青年Aのカルデア録   作:向柑

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3月投稿しなかったのにエイプリルフールだからって投稿しました。

P4ネタバレです気を付けて。

 



番外編:途方に暮れていた道化師

進行度①

 

気がつくと霧深い住宅街にいた。

 

 

▶ここどこ…寝たはずなんだけどな…

 サーヴァントもいない…また夢?

 

▶…それにしても霧が濃い、目を凝らしてようやく住宅街であるとわかる。

 

▶あれ…?

 

「あれ?こんな所に僕以外にも人がいたんだ?」

 

▶(男の人…?)

こんにちは、藤丸立花と言います。あなたは?

 

目の前には黄色のレインコートを着たくたびれたスーツの男が。

 

「僕は足立透。この町でおまわりさんをしていました。その服かっこいいね。コスプレ?」

 

▶(していた(・・・・)?)

 

 

 

▶物音?

「…っ!伏せて!」

 

▶わぁっ!(何かが頭上を通り過ぎた?!)

「…シャドウ!…人1人庇いながらぁ?…ちょっと面倒だなぁ」

 

▶ガンド!(敵が今にも攻撃しようとしていた)

 

「うわぁ!っ、邪魔なんだよ雑魚が!(拳銃を発砲)…今の魔術(スキル)もしかして君、マスター(魔術師)ってやつ?」

▶い、一応

 

「いやぁ奇遇だね、実は僕はサーヴァントってやつなんだけどね?今のところ聖杯から情報の付与も心当たりもなーんにも無くて。まぁ困っていたんだよ。ここを脱出するまででいいから協力しない?」

 

▶こちらからもよろしくお願いします!

 

「よろしくねマスター君。まずはこの道を進んでみようか。他の道には何もなかったから。」

 

 

 

 

 

進行度②

 

ガサッ(物音)

「下がって」

 

「あっ、避けられちゃったね。えーと、前へ進みたいのならば僕を倒していけ!我が名は!…わ…あれ?…ちょっと待ってね。

ねぇ、なんだったっけ怪盗ペルソナ仮面?いらないの?わかった。

我が名はペルソナ仮面、クロウ!」

 

 

▶ロキ?!

「知ってるの?っていうか彼、なんかセリフ確認してなかった?」

▶うん…いつもなら冷静な(割とまともな)判断が出来るんだけど、これは(ぐだぐだ)

 

「…問答無用(さっさと始めよう)!ペルソナ!」

 

 

 

「よ、よくやった…先に進むと黒幕がいるぞ適当にがんばれ(くたばれ)…ガクッ(棒)」

その後彼の周囲が歪み、彼の存在は無かったかのように消えた。

 

 

進行度③

 

「とう!(意味の無い二段飛び)ふっ!我が名はペルソナ仮面、ジョーカー!」

▶あー…

「そこのサーヴァント。貴殿の物を預かっている人物を知っている。知りたければかかって来い『完全自己中キャベツ刑事!』えっ、」

 

近くの電柱の影が動く。先程倒したシャドウサーヴァントに見えるが…

 

▶あれ、さっきの…なんかメガホン持ってる…

「アッお気になさらずタダの残留思念です。本体はソッチのゴミなのでかかって来いよ雑魚(ざーこ)!」

「…挑発されちゃったら仕方ないね!殺ろうか!」

▶なんか文字が…

 

「…カッ派がブチッ派に勝てると思うな、ペルソナァ!」ブチッ

「ペルソナ!」カッ

▶︎何その派閥

 

 

 

 

 

進行度④

 

▶なにここ

全部(ぜぇーんぶ)、砂嵐だねぇ…」

 

ブラウン管、薄型、カーナビに携帯電話とテレビを視聴するためのありとあらゆるツールが砂嵐を映す。

▶あれ?

「何か、映そうとしているのかな」

 

砂嵐に映像が混ざり始めた。赤い画面が。

ざり、ざざり、じじじっ

 

▶これ…炎…?

「これは…」

 

比重が赤い画面に傾き始める。

鮮明な映像へと変化していく。

 

▶え、人間?

 

よく見ると、炎上した都市の中心に青年が1人立っている。

何か驚いているようで目を見開いて視線を一カ所に固めている。

何を見たのだろうか。

 

視点が変化する…

しかしそこでぶつり、その映像を最後にテレビは一斉に黒く塗り潰された。

 

再びテレビは砂嵐を写し一斉に言葉を吐き出す

「事件が終われば…」「嫌だ」「置いて行かないで」「1人にしないで」「厭だ」「事件が終わらなければいいのに」「終わらせたくない」「犯人は」「嫌だ」「ひとりはさみしい」「真実なんて」「厭だ」「また1人?」「見つからなければいい」「イヤだ」「戻りたく無い」

 

▶何…これ…?

「これ……まさか」

▶心当たりあるの?

「多分、だけど。テレビ全部が1人の人間の(・・・・・・)シャドウだ」

 

「「「「「犯人が見つからなければいい」」」」」

「来るよ、サポートよろしく!」

▶任せて!

