夜天宿した太陽の娘   作:吉良/飛鳥

29 / 152
ブロンド美女に紺髪の美女か……Byアインス      広域をターゲットにしてるわねByエステル     ……何の話なんだろう?Byヨシュア


軌跡29『ボース市長とそのメイドは美女だ!』

Side:アインス

 

 

ギルドでルグラン老人との話を終えて、ボース市長の邸宅にやって来たのだが、此れはまた物凄い豪邸だな?

ロレントよりも遥かに都会なボース故に、庭こそロレント市長邸には劣るが、建物はロレント市長邸を上回っていると言えるな……そもそも、木造と石造りの時点で大分差があるけれどね。

加えて、玄関から見ただけでも可成り高価な調度品があるみたいだしな。……此処がアホの子達に狙われないと良いのだが。

 

 

 

「うわ~、豪華な御屋敷……見て見て、あのシャンデリア!」

 

「はしゃがないの、エステル。」

 

「此処がボース市長の屋敷ね?当の市長さんは居るのかしら?」

 

 

 

其れは分からないが……如何やら都合よく、市長の居場所を知って良そうな奴が出て来てくれたみたいだ。

 

 

 

「いらっしゃいませ、ボース市長邸へようこそ。何方様でいらっしゃいますか?」

 

「遊撃士協会のモノよ。此方の市長さんに依頼されて、詳しい話を伺いに来たんだけど。」

 

「おぉ、話は伺っております。――しかし、申し訳ありません、市長は留守にしておりまして……教会に礼拝に行っているのです。」

 

 

 

対応してくれた執事が言うには、市長は礼拝に行っているとの事だったが、実はもう戻って来てもおかしくない頃合いだと言う……だと言うのに戻って来てないとは、何かあったのか?

 

 

 

「それじゃあさ、アタシ達が教会に行って市長さんを連れ戻してくるってのは如何?」

 

 

 

……ナイスだエステル。

其れならば互いに手間も省けるからね――で、エステルは市長の外見を聞いていたんだが、執事の話では要領を得なかったか……『御立派と言うか、美しく成長されたと言うか』では全く持って分からないからな。

だが、市長にはメイドが一人同行しているから、其れを目印にした方がいい、か――確かにメイドは目立つから、其れを目印にした方が良いのかも知れないな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜天宿した太陽の娘 軌跡29

『ボース市長とそのメイドは美女だ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、教会にやって来た訳だが……教会もロレントと比べるとボースは大きいな?

床や壁の装飾、ステンドグラスもロレントの物よりも豪華に感じる――もちろんロレントにはロレントの良さがあるが、此れが田舎町と都会の差なのだろうなきっと。

さてと、メイドが目印だが……メイドはあの人か?

 

 

 

「メイドさん、みーっけた!」

 

「貴方方は……?」

 

 

 

エステルが声を掛けたのは所謂エプロンドレスを着た、紺色の髪と碧眼が特徴的な物腰の柔らかそうな女性……成程、此れが真のメイドとメイド服と言う奴か。

嘗て主が『メイド服やで~~』とか言っていたモノが如何に間違ってるか良く分かった。そもそもメイドはミニスカートではないし、胸元も大きく空いてはいないのだな……我が主よ、アレを私やシグナムに着せようとした意図は一体何だったのですか?

 

 

 

《アインス、その主さんってまだ九歳だったのよね?何か色々とヤバくない?》

 

《私もそう思った。何だろう、薄幸系美少女だったのが、将来はタヌキ親父もビックリなタヌキ娘になっているような気がしてならない。》

 

《何よ其れ……?》

 

 

 

何だろうな?とにかくそう言う気がしてならないのさ。

さてと、行き成り声をかけたエステルに対して、ヨシュアが『行き成り失礼だよ』と至極当然の事を言ってくれたが、目印であるメイドを見つけたのだから仕方ない……って事には出来ないか。

 

 

 

「すみません、遊撃士協会の者です。

 依頼内容の確認の為に市長さんを探しているんですが……」

 

「あぁ、成程……

 申し遅れました。私、メイドのリラと申します。市長の身の回りの世話を仰せつかっております。」

 

「身の回りの世話……なんか住む世界が違うわね~~。

 其れで、当の市長さんは?お祈りに来てるんじゃないの。」

 

「……サボりです。」

 

 

 

……はい?

