その間に鬼滅の刃も終わってしまった(´TωT`)
更新頻度を上げなくては!!
なんだよ………この鞠は。まさか、さっきまで勢いよく飛び回っていたのがこれだというのか!?
周りを見てみると、炭治郎と禰豆子ちゃん、そして珠世さんと愈史郎くんは何とか怪我することなく無事だったことに安堵の息を吐く。
ーーーてんてん
「キャハハ、見つけた見つけた」
「ーーーーーッッ!」
窓の方から高い女の声が響き渡る。視線を移すと、そこには2人の男女がいた。そのうち、女の方が両手に鞠を手にして地面に向かってバウンドさせている。恐らく、この女が鞠で攻撃をしかけた張本人でありーーー
鬼舞辻無惨の手下で違いない。
女の鬼は手にしていた鞠を楽しそうに僕達の方角に目掛けて地面に向かって放り投げる。すると、地面によって跳ねた鞠が勢いよく僕達の周りを飛び回る。てか、何で鞠が飛び回るんだよ!!
勢いからして、もし触れてしまったらタダでは済まないだろう。僕と炭治郎は禰豆子ちゃんを庇いながら躱すが、飛び回る鞠がどう動くのが予測不可能なので躱すのに精一杯だ。
そして、その鞠が運悪くも珠世さんの方へと向かう。しかし、その攻撃に珠世さんは気づいていないようだった。
「珠世様!!」
ーーーバッ。
鞠が珠世さんに触れる直前に愈史郎くんが彼女の前に出る。それによって、珠世さんは無事だったが愈史郎くんの首が吹き飛んでしまった。
「愈史郎さん!!」
その光景を目にして、炭治郎は顔を青くさせながら彼の名を呼ぶ。しかし、彼は鬼だ。こんな攻撃を受けたぐらいでは簡単には死なないはず。
それよりも、屋敷がこの有様なので奥の部屋にいる女性が心配だ。僕は傍にいる禰豆子ちゃんにコソッと声を掛ける。
「禰豆子ちゃん。奥に眠っている女性を外の安全な所へ運んでくれる?」
僕の言葉を聞いて、禰豆子ちゃんはコクリと頷いたあと、奥の部屋へと向かった。
「キャハハ!1人殺した!!………ん?」
愈史郎くんの首を吹き飛ばしたのを見て、女の鬼は嬉しそうに笑う。………が、
珠世さんの前に並んで立ち向かうように刀を抜いて構える僕と炭治郎を見て笑うのを抑えた。
「鈴蘭!この2人………」
「今までの鬼より明らかに違うってことだろ?そんなの、言われなくても分かってるよ」
僕の勘が凄く頭の中で警報を鳴らしまくってるからな。この鬼はヤバいって。
しかも、この鬼達から感じる押しつぶされそうな威圧…………。先程、感じた鬼舞辻無惨と少しだけ似ている気がする。
「耳に飾りの鬼はお前じゃのう」
それって………炭治郎のことか?まさか、こいつら、炭治郎のことを狙って!?
「珠世さん!身を隠せる場所まで下がってください!!」
自分が狙われているということを炭治郎も気づいたのか、背後にいる首のない愈史郎くんを支えている珠世さんに炭治郎は声を掛ける。自分のせいで巻き込まれるのを防ぐためだろう。
「炭治郎さん。私たちのことは気にせず戦ってください。守っていただかなくても大丈夫です」
ーーーー鬼ですから
「…………………」
最後にそう言葉を口にして炭治郎の呼びかけを拒否した珠世さん。しかし、その時の珠世さんの表情は何だか悲しそうにしていた。
そのタイミングで、女の鬼は鞠を炭治郎の方へと投げる。
「全集中・水の呼吸 漆ノ型"雫波紋突き・曲"!!」
ッッ、なるほど。炭治郎のやつ、考えたな。
斜めから水の呼吸の中でも1番、最速の突き技である"雫波紋突き・曲"で突いて鞠の威力を和らげたな。これなら、鞠は動かないはずだ。
ーーーぶるぶる………ゴッ!