 

 

 

 

 

 

進行度⑤

 

「とう!最後はこの俺だ!」

▶あれぇ?(テンションの差)

 

「…まぁ、わかっていたけどね。何してんの鳴上君」

「鳴上?そんな奴はいない!我が名はペルソナアイランド仮面!真実を知りたければ俺を倒して聞き出せ!いざ参る!」

▶ペルソナ仮面っていうか、アマデウスのやつだー!

 

 

 

▶︎体力多い!

「本当にね!君ルーラーの癖にこっちが有利になっている気がしないんだけど!」

「安心してくれ。俺は裁定者(ルーラー)だし足立さんは復讐者(アヴェンジャー)だ…」

「武器を下ろすなんて何のつもりだい?」

 

 

「イザナギ」

「間に合ったか。ありがとうジョーカー」

「それ…!」

▶︎聖杯⁈

「の、破片だ。事情を説明しよう」

 

 

ジョーカーとイザナギ曰く、

この土地は元々特異点と似た特性を持っていて人理焼却の際に消えずに残ったのだそう。

そこにいろいろあって聖杯の破片が漂着した。元々霧のように曖昧な存在だったこの土地は特異点として存在を確立してしまったのだ。

 

カルデアのサーヴァントとして召喚されたイザナギは異変に気付いたのだが、小さなものだからと様子を見ていたらしい。同じペルソナ使いとして雑談していたロキにより“心配なら見てくればいい”と特異点へ投げ込まれた。

 

そこで彼が目にしたのがこの世界。元の土地の見た目こそ保ってはいるが霧に包まれた場所。

カルデアでイザナギを見掛けない事を疑問に思ったジョーカーはロキに聞き、原因の彼を引っ張ってこの特異点に侵入した。

彼等はこの深い霧の中で合流できたが原因に全く心当たりが無い。

打つ手なしと思われた時、徘徊する何者かを見つけたのだという。

彼等が近寄ろうとするもイザナギは存在を相手から認識されず無視され、怪盗(トリックスター)2人は異常に警戒され突如発生した複数体の“刈り取るもの”に囲まれた。

 

探索を続けていると土地が赤く変化し霧がより一層濃くなった。シャドウが発生したがこちらを襲う気配もなく徘徊するのみ。

そこでイザナギは()()()()()()()()()()()()()()に気づく。

「何というか…我は汝って感じの気配がしたんだ」

ただし自分を構成するようでどこか違う気がしたらしい。

 

カルデアのマスターが漂着した時、薄く広がった霊基やシャドウはギュッと集まり人間の姿をとった。

「それが…僕、と?」

「それと足立さんが戦った鳴上君のシャドウみたいなのもだと思うよ。いろんなところに発生していたけど彼を構成した分のあまりって感じだったね。」

▶︎ロキ!

「彼を僕らが襲ったのはあれだよ。足立さんって人今捕まってるって聞いてたから、ブランクあると思って」

「…肩慣らしになればと。ちょっと楽しかった」

「まぁ心配はいらなかったみたいだかな!」

「余計なお世話だよ…!」

 

 

 

⭐︎余談

 

「…言わなくて良かったのか?」

「何を」

「そもそもカルデアが君というイザナギを召喚する事でこれが起こるのは必然だったのに?」

 

神には複数の側面がある。鳴上悠(ルーラー)は人をベースにし、イザナギという大まかな要素から善の面を受け持って召喚された。この要素は彼をサーヴァントとして召喚された際自動的に構成された。しかし、全く使われてることの無かった真反対の悪の要素がポツンと残った。

これが縁のある土地へ流れ着き力をつけた。

鳴上悠(真実を追う者)が現れたカウンターとして足立透(犯人)が召喚されてもおかしくない。

 

「俺が、本当に何も知らないとでも?」

「うわぁ」

「…?神性持ちじゃない俺にはわからないな、どういう事だ明智?」

「理解しなくていいよ察せよ…ロキ(オレ)どちらかというとアンチ神様派だから理解したくもないな…!」

 

 

「そういえば今日マスターが召喚すると言っていたな…行ってくる」

 

 

 

 

 

 

 




The World is Full of Shit(世の中クソだな)ってどこかで言わせたかった!

仮面がやりたかっただけです。P5Sみんなジョーカー操作してる時に視点ぐるぐる変えてくれ!リーダー超絶美しい!
腐っては無いです。番長に神様独自の身勝手さ欲しいなと思ったらこうなってました。本人はカルデア楽しいなー、足立さんとかみんな今どうしてるかなー(フラグ)程度に思ってました。現状がわからない(人理焼却)ので無意識に召喚する方向で、行動していました。

最初に思いついた頭の中のペルソナアイランド仮面は荒ぶる鷹のポーズしながらナナコダイスキってタスキかけてた。



ジョーカー達は仮面剥がして召喚するんだろ?かっこいいよな…
仮面?…そうか、仮面か…

夜遅くにすまない。仮面の貸し出しをしていると聞いたんだが… 
…ありがとう。大丈夫、マスターに迷惑はかからないさ。 
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