プリンセスコネクト!リ・ダイブゥゥゥゥゥゥゥン!!!(ガッチョーン 作:古賀コーラ
「大分時間経ったけど、どうかな士、少しは…疲れてきたんじゃないかい?」
「寝言は寝て言え、この程度の荒ごと…慣れてるだろ」
次々と迫るアナザーナイトメアの集団、キリがない程溢れ返るその傀儡達は倒しても倒しても増えていく一方だった。
『ファイナルアタックライド! ディ・ディ・ディ・ディケイド!』
『ファイナルアタックライド! ディ・ディ・ディ・ディエンド!』
しかしこの状況の中、2人のライダーはライドブッカー ガンモード、ディエンドライバーから光の弾丸を連射し、無数のアナザーナイトメアを撃破し、一時的にこの場から敵はいなくなる。
「これが王の力ね…」
「…いいや、ここからが本命のようだぞ、海東」
士がライドブッカーをソードモードに変化させ、刀身を撫でながら前を見るとそこに居たのは仮面ライダーグレイブ、仮面ライダーアビス。
「これはまた…嫌なものを用意してくれたものだね」
海東はディエンドライバーをクルクルと回しながら心底うんざりした声色で呟いた。
「気を引き締めろ海東…来るぞ!!」
士の声と同時に動き出す、グレイブは醒剣グレイブラウザーを、アビスはソードベントを発動し右手にアビスセイバーを持ち2人に接近していく。
ディエンドはグレイブを、ディケイドはアビスをそれぞれ相手する。
激しい攻防、互いの力は拮抗し、決め手となる攻撃を仕掛けることが出来ない。
更にその最中、周りにゾロゾロとアナザーナイトメアが集結し始めた、その数は30体以上。
「これは…流石に…っ!!」
海東が弱音を吐き始めたその瞬間、周りに集まり始めていたアナザーナイトメアの数体が突然吹き飛び始めた。
「大丈夫っスか!!?お兄さん達!!」
「応援を呼んできました!!私達も貴方達のお手伝いをさせてください!!」
そこには先程、士が助けた少女2人の姿があった、それだけではない。
「クリスちゃん、そっちを頼む」
「任せろ団長、久しぶりに楽しい宴が開そうじゃないか!!」
「ふっ…どうかな、士」
「…何がだ」
2人はそれぞれのライダーと戦いながら呟く。
「随分と久しぶりだろう、初めから憎まれない立場にいるなんて」
「…そうだな、悪くない」
2人はそれぞれ、ソードとディエンドライバーを使い、胸部に攻撃をする事で相手と距離を離す。
『カメンライド! 龍騎!』
士はその隙に龍騎に変身し、更に海東にカードを投げ渡す。
「コイツを使え」
「…士…!」
投げ渡されたカードと自身が元々持っていたカードを1枚取り出し
『カメンライド! ブレイド!ギャレン!』
海東はライダーを召喚、そして2人は更にカードを取り出す。
『ファイナルアタックライド! リュ・リュ・リュ・龍騎!』
『ファイナルアタックライド! ブ・ブ・ブ・ブレイド! ギャ・ギャ・ギャ・ギャレン!』
士はドラゴンライダーキックの構えを取り、海東が召喚したブレイド、ギャレンはそれぞれライトニングブラスト、バーニングディバイドの構えを取る。
士はドラグレッダーの火炎と共に仮面ライダーアビスを蹴り抜ける。
仮面ライダーグレイブに対して海東は射撃で足止めし、その間にブレイドとギャレンが接近、ブレイドが雷の剣で腹部を斬り裂き。2人に分身したギャレンが足に炎を宿しながら飛び、回転蹴りを打ち込むとグレイブは爆散する。
海東が召喚したライダーが消え、龍騎に変身した士はディケイドの姿に戻り、士はそのまま海東に近寄ると
「返せ」
ブレイドのカードを海東から強引に奪い取る。海東は少し不服そうな動きをしつつも強敵を撃破し互いに少しリラックス状態となった。
「ふぅ…一応ひと段ら…っ!!?」
油断していた2人に襲いかかる半透明のエネルギー、それに直撃した2人は後方に吹き飛ばされ地面を転がる。
「随分と好き勝手してくれていようだな、仮面ライダーディケイド、ディエンド」