お祈りをサボるってどうなんだ其れは?エステルだって驚いてるじゃないか……私は神の存在など信じてはいないが、其れでもエステルに憑依してからは、エステルが教会でお祈りする時には一緒に祈っていたと言うのに。

 

 

 

《そう言えば、教会でお祈りしてた時に、泥棒が捕まった時なかったっけか?確か逃げた泥棒が空から降って来た巨大な拳に殴られたとか……》

 

《……今にして思えば、私の祈りが別の神に通じたのかも知れないな――アレは、ゴッドハンドクラッシャーだったのかも知れん。》

 

《ラーだったら、ゴッドフェニックスで泥棒消し炭だったわね。》

 

《だな。》

 

さて、お祈りをサボった市長は、メイドのリラが言うにはマーケットの視察をしている最中との事。

ボースのマーケットは非常に巨大で、この街の経済を支えている物だろうから気になるのは分かるが、メイドに自分の分まで祈るように言って視察に行くと言うのは如何なモノかと思うぞ?

 

 

 

「な、何て言うか、結構ユニークな人ですね。」

 

「ふふ、面白そうな人じゃない?市長が務まるかどうかは別として。」

 

「有能な方には違いありません……少々、破天荒な所はございますが。……そろそろ私、市長を迎えに行こうと思います。

 大変申し訳ないのですが、市長邸の方でお待ちいただけませんか?直ぐに市長をお連れ致しますので。」

 

 

 

との事だが、如何するエステル?

 

 

 

「そうねぇ……此処まで来て手ぶらなのもつまらないし、良かったらついて行ってもいい?」

 

「市長を迎えにですか?私の方は構いませんが……貴女は今、誰に対して同意の意を示したのでしょうか?」

 

「あ、口に出てた?またやっちゃったか……ゴメン、実はアタシって二重人格で、もう一人の人格であるアインスと話す事が出来るのよ。……気を付けては居るんだけど、アインスとの会話が口に出ちゃうことがあるのよね。」

 

「二重人格、ですか?話には聞いた事がありますが、まさか実在してるとは思いませんでした。」

 

「エステルの場合は、可成り特殊な二重人格だけどね。」

 

 

 

ヨシュアよ、其れは否定出来ないな。

私とエステルは二重人格と言うよりは、一つの身体に二つの魂が宿っている状態だからね……そしてその魂は全くの別人と来ているから、私達はリアル遊戯と言えるかもな。『相棒』『もう一人のアタシ』とか、私とエステルのキャラではないがな。

 

で、其のままボースマーケットに移動。

外観通りに、中も広いな此れは……主の世界のショッピングモールには劣るが、そんじょそこ等のスーパーマーケットなど話にならない位の大きさだな此れは。

確かに此処なら大概のものは手に入るかも知れないな。

さて、市長は何処に居るのか。

 

 

 

「アインスが、市長は何処だって。」

 

「何しろ目立つ方ですから、直ぐに見つかると思います……あぁ、やっぱり思った通り。」

 

 

 

市長が居たのか?

リラの先の先には、何やら熱弁を揮う若い女性の姿が……もしやあれがボース市長か?

 

 

 

「貴方達、恥を知りなさい。

 この大変な時期に食料を買い占めて値を釣り上げようなどと、ボース商人の風上にも置けなくてよ。」

 

「で、ですがお嬢さん、僕達はボースマーケットの売り上げを考えてですね……」

 

「お黙りなさい!

