プリンセスコネクト!リ・ダイブゥゥゥゥゥゥゥン!!!(ガッチョーン   作:古賀コーラ

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2号ライダーはいっつもヌルッと出てくる。


20XX 虚王の復活

「ぐぅっ…ぐっ…がはっ…!!」

 

転がり出てきた恵琉は既に変身が解除されており、懐からアナザーウォッチが飛び出してくる。

 

飛び出していたアナザーウォッチは粉々に砕け散り、霧散。

 

「…大丈夫ですか?」

 

変身を解除しながら近づき手を差し伸べるティアナ、しかし恵琉はその手を払い除け俯く。

 

「私の何が間違っていたというの…!!私は…ただ…!!」

「何者にもなれないのなら、ならなくてもいいじゃないですか」

「…何を…言って…」

 

ティアナは微笑む。

 

「何者である必要はない、自分が自分らしく、それが一番ですよ」

「…貴方は…本当に…王の器…ね…私が出来なかった事は…貴方に…託す…わ」

 

恵琉は微笑み、その言葉を残して気を失った。

 

「終わったね、ティアナ」

「はい!!」

 

そんなティアナに近寄るソウゴ、ウォズ、それだけでなく戦いの終わったゲイツやツクヨミ、キャルもまた歩み寄ってくる。

 

「いいや、我が魔王、彼女の戦いはまだ終わらない、これから歴史は修正され、元に戻る…しかし」

「分かってます、歴史が元に戻るという事は…アイツも…きっと蘇る…」

 

この世界が元に戻ったとしても、ティアナに待ち受ける未来は混沌を極める事だろう。

 

しかし彼女は笑顔になる。

 

「でも…何となくですけど…大丈夫な気がするんです、もう、わたしは迷わないから」

「…うん、そうだね、君なら何か…いける気がする」

 

ソウゴもまた彼女に笑顔を向けた。

 

「あの…えっと…これ…お返しします」

 

ティアナはそんなソウゴにジクウドライバーとユースティアナライドウォッチを返そうとする。

 

ソウゴは何かを察したようだったが

 

「…分かった、こっちは受け取っととく、でも…これはティアナが持ってて」

「でも…」

 

ソウゴはジクウドライバーだけを受け取り、ライドウォッチはティアナの手に渡した。

 

「これは君の力だ、君が持つべきものだから」

「そのウォッチを持っていれば例え歴史が修正されたとしても君はこの時のことを覚えていられる」

「忘れないでティアナ、どんなに離れていても、俺達はずっと友達だよ」

「勿論です!!」

 

そんな会話を他所にゲイツは周りをキョロキョロと確認する。

 

「…それよりも、リボーンの奴はどこへ行った?見当たらなかったが…」

「そういえば…」

「奴の計画は崩れた、アナザーウォッチを壊れ、今の奴に何かできるとは到底思えない」

 

ウォズが軽口でそう言うのだがソウゴは少し険しい表情となり。

 

「でもアイツは野放しにしておけない、門矢士と相談してアイツの動向を探ろう」

 

ソウゴの意見に皆が同意し、その後ソウゴはティアナの方へと向き直る。

 

「俺達はもう行くよ、あのリボーンという男を追わなくちゃいけないから」

「はい、本当にありがとうございました…ソウゴ君、わたし頑張ってみます」

「うん、今のティアナなら大丈夫」

 

ソウゴとティアナの言葉はそこまでだった、2人は背を向けそれぞれの道を歩き出す。

 

ティアナはその場で座り込むキャルの姿を見て微笑む。

 

(あの娘とはきっと…また会える気がします、何となくですけど)

 

ソウゴ達が去り、歴史が修復していく、世界全体が光の粒子に包まれていく。

 

全ての人々がその不思議な光景を見ていた。

 

「ぐぅっ…くっ…ふざけるな…俺は…まだ…!!」

 

その光の粒子が舞う中、地面を這いつくばる男が1人。

 

その男は倒れながら手を伸ばすとその先にある粉々になったアナザーウォッチが修復していく。

 

「まだだ…時期を…待て…俺が…王の力を得る為に…!!奴らを…全てを凌駕する力を得る為に…!!」

 

そして…歴史が元に戻る。

 

 

 

 

…

 

 

 

 

 