「…それはこっちのセリフだ…タイムジャッカー」
ゆっくりと現れたのはリボーン、その姿はまさにアナザーオーマティアナというべきか。
士は立ち上がり、アナザーオーマティアナと対峙する。
「見ろこの力を、まさに王の力だ、素晴らしいとは思わんかね?」
「興味ないな、何故ならこの世界は俺に破壊されるんだからな」
「ついでにそのお宝は僕が頂いていく、覚悟したまえ」
「…貴様達のような、物語の無い者達にこの力の素晴らしさは分からないか…」
その言葉を皮切りに士と海東が同時にリボーンを攻撃する、2人の攻撃は全て回避され、海東の手に持つディエンドライバーは右手ではたき落とされる。
「うぐっ!?」
「海東!!!」
そのまま右手で首を掴まれた海東は宙に浮かされる、瞬間、背後から士がリボーンを斬り付ける。
しかしリボーンはそれを察知し後ろ蹴りを放つ、まともにソレを胸部に受けた士は数歩後退、リボーンが左手を向けると再び半透明のエネルギーが士を襲い、数十メートル先の壁まで吹き飛ばされ強い力で叩きつけられたように壁にめり込む。
リボーンは海東の首を掴んだまま、左手を上に振り上げると、それに呼応し士も真上に吹き飛ばされる。
直後、今度は逆に腕を振り下ろすと凄まじい速度で士は地面に叩きつけられ土煙に消える。
「つか…さ…っ…!!」
「今度は貴様の番だ」
リボーンは醒剣グレイブラウザーを召喚すると首を掴んでいた右手を離し、瞬間的に宙に浮かぶ海東を連続で斬りつけた。
吹き飛ばされ地面に倒れ込む海東は、胸部を手で押さえそのダメージの大きさに呻く事しか出来なかった。
「はぁーっはっはっは!!世界の破壊者ともあろう存在がこの程度とは笑わせる、いいだろう、貴様達の物語にこの私が終わりをつけてやる、バッドエンドという名の終わりをな」
海東と士、2人は震える体に鞭を打ちながら立ち上がる。
その時だった、リボーンに伸びる硬質化したストール、それによりリボーンの体は軽く弾かれ、2人はトドメを刺される事はなかった。
「むぅ…っ!!何者だ!!!」
「随分とやられているようだね、海東大樹、門矢士」
そこにいたのはウォズ、そして周りには常盤ソウゴを筆頭にした魔王軍と檀黎斗を筆頭にした美食殿の姿があった。
「…ったく、遅いぞ、お前達、本来はお前達の仕事だ」
「ごめんごめん、ティアナ達を探すのにちょっと時間がかかっちゃって」
軽口を叩く士とソウゴ、目の前にいるリボーンはそんなやりとりを鼻で笑い。
「随分と余裕だなオーマジオウ、貴様は私を舐めているのではないか?」
「…随分と雰囲気が違うね、今のあんた…それに…」
ソウゴの目は奴の腰部分に取り付けられた物に向けられる。
「オーマジオウと同じベルト…」
「恐らく、ティアナ姫の力を蓄え続けたウォッチを解放し生み出したものだろう…いわばアレは…アナザーオーマティアナと言ったところか」
リボーンは両手を広げ、体から圧倒的なオーラを放ち、この場にいる全員に圧力をかける。
並みの人間ならばすぐに膝をつき、まるで王の前に傅くような光景になるだろう、しかしこの場では誰1人として膝をつく者はいない。
「リボーンさん…貴方はずっと前にわたしから全てを奪いました」
「何を言っている奪ったのは恵琉だ、千里真那だ、私ではない」
「貴方が…!!!貴方がいなければ…あの人が道を間違える事はなかったんです、だから…その因縁にも決着をつけなくちゃいけません」
ペコリーヌの目は真っ直ぐにリボーンに向けられる。
「事情はわからない…が、この世界は既に私の世界だ、その世界で好き勝手にやろうというのならば…君は非常に貴重なサンプルではあるが仕方がない、削除させてもらう」
黎斗もまたゲーマドライバーとガシャットを取り出し戦闘態勢に入る。
「ふっ…面白いことを言う……貴様達が最初の贄だ!!」