 他の品ならいざ知らず、必需品で暴利を貪ったとあっては、我がマーケットの悪評に繋がります!即刻元の値段に戻しなさい!」

 

「は、はい……」

 

「分かりました……」

 

「……私、貴方達のボースマーケットにかける情熱を疑っている訳ではありませんわ――ただ、分かって欲しいのです。商売と言うモノが、突き詰めれば人と人との信頼関係で成立している事を。

 大丈夫、貴方達なら立派なボース商人になれますから。」

 

「お、お嬢さん……」

 

「はい、頑張ります!!」

 

 

 

食料を買い占めて値を釣り上げていた輩に商人の何たるかを説いて考え方を改めるとは見事なモノだ……年の頃はエステルと大きく違わないだろうが、彼女には彼女の矜持が有るみたいだな。

 

 

 

「お嬢様……」

 

「リラ……来ていたの?恥ずかしい所を見せてしまったわね。」

 

「いえ、相変わらず見事なお手並みです。――其れよりお嬢様、此方の方々が用がおありだそうです。直ぐにお屋敷にお戻りくださいませ。」

 

「あら、その紋章は……ひょっとして依頼した遊撃士の方々かしら?」

 

「うん、そうだけど……」

 

「ひょっとして貴女が……」

 

「ふふ、申し遅れました。

 私の名はメイベル。このマーケットのオーナーにして、ボース地方の市長を務めています。」

 

 

 

矢張り彼女が市長だったか……奇しくも私の予想は大当たりだった訳だ。

ロレントの市長が壮年の男性ならば、ボースの市長は若い女性だと言う予想はな。……私の予想は、中々馬鹿に出来ないみたいだ。尤も、この予想で宝くじを買っても当たらないだろうがな。……宝くじの一等が当たる確率は地球に隕石が衝突する確率より低いってドレだけだ。

 

 

さて、市長のメイベルに会った私達は打ち合わせの為にボースのレストランにやって来たのだが……何とも高そうな店だな此れは?主の世界だったら服装コードとか言うものがありそうな位だ。

尚、移動中に自己紹介をしたんだが、その際にエステルと交代したら驚かれた……ふ、この反応にももう慣れたよ。

 

 

 

「た、高そうなお店。こんな所で打ち合わせをするの?」

 

「良く商談に使いますの。味の方も、中々の物ですわ。」

 

 

 

《聞きましたかエステルさん?良く商談に使うんだと。やはりセレブは我々の様な田舎者とは違いますな。》

 

《そうですねアインスさん。だけどメイベル市長からは金持ち特有の嫌味は全く感じないから、特に嫌な気分にもならないわ。》

 

《だな。》

 

それにしても、ボース市長は若しかしたら女性かも知れないとは思っていたが此処まで若いとは思ってなかったよ。――多分だが、エステルとは四~五歳しか違わないのでは無いだろうか?

 

 

 

「アインスが、私と四~五歳くらいしか違わないんじゃないかって。アタシもそう思ったけど。」

 

「実際、まだ若輩者に過ぎません。

 亡くなった父が前市長で、ボースマーケットの事業権と共に、政治地盤を引き継いだだけですわ。」

 

「何と言うか……随分率直な自己評価ですね。」

 

「所詮は商人の娘ですし、気取っても仕方ありませんから。――それでは改めて、依頼内容を確認しても宜しいでしょうか?」

 

「うん、OKよ。」

 

「お願いしたいのは言うまでもなく、定期船消失事件の調査と解決です。

 私、今回のような事件では、軍よりも遊撃士の皆さんの方が結果を出してくれると思うのです。

 戦争をする訳ではなく、謎を解き、解決するのですから。」

 

 

 

随分と買いかぶってくれてるみたいだが、多分その考えは間違いではないと思うな。

こう言っては何だが、軍は軍の規律の中でしか動く事が出来ない……規律があるのは遊撃士も同じだが、軍の兵士と比べれば、遊撃士の方が自由度が高いし、市長から直々の以来となれば此方にも大義名分があるからね。

遊撃士の役割と言うモノをよく理解していると見える……此れも、商人としての目利きと言う奴か。

『商人とは、商品以上に人を見る』だな。

 

 

 

「実際問題、消えた定期船にはボースの有力商人が乗っています。

 其れに此のまま、王国軍によるボース上空の飛行制限が続いたら、此方の商売が成り立ちません。

 折角女王生誕祭を前に、景気も好調でしたのに……」

 

「成程、経済的な要請と言う訳ですね?」

 

「えぇ、とても軍だけに任せておくわけには行きません。――如何か、お願いできないでしょうか?」

 

「勿論!って言いたい所なんだけど、なんか今回の事件の調査で、軍はアタシ達遊撃士を締め出そうとしてるみたい……あ~、もう!大佐が居てく

 れたら便宜を図って貰えたかもしれないのに!!」

 

 

 

だな。

もしもリシャールがこの事件の調査に出向いてボースに来てくれていれば、何とかなったかも知れないからなぁ……尤もその場合は、カノーネが一緒に付いて来る訳でもあるが。

 

 

 

「大佐って……エステル、アンタ軍に知り合いが居たの?」

 

「僕も初耳だけど?」

 

「アレ?言ってなかったっけか?