「それで?ペコリーヌはこの後、王宮に戻るんだっけ?」

「はい、色々と仕事が回ってきてしまって…今までのように美食殿のギルド活動はできないかもしれません…」

「そう…」

 

キャルが寂しそうに顔を背ける。

 

「仕方がない事だろう、彼女はこの国の王女に返り咲いたんだ、後始末の管理も彼女がやらなければならない」

「…ペコリーヌさまと一緒に活動できるのが少なくなるのは寂しいですね…」

 

さて…これで今日の活動はここまでだ、さっさとギルドハウスへ戻り、私はガシャットを…

 

その時だった、気配を感じる。複数の人間の気配。

 

それを感じ取ったのは私だけではない、コッコロやキャル、ペコリーヌも既に感じ取ってきた。

 

「…何者だ?」

 

現れたのは…王宮騎士団(ナイトメア)…?だが雰囲気が違う。

 

『ナイトメア』

 

奴らは何か手元に収まるくらいの機械を取り出し、それを自身の胸部に持っていくと体が変貌する。

 

「アレは…!!アナザーナイトメア…!!!」

「…何か知っているのかペコリーヌ」

「は、はい…でも…」

 

奴らはこちらに会話をさせるつもりはないらしい、既に攻撃態勢に入っている。

 

『マイティアクションエェックス!!』

 

「まずはコイツらの処理をしてからでも…遅くはないか」

 

私はガシャットを起動し、仮面ライダーゲンムの姿に変身し飛びかかるアナザーナイトメアの攻撃を捌いていく。

 

「サンダーボール!!」

 

それを遠距離から雷の球を乱射しアナザーナイトメアを吹き飛ばす。

 

「主さま、ペコリーヌさま、強化いたします!やぁ!!」

 

強化された私とペコリーヌが前線に立ち、アナザーナイトメアを粉砕していく。

 

「どうして…今になって…!!」

「ペコリーヌ!コイツらは一体何なんだ!?」

 

私達はアナザーナイトメアと戦闘をしながら会話を続ける。

 

「アレは…タイムジャッカーが生み出した…もう1人のわたしの配下です」

「何?」

 

言っている意味は分からないがコイツらは…明確に私達の敵。

 

「ちっ…雑魚だが数が多い」

「どうして…っ!」

 

ペコリーヌはコイツらに何か思うことがあるらしいが…

 

「何なのよコイツら!!気持ち悪い!!」

「王宮騎士団(ナイトメア)のように見えますが…異様でございます」

 

数の暴力、それにより徐々にだが私達は押され始めている、ちっ…面倒な奴らだ…!!

 

その瞬間だった。

 

『フィニィッシュタイム!!タイムブレイク!!』

 

キックという文字が複数個出現しその文字ごと蹴り抜ける1つの影、それが私達を襲っていたアナザーナイトメア達を粉砕する。

 

「これは…!!」

 

それに反応示したのはやはりペコリーヌだった。

 

爆炎に巻かれながらソイツは姿を現した、ソイツは…間違いない、仮面ライダー…。

 

「久しぶりだね、ティアナ」

「ソウゴくん!!!」

 

ソウゴ?…彼女の知り合いに仮面ライダーが?

 

っと今はそういう状況ではないな、まずは周りに残っているアナザーナイトメアを…

 

「はぁぁ!!!」

 

キャルやコッコロに迫っていたアナザーナイトメアを次々と拳や蹴りで倒していく複数のライダー。

 

どれも先程現れた…ソウゴと呼ばれたライダーに似たライダー達だった、同じライダーシステム

を使っている…仲間か?

 

「ゲイツくん!ツクヨミちゃん!それにウォズくんも!!」

「これはこれはユースティアナ姫、またお会いできて光栄です」

 

やはりコイツらと彼女は面識があるらしい。

 

あらかた片付き、アナザーナイトメアの残党は劣勢を感じ取りそそくさと退散していく、これで話ができるな。

 

私達は変身を解除、リラックス状態となると、私は素性の知れない者達を見る。

 

男3人に女1人、見たことがない人間だ。私の知る限りのライダーシステムではない、私の知らない仮面ライダーだ。

 

…仮面ライダービルドや今回のこの世界の件もある、もしかしたらコイツらは別世界のライダー、しかも世界と世界を移動できるような力がある。

 