キャルやコッコロ、ペコリーヌ以外のメンツがそれぞれのドライバーとアイテムを取り出し、腰に装着。
「ティアナ!コレを!!」
その時、ソウゴがペコリーヌにジクウドライバーを投げ渡す。
「これって…」
「使う時、今がその時なんじゃない?」
「…はい!!!」
『ユースティアナ』
『ゲイツ・ツクヨミ・ジオウ・ウォ↑ズ・マイティアクションエェックス!!』
「「変身!!!」」
それぞれが変身音を鳴り響かせ、エフェクトに包まれると、仮面ライダーに変身を完了させる。
仮面ライダーではないキャルやコッコロはそれらの光景に心を躍らせ、見入っていた。
「なんと…ペコリーヌさままで…」
「あんた…黎斗と同じ姿になれたの!?どこまでバケモンになんのよあんたは!!?」
「すみません、隠していたわけではなかったんですけど、色々と事情があって」
その姿に驚いていたのは何もキャル達だけではない、黎斗もまた驚きを隠せていなかった。
(…あのアナザーオーマティアナといい、ユースティアナという名前のアイテムといい…ペコリーヌには何か特別な力があるのか?…ふむ、特別な力を持つ王女か……これは次回のゲーム作りに活かせるかもしれないな…)
そんな事を考えているとは他の誰もが知る由もない。
「ふん…!」
リボーンが広げた両腕に力を込めるとアナザーウォッチが2つ出現しそれらのスイッチを起動する。
するとリボーンの両隣にアナザーディケイドとアナザーディエンドが出現しこちらを見据える。
「王の凱旋だ!!ひれ伏すがいい!!」
リボーンの声と共に動き始める。
「分かれて各個撃破だ!!散れ!!!」
こちらは士の一声で動く。
アナザーディケイドを士、ツクヨミ、キャル。
アナザーディエンドを海東、ゲイツ、ウォズ、コッコロ。
アナザーオーマティアナをペコリーヌ、ソウゴ、黎斗。
それぞれが分かれ、戦闘を開始する。
アナザーディエンドを取り囲むように士とツクヨミが剣や拳を使って攻撃。
「兄さんの亡霊…今度こそあたしの手で倒す!!」
「威勢がいいなツクヨミ」
「当たり前でしょ!?貴方こそ相手はアナザーディケイドなのよ!?」
「…そうだな、確かに気分がいいもんではないな」
2人は会話しながらも的確にアナザーディケイドの攻撃を躱しイナしていく。
しかし相手は腐ってもアナザーディケイド、接近戦では劣勢、大きなダメージを負う訳ではないが、2人は何度か軽いダメージを受けてしまっている。
「あんたら…くっちゃべってないで真面目に戦いなさいよね!!グリムバーストォ!!」
その時だった、キャルの後方支援によりアナザーディケイドが吹き飛び、隙ができる。
「丁度いい、ツクヨミ、これを使え!」
「えっ!?これって…」
「先輩からのプレゼントだ、ありがたく使え」
ツクヨミは静かに頷くと
『ディケイド!アーマータイム! カメンライド!ワーオ! ディケイド!ディケイド!ディーケーイードー! 』
「ってアレ?…ソウゴの時と違う見た目に…」
ツクヨミの指摘通り、ソウゴの時のディケイドアーマーとは違く、他のアーマータイム同様、ツクヨミにディケイドアーマーが装着されているような見た目となっている。
「当たり前だ、お前はジオウとは違うんだからな」
「た、確かにそうよね…よし!」
ツクヨミは左手にヘイセイバーを出現させ、右手は光の粒子から形成されたルナミスフラクターの二刀流でアナザーディケイドに向かっていく。
連続攻撃を仕掛けるツクヨミ、士も同じように攻撃を仕掛けるのだがアナザーディケイドが手を翳すと士の動きが止まる。
更に援護していたキャルの攻撃魔法もまた空中で停止、時間を止めたのだ。
その中でツクヨミだけが動き続け、アナザーディケイドと攻防を続ける。
そしてアナザーディケイドの右手なぎ払いを横回転しながら回避、それと同時に手を翳すとアナザーディケイドが止めていた時間が動き出す。
