康太「・・・任せろ」
保健体育
550
工藤「負けるつもりはないよ!」
保健体育
465
★☆★☆
大縄という腹部の揺れ‥‥
リレーという腹部の揺れ‥‥
欲望のままに食らいつくパン食い競争‥‥
障害物競争の網のトラップに絡まる‥‥
な、なななななブジュゥゥウウウウ!!!!
「ムッツリィイイイーニ!!!気を‥‥意識をしっかり!!」
「・・・不覚だが‥‥無念‥‥。」
「む、ムッツリィイイイーニ!!」
ヤバい、出血が多すぎる‥‥
どこまで持つのか‥‥‥‥
「あ~‥‥バカは置いといて次始めんぞ。」
「「おーす」」「頼むぜ代表!」
「いいか!これから行う騎馬戦‥‥もとい召喚獣戦はだな‥‥~。」
☆★☆★
「‥‥‥よっ‥‥と」
種目が終わりに近づき、給水が終わると不意に声が出ていた。
「お疲れ様です。会長殿!」
「エエ、ありがと遊佐。」
体育祭は残るところこの召喚戦にて終わりを告げるわけだけど、この勝負は何としても‥‥Aクラスとして勝たなきゃならない‥‥と少なくとも私はそう思っている。
A~Fクラスの全生徒が保健体育の科目で闘うこの勝負は点数が高いAクラスが断トツに有利となるわけで‥‥運動神経が低いAクラスからしては体育祭初の主役なのである。
体育祭総合優勝は他に譲っても構わないけど‥‥
「プライドにかけてこの勝負は負けないわ!」
誰かに言うわけでもなく、ただ呟いただけだがそんな、私に赤い髪をした生徒会の一員が、
「確実に‥‥絶対に勝ちましょう!」
「うん、‥‥勝つわよ」
二人がなんらかの決意をし終わった所に
「僕達の代表(主席)と副代表(次席)‥‥霧島さんと姫路さんがお呼びだよ二人とも‥‥行こうじゃないか」
同じ志しを持つ眼鏡をかけたエリートが自信満々な顔で声をかけてきた。
「そう、ありがと久保君。行きましょう‥‥」
向かう先に愛子や他のAクラスの生徒‥‥仲間が笑いながらこちらを見ている。
「実力の違いを見せてあげるわ‥!!」
☆★☆★
「俺らBクラスは‥‥あのF代表の坂本の命令を聞かなきゃならない‥
‥不本意だが今だけは従おう。
「私達Cは弱い者から‥‥Fから討ちに行くわよ!」
「俺達はFに従い‥‥約束通りクラスの交換を取り消してもらうぞ!」
「いい?腹立つけど負けたからには言う通りに‥‥Fを守るわよ?」
★☆★☆
様々なクラスが一致団結をはかるなかで
「・・・やりとげてみせる」
保健体育最強のムッツリーニ
「勝てない相手はいない‥‥見せてやれFの力を!!」
我らが代表坂本雄二
「まあ、慣れてはねえけど、戦力増加は任せな」
帰国子女の大川君、水谷さん、鈴
「ワシらはサポートに専念するのじゃ」
可愛い秀吉と僕達でサポート。
準備を終えた僕達は既に指定場所にて待機をしている。
「騎馬戦‥‥危ない‥‥」
「エエ、だから召喚獣を使って闘うんでしょうね。」
「てか、やっぱ、この召喚獣とかいうのはスゲーな」
帰国組は来てまだ少しなので召喚獣の操作は得意ではないだろう。
「わかってるな?‥‥明久」
「うん、‥‥なんとかするよ」
☆★☆★
☆★☆★☆★☆★
高橋「最後まで残っていたのクラスの勝ちです。
終了時間となった場合その場に残っていた召喚獣の数で順位をつけます」
<PPPーーー!!!!>
「行くぞお前らー!!!!!」
「「うぉおおおおおおお!!」」
それぞれのクラスの召喚獣が一斉に動き出した
「そのまま、ただまっすぐに進め!!」
雄二の指示通り、ほぼFの全員が開始場所からまっすぐへと進み出す。
そして、最初に対面したのは、
「お前らFクラスに勝負を挑む!!!」
「きたな!」
Cクラス二名が左からやってくる‥‥それの後を追ってくるかのように後ろからも他のCクラスがこちらへ向かって来ている。
「いけっ!須川!横溝!」
「「任されたぞ!」」
Cクラスのメンバーを僕達Fから引き離すかのように須川君と横溝君がFへの通路を遮る。
「二人の死を無駄にするな!全力で走れ!!」
