての食材がウォッチに吸収されていく、膨大なエネルギーは恵琉を強力な存在へと昇華していく。

 

「ああ…力が漲ってくる…ふふ、食事は命のエネルギー…ね」

 

恵琉は自身で破壊した壁の穴から街を見つめる。

 

「後はオリジナルのユースティアナ…奴さえ葬り去れば…全てが終わる、いや…始まるのよ…!!」

 

 

 

「とりあえずは逃げ切れたかな…」

「す、すみません…わたし…何もできなくて…」

 

わたしは自分自身が情けない、ソウゴくんばかりに頼ってしまって…わたしは何もできてない。

 

「いいんだよ、今はそれで、急ぐ必要なんてない、自分の足で自分の速度で、ちゃんと前に進めばいい」

「ありがとう…ございます、ソウゴくん」

「…っと、それでも…やっぱりそろそろゲイツ達と合流した方がいいよなぁ…連絡手段は今無いし…どうしよう…あっ!そうだ!!」

 

ソウゴくんは何か閃いたのかジクウドライバーを腰に装着し…

 

「これがあったんだった、丁度いいや、えい!」

 

『ジオウトリニティ!!トリニティタイム!

三つの力、仮面ライダー↑ジオウ!ゲイツ!ウォズ! トーリーニーティー!トリニティ!! 』

 

ソウゴくんが新しい姿に変身します、すると空間から突如2つの顔が現れてソウゴくんの両肩に合体します。

 

「ふふ、お疲れ様、2人とも」

「おお…我が魔王、突然の呼び出しに少し驚いてしまったよ」

「ソウゴ、お前今何処にいるんだ?」

 

なんか1人で話始めました…と言っても声がそれぞれ違うのであの体に3人の人格が入っているのでしょうか?

 

「俺は…この通り、森の中…かな、特に目印になるようなものはないよ、そっちは?」

「こっちも色々とあってな…俺達は今、風車が大量にある廃村にいる、怪我人も多数いる、あまりここからは動ける状況では無い」

「俺達って…ウォズとゲイツは一緒なの?」

「ああ、その通りだ我が魔王、私達は既にアナザーユースティアナと戦った」

 

アナザーユースティアナ…今のアイツの事でしょう…

 

「…分かった、俺もすぐにそっちにいく、待ってて2人とも」

「分かった」

 

ソウゴくんはそう言うと変身を解除して近づいてきます。

 

「ティアナ、風車が沢山ある村って分かる?」

「は、はい…ここから北に十数キロ行ったところにあります」

「そっか、急ごう、俺の仲間が待ってる、それで合流したら、一緒にアナザーユースティアナを倒そう」

「…はい」

 

…わたしはすぐに答えることができませんでした、まだ心奥底であの人に怯えている。

 

絶対に埋めることのできない力の差、それが頭から抜ける事はない。

 

あの人と戦うことが怖い。

 

それをソウゴくんは見抜いていたのか、その言葉を投げかけた後、わたしの肩に1回だけポンっと手で軽く叩いてから。

 

「それじゃあ、案内お願い、ティアナ」

 

笑顔でそう言いました、彼の言葉は真っ直ぐでどこか惹きつけられる気がします。

 

あれ程怯えきっていたわたしの心も彼の言葉でピタリと震えが止まりました。

 

わたしはすぐにソウゴくんの前に行き、先導を開始します。

 

 

「サレン、そっちは大丈夫か?」

「ええ、なんとか…というより貴方達の方が大丈夫なの?特にゲイツさんはあたしたちを庇って…」

「心配するな、こういった怪我には慣れてる」

 

ソウゴがトリニティの力を使う事でお互いの安否を確認することができた、俺達はソウゴに伝えた通り、風車が目立つ廃村で身を隠している。

 

「…こんな目立つ場所じゃ長くはもたないわよね…」

「…ここはランドソルからも近い…奴らの軍勢が押し寄せてきたら今のあたし達じゃどうしようもねぇ…」

 

