投稿直後は感想待ちでマイページの更新をしまくるので初投稿です(熱い乞食)。
もうミカン姉貴が登場するシーンまで100倍速していいっすか、なRTAはーじまーるよー。
帰宅! 就寝! 登校! を倍速倍速&倍速でかっ飛ばし、シャミ子がちよももに『週末俺と
シャミ子と杏里ちゃんと共にトレーニングルームに向かった際、えげつねえ重量のダンベルで筋トレしてる桃を見てドン引きしますが、逃げたシャミ子たちは置いておき楓くんだけ残って一緒に筋トレをします。
とりあえず小手調べにバーベル40kgから始めるか…………ヌッ!(負荷)
か、カスが効かねぇんだよ(限界)
楓くんの筋トレはあくまで程々の筋トレなので、特別力持ちというわけではないです。
ですがここで筋トレイケますアピールをすると、もんも……の評価が好いものに変わります。最悪の場合『貧弱魔族の部下でパワー担当』という解釈をされますが。
ちなみにシャミ子√では良子ちゃんに『お姉の軍門に下って♡』と言われるなど似たような扱いを受けますが、断固として断りましょう。
◆
吉田家の軍師「お姉の軍門に下って♡」
楓くん「嫌です……」
吉田家の軍師「なんで? 嫌って言っても下るんだよお姉の軍門に」
楓くん「ヤメロォ! ナイスゥ! (ロリの色仕掛けに陥落するクズ)」
◆
ということがあってじゃな(一敗)。
──うわ、もう桃の友情度2に上がってる。
筋肉を通じて何故か仲良くなるとかこいつすげえ変態だぜ?
……では、友情度の確認ともんもが楓くんに対抗して80kgのバーベルでスクワットを始めたのを境に退散します。
んじゃまあ30倍速で日曜まで飛ばしょ。正直ミカン姉貴登場までカットしたい(本音)
こんがり桃にシャミ子の家電の番号が流出したところで等速に戻します。
ここに楓くんが居るのは、シャミ子が病弱だった時からの付き合いなのでシャミ子を心配してのお節介です。お前の事が心配だったんだよ!
暴れ馬、暴れ馬よ……サーッ!(粉ポカリ)
……それでは決闘がマラソンになったことで、三人で走ります。
ここで楓くんにシャミ子と電車で帰らせる事も出来ますが、それをしてしまうと桃に借りるはずの500円を楓くんが支払う事になるので、後々のイベントが発生しないんですよ。なので楓くんは桃と帰らせましょう(掌返し)。
しかもシャミ子に『おくおくたま駅』に行ってもらわないと桃闇堕ち後の霊泉イベントがぐだりますので……強く生きろ、ニャオー!(レ)
それにしても本人があまり気にしていないのでアレですが、元病人がマラソンって原作知識があるとゾッとする光景ですよね。シャミ子の中で桜姉貴もハラハラしてそう。
……はい、シャミ子がランナーズハイになり万物が流転し始めました。超々低確率でそのままぶっ倒れるので気を付けましょう。
──数分ほど退屈なマラソンシーンを流し、シャミ子の心配をしつつ4kmほど走ってイベントが進行しました。
帰りも4km走るのは無理ということで、シャミ子は楓くんに電車賃を借りられないか聞きますが、対策に予め財布を忘れておきます(外道戦法)。
……ヨシ!(RTA猫)理由は違えど桃から無事電車賃を受け取りましたね、では楓くんは桃とランニングしながら帰りましょう。
シャミ子も電車に付いてきてもらうほど子供じゃありません! と言って一人で行ってしまうので、これでわざわざ付いていかない理由を考える必要も無くなりました。
数値的に桃の友情度は3にはギリギリ届かないでしょうね……と言ったところで短いですが今partは終了です。早くミカン姉貴に会いてえなあ俺もなぁ。
まだ単行本1巻分が終わらないのマジ? このRTA50partとかイキそう。
◆
「──このペースに付いてこられるんだ、凄いね楓さん」
「鍛えてますから。あと楓で良いっすよ、俺も……呼び捨てるからさ」
普段の速さで駆ける私に余裕の表情で楓さん──楓が付いてくる。なんだか、姿勢が正しいせいでオフのマラソン選手に見えてきた。
シャミ子の身長は私の頭一つ分小さいけど、楓は逆に一つ分私より大きい。腹筋と背筋が鍛えられてるみたいだけど……物を持ち上げるバイトとかしてるのかな。
「楓はなにかバイトしてるの?」
「いいや。どうして?」
「筋肉の鍛え方が物を持ち上げる人の鍛え方だから、なんとなく気になって」
ああと言って、楓は少し考える素振りを見せた。
「バイトは休日に少しだけね。でも別に筋トレとは関係ないよ」
「ふうん。そっか」
あの顔の逸らし方は何かある人の特徴だ。もしかしたら昔の楓は体が弱かったのかもしれない。シャミ子くらいとか?
「それにしてもシャミ子は大丈夫かな。一人で帰っちゃったけど、楓は付いていかなくて良かったの?」
「本人が言ったんだから大丈夫でしょ。無理に付いていったら今日一日不機嫌になる」
明日には直る辺り素直だなぁ、と思わずにはいられない。なんであんな子が魔族なんだろうか。
「あっそうだ、なあ桃。お前シャミ子のこと何度か陰で見てただろ」
「……魔法少女として、魔族に目覚めたシャミ子が何か問題を起こさないか監視する義務があるからだよ」
──シャミ子が鈍いから油断してた。佐田さんはそうでもないけど、この人は結構鋭いらしい。
しかし悪く思わないでほしい、ここは姉さんが守っていた町だから、なにかあってからでは遅いんだ。シャミ子が問題を起こすような
──とは言えない。仮にも民間人だからね。余計なことを話したら混乱させちゃうし、シャミ子にポロっと情報を漏らせば記憶処理もしなきゃいけないから。
「……まあ、そう言うことにしておくよ。そっちも大変みたいだから」
「いつか話すよ」
そう言って私はランニングに集中する。──話せるだろうか。たまさくらちゃん好きに悪い人は居ないし、対応も真摯だから信用できるけど。
「ところで楓、この間柑橘類が好きって言ってたけど、具体的に何が好きなの? オレンジとか、グレープフルーツとか?」
「蜜柑」
「……へぇー」
ふと、私の脳裏に知り合いが想起される。即答するんだからよっぽど好きなのだろうけど、本人が聞いたら大変なことになるだろうなぁ。
夕陽をバックにそんな事を考えながら、私は無言になった楓と並んで来た道を走って帰るのだった。余談だが、シャミ子は終点まで寝てしまったらしい。今度は付き添って帰ろう。
ヒロインから楓くんへの友愛度
・シャミ子
友/4
愛/0
・千代田桃
友/2
愛/0