インフィニット・ストラトス ホワイト・ナイト/ブラック・ガンナー 作:使者
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「……ここ、は?」
「目が覚めましたか?」
青年が目覚めると、一片の穢れもない白い空間が彼を出迎えた。そして、そこにいた、まるで女神のような少女が彼に笑いかける。そんな彼は、一芝居を打つことにした。
「……あ、あなたは!?俺は!?いったい、何が……」
「落ち着いてください。そんなに慌てられては、話ができませんから」
「あ、すいません……」
突然の出来事に慌てふためくも、少女に宥められ、何とか落ち着く。そういう筋書きにする。
「……ふぅ、それでは、あなたの身に何があったのか、真実をお伝えします」
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「……う、うしょだぁ……そんなぁ……」
「……これが、真実です」
少女が告げた真実は、
「……んでよぉ、まさか神様が自分のミスですなんて言わんよなぁ?」
「……え、あ、その通りで……」
少女、いや、女神がおろおろし始める。ここで追撃をかける。
「ミスだぁ!?そんなもんで俺の人生終わらせてくれやがって!この落とし前どうつけてくれんだよ!?」
「ご、ごめんなさい……!ごめんなさい……!」
ついに女神が泣き始めるも、彼は追撃の手を緩めない。
「やかましい!泣いたらどうにかなるのかよ!?俺は今まで必死に生きてたんだ!それをいきなり奪いやがって!」
女神に自分が被害者であることをアピールし、さらに弱味に漬け込んでいく。
「……はぁ、もうこりゃ、チートもらうしか示談はできんなぁ」
「……!?そ、それだけは勘弁してください!それをしたら、私は……!」
「黙れ!お前の存在とかどうでもいい!俺は被害者なんだぞ!」
示談条件にチートあり転生を要求し、女神がそれに異議を申し立てるも、自らの立場を使って黙らせる。
「……わかり、ました……その、チートとは……?」
「転生先で最強になれる。ニコポもナデポもありだ。もしロボットとか出てくるなら、俺の操縦技術はカンスト、それから……」
女神が了承したのを見ると、どんどん自分の要求を並べていく。
「……かしこまりました、それでは、あなたの第二世に、幸せがありますように……」
そう言うと、女神は印を結び始める。それと同時に、床に描かれた魔方陣が光り始め、彼の体を包んでいく。
「……フハハハハハハ!待ってろ原作主人公共!お前らの嫁全員引ったくっていってやる!アハハハハ!」
……しかし、いきなり魔方陣から放たれた光が赤く染まり、機械の出すようなエラー音が響く。
「……!?な、何だこれ!?い、いったい!?」
『君は望みすぎた。それは、いわば禁忌だ……』
戸惑っていると、謎の声が響く。しかし、それはチートを捨てろと言う。もちろん、彼にとってそれは論外だ。
「黙れ!それじゃ俺の夢は!」
『……ならしょうがない。こちらで勝手に特典を決めさせてもらうよ』
「なっ!?待て!待てよ!」
『それでは、君の転生ライフに幸があることを』
「糞神がぁぁぁぁぁ!?」
その言葉を最後に、彼は転生した。
女神、新人。今までオリ主を送っていた神様は過労で消滅。ショッギョムッジョ。
オリジナル設定(関係ない)
チート転生:神様界隈の中でのタブー。理由は、もし原作世界と何らかの方法で邂逅されると、絶対なる箱庭である原作世界が崩壊。それに連なって、他の枝分かれした世界も消えかねないから。女神が渋った理由はこれ。神がこれを破ると、存在を消滅させられる。
神様界隈:絶対神、最高神、その他で構成される。基本的に、自然に生える。世界に介入する権利を持つのは、最高神と絶対神のみ。今まで、数多の転生者達が彼らの命を狙うも、ことごとく魂ごと消滅させられている。