 十年前に父さんと一緒にグランセルに行った時に知り合った人で、今は大佐にまでなったんだって。――って、大事なのはアタシに軍関係者の知り合いが居るって事じゃないわ!」

 

「そ、そうね。

 軍の方、市長さんの立場から、何とか働きかけられないものかしら?」

 

「……モルガン将軍ですわね。あの方、昔から遊撃士がお嫌いでいらっしゃるから。」

 

「あれ、市長さん。その将軍の事を知ってるの?」

 

「亡くなった父の友人ですが、一応顔見知りではありますわ。ですから……何とか出来るかも知れません。」

 

 

 

件の将軍と顔見知りと言うのは頼もしいな?

市長と将軍が顔見知りであるのならば、市長からの要請であればある程度の融通が利く可能性は高い――まして亡くなった友人の娘からの要請となれば尚の事な。

 

で、メイドのリラが万年筆と便箋を取り出してメイベル市長に渡し、其れを受け取ったメイベル市長は万年筆で便箋に何か書いている……如何でも良い事かもしれないが、あの万年筆は間違いなく高級品だな。

見たところペン先をはじめとした金属部分は純金、ペン本体は象牙みたいだし、五万リラは堅いだろうね。

 

 

 

「…………こんなモノですわね。では、此れをお持ちください。」

 

「何、この手紙?」

 

「モルガン将軍への依頼状です。

 ボース地方の責任者として、今回の事件についての情報を請求する旨をしたためました。――此れがあれば、ある程度なら軍が掴んだ情報を教えて下さると思いますわ。」

 

 

 

成程……如何に軍の将軍と言えど、市長からの請求を突っぱねる事は出来ない、か。――如何思うエステル?

 

 

 

《アタシもそう思うけど、将軍って遊撃士嫌いなんでしょ?アタシ達と会ってくれるかな?》

 

《私達が遊撃士だと知ったら門前払い間違いなしだろうな……だが、彼女には何か考えがあるんだろうさ。》

 

 

 

「成程、確かに其れなら軍が掴んでいる情報を教えて貰えるかもしれませんが、遊撃士嫌いのモルガン将軍が、僕達と会ってくれるでしょうか?」

 

「勿論、皆さんの身分は伏せた方が無難だと思いますわ。ただ、市長からの使いだと名乗るだけで良いかと存じます。」

 

「う……ちょっと嫌かも。騙してるみたいで。」

 

「騙してる訳じゃないよ。本当の事を言わないだけさ。――一刻を争う状況なんだから、此処は割り切るべきだと思う。」

 

 

 

モノは言いようだなヨシュア……だが、今はヨシュアの方が正しいよ。

『騙してるみたいで嫌だ』と言うのは人として正しい感情だが、今この場では、ヨシュアの様なドライな考え方が出来る様になっておいた方が良いぞエステル。

人として正しい事だけでは、世の中渡って行くのは難しいからね。

 

 

 

「アインスも……う~~ん、確かにそうね。

 ところで、モルガン将軍って、何処に行けば会えるのかな?」

 

「ボースの北、帝国方面の国境に『ハーケン門』と言う砦があります。其処に将軍はいらっしゃいますわ。」

 

 

 

ハーケン門……其れが次の目的地だな。

街道を通って行く事になる訳だから、遊撃士協会の掲示板に張られていた依頼も熟しながら行ってみる事にするか。

……先ずは、目の前の美味しそうな料理を平らげてから、だけれどな。因みに、メインディッシュの肉の焼き加減は、メイベル市長とシェラザードはレアでエステルとヨシュアはミディアムだった。エステルもヨシュアも、肉は生すぎず焼きすぎずが好きなんだな。……私は表面を炙っただけの超レアが好きなのだが、人格交代しない限りは食べられないだろうな。

