この作品の時系列は現在だったり、過去だったり、はたまた下手をしたら未来だったりとバラバラに散りばめられています
物語が進んでいくにつれて最終的に全ての時系列を繋げられたら、などと意味不明な供述をバカ(作者)がしていました
初めの1話はとりあえず現在のコンテンツ展開に合わせているらしいですよ
それでは、SSではございますが
夢を打ち抜く瞬間にまた…
【都内 某ライブスタジオ】
「スタッフさん!こんにちは!」
「あ、いらっしゃい、待ってたよ」
「今日もよろしくお願いします!」
「はいよ、それじゃ奥のスタジオ使ってね」
「はーい!」
そういってギターを担いだ少女はスタジオへ入っていく
あ、申し遅れました。私はここ『 CiRCLE』というライブスタジオで働いています、スタッフと申します
実は私、これまでいろいろありまして、この度ようやくこのような良い就職先へ就く事が出来ました、いやぁ本当に助かった…危うく生活出来なくなる所だった…
おっといけません、話が逸れるところでしたね
さてさて
今入っていった女の子は花咲川女子学園という学校へ通っている高校生の『戸山香澄』さん、Poppin'Party 略してポピパ というガールズバンドのギター&ボーカルをやっている
ある日突然 CiRCLEを訪れ、ちょうどその頃うちのオーナーの無茶振りでイベントをやる事になったことがあり、そのイベントの参加バンド集めで困っていたところを手伝ってもらい、それから様々な困難を共に乗り越えて来た言わば戦友というやつです
あ、もちろん私が勝手にそう思っているだけなのであしからず
さて、話を進めましょうか
「おーっす、ってなんだ…あんたか」
「あ、有咲、おつかれ〜、牛乳飲む?」
「飲みかけじゃねーか!ふざけんなっ!」
「大丈夫、まだふた口ぐらいしか口つけてないから新品みたいなものですよ」
「いらねー!あたしはそんな軽い女じゃねぇー!!」
「あ、奥のスタジオだからねー」
いま喚いて奥へ走り去って行った女の子は市ヶ谷有咲、先ほどの香澄さんと同じく、花咲川女子学園 略して花女に通うポピパのキーボードを担当している属性過多系じぇーけーと言うやつでとても弄り甲斐があるナイスキャラ
と言うところでさらに時間を進めましょう
「こんにちは、スタッフさん」
「スタッフさん、おつかれさま」
「いらっしゃい、りみさん、おたえさん」
「香澄ちゃんたちはもう来てますか?」
「ええ、一番乗りでつい先ほど奥のスタジオに」
「それじゃあ、お邪魔します」
「ごゆっくりー」
今来た2人も同様、花女でポピパのベース担当 牛込りみさんと リードギター担当の花園たえさん、ふふ…小動物みたいでかわいらしいですね、りみさんは
「あ、そうだ、スタッフさん」
「なんでしょう?」
奥に向かおうとしたところを回れ右でこちらに振り返りおたえさんがこちらにやって来ました
「こんにちポピパー」
謎のポーズをとり突然そう言ってきた
え、何、こわい…
「なんですかそれ?」
「新しいポピパの挨拶、昨日思い浮かんだから見てもらおうと思って、どう?」
どうと言われても
「そうですね、腕はもっとこう…しなやかにピンと、足はしっかり上げて、こんな感じで、そうそう、そうですそのまませーので」
「「こんにちポピパー」」
私は一体何をしているのでしょう…
「こ、これは…なるほど、その手があったか…ありがとうスタッフさん、また思い付いたら見せにいくから」
「ええ、是非遠慮して待ってます」
「それじゃああとでね」
そう言い残して奥へ入っていくおたえさん
「ふっ…天然、ですね」
「スタッフさんもね」
「おや?」
後ろからまた聴き覚えのある声がしたので振り向くと
「お疲れ様です、スタッフさん」
「さーやさん、おつかれ様です、これで全員揃いましたね」
「あちゃー、やっぱりわたしが最後かあ…差し入れ持ってきて正解だったかな」
最後に入って来たこの人は山吹沙綾さん、商店街の『やまぶきベーカリー』というパン屋の女の子でもちろん花女でポピパ、担当はドラム
あ、ちなみに弟に純くん、妹に紗南ちゃんと言う子がいるのですが、仲良くさせていただいてるんですよ私。ふふふふ……
「お店の手伝いもあるし仕方ありませんよ、むしろその後にバンド練習の両立もできているなんて、よくそんな体力があるなと感心するぐらいです」
「あはは、ありがとうございます。 ドラムは体力もないとね、なんて」
「さーやさんに言われると説得力がありますね。おっと、引き止めてしまいましたね、どうぞ奥へ」
「いいえ、全然ですよ。それじゃあ失礼します、いつもありがとうございます」
そして奥へ入っていくさーやさん
さーやさんは本当にしっかりしていますね…見習いたいものです
さてさて、そんなところで今日の予約は Poppin'Party で最後のようです
他にもまだまだ紹介したいガールズバンドの皆さんがいるのですが
ひとまず今回はここまでにして置くとしましょう
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「はいカット! お疲れさま!」
「はぁ〜つかれた〜、慣れない事はしたくありませんね」
「まあまあ、そう言わずに、ちょっと素が出ちゃってるのが多いけど、君のおかげで来年度の CiRCLEのホームページに載せる良いPVが撮れたんじゃないかな? 」
「そう言うならまりなさんがやって下さいよ…私こういうの向いてないんですから…」
「ごめんごめん、ご飯奢るからまたよろしくね」
「仕方ありませんねさあ早く帰る準備を!」
「君こういう時本当にはやいよね…まあいいや、それじゃあ行こっか」
そして私とこの先輩、月島まりなさんは戸締まりをして CiRCLEを後にした
これは
CiRCLEのスタッフと彼女たちの日常の物語