そうか…それなら都合が良いな

 

「俺達はこの後、そのランドソルとやらに向かう」

「えっ…ゲイツさん!?」

「私達の目的はアナザーユースティアナ…それと戦う場としては持って来いの場所だからねぇ」

 

俺の発言にウォズが同意する。

 

「これ以上、この世界の人達を苦しめるわけにはいかない、あたし達の手で決着をつけて、元の歴史に戻さなくちゃいけないの」

「ツクヨミさん……あたし達はなんの役にも立たない…けど…信じてるわ、貴方達ならきっと成し遂げてくれるって」

「ああ、任せてくれ」

 

その時だった、おーい、という声と共にこちらに寄ってくる影2つ。

 

「ソウゴ!!!」

 

ツクヨミがその名を呼んだ、こちらに向かってきたのはソウゴともう1人、女の姿だった。

 

「ソウゴ、そっちは?」

「ん?こっちはねぇ…何と本物のユースティアナだよ」

 

俺達はその言葉に驚いた、本物…つまり奴の…アナザーユースティアナのオリジナル。

 

「ゆ、ユースティアナ・フォン・アストライアって言います、その…よろしくお願いします」

「な、何ということだ…っ」

 

そう言って驚愕していたのはウォズだった、ウォズは逢魔降臨暦を落とし両手で口を押さえながら震えている。

 

「あ、あの…どうかしましたか?」

 

彼女は当然のように奇行に走るウォズに訊ねる。

 

「まさか本当に……見れば分かる、君は我が魔王と同じ素質を持つ、まさに王の器にふさわしき人物…っ!!!」

「は、はぁ…?」

「…ウォズ、ティアナが引いてるから…」

 

ソウゴですらツッコミを入れざる得ない程、今のウォズはイカれていた、元からイカれてはいたがな。

 

「…コホン、失礼…ユースティアナ王女、私はウォズ、そちらにいる我が魔王…常盤ソウゴに仕える家臣の1人でございます」

 

そう言いながらウォズは片膝をつきユースティアナの前に跪く。

 

「こちらが同じく家臣の1人ゲイツ、そしてこちらが友人Aのツクヨミです」

「誰が家臣だ」

「ゆ、友人A……」

 

俺はソウゴとは友にはなったが家臣になった覚えはない。

 

「あ、あの!そんなにかしこまらないでください!わたしが王女だったのは前の話ですし、今のわたしはただの…女の子のユースティアナです…奪われてしまっていますしね」

「それを取り戻しましょう、ユースティアナ姫、私達はその為に来たのですから」

 

ウォズは立ち上がり片手を振り上げながら言い放つ。

 

「ねぇ、ゲイツ…なんだかウォズ、テンション高くない?」

「よく分からんが奴にとって王の素質とやらに興奮してるんじゃないか?お前を祝う時だって大概ああだっただろう」

「…確かに」

 

…とはいえ、俺には今の彼女にそういった王たる資格があるとは思えないがな。

 

何となくだが分かる、奴の心は折れている。

 

1度、過去にソウゴが王になる事を諦めた時があった。

 

オーマジオウになる未来を悲観し、自らベルトを捨て去り、何もかもを諦めた時があった。

 

その時のソウゴと同じ目をユースティアナはしている。

 

「…おい、ユースティアナ」

「は、はい?…えっと…ゲイツ…くんって言いましたよね?なんでしょうか」

「お前に何があったのか知らないが、王女であるというのなら決して自分の運命から逃げるな」

 

俺はそう言った、たとえ辛い未来が待っていようと自分の運命からは逃げてはいけない。

 

俺の言葉に黙り込むユースティアナ、厳しい事を言っているのは百も承知だ。

 

だが俺は過去にソウゴにはこう言った。「お前がオーマジオウになるのなら俺がそれを必ず止める」と。

 

 

だからお前は自分の運命から逃げるなと。

 