それによりキャルの放った攻撃魔法が動き、アナザーディケイドに連続で当たる、更に士も静止状態から動きだしこちらも連続で剣で斬り付ける。
アナザーディケイドは吹き飛ばされ、大きく隙を作ることになり
『フィニィッシュタイム!ディケイド! アタック!タイムジャック!!』
『ファイナルアタックライド! ディ・ディ・ディ・ディケイド!!』
「これで終わりよ!!アビスバースト!!」
アビスバーストによりアナザーディケイドの動きが止まると、2人のライダーが跳躍、目の前に巨大なカードが一列に並び、そこを通過しながらアナザーディケイドにキックを叩き込む。
それによりアナザーディケイドは爆散し消えていく。
アナザーディエンドと接近して戦う、ゲイツ、ウォズ。
ゲイツの手には斧、ウォズの手には槍、それらを腕を使って防ぐアナザーディエンド。
「全く…コイツは見るのも嫌なんだけどねぇ…」
海東はブツクサと文句を言いながら遠距離から襲撃し続ける。
そしてアナザーディエンドが手を翳すと、2体のアナザーライダーが召喚される、それはアナザー鎧武とアナザー龍騎。
それらが空中からオーロラのようなカーテンから出現しゲイツとウォズを狙う。
「巻き起これ、風よ!!」
しかしその前にコッコロの風魔法により空中で風の刃を受けたアナザーライダー達はバランスを崩し、そのまま地面に倒れる。
「君小さいのにやるね」
「お褒めいただきありがとうございます」
海東がコッコロを褒めつつ
『カメンライド! バロン! ナイト!』
仮面ライダーバロン、ナイトを召喚しアナザーライダーの相手をさせる。
ウォズ、ゲイツはアナザーディエンドに弾き飛ばされ、地面に倒れ込むもすぐに立ち上がり。
「ウォズさま!ゲイツさま!わたくしにお任せを…!!!風の御加護を…やぁぁぁ!!!」
コッコロは魔力を高め、ゲイツ、ウォズに風を纏わせ身体能力を上げる。
「体が軽い…」
「これならば…!」
2人はまるでゲイツリバイブ疾風、フューチャリングシノビになったかのように高速移動し、連続でアナザーディエンドを斬り付ける。
アナザーディエンドが召喚したアナザーライダーはディエンドが召喚したライダーによって撃破され、海東はカードを1枚、ディエンドライバーに挿入する。
『ファイナルアタックライド! ディ・ディ・ディ・ディエンド!』
19個のエネルギーが銃口に集まっていき、巨大なエネルギービームとなってアナザーディエンドを吹き飛ばす。
『フィニィッシュタイム!タイムバースト!!』
『ビヨンドザタイム!!タイムエクスプロージョン!!』
立ち上がったアナザーディエンドに間髪入れずにライダーキックをお見舞いし、アナザーディエンドは爆散する。
アナザーオーマティアナと戦闘をしていたソウゴ、ペコリーヌ、黎斗は劣勢だった。
「うぐぁぁぁぁっ!!」
「ソウゴくん!!黎斗くん!!!」
男2人のライダーはリボーンの強力な回し蹴りで地面を滑るように吹き飛んでいく。
ペコリーヌのみリボーンとギリギリの攻防を続けていた。
「お前のおかげだユースティアナ…お前が王の心に目覚め、千里真那を破った…それにより以前よりもより強力な力をこの…アナザーウォッチに蓄えられたことにより私はこの力を得ることができた」
「…っっ…!!」
ペコリーヌはバッタの軍勢で攻め立てることでリボーンと距離を離し、剣を振るう事でそこからサメが出現しリボーンを噛み砕く。
が、リボーンが腕を振ると噛みつこうとしていたサメは粉々に砕け散り、逆にその衝撃波がペコリーヌを吹き飛ばす。
「ティアナ!!」
「ペコリーヌ!!」
ソウゴと黎斗が吹き飛ばされたペコリーヌに近づくと、リボーンが両腕を広げ。
「見せてやろう…この私の真の力を…はぁぁぁぁぁ!!!」
リボーンの周囲が激しく揺れ、雷が迸り、更に光が溢れ出す。
それはドンドンと大きくなっていき、周りの物体を吸収し始めた。
「…なんだ…これは…!!」
