え、
…昔の僕を見てからもう一度言ってくれよ、
全く同じ顔が揃うだなんて珍しいと思ったがそうでもない事を思い出した。
光の御子は4人いたし、聖剣使いの騎士王は…
何人だった?
もうすぐカルデアに限界するサーヴァントのクラスを一通り揃いそうだと職員同士で話した覚えがある。
そういえば、セイバークラスだけでも複数の側面が現界していたな。
僕は今、全力でパレスを走っている。
1■月■日■曜日のシドウパレスだ。
予定通りなら10分くらい前に到着できたのに、今僕は走っている。
「
ペルソナのスキルとしては攻撃、防御力、命中、回避率が上昇するが、魔術に落とし込んだヒートライザは純粋に自分の肉体の能力を向上させる。
ただ、感覚も増幅されているので攻撃がかするだけでものすごく痛い。
痛覚を切ってもいいかもしれないが、肉体の些細な変化に気がつけないのは後で痛い目を見る。
視力も上昇しているので至近距離を見続けるのはちょっときつい。
「ふっ!」
強く踏み込んで相手を蹴り倒すと同時に踏み台にする
蹴り飛ばした敵が周囲にいた何体かを巻き添えにして吹き飛んで行く。
本当なら、10分前には着いて観戦するつもりだったのだ
「あぁぁぁぁぁぁもう!
絆フェスの
いつもとだいぶ印象の違う
自分だけ見続けて他を視なかった事による弊害。
ナルシルト?うるせぇ知ってます。
あと、絆ダンサーズ全員ペルソナ使いだった
なんで絆フェスのダンサーの練習風景流してたんだあの店…!
試聴用?ありがとう!でも今は止めて欲しかったかな!
ふと、能力をホイホイと使えるようになっている事に気づく
“彼”と直接会えたらしいからどこか吹っ切れたのかな
でも、これはちょっとまずい
間に合わない可能性が出てきた
実は今回、パレスに侵入者があることもあってか空間が揺らぎ、妙な場所に出てしまっていた。
「
「どうすル?」
「権能を使う」
権能
知っているだろうか?
神々が過程や道理、理屈を介さず"権利がある"という理由だけで使える力のことである。
僕は北欧神話でロキという神の行いから、能力を再現、抽出して限りなく権能に近い異能に形を整えたモノを便宜上"権能"と呼んでいる。
過程をすっ飛ばしているのは同じだからだ。
一つ、ロキという神は空を飛ぶことの出来る靴を持つという。
説によっては空中や海上も走れる事から空を飛ぶ靴を持っていたとも考えられている。
二つ、ペルソナ使いは皆"異世界に入ることが出来る"という認識を持っている。
テレビにしろアプリにしろ一定の手順を踏めば人と異なる世界へ踏み込めるという認識がある。
そして、
ロキの逸話から空を空間そのものと解釈し直し自分自身に植え付けた。
前回の"彼"に会った時は異世界に入るだけだったので、
しかし、異なる世界への渡航となると
もう少し余裕があれば現実へと退散して入り直したのだが。想定外を想定していなかった自分が悪い。
ごちゃごちゃしてきたので結論。
今の自分は(魔力の消費が激しいが)空間転移の技術も合わさって次元・時間軸・世界軸ブチ抜いた移動が可能となっている。
第二魔法?知らないな。
カルデアからの脱出に使ったのはこの技術。
魔力の無駄遣いをしていたのでスクリーンから異世界に飛ぶという認知で能力を強化した。
遠回りになったがここで本題だ。
メメントス、パレスといった異世界は不思議で空間転移で移動しようとすると術式が
しかし、世界軸ごと貫通する程強力な時空跳躍であれば移動が可能となる。
急いでいても魔力消費軽めの空間転移では無く、燃費が悪い時空跳躍しか使えない。
時間が無いので今使うが、そうなると負傷した
と、今うだうだと考えている。
「そろそろ決めないとホントにマズイぞ」
「僕同士での会話は諦めた方が良さそうだね…残念だ。話してみたかったな。」
「お前、他の世界の自分なんていくらでもいるだろ」
「“彼”と運命的な出逢いをする事がわかっているリア充にわざわざ会いに行けと?ごめんだね。
ここのはほら、割と長く視てきたし袋小路だからさ。」
「昔と比べて好き嫌い出来たのはいいが自分勝手さに拍車かかったな…」
ちなみにこの世界の自分は僕が関わらなかったら割と悲しい感じになります。(千里眼持ちによるソフトな表現)
「僕の残念な眼が彼とセットの自分を自動的に追ってしまうこと知ってるよね?」
「そういえば、そうだったな。ざまぁみろ。」
「…今思ったんだけども僕ストーカーみたいじゃない?」
「ストーカーってよりも覗き魔だな」
「うわぁ…」
跳んだ。
「…最後の相手が"人形だった俺自身"か」
「…悪くない」
銃声二回
一発目の銃声と同時に
「うわぁ!」
間抜けな声がしていたことは、終ぞ水密隔壁の向こうに伝わることはなかった。
いやもしかしたらこちらの僕も頭がおかしいから反映されたのか…?
それにしても
(冒頭の文も合わせて余裕を持って到着していたらこんな事を考えていた)
※スクリーン使った移動は
彼の次元移動に彼の認識でブーストかけて消費魔力を減らしていたって設定があります。
(監査中ヒマだったので暇潰しに千里眼を無駄に使って並行世界の自分の休日を観察していたので魔力が少なくなっていた)
ややこしいので時系列
カルデア襲撃
→同僚見送る
→サーヴァント(記憶を書き換えるというそこそこ負担のかかる事をしたので魔力減っている)
→カドック拘束
⇒スクリーン経由で現実の明智吾郎の付近に転移(見た目は認識阻害で誤魔化した/事前に魔力消費)
→突撃!パレスのジョーカー!元気ー?
→時間を超えて■月へ
→あれ、白鐘直人では…?(興味津々)
今回の彼は遊園地をテレビで見て知っていたけど実際行ってみたら、大したことじゃ無いと思っていたことではしゃぐ子供です。
中盤、見返したらかなりぐちゃぐちゃなので後々書き直したいです。
遅刻の理由…しょうもないことにしたかったんです…
途中のあの曲…私が好きなんです…
誤字ばっかりですね…ちまちま直しています…
魔術師君は自分が何でも出来る時期があったので基本的に無駄遣いばっかするぞ!今でも本気出せばどうにかなると思ってるぜ!その通りだけどな!