「もし、お前の未来が辛いものだとしても、安心しろ、俺達がいる、俺達は必ずお前を支えてやる」

 

この問題はユースティアナ自身の問題だ、ただ俺達がアナザーユースティアナを倒して解決という訳にはいかない。

 

彼女が自分自身を乗り越え、自分の運命を変えなければならない。

 

ソウゴや俺達がやって来たようにな。

 

「ゲイツ……ふふ、良いこと言うじゃん」

「黙れ、別に良いことでもなんでもない、普通の事を言ったまでだ」

 

俺はその発言の後、ソウゴと共に軽く笑い合う、その時だった。

 

大地が揺れ始める。

 

「な、なんだ…!?」

「どうやら相手も…準備が整ってしまった、という事かもしれないね」

 

これ以上、のんびりとしている暇はない、ランドソルに向かいアナザーユースティアナを倒さなければこの世界の歴史はどんどん歪んでいく。

 

「急ごう、ゲイツ、ウォズ、ツクヨミ…アナザーユースティアナを止めるんだ!!」

 

ソウゴの言葉に俺達は同意し走り出す。

 

「待ってよウォズ!!あたしも付いて行くわ!!」

「キャル君…ああ、戦力は多い方がいい、頼むよ」

「よし!アイツに一泡吹かせてやるんだから!!」

 

ウォズの後ろをキャルが付いていく、そして

 

「うぇーん…お母さ〜ん!」

「だ、大丈夫よ…大丈夫だから…」

 

この地鳴りにより子供達が泣き始める、それを…ユースティアナは静かに見ていた。

 

唇を噛みしめ、両手を強く握りしめる。

 

「…待っていてください…わたしが…必ず…!!」

 

その目に闘志が宿った、ああ、そうか…これこそが王の器って奴か。

 

ソウゴもそうだった、ちょっとした事で闘志が戻る、そして目的に向かって真っ直ぐに突き進む精神を宿している。

 

彼女にもまた最高最善の王の力がある、俺はこの時、確かにそう思った。

 

 

ー魔王監獄街 ランドソルー

 

 

数百にも及ぶ王宮騎士団(ナイトメア)を引き連れ、街を歩く。

 

先頭には副団長クリスティーナ、団長ジュン。

 

更にその前をアナザーユースティアナの寿恵琉とタイムジャッカーのリボーンが歩いていた。

 

「ふふ、このくだらない戦争ごっこも今日でおしまい、この世界最後のレジスタンスもここで完全に始末しオリジナルユースティアナの力を奪う」

「既にお前の中にはこの5年の歳月で集めた食材のカロリーが蓄えられている、王家の装備の力はまさに逢魔の如く、行けるな恵琉」

「勿論よ、例え時の王者だろうとこの私を止める事はできない」

 

そんな彼らの進行を止めようと、彼らの前方から現れる影。

 

「ふふ、来たわね…」

 

恵琉の言葉通り、その影は全部で6つ。

 

「もう逃さないわよ!オリジナルさん!貴方を倒して私こそが世界の王となるの!!」

「そうはいきません…もう、逃げません…貴方からは…民の笑顔を…取り戻す為に…!!!!」

 

ティアナは剣引き抜き構える、その目にはもう、迷いはない。

 

「タイムジャッカー…お前の計画はここまでだ、みんなの未来を返してもらう」

「これはこれは…オーマジオウ、時の王者様…!今に見ていろ…俺はお前を必ず超える存在となる」

 

その場にいる全員が構える。

 

『ナイトメア』

 

クリス、ジュン、リボーン、それに加え、背後にいる王宮騎士団(ナイトメア)の集団がアナザーウォッチのスイッチを入れるとそれぞれがアナザーナイトメアの姿に変化する。

 

『ナ・イ・ト!!メ〜アー↑!!』

 

リボーンはアナザーナイトメアではなく仮面ライダーナイトメアの姿に。

 