黎斗が思わず呟く。見上げる程巨大、王宮と完全に融合したリボーンはまるでアナザーオーマティアナの姿をしたゴーレム。
「これこそが!!真の王の姿!!力!!!!何人たりとも私の前に立つ事は許さない!!!」
ゆっくりと振り下ろされる右腕が地面にぶつかると、とてつもない暴風と地鳴り、衝撃波が巻き起こり、ペコリーヌ達だけでなく、士や海東、更にはジュン達など、全ての人間が巻き込まれ吹き飛ばされた。
「くっ…っ!!けほっ…けほっ…なんて…力…っ!!」
砂煙の中、ペコリーヌが立ち上がると更に
「王のなり損ない共め!!この私が引導を渡してやる!!」
両目がキラリと輝くと薙ぎ払うように極太のビームが掃射され、数百メートル範囲の街が焼き払われる。
爆炎と爆風が襲いかかり、再びペコリーヌ達は大きく吹き飛ばされ、更に全員が変身解除にまで追い込まれる。
「バカなっ…ここまで力の差があるとは…っ!!」
「あたし達じゃ…アイツを止められないっていうの…っ!!?」
ゲイツとツクヨミが地面に倒れ込みながら弱音を吐く。
「諦め…ちゃ…ダメです…ここで…諦めてしまったら…ここに生きる…民が…みんなが…笑って暮らせない…!!」
変身解除してもなお立ち上がるペコリーヌ。
「ああ…ティアナの言う通りだ、俺だってそうだ、民の笑顔を守る…それが王様だ!!!」
最初に立ち上がったのはペコリーヌとソウゴ、2人の王だった。
「…くだらんな、所詮貴様らは王のなり損ない…力を手にする事を拒んだ、軟弱者達だ、真の力を得た私の前に…消えるがいい!!!」
振り下ろされる巨大な拳、しかし2人は逃げない、目を背けず、振り下ろされる拳をただ睨みつけていた。
「我が魔王っ…!!」
倒れながらもウォズはソウゴを心配していた。
しかし、その心配は杞憂に終わる。
「よくぞ言った、若き日の私よ」
ドンッと炸裂音が響き、巨大な腕が空中で静止する。
「なにぃっ!?き、貴様は…!!!!」
「…オーマジオウ」
ソウゴが呟く、視線の先にいたのは両腕を使い、振り下ろされる巨大な腕を触れずに止めていた。
「お前の覚悟、変わらずに何よりだ若き日の私よ」
「何故だ!!何故、貴様がいる!!!」
そう叫んだのはリボーンだった。リボーンは腕の力を強めるとそれを止めているオーマジオウの体が地面を滑るように少し後退する。
「貴様は!!この世界には存在しない筈だ!!そして!!貴様には世界を移動する力など無い!!!例えそこにいるディケイドの力を使ったとしても!強大すぎる貴様の力ではこの世界に来る事は不可能だ!!!」
「ぐぅぅっ…っ!!!」
更に力が強まる、相手よりも必ず上回る力を保有するオーマジオウでさえ今のリボーンの力を完全に受け止めることができない、徐々に徐々に後退していき、足元は強烈な摩擦で火花を散らす。
「…そうだな、私の力ではこの世界に来る事はできない、彼の力を利用しこちらに来る事も…な」
「ならばどうやって!!!!」
「私は『彼女』の力を使ってこの世界に来たのだ」
「…『彼女』…?ぐぁぁあっ!?」
次の瞬間、オーマジオウが抑えていた巨大な腕が中腹から粉々に砕け散る、それによりオーマジオウは体勢を整え、リボーンを見上げる。
「何が…起きてっ…っ!!」
粉々になった腕を見ながらリボーンは呟く、そして
破壊された事により周りに砂煙が発生し視界が悪くなっているその中で、1つのシルエットがオーマジオウの元へ向かって歩いていた。
「アレは…!!」
砂煙が晴れると先に呟いたのはペコリーヌ。
「…その言葉が聞けて、とても嬉しいですよ、『若き日のわたし』」
そこにいたのはオーマジオウ同様、黄金の鎧に身を包んだ、仮面ライダーティアナ…まさにオーマティアナと呼べる存在がそこにはいた。
プリコネはママキャラが多すぎる。
◯◯は…俺の母親になってくれる女性なんだ…!!!
みんなの◯◯は誰? 僕は王道を往く…………コッコロたんです。