そうでなければ説明がつかない、この世界にライダーがいるのであればこの世界はもっと何かしらの影響を受けているからな。

 

「無事でよかったよ、ティアナ…それに、俺と同じで友達が3人出来たんだね」

「はい、おかげさまで」

 

…となると以前助けてもらった青年というのはコイツの事か…

 

「君達は何者なんだ?ペコリーヌの知り合いのようだが…」

「わたくしの名前はコッコロと申します、ペコリーヌさまとはお知り合いのようですので…こちらはキャルさま、そしてこの方は我が主の檀黎斗さまでございます」

 

私の発言のすぐ後にコッコロが続ける、すると何故かソウゴと呼ばれた男がニヤニヤと笑い始めた。

 

「えっ…檀…黎斗…って…あの檀黎斗?」

「…なんだ、私は君と面識は無いはずだが?」

 

人の顔を見て笑い始めるなど不愉快極まりない。

 

「…君は…仮面ライダーゲンム、檀黎斗で間違いないかい?」

 

ストールを巻いた飄々とした男、確かウォズと呼ばれていたか、ソイツが私に訊ねてくる。

 

「…お前達…何者だ?」

「…この雰囲気…どうやら彼は本当に檀黎斗のようだね、何があったか知らないが…今はこの姿のようだ、それに我が魔王、君が知らない本来の歴史の檀黎斗のようだね」

 

…コイツ…いやコイツらはただの仮面ライダーではない、やはり私の推測通り世界を自在に移動し尚且つ私の事も知っているライダー…

 

「それじゃあこっちも自己紹介だね、この2人はゲイツ、ツクヨミ、こっちがウォズ…そして俺は常盤ソウゴ、王様になるのが俺の目標なんだ」

「ほう、王様…だが甘いな、私は神…いずれこの世界ではそれさえも超越した檀黎斗神王となる」

「…なんか前の檀黎斗よりも凄いね」

「その通りだ我が魔王…オリジナルの檀黎斗はエグゼイド世界でも手を焼く存在だと本には記されていた」

 

コソコソと話すソウゴとウォズを放っておき、私はペコリーヌに近づく。

 

「おい、ペコリーヌ…コイツらは本当に信用できるのか?」

「はい、以前私を助けてくれた人達なんです…ってソウゴくん達がここに来たという事は」

 

ペコリーヌの一言に彼らの表情が険しいものとなる。

 

「前にリボーンって男がいたの覚えてる?」

「それは勿論…」

「あいつの居場所が分かったんだ…アイツは世界を移動してなかった…この世界にずっと…アイツはいた」

 

ソウゴの発言にペコリーヌが驚愕の顔をする。

 

「ずっとって…あの時から…ですか!?」

「その通りだ」

 

そう言ったのはゲイツ。

 

「奴はこの時を待っていた、ユースティアナ、お前の力が戻り、千里真那が敗れるこの時をな」

 

話は掴みづらいがどうやら問題が発生したようだ、しかも現在進行形でだ。

 

やれやれ、千里真那との決戦が終わり、ようやく落ち着けると思っていたらコレだ。

 

「どこにいるんですか!!奴は今!!」

「…君がよく知ってるところだよ…王宮だ」

 

…

 

ー王宮ー

 

「ついにこの時がきた…!!このアナザーウォッチに貯めた力を解放する時が…!!!!」

 

リボーンは王宮内でアナザーウォッチを掲げていた。

 

そのウォッチは通常のアナザーウォッチにさらに金の装飾がされた特殊なものだった。

 

「このウォッチは既に…王のウォッチ…!!俺がこの力を…!!」

「そのお宝は、僕が頂いていくよ」

 

リボーンの動きが止まる、まるで時間が止められたように体が止まった。

 

「な…にぃ…っ貴様は…っ…仮面ライダー…ディエンド…っ!!」

「そういう事、それじゃあ、これは僕が貰っていくよ」

 

仮面ライダーディエンド、海東大樹は時間を止める能力でリボーンの動きを止めた。そしてゆっくりと歩いて近づき手に持っていたユースティアナアナザーウォッチに手を伸ばした…だが

 

「ふん!!」

「なっ!?ぐはっ!!?」

 