言動から察するに、雄二は最初から捨て駒として使ったようだ。
走りながら、指示を出した雄二に水谷さんが、
「あの二人、よく犠牲になって くれたね」
「そうか?」
「だって、先ほどの作戦を聞いてたらCクラスのほとんどがこちらにくることはわかってたじゃないか。その上で二人だけで闘うなんて‥‥Fクラスだとしても理解は出来ることだと思うけど?」
水谷さんの質問に対してムッツリーニが
「・・・犠牲になるだけの価値がある」
「価値?」
「・・・成果をあげたものには報酬と昔から決まっている」
「そういうことだ。俺らFクラスはそういう制度で成り立っているのさ」
「ハァ~‥‥」
今一納得が出来ない水谷さん。
「‥‥で、その報酬っては‥‥?」
「・・・聖書」
「‥‥え、聖書?」
「・・・そう、聖書だ。成果をあげたものにはそれ相応の聖書が渡される。」
「ん、えーと、その‥‥聖書ってのは?」
「・・・内緒」
「‥‥そのうちわかるさ」
口ずさむ二人に
「エロ本だろ!」
大川君があっさりと答えてしまった。
しばしの沈黙が走り僕達はAクラスへとただ向かっていった。
そして、何故だか家に帰ると僕の部屋が散らかっていた。
☆★☆★
「くそ、覚えてろ!」
倒した負け犬の台詞など構っている必要はない。
いや、構っている余裕は今はないというのが事実なのだと思う。
「守ってばっかじゃダメよ、攻めなきゃ!」
何故か敵をひたすら倒しても数が減っているようには思えない。
むしろ、増えているような‥‥
「‥‥危ない優子」
Aクラス Dクラス
霧島 282点 坂井death(死亡)
後ろから私にきた攻撃を代表がギリギリ防いでくれた。今のを喰らってたら生きていた自信はない。
それでも、終わらない。
「Eクラス山口」「同じくEクラス長谷川、サモン!!」
「Bクラス総勢5名!Aクラスに挑む!!!」「「「サモン」」」
「嘘でしょ‥‥!!」
Aクラスの誰かがどこかでそう呟いた。いや、私もここまでAクラスが集中砲火されるとは思わなかった。多分‥‥ほとんどのクラスがAクラスを倒そうと勢力を固めて来ているのだろう。
Aクラス田中death(死亡)
「何故だ、何故‥僕達だけ?」
そう思ってもおかしくない。いや、先生や、観客、見ている人全員が思っているでしょう。
「Dクラスから三名!Aクラスに挑むわ!」「「「サモン」」」
「同じくEクラスからも!!」
他のクラスはAクラス以外に攻撃をしない。するチャンスならいくらでもあるのに‥‥。
「最初から仕組まれてた‥‥この作戦を企てた奴がいるね」
「でしょうね。じゃなきゃあり得ないですよね」
Aクラス 遊佐 208点 久保 265点
Dクラス4人 Death(死亡)
一人で三人ペースで倒している。
倒していけているが初めは400近くあった点も今は200を切り始めている。
「今、攻めてきていないのはCとFね‥‥何故かしら」
前方‥‥CやFを探して見ると
「いい!なんとか、なんとか!しなさい!!」
かなり焦りぎみなCクラス代表が戦っている‥‥相手は
「潰せ!!」「殺せ!!」「彼女いるやつは特に潰せ!!」「ふふふふふふふへへへははは!!」
見るにたえないFクラスと他の少数だけど‥‥、B、D、EクラスまでもがCクラスを潰しにかかっていた。
「つまり、これはBDEFがチームを組んだとしか考えられないよね」
Aクラス 工藤 465
BDEクラス6人death(死亡)
「それはわかってるわ、誰が首謀者なのかしらね」
Aクラス 木下 233
Bクラス 岩下律子 菊入真由美 180 197
Eクラス 野口 浜口 death(死亡)
先にダメージが残っているEクラスをなんとか倒した後に、
「いくわよ!」「いくわ!」
Bクラスのダメージをまだおっていないコンビが召喚獣に向かって各々の武器で飛び掛かってくる。
片方には防ぐように武器をぶつけ、もう片方にはごり押しで武器ごと相手を吹き飛ばした。