「うっ!!」
「ーーーッッ!?」
どういうことだ!?確かに突いた鞠が何故か動き始めて炭治郎の顔面に当たりやがった。
愈史郎くんに当たった時も、不自然な曲がり方をしていた。特別な回り方をしている訳でもないはずなのに。
これは………きっと。もう1人、別な鬼がいるな。
「珠世様!!!」
おっと、ビックリしたぁ………。唐突に愈史郎くんの声が聞こえてきたのでビクッとなってしまった。後ろを振り向くと…………え、気持ち悪っ
「俺は言いましたよね?鬼狩りに関わるのはやめましょうと最初から!俺の"目隠し"の術も完璧ではないんだ!!貴女もそれは分かってますよね!?」
顔を少しづつ再生させながら愈史郎くんは珠世さんに向かって怒りの声をあげる。
「建物や人の気配や匂いを隠せるが存在自体を消せるわけではない!!人数が増える程、痕跡が残り、鬼舞辻に見つかる確率も上がる!!」
「……………」
愈史郎くんの言葉に珠世さんは申し訳なさそうにして聞き入れていた。彼の言っていることは本当にその通りだったからだろう。
それに、愈史郎くんが口にした"目隠し"の術というもの。その能力があったから敵が近づいても炭治郎の鼻には引っかからなかったのか。僕の勘には引っかかったけれども。
「貴女と2人で過ごす時を邪魔する者が俺は嫌いだ!!大嫌いだ!!許せない!!」
ようやく顔を再生させた愈史郎くんは青筋を浮かべながら更に怒りの言葉を口にする。表情を見る感じ、めちゃくちゃキレてる。相当、珠世さんと過ごす時間を邪魔されるのが嫌だと分かる。
まぁ、彼のその気持ちは分からないことは無いけどな。
「キャハハ!何か言うておる!面白いのう楽しいのう!」
バッと羽織を脱ぎ捨てる女の鬼は本当に楽しそうにして言葉を口にする
「十二鬼月である私に殺されることを光栄に思うが良い!!」
十二鬼月?十二鬼月ってあの鬼舞辻無惨直属の配下で比べ物にならないぐらい強い鬼だったか?そう胡蝶さんが教えてくれた気がする。
確かに、この鬼は雑魚鬼と比べたら強い。強いが…………
十二鬼月ではない…………はずだ。鬼舞辻無惨と少しの間、会話をして一緒に過ごしたからこそ、そう感じるのかもしれない。
ちなみに炭治郎は初耳だったようで、珠世さんからたった今、教えられていた。鱗滝さんに教えてもらわなかったの?
「遊び続けよう!朝になるまで!命尽きるまで!」
メキメキと女の鬼は腕を2本から6本に生やし始め、手にした鞠を僕達に放り投げた。
1つから6つとなった鞠が更に勢いよく飛び回る。
「「うぉおおおおおおおお!!!」」
襲いかかる複数の鞠を僕と炭治郎は刀を降るって斬る。しかし、斬っても斬っても、斬られた鞠は動き僕達に襲いかかる。
きっと、この場にはいない鬼が軌道を変えてるんだ。
ーーーミギマガル、ヒダリマガル、シタカラウエヘ、ソシテサラニ、ミギカラヒダリ。
僕の勘が鞠の軌道を頭の中で告げる。その勘が告げたとおりに鞠は曲がるので、僕はそれに合わせて躱したり斬ったりしてなんとか防いでいた。
炭治郎もなんとか鞠を防いでいたが、愈史郎くんと珠世さんは鞠に当たってしまい、頭や身体の1部が欠けてしまっていた。
それを見て炭治郎は庇いに行こうとするが、鞠が邪魔で行くことは出来ない状況だった。
「私たちは治りますから!!気にしないで!!」
「気にしないはずがないでしょう。」
「ーーーーーーッッ!?」
「貴様!?」
二人のそばに駆けつけた僕を見て、珠世さんと愈史郎くんは驚きの表情を浮かべる。苦戦してる炭治郎には悪いが、こちとら全集中・常中をしているため、僕に襲いかかる鞠は全て早々に処理させてもらった。
「どうして………??」
「どうしてって言われても、怪我してる人がいたら治療する。それが医者ってもんでしょう。それが例え、相手が………………治せる身体を持つ鬼だとしても。」
僕はそう言って、懐から包帯を取り出して手際よく2人の欠けてしまった箇所に巻いていく。愈史郎くんはとても嫌そうな顔してたけど、珠世さんがいるから特に反抗することはなかった。
「確かに貴女達は鬼だ。日光やこの刀で頸を斬らない限りは何をしたって時間が経てば元通りになるかもそれない。けど……………やっぱり痛いだろ。身体も心も。」
「ッッ……………」
そう言って、2人の応急処置を終えたあと、炭治郎に加勢しようとした瞬間に愈史郎くんに話しかけられる
「おい、お前。あの矢印は見えるか?」
「矢印?なんとことだ?」
「ッッ、見えてないのに、お前はあの曲がる鞠に対抗できたというのか!?」
「まぁな。勘だけは誰よりも冴えてる自信があるから。それより、矢印と言ったな?愈史郎くんには見えてるのか?」
「………あぁ、見える。だから、俺の視覚をお前らに貸してやる。そうしたら、あの鞠女の頸が斬れやすくなるだろう。」
愈史郎は懐から2枚の不気味な紙を取り出して、僕のおでこへと貼っつける。そして、残りの1枚は炭治郎の方へと叫びながら投げていた。
愈史郎くんの視覚を借りたからか。彼の言う矢印というものがはっきりと視界に映し出されていた。この方角に鞠が不規則に動いていたのか。
そして………その矢印が繰り出される場所は………あの木からだ!!!
僕はすぐさま、目標の木の方へと向かう。すると、その木の上には男の鬼が潜んでいた。こいつが鞠の軌道を変えていたに違いない。
「蟲の呼吸 蝶ノ舞 『戯れ』!!」
「くっ!!」
男の鬼に目掛けて技を繰り出すが、間一髪で避けられてしまった。しかし、その鬼が避けた矢先には禰豆子ちゃんがいつの間にか駆けつけており、顔面に蹴りを入れ吹っ飛ばした。
炭治郎は軌道が見えるようになったからか、鞠の攻撃を『流流舞い』で上手く対抗しながら、女の鬼の腕を切り落としていた。
こいつらは十二鬼月ではないとはいえ、他の鬼と比べたら濃い血が採れるだろう。この機を逃す訳にはいかない
さぁ、反撃開始だ。覚悟しろよ、鬼共が。
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