にわかなので口調とかが違ったらすみません。
「それではこれより、第147回リゼ&アンジュ大会議を始めたいと思います。」
「わぁ~。」パチパチパチ
「はい、ということでアンジュさん。この会議ももう147回目となりましたが、どういうお気持ちでしょうか。」
「どういうお気持ち!?...まぁそうだねぇ、もうそんなにやってるのか、ていう感じですかね、はい。」
「あたし達ももう出会って10年だもんねー。でもそう考えると、これ月に1回以上はやってる事になるのか。」
「いや多いな!?」
「まぁそんなことはいいんだよ。今日の議題はこれです!ジャジャン!!あたし達のVtuberデビューが決定しました~拍手~。」
「わぁー。」パチパチパチ
「さて、では今回の我々のデビューにあたり、今後どう振る舞っていくかを話し合いたいと思います。」
「どう振る舞っていくか?」
「そう!やっぱりやるからには有名になりたいじゃん?だから、どう活動すればいいかみたいな、そんな感じのことをね、協議しようかな、と。」
「あぁ~、なるほどね。でもそれ私いる必要ある?」
「ま、まあ多分これからアンジュと絡むこともあるだろうし、それの打ち合わせも兼ねて、みたいな?」
「ふーん、そっかぁ。うーん。」
「そ、そこでさぁ、アンジュ?」
「ん?」
「ゆっ...仲良い営業なんてどうかな。」
「えっ...」
「えっ?」
「う、うちらって、仲、良いよね...」
「あっ、ごめんごめんごめん、そういう事じゃなくてなんと言うか、『この二人仲が良いなぁ、てぇてぇ。』みたいな、普段の仲のよさを全面に押し出すみたいな、そんな感じ。」
「あぁなるほど、そういう感じね。はいはいはい。」
(気付かれて、ないよね。)
(まぁ気付くわけ無いか、何せこの女、ヘルエスタ王国第二皇女たるこの私の、文武両道人望激アツプリンセスたるこの私の気持ちに、10年間全く気付いていないのだから!!!)
(この十年間、いろいろアピールした。ラブラブカップルでも作らないような像を作ったり、ほぼほぼプロポーズのプレゼントを贈ったり。が、ダメ。)
(最初は私に魅力が無いのだろうかとか、気付いた上でスルーしているのではないかと毎晩枕を濡らしていたが、数年後にようやくわかった。)
(こいつ全く気付いてねぇ!!!)
(そう、スルーだとか、大人の対応だとか、もはやそんなレベルでは無いのだ。)
(これに気が付いた時、私はすさまじく怒った。その日はやけに不機嫌な私を心配したアンジュになでなでと抱っこをされて落ち着いたが、今でも怒りは収まっていない。こうなれば意地だ。絶対に気付かせてやる。)
(どうしようかと考えた私は、ある名案を思い付いた。第三者を利用するのだ。関係のない人なら、私の行動をみて察してくれるだろう。そしてアンジュにこう言う。
『リゼ・ヘルエスタはお前に惚れているぞ。』
と。)
(それはそれで恥ずかしい気もするが、この際手段を選んではいられない。私は早速実行することにした。)
(しかし、この一見完璧にも見える理論には穴があった。それは、そんな正常な見方をする人物が周囲に居なかったということだ。そう、先にのべたように、私がこの作戦を思い付いたのは、私がアンジュにアピールし始めてから数年後なのである。時すでに遅し。私達の関係は、城の風物詩となっていた。一番止めるべきはずの両親でさえ、
『あらあなた、またあの子達が遊んでいますよ。』
『二人は本当に仲がいいなぁ。』
『それにリゼもまぁあんなに積極的になって。』
『これはもう嫁ぎ先が決まったかな。』
『あらあなたったら、気が早いんですから。』
『『はっはっはっはっは』』
なんて言ってる始末。)
(どうすればいい。様々な考えを巡らせていく中で、私はある記事を見つけた。それは、
『にじさんじ、新人ライバー募集中。』
というものだった。)
(なんとなく気になった私は、いろいろと調べてみた。そして確信した。これこそが私の求めていたものであると。)
(元々ゲームは好きだったし、いつか社会勉強としてそういうこともやってみたいと思っていた。そして何よりも素晴らしいのが、視聴者のコメントだ。これがあれば、第三者からどう見えるかがよくわかる。コメントでいろいろ言われれば、流石のアンジュも私の気持ちの気付いてくれる。そして私は両親を説得し、アンジュを引き連れ、無事オーディションに合格した。)
(そう、全てはアンジュに気づいてもらうため。正直公開告白をするようなものじゃないかとか考えたりもしたが、今さら後には引けない。私は絶対に、アンジュの鈍感さに負けたりしない!!!)
その後、同棲、引っ越しなどをを経ても全く変わらない状況に絶望することをこの時の彼女は知る由もない。
ただのにわかので、口調とかが違っていたらすみません。
誤字脱字等があれば、ご報告して頂けると幸いです。