時系列はバラバラです。
一連の流れに組みにくそうなもの達短いのを詰めました。それでも全体は短いです。
スイッチでP5Sできるぜヒャッハー!(アクション系苦手)
所狭しと集まった巨人群。
中心には酸化したことにより赤黒くなった陣。
「
指揮者のように腕を振るう。
纏っていたオーラが更に輝く。
「
形が滑らかに崩れる。
「
崩れたものが陣に集まっていき、凝縮され、
カコン
出来上がったのは赤黒くひび割れた器
…本当は、
ま、こんなもんか
拾ったそれを投げ捨て、さくさくと足跡を残してその場を去る。
投げ捨てた器は、何処にも無かった。
(・∀・)
カルデアはシグルド、ワルキューレと相対していた。
そんな中、ワルキューレが動きを鈍らせた。
後退し、女王へ視線を向ける。
「どうした?」
「いえ…あの、スカディ様、彼の方は…」
「…気にせずとも良い。奴は此方に手を出さぬ。」
「…そうですか」
何事をなかったかのように戦闘が再開される。
°・(ノД`)・°・
「ちゃらららーら、らーらららー…この順番か?」
「…あなたは何をしているの?」
「暇つぶしに楽器製作。割と好評だったりする。」
「氷の塊を叩いて楽器?」
「鉄琴、木琴やのど自慢とかの鐘みたいに…打楽器かなこれは。叩いて使うんだよ。」
「のど自慢?」
「あれ?知らないんだ。大勢の人間の前で歌の出来を競うイベントだよ。」
「?それのどこが面白いの?」
「さあ?…やっぱり半音高い気がするなこれ」
地下牢。
目の前の雪の妖精はここに囚われている。
かつては自分も鎖で繋がれていたが服毒しようとしたことで逆に放り出された。
ロキという存在を知ってる者から見れば
地震の多い日本のような所ならともかく、地震が珍しい場所では小さな地震でも大災害だ。
そもそも建築物が地震が起こる事を想定して作られていない。この場所も容易く崩れ落ちるだろう。
「今更だけど、顔をずっと隠しているわよね。…もしかしてその身体、不細工だったりするの?」
「違う!何だよ驚かすなよびっくりした…それなりに整った顔立ちだ。」
「じゃあなんで?」
「…浴びた血が固まっていてパッと見ると、重傷者に見えるとか?」
「苦しい言い訳ね。私そんなの気にしないわ…貴方魔術使えたわよね?落とせないの?」
「出来ない事も無いけど
「ふーん?本当にー?」
「…確かに俺は格好なんて気にしない…が…ハァ…
ちょっと表情動かしづらくて実は一回汚れを落とそうと久しぶりにまともな魔術を行使して失敗した。もうやらねぇ。慣れないことはするもんじゃねぇな。」
「それが理由でしよ…呆れた。」
「何とでも言え。」
"(ノ-""-)ノ~┻━┻"
「ああそうだ、
カルデアが城を訪れる少し前。
ふと思い出すのは依り代によって繋ぎ止められ、復活した巨人の言葉。
その死に様を知らないし感傷も無い。ただ、奇妙だとは思う。
彼が死んだ事だけを知っている。
「どうやって」「誰が」殺したのかを知らない。本人も語らない。
暇つぶしにと彼が語った汎人類史では、先の大戦で己の子と死人を乗せた船を操り戦いへと彼は赴いた。
彼の子は太陽を飲み込んだ。
彼はとある神と相討ちとなり、最後は炎が全てを…
…終末の炎はこの世界はおろか星をも呑み込もうとし、最終的に大神によって封じられた。
死人が生き返るなんてあり得ないのだ。
英霊という形であっても生前の本人そのものではない。
英霊は生前の行いから生じたイメージや批評や創作物によって、過去や在り方をねじ曲げられることがあるのだそう。
ロキの顔は美しいと評判であった。
本人も己の美しさを誇っていた。ならば何故隠す?
ロキは悪神であると語られた。悪知恵に長け、気まぐれな神だと。ならば何故そんなにも穏やかに見える?
ロキと名乗り、
(^_^)v
ちゃらららーら…
→P4Dあの曲の最初のピアノの音。ヒルガオ。
整った顔立ち
→オーディンの息子バルドルをロキは殺した。殺した理由の1つに「バルドルの顔が良かったから」というものがあるらしい。にわか知識ですごめんなさい。
弊カルデアではバレンタイン当日にランダムでチョコ作ったら福袋の度に来て現在宝具レベル3の天草が真っ先に受け取りに来ました。
ロックオンチョコ?もちろんイアソン様に差し上げましたとも!
絵文字は何というか…区切りって事と客観的に見てるとこんな感じの反応するやつがいるぜって表したかったんです。題名でわかっちゃいますよね。記号にしようかとも思ったけど普段使わない絵文字を使いたかった。それだけです。
遅くなってしまった。
乗った車両には自分だけ。
出発と同時に誰かが落とした空き缶が次の車両へ転がっていく。
スマホを弄る気分になれず、真っ黒なガラスの向こうの自分をぼんやりと見た。
ありふれた、年頃の少年が写っている。
なんとなくポケットに手を入れた。
でも、何か、何かが絶対におかし…?
ガタン、車体が揺れた。
違和感。
顔を上げ見回した。
黒い窓とありふれた少年は消え失せていた。
SFのような現実味の無い光に囲まれた自分。
つまらなさそうに、恨めしそうに、こちらを見返していた。
握り締めた弾が柔らかい手のひらを刺し、血を流れ出させた。…気がした。
あと、遠くに置かれた机に乗せられていた紙に太字で書かれた「R」という文字。何か特殊な意味があったのだろうか、特別大きく書かれていた。他には「スイッチしかない」という一文も見えた。荒々しく破られていたが。