突然動き出したリボーンは海東を裏拳で殴り飛ばし、海東の胸部を足で押さえつける。

 

「甘いな、ディエンド…スウォルツ如き俺は既に超えている…たかがその程度の力で俺の動きを封じられると思うな」

「…そう…かい…っ!!!」

 

海東は倒れた体勢から隠していたディエンドライバーを構え射撃する、リボーンはそれらを手で弾くも海東から距離が離れてしまう。

 

「そのお宝は…この世界にとってはとてつもなく邪悪なものらしくてね…そんな事聞かされちゃあ……ふっ、盗み甲斐があるってものじゃないか」

 

『カメンライド! ディエンド!』

 

海東は隙をつき仮面ライダーディエンドに変身する。

 

「これは渡さん…俺がこの世界に君臨する王となる為に!!…ぐっ…くぅ…うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…!!!」

 

リボーンは自身の胸部にアナザーユースティアナウォッチを持っていくとそれが体内に吸収されると腰部分にベルトが出現しそれはまるでオーマジオウドライバーのようなものだった。

 

「それは…!!」

「はぁぁぁぁぁ!!!」

 

そして体が変貌する、その姿はもはやユースティアナの面影はない、オーマジオウ…王たるライダーのような姿に変化していた。

 

「これが…この世界の…ユースティアナの力か…感じる…これは…まさしく王の力…!!」

「…少し面倒な事にになっちゃったかな…はっ!!!」

 

海東は射撃しながら走る、リボーンはそれを片手間で弾き、接近し殴りかかる海東の攻撃を片手で掴む。

 

「無駄だコソ泥、貴様程度では最早俺の相手は務まらん」

 

海東の腹部に手を持っていくと手のひらから半透明のエネルギーが生まれ、海東を数十メートル吹き飛ばす。

 

「がっ…はっ…!!」

 

『カメンライド! G3! メテオ!』

 

吹っ飛ばされながらもカメンライドでライダーを召喚する、G3-XはGM-01 スコーピオンで先程のディエンドのように前進しながら射撃を開始。

 

そして一気にメテオが接近し、格闘技を仕掛けるのだが

 

「ライダーの力など俺には効かん!!」

 

全て片手で防がれた挙句、メテオは首を掴まれ1度地面に叩きつけられ、更に迫ってくるG3-Xにメテオを投げ飛ばす。

 

そしてリボーンが片手を前に伸ばすとそこから先程ディエンドにやった半透明のエネルギー弾を飛ばし2人を消し飛ばす。

 

『アタックライド! イリュージョン!』

 

6体に分身した海東は接近しながら射撃で攻め立てる、ノーガードでリボーンは受け切り、近寄る分身海東を次々と一撃で粉砕する。

 

そして本物の海東は蹴り上げで腹部、右左と連続パンチ、更に後ろ蹴りを打ち込むと直撃した海東は大きく吹き飛び王宮の壁に衝突、壁は砕け散りそのまま床に叩きつけられた。

 

「所詮、仮面ライダーディケイドの金魚の糞か…貴様に用はない、消えろ」

「…は…はは、それは心外だなぁ…僕が…士の糞だって?」

 

『アタックライド! ブラスト!』

 

エネルギー弾を分裂、四方から迫るようにホーミングさせる弾丸を放つ、それは全て簡単に消されてしまうのだが。

 

『アタックライド! インビジブル!』

 

再び隙をついた海東はリボーンの前から消えた。

 

「…ふん、やはりコソ泥…逃げ足だけは早いな」

 

リボーンはそのまま王宮の壁を破壊するとそこからエネルギーを放出する、それらは空中でアナザーナイトメアウォッチとなり街全体を覆い尽くすように落ちていく。

 

「この世界は俺のものとなる、王の力を…見せてやる…くくく…あっはっはっはっ!!!」

 

…

 

「ヤバいっス!!ヤバいっスよ!!」

 

剣を片手に狼狽えているマツリはトモと共に街中に現れたアナザーナイトメアと戦闘していた。

 

「変な機械を拾ったり当たったりした人達が次々と怪物になってる…これは一体…?」

「しかも強いっスよ!!こんなの…みんなを守りながらじゃあ…!!」

「ぐすっ…み、ミミも…マツリちゃんと一緒に戦うもん…!!」

 