 

 

さて、レストランでの打ち合わせも終わり、いよいよハーケン門に向かって出発だ。

 

 

 

「……其れでは皆さん、どうかよろしくお願いします。」

 

「うん、任せといて!何か判ったら知らせに行くから。」

 

「朗報に期待していますわ。其れでは、ごきげんよう。」

 

「……失礼いたします。」

 

 

 

さて、行くとするか。掲示板の依頼を熟しながらな。

そう言えばエステル、私達は遊撃士と言う身分を隠してモルガン将軍と会う訳だから、くれぐれも素性がバレる様な事だけはしてくれるなよ?そうなったらメイベル市長にも申し訳ないからね。

 

 

 

《大丈夫!そんなヘマしないって!》

 

《……その笑顔が微妙に不安だな。》

 

こう言っては何だが、此れフラグじゃないよな?……頼む、誰か違うと言ってくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

Side:リシャール

 

 

情報部を組織して、軍内部でもそれなりの立場を確立した訳だが……ロランス少尉、彼女達がロレントでの一件に失敗したと言うのは間違い無いのだね?

 

 

 

「セプチウムを盗み出すまでは旨くやったようですが、詰めが甘く、遊撃士三人にセプチウムを奪還されました……尤も、辛くも逃げたので、定期船を襲う事は出来たようですが。」

 

「本来の目的が達成できているのならば構わない……だが、カプア一家は達人クラスにはほど遠いとは言え、なかなかの練度を持っていながらたった三人の遊撃士に負けるとは。

 一体何者なのかな、その遊撃士は?」

 

「一人はC級遊撃士で最近は『銀閃』の二つ名で呼ばれているシェラザード。残る二人は準遊撃士のようでしたが、その実力は正遊撃士に迫るものかと。

 黒髪の少年の双剣捌きは見事でしたが、其れ以上に栗毛を二つ結びにした火曜の瞳の少女は、棒術とアーツを同時に使っていましたから。」

 

 

 

火曜の瞳に栗毛のツインテールの少女だと?

少尉、その少女の名は分かるか?

 

 

 

「エステル・ブライトと名乗っていたかと。それから、髪が銀髪に代わったりしていましたが……」

 

 

 

エステル君とアインス君か!

よもや彼女達がかかわって来るとは、此れも運命と言う奴なのかも知れないな……彼女達が準遊撃士となったのならば、修業の名目でボースに来ている可能性は低くないから、もしかしたら会う事があるかも知れない。

手紙のやり取りはしていたが、直接会うのは十年ぶりか……もしも会う事が出来たら、とても喜ばしい事だな。

 

喜ばしい事ではあるが、カノーネ君が要らぬ事をしない様に気を付けねばならないな……彼女は優秀なだけに、少々困りモノだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 To Be Continued… 

 

 

 

 

 




キャラクター設定


・メイベル市長
ボースの市長を務める女性。
ボース市長であると同時に、ボースマーケットを取り仕切るオーナーでもあり、マーケットに対して高い影響力を持っており、常に市場の行方を気に掛けている。
定期船消失事件の解決を願い、エステル達に直に依頼を出した。



・リラ
メイベル市長に使えるメイドさん。
紺色の髪と碧眼が特徴で、誰に対しても丁寧語で対応するメイド・オブ・メイド。――って言うか、彼女こそ真のメイドじゃないっすかね?
ロングスカートのメイド服を着こなしてこその真のメイドである!ミニスカとか、胸元が大きく開いたメイド服なんぞ邪道だ邪道!馬場さんの王道プロレスで滅殺されてしまえ!
メイドは清楚!メイドは清楚!冥途はゾンビ!大事な事だから忘れちゃダメだぜ!!

新作は何が良い?

  • IS:楯無逆行モノ
  • IS:ハーレム無しヴィシュヌヒロインモノ
  • ガンダムSEEDとISのクロス
  • 作者初の小説である遊戯王小説の再構成モノ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。