菊入 death(死亡)
「点数で勝ててる分、力はまだ上よ!」
「真由美に!‥‥よ、よくも!!」
そのまま、怒り任せに向かってきた所に「危ない!律子!!」
横から武器が飛んできたのが当たり
久保 182点 岩下 death(死亡)
「敵は一人とは限らないよ、もっとも加勢しなくても同じ結果だったけどね」
「ありがと、なるべく点数を減らないように気をつけてみんな!」
「「おう!!」」
★☆★☆
「わー、すごいね」
何が凄いかというと、
前方にいるたくさんの敵がハチャメチャな乱闘をしていることではない。
BDFクラスがFと組んでいることでもなく、
Aクラスがまだ一人しか倒れていないということだ。
さらにいうと、Aクラスの召喚獣が負っているダメージも皆、ほぼ同じ‥‥均等に200くらいまでまだ残している。
「これは手強いんじゃないの?」
不安とかではなく、ただ敵への感心として尋ねた。
「流石としか言葉がでないさ‥‥まあ、なんとかするがな」
うちの代表もただ、感心しつつ何かを見通していた。
「CクラスはAクラスの前に倒した方が良さそうだ。でないと、Aクラスを倒した後に横から奪われてしまいそうだしな。
てなわけで、ムッツリーニ任せたぞ」
「・・・心得た‥‥サモン」
土屋 550点
「一瞬で片つける」
向かってくるCクラスを一瞬で倒していくムッツリーニ
「俺らはいよいよ目の前のAクラスへと突撃するぞ!」
「「「おおおおおおお!!」」」
「いけー!!!」
「サモン!」「サモン!」「サモン!」「サモーーン!!」
雄二の掛け声でFクラスの皆は召喚獣をAクラスへとぶつけ始める。
「俺らFクラスが相手だ!!」
76点 82点 91点 56点 75点 80点
「誰が来ても負けないわ!」
Aクラス 佐藤 198点
Aクラス 海老沢 161点
Aクラス 高橋 171点
「いいか!距離をとってカバーして戦え!他のクラスもAだけしか狙ってねえんだ!慎重にいけ!」
自分達以外のクラスにも宣言するかのようにFクラス代表は叫んだ。
「代表は点が50を切ったら後ろに下がれ!」
代表が負けたらその時点で敗北した代表のクラスは敗けとなる
当たり前のことであるが、雄二が言うことにより、より鮮明になったことだろう。
大川「あきひさぁ、俺らも行くぞ?」
明久「うん、行こう‥‥さもn‥!」
と、ちょうどいいかけた所に
遊佐「副会長!‥‥お相手お願いできますよね?」
明久「遊佐さん‥‥」
僕達、マイファミリー(大川 水谷 鈴)の前に立ちふさがる彼女がいた。
DEクラスの戦死者が遊佐さんの近くにいるのが確認できた。つまり、たった今彼女に倒されたということがわかる。
遊佐「科目のなかで体育は苦手でして、そろそろやばそうです。なので、副会長達を道連れにしてこの場を去るとします!」
笑みを浮かべながら右手を水平にかざし、召喚獣を出すポーズをする遊佐さん。
明久「言ってくれるじゃないか!
僕達Fクラスは体育科目が微妙に高くてね、ただでさえ疲労している遊佐さんやAクラス達には微妙に上回ることができるはずさ」
腕を握り前に力強く出すように同じく召喚のポーズをする。
Aクラス 遊佐 葵 185点
Fクラス 吉井 明久95点
明久「微妙に‥‥負けてるね」
遊佐「微妙にじゃないですよ!二倍くらい差があります!後、微妙って言葉多いいです!」
先に攻撃を始めたのは
「いけっ!!」
遊佐さんの召喚獣の回りを疾風のように囲みながら走り出させる。
そこから木刀で頭部へと斬りにいくが、遊佐さんの召喚獣‥‥剣に塞がれ、反撃をしようと剣で払われたあと斬られそうになるが、同じように防ぐ。
しばらく、お互いの召喚獣が時代劇であるような斬り合いになる。
明久「大川くん、水谷さん、鈴!先に行って!」
鈴「お兄ちゃん‥‥手伝わなくていいの?」
(え、今、僕のことお兄ちゃんっていった!?)‥‥じゃ、なくて!!
