理由あって CiRCLE   作:スタ

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今回の話は作者の頭が沸いてしまった事を私スタッフが心からお詫び申し上げます


就業後の攻防1

【CiRCLE】

 

冬も更に深まり、また一段と寒さが全身を突き刺すように雪が降る

 

そんな時でも今日も今日とてCiRCLEはいつものように営業していましたね…

まあそれは当然なのですが…にしても寒いですね…

やっぱり暖房を消すのは最後にした方が良かったでしょうか…

まあスタジオはちゃんと付けているのですが

 

今練習しているグループが本日最後のお客様という事でまりなさんがいないのをいいことに終了の受付が終わり次第こちらもすぐ帰れるように準備をしていたわけなのですが…

 

 

「ま…まだでしょうか…」

 

 

スタジオ以外の室内の温度は既に0度を下回り、そんな中私は上着を羽織っている状態なのですが全く暖かくない…このままでは完全に風邪を引いてしまう…仕方ありません…もう一度暖房を入れましょう…

 

 

そう思い暖房のスイッチに手をかけたとき

 

 

「すいません!遅くなりました!ってさむっ!!?」

 

 

「どうしたひまり…ってうお!?」

 

 

「2人とも立ち止まってどうしたの?ひっ…!」

 

 

スタジオの外に出た途端の急激な気温の変化に声を上げる3人

 

そう、本日最後のお客様とはAfter glowの事だった

 

 

ちなみに最初に出てきたピンクの色々大きい子がこう見えてこのバンドのリーダー上原ひまりさん、ベースを担当している

 

次の赤髪のイケメンは宇田川 巴さん、ドラムを担当している、相変わらず頼れる姐御肌でその力強さには男女関係なく皆が惚れることだろう(※あくまで個人的な見解です)

 

そして次に出てきた無垢なる地母神は羽沢つぐみさん、何にでも一生懸命でその為に頑張り過ぎてしまうところが心配だ

 

ちなみにキーボードを担当していて何とこんなおしとやかな性格でこのバンドをやろうと言いました張本人。意外に大胆でその後ろからひょこんと出てきたモカさん曰くこう言うところを ツグる というらしい

 

つぐみさんまじツグってます

 

「寒いですなー、このままだとか弱いモカちゃんは風邪を引いて倒れちゃうーー」

 

「それに関しては同感、スタッフさんなんで暖房切ってるのさ?」

 

続け様に出てきた赤メッシュに睨まれる

この件に関しては本当に申し訳ないと思っています

 

ちっ…うるさいですね…反省してまーーーす

 

おっと…この言い方はやや危ないにおいがするのでやめておきましょう

 

さて

 

「いやあ、申し訳ないです、実は皆さんの予約時間を逆算してあわよくば私もすぐに帰ろうかと思っていたんです」

 

 

「ほんっとうにすみませんスタッフさん!つい白熱しちゃってて時間遅れちゃいました…」

 

アフロのリーダーひまりさんが代表して謝罪する

良い子なんですよね、普通に

 

「いえ、すいませんこちらこそ私欲にまみれた理由で勝手な行動をしてしまいました。どうかこの事はまりなさんにはご内密に」

 

まりなさん怒ると色々アレなので切実に口止めをお願いする情けない大人がここに1人、そこへ

 

「その言い方だと全く反省の色が見えませんね」

 

 

ガチャリと音を立ててもう一つのスタジオから出てくるもうひとつの最後のお客様の1人が先陣をきってドアを開け様にツっこんでくる

 

凛とした立ち振る舞い、サラりと長いアイスグリーン(?)の綺麗な髪、キリリとした目先、そして何より私と若干キャラが被っている言動

 

そう、彼女は

 

「あ、お疲れ様です紗夜さん」

 

氷川紗夜、Roseliaという実力至上主義の脅威のテク厨担当である

 

「ギターです、何ですかその言い方は」

 

サラっと心の中にまで冷静にツッコミを入れてくる

 

「騒がしいわよ紗夜」

 

 

その場を静止するかのように落ち着いたカリスマ性を感じさせる口調でもう1人がスタジオから出てくる

 

 

「湊さんもいたんですね」

 

 

私が紹介する前にその少女に早速噛みつこうとする狼犬が1匹

 

 

「当然よ、私はRoseliaのボーカルなのだから、というか、After glowもいたのね」

 

「なんですかその言い方、あたしたちがいたらダメなんですか?」

 

「別に、ただ単にそう思っただけよ、他意はないわ」

 

「はあ?本当相変わらずですね、そういう言い方」

 

 

ああ…やっぱりこうなるんですか…

彼女、湊 友希那さんと赤メッシュ美竹さんは顔を合わせると大体こういう言い合いになってしまう…お互いもう認めているはずなのに

というか、大体美竹さんが勝手に湊さんに噛み付いてるだけなんだけど…

さてどう止めたものか…

 

そう考えていると

 

 

「はーいはいストップ、蘭は相変わらずだなあ〜そういうとこ好きだけどさ。ゆきなももう少し言葉を足さないとまた誤解されるよ。」

 

後ろから出てきた3人組のうちの1人、湊さんの幼なじみで見てくれはギャルだがその実態はみんなのお母さん。Roselia、ベース担当の今井リサさんが姿を現し2人を仲裁する

 

 

「「ぐぬぬ…」」

 

今井さんの説得で一瞬で消沈する2人、いや本当…流石です今井さん…そう言うところ、正直大人でも勉強になりますね…

 

 

「あはは!2人は相変わらずだね、りんりん、おねーちゃん!」

 

 

と、雰囲気は打って変わって無邪気な声がまたひとつ

 

 

「あはは、そうだなあこ、というか何かもう一つ音が聞こえると思ったらあこたちだったのか!」

 

 

言い忘れていたがこの あこと呼ばれる無邪気なこの子は宇田川あこ、そこにいる宇田川巴さんと姉妹で彼女も同じくドラムを担当しているRoseliaのメンバーである

 

 

「実は…音を聴いてたんですが…また…凄くなってますね…After glowの皆さん…」

 

 

「あはは!ありがとうございます燐子先輩!あこがいつもお世話になってます」

 

 

「そ、そんな…こちらこそ…です…」

 

 

この …… が多い物静かで何処となく妖艶な雰囲気の漂う彼女は白金燐子さん、Roseliaのキーボード担当でそこのあことはネトゲ仲間、あ、ちなみに私もネトゲやってます NFOっていう

 

 

というところで、これで全てのお客様の対応が終わり、ようやく本日の業務が終了したわけですが、実はこの話にはまだ続きがあるのです

 

 

「そうだ!どうせならこれから皆で温泉に入って行きませんか!?」

 

 

それはAfter glowのリーダー、上原ひまりさんの一言から始まった

 

 

 

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