『リ・バ・イ・ブ!疾風!!』

『ツ・ク・ヨ・ミ!!』

『フューチャリングキカイ!!!キカイ!!』

 

ツクヨミはノーマルフォーム、ゲイツは疾風、ウォズはフューチャリングキカイとなる。

 

そして

 

『グランドジオウ!!』

 

『キュィィン!!ブゥゥゥン!!アドベント、COMPLETE、ターンアップ、チーン…CHANGE BEETLE、ソードフォーム、ウェイクアップ!カメンライド、サイクロン!ジョーカー!タカ!トラ!!バッタ!!!(スリー)(トゥー)(ワン)!シャバドゥビタッチヘンs!ソイヤッ!!ドラァ↑イブ!カイガン!!!レベルアァップ!ベストマッチ!ライダータイム! 』

 

「うへぇ!?」

 

いきなり隣が豪華絢爛な金色のライダー達の石像が現れ、初見のティアナとキャルが目を丸くしてその光景を見つめる。

 

「変身!!」

 

『グランドタイム! クウガ・アギト・龍騎・ファイズ・ブレイィィド!響鬼・カブト・電王!キバ・ディケイィド! ダ〜ブル!オーズ!フォォーゼ!!ウィザード!鎧武・ドラ〜イィブ! ゴースト!エグゼイド!!ビ・ル・ド〜! 祝え!!仮面↑ライダー↑!!グ・ラ・ン・ド!ジオォォウ!!』

 

黄金煌く、仮面ライダーグランドジオウに変身するソウゴ。

 

「…な、長っ」

 

と思わずツッコミを入れてしまうキャル。

 

「お前たち!!やれぇぇい!!」

 

クリスティーナの号令と共にアナザーナイトメアの軍団が走り出しソウゴ達に向かって襲いかかる。

 

「よぉし、こっちも大盤振る舞いだ!!」

 

『クウガ!ダブル!!ブレイド!鎧武!!』

 

ソウゴは自身の体についたレリーフをタッチする事で歴代ライダーを召喚する。

 

クウガアルティメットフォーム、ダブルエクストリーム、ブレイドキングフォーム、鎧武パインアームズ。

 

それぞれが独立して動き、アナザーナイトメアと戦い始める。

 

「キャル君!アナザーナイトメアの相手は君に任せるよ」

「えっ!?あ、あたしあの偽物のユースティアナに一泡…っつぅ…分かったわよ!適材適所よね!!全くもう!!」

 

キャルはソウゴの召喚したライダーと共にアナザーナイトメアの相手を、そしてウォズは

 

「リベンジマッチと行こうか、リボーン君」

「良いだろう、クォーツァーの残りカスは俺が消し潰してやる」

 

「はぁぁ!!!」

「ふんっ!!」

 

ゲイツはジュンとツクヨミはクリスティーナの剣を止める。

 

「ツクヨミ!そっちは任せても良いな!!」

「当たり前でしょ!あたしを誰だと思ってるの!!」

「はっ…そうだな…!!!」

 

ゲイツはジュンの攻撃を捌きつつ。

 

「ソウゴ!ユースティアナ!!アナザーユースティアナはお前達に任せるぞ!!!」

「分かった!!行こう!!ティアナ!!!」

「はい!!!」

 

ティアナとソウゴは一直線に恵琉の元に向かう。

 

「…悪あがきよ、貴方達では私に勝つことは不可能って事を教えてあげる」

 

『ユースティアナ』

 

恵琉はアナザーユースティアナの姿となり2人攻撃を迎え撃つ。

 

「不可能かどうかはやってみなければわかりません…それに…例え不可能だとしても…その運命は…必ずわたしは変えてみせます!!!!」

 

レジェンドオブアストルムの歴史を賭けた戦いが今、始まる。

 





因みに
アナザーナイトメア クリスとジュンはどちらも純粋なスペックはジオウIIよりは強い設定です。
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