明久「会長や久保君、敵の主力を倒せるのは多分雄二やムッツリーニ、君達しかいないだろ。
まだ、召喚獣の扱いになれてなくても相手は手負いだから、なんとかなる!」
鈴と話ながらも遊佐さんとの斬り合いは続いていて、どちらもまだダメージを通せてはいない。
水谷「‥‥そうですね。私達のクラスが主力を叩くという作戦でしたし、土屋はまだCとの交戦中‥‥」
大川「しゃあねえ、‥‥ここは任せるぞあきひさぁ!!」
返事はしなかったがそのまま鈴を連れて行ってくれたようだ。
遊佐「もしかしてAクラスを徹底的に攻めてきてるのってFクラスの作戦ですか?」
木刀に力をこめてぶつけあっているが圧されぎみだ。
明久「く、だったら、どうなんだい遊佐さん!」
点数の差で力負けしていて地味に点数が減りはじめてきた。
遊佐「いえ、昨日Bクラスを倒したFクラスの作戦かなと先ほど思ってた所なので、解消して少しスッキリしました。」
Aクラス 遊佐 葵 185点
Fクラス 吉井 明久 79点
☆★☆★
「久しぶりだな‥‥Aクラス代表、どうだった俺らの作戦は」
「‥‥雄二‥‥やはり雄二の作戦」
(Aクラスは‥‥上位の佐藤、工藤、木下、久保、それに姫路もいるのか)
「Fクラス代表の坂本雄二ね、随分とやっかいなことしてくれたわね」
「多分、Bクラスや他のクラスを倒した坂本くん率いるFクラスが出した条件みたいなものが今回のこれ(作戦)なのですよね 」
「ああ、その通りだ姫路、だが、これだけが条件ってわけでもないがな。」
「興味深いね、出来れば教え願いたいものだよ」
「雄二‥‥それでもAクラスは負けない」
「いっぺんに話すなや‥‥とりあえず勝ちにきた。俺達はお前らに勝負を申し込むぞ!」
「お前たち?」
雄二の合図で今まであまり出てこなかったBクラス、そして他のクラスも一斉に出てきた
「「「サモン!」」」
Bクラス 140 168 175 148 141 154
根元 199点
Dクラス 80 128
平賀 135点
Eクラス98 69
中林72点
雄二「勝負といこうぜ‥‥」
佐藤「お、多いい‥‥!!!!」
根元「BクラスはまだいるAクラスからいく!」
平賀「俺らは佐藤をやる!」
中林「私達は姫路さんをやるわ」
それぞれのクラスの指示でAクラスとの交戦が始まる
姫路「負けません!」
佐藤「きなさい!」
姫路 325点 佐藤 132点
「まだ、姫路は疲労が少ないから気を付けろ!!」
「Bクラスの底力みせてやれ!!」
「潰してこい!!!!」
優子「じゃあ、Fクラス代表さん?挑ませてもらうわ」
木下優子が召喚しようとしたところ割るように
坂本「まあまて、お前の相手は『私だ!』‥‥頼むぞ」
Fクラス 水谷衣楠 282点
優子「な、Fクラスにここまでの‥‥!!!」
雄二「驚くのは早いぞ?頼む大川、吉井妹、久保と木下姉を任せるぞ」
大川「サモン」鈴「サモン」
大川 学 415点 吉井 鈴 202点
久保「400点越えがFクラスにいたなんて‥‥」
そして、タイミングを見計らってたかのように
康太「・・・遅れた」
550点
「「「‥‥‥‥‥!!!」」」
イレギュラーな点を突如見せられたAクラスは僅かな沈黙があった。だが、
優子「愛子、頼むわ」
工藤「任された」
優子「皆、このままで大丈夫よ。そのまま戦いきって!」
「「おおおおお!!」」
雄二「何が狙いかは知らねーが俺もいかせてもらうぞ!Aクラス代表!」
霧島「‥‥‥負けない」