少女達はなんとかアナザーナイトメアの軍勢と戦えているが時間の問題だろう。

 

その時だった、ドンドンと何発かの発砲音が響き、マツリに襲いかかっていたアナザーナイトメアは火花を散らしながら吹き飛ばされる。

 

「な、なんスか!?」

「ここは俺に任せて、お前達は逃げろ」

 

そこに現れたのはハンドガンを手に持ち、首からカメラを下げた男、門矢士。

 

「あ、貴方は…一体…?」

「通りすがりの仮面ライダーだ、別に覚えなくてもいいぞ、お嬢さん方」

 

『カメンライド! ディケイド!』

 

「な…と、トラタイガー!?」

 

マツリは目をキラキラさせながら士を見る、士はそれを無視しながらアナザーナイトメアに連続でキックを打ち込んでいく。

 

「つ、強い…!!ま、マツリちゃん、今のうちにミミちゃんを連れて逃げよう」

「えっ…でも…うう…もっと見てたいっスけど…今は人命優先っス!」

 

3人は士にその場を任せ、離脱する、士は次々迫るアナザーナイトメアを格闘でねじ伏せる。

 

次にライドブッカーを出現させ

 

『アタックライド! スラッシュ!』

 

刀身にエネルギーを纏わせて一時的に分身させ、一振りで数太刀の斬撃を複数体に浴びせ、アナザーナイトメアは爆散する。

 

「……来ていたのか、海東」

「…まぁね、士のいる所に僕ありってね」

 

心底うんざりしたため息をしつつ

 

「…お宝を盗む事に失敗したようだな」

「以前…この世界に来たことがあったから地の利は得てたつもりだったんだけどね…そういう士こそ、珍しいじゃない、タイムジャッカー関連に自分から参戦するなんて」

「奴は力をつけ過ぎた…この世界は俺の手で破壊する」

 

海東も士の隣で変身し、構える。

 

「行こうか、士…世界を壊しに」

「…ふん」

 

2人のライダーがアナザーナイトメアに向かっていく。

 

 

…

 

 

「ほう、つまり君は檀黎斗の従者だと」

「左様でございます、そういうウォズさまもソウゴさまを魔王とお呼びしておられましたよね?」

「その通り、私も常盤ソウゴの従者、君と同じさ」

 

コッコロはどうやらウォズと仲良くなったようだ。見ればウォズが手に持っている本をコッコロは見せてもらっている。

 

「コッコロ君、これが初めて私が我が魔王を祝った日だ」

「成る程、その度にこうやって賛美をしていらっしゃるのですね」

「君も檀黎斗の成長を喜ぶ際はこうやって祝うといい」

「それはいいですね」

 

…何やらウォズに変なことを吹き込まれているようだが。

 

「王宮…ですか」

「うん、アイツは今、あそこにいて…この状況から考えられるとしたらもう街は…」

「でも、安心して、あたし達は貴方の味方よ、また力を合わせてリボーンを倒しましょう」

「…はい!!」

 

リボーンとやらが何者かは分からないが私の邪魔をするというのならばこの手で削除しなければならない。

 

コイツらが何者かは分からないが協力する他ない。

 

「準備が出来次第、ランドソルに向かうぞ、奴を止める」

 

ゲイツの一言で皆の気が引き締まる、1番に引き締まっているのはペコリーヌだ。

 

「わたしの…過去の因縁にも決着をつけなければなりません、黎斗くん、キャルちゃん、コッコロちゃん、付き合ってくれますか?」

「…当たり前じゃない、あたし達はあんたも含めみんな合わせて美食殿よ」

「キャルさまの言う通りでございます、わたくし達はペコリーヌさまが困っていると言うのなら全力でお付き合い致します」

 

彼女達の発言、その後、何かを求めるようにペコリーヌがこちらを見る。

 

「…安心しろ、私も手伝ってやる、君はドンと構えてればいい」

「黎斗くん……えへへ、やっぱりわたしはみんなが大好きです!ギュー!!」

「ちょっ…抱きつくなぁ〜!!く、苦しいっ」

 

私達はペコリーヌに無理やり抱きつかれ苦しい思いをしつつ、迫る決戦を前に心を落ち着かせていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回のイベントでマヒルの人気は上がるだろう、俺の占いは当たる。
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