もしもアニメのアズールレーンに指揮官が出てきたら〜2nd season 海上の誓い〜   作:白だし茶漬け

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指揮官君、アンケートの投票からしてガン見されるなりチラ見されるなり貴方の日記を見られるの確定ですよ!
「マジか」By指揮官

ということで書くことは確定ですね。まだアンケートは設置しますのでどんどん投票しちゃってください!

それと今回のあとがきに、指揮官君のプロフィールを書くので興味ある方は是非どうぞ〜

「なんか勝手に個人情報晒される危機」@指揮官


女王と菓子と甘味と

第10話【女王と菓子と甘味と】

 

今日は赤城お姉ちゃんと加賀お姉ちゃんが遠くに行ってるから、天城お姉ちゃんと二人だ。

 

ねぇ、赤城お姉ちゃん達はいつも何処に行ってるの?

 

_あの子達はね、守るべきものを守るために怖い所に行ってるの。

 

怖いのにどうして行くの?

 

_貴方のような子が怖い思いをしないように守ってくれてるのよ。

 

赤城お姉ちゃん達はどうなるの?どうして怖い所に行くの?

 

_それが私たちが生まれた意味...使命だからよ。

 

そんなの可哀想だよ。そんなの嫌だよ。

 

_優しいのね。貴方なら【指揮官】になれるかもしれないわね。

 

【指揮官】って何?

 

_赤城達が、怖い思いをしてる子達を怖い思いをしないように、一緒に傍に居られる人の事よ。

 

でも、僕怖いの嫌だよ...なれないよそんなの...

 

_大丈夫よ。貴方ならきっと...

 

天城お姉ちゃんは確信したように言い。僕の頭を優しく撫でた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一歩進む事に気が重くなる。次に会う相手は王女様だ。最悪、罰やらなんやら来てもおかしくない。一応ベルファストに会う約束を取り付けてるから問題は無いと思う。果たしてどうなるか...考え続けるていると待合場所が見えてきた。あそこにいるのが王女様か...そして俺は走り出し...

 

「戦闘の時は!本当に申し訳ございませんでしたー!!!!」

 

俺は、青いコートを着た、ユニオンジャックを描いた外套を纏った金髪の女性に対して謝罪した。

 

「え、えーと...あの」

 

「ご主人様、申し訳ございませんがその方は女王陛下ではありません...」

 

「え?嘘ぉん...」

 

じゃあどなたが?するとかなり怒ってる小さな女の子が俺を見下げていた。

 

「こ、この愚民がぁぁぁ!!」

 

あああああああ!!すみませんでしたァァァァ!!

思いっきりビンタされた。痛い。

 

 

 

 

何とか場は落ち着いたが、俺は土下座をしたままの状態だった。

 

「ところで何なのよ、その姿勢は。」

 

「これは重桜に伝わる、最大級の謝罪、土下座です。」

 

「ふん!謝罪をしても貴方の無礼は許すつもりはないわ!」

 

うぐぐ...これは最悪なスタートだ。よりにもよって謝る人間違えたのは相当辛い。

 

「まぁまぁ、落ち着きましょう。ここはもっと優雅に行きましょう。」

 

俺が間違えて謝った人、フッドさんが、陛下つまりロイヤルの女王クイーンエリザベスをなだめた。

 

「女王陛下、ご主人様はとても聡明な御方です。ここは一度お話してみてはいかがでしょう。」

 

「ベルがそう言うなら...仕方ないわね。愚民!そこの空いてる椅子に座るなさい。」

 

愚民...?あ、俺か。俺は言う通りに椅子に座った。それにしても、これはお茶会か?流石はロイヤルだな。因みにこの場にいるのは、クイーンエリザベス、側近のウォースパイト、俺が間違えて謝った人のフッド、ベルファスト、イラストリアス、ウェールズ、ユニコーン、最後に俺だ。

 

「なにキョロキョロしてるのよ。折角のお茶か...コホン、会議なのだからそんな態度はやめなさい。」

 

今お茶会って言おうとしたよね。テーブルに菓子あるからお茶会だよねこれ。

 

「まず、名前を名乗りなさい。」

 

「あ、はい。このアズールレーンの指揮官となりました。マーレと申します。」

 

俺の名前を言うと、ウォースパイト質問をしてきた。

 

「『マーレ』...?失礼だけど性も教えてくれないかしら?」

 

性?苗字のことか?...もしかしたら勘づいたかもな

 

「性は...『テネリタス』だ。」

 

俺が性を言うと、俺以外の全員が唖然としていた。

 

「お兄ちゃんってあの『テネリタス』の人だったの!?」

 

「まさかとは思ったが本当にそうだとはな...」

 

やっぱりそういう反応するよな...

 

『テネリタス』一族、貴族でありながらも騎士を名乗り、戦場で勇ましい活躍をした人がいた。それが、3代目の『アトラト・テネリタス』その人の騎士道は子から子へと受け継がれていき、今では物語にも書かれている正に英雄的な家系だ。つまり、俺はその家系の末裔ってことだ。

 

「やはり、そうなのね...では次よ、貴方は先程の指揮で陛下に無礼を働きました。というよりまるで王族や貴族に怒りを感じてる(・・・・・・・・・・・・・)ような...」

 

「...俺は貴族が苦手なんだ...だからあんな風にキツイ言葉を言ってしまった。すまなかった...」

 

「苦手...なんですか...?理由の方を聞かせて貰えませんでしょうか?」

 

貴族が苦手という言葉にイラストリアスは悲しそうな顔し、理由を求めてきた。

 

「昔な、戦場に後方支援として派遣されたことあるんだよ。軍学校でも一応軍人だからな。その時さ、セイレーンに襲われた島で救助や治療した時にな...」

 

俺はその時のことを話した。治療を優先させるべき人がいるのにまずは貴族の治療が先だとか、今助けられば救える人がいるのに貴族を逃がすのが先だとか言われてな...

 

 

 

 

 

_お前!まずはこの私が先だろう!!貴族であるこの私がな!

 

...まれ。

 

_こんな庶民をなぜ助ける!僕が先だろう!間抜け!!

 

...るさい。

 

_お前こそ貴族だろう!貴族の英雄だろ!

 

うるさい!黙れぇぇぇ!!

 

 

 

 

 

「自分勝手で自分より下の人を物として見てるような貴族が...俺は...嫌いなんだ。」

 

「だけど、貴方の家系も騎士やら英雄など言われてるけど元は貴族よ。なら、貴方は自分の家系も嫌いなのかしら。」

 

「すきで生まれた訳じゃない。それに...俺は...」

 

沈黙が続いた。貴族が嫌い。その言葉にイラストリアスとユニコーンは顔を背けた。重苦しい空気が続く中エリザベスが言葉を発した。

 

「愚民。貴方は勘違いをしてるわ。」

 

エリザベスの雰囲気が変わった。優雅にそして気品ある姿がその場の空気を変えた。

 

「貴方が会ったのは貴族ではないわ。貴族とはそれを積み上げきた者達を敬い、受け継ぎ、誇りを持つ。それが貴族という者よ。単に権力を振り回すだけの優雅の欠片すら無いものは貴族を名乗る資格すらないわ。」

 

貴族の有り様をエリザベスは説く。

 

「このエリザベスも女王なのよ。誇りを持ち、優雅に振りまい、そして民を導く。それが王族...いえ、上に立つ者の使命なのよ!」

 

...言葉を飲んだ。彼女の言葉に揺ぎは無かった。王女に相応しい威厳を放ち、この場を収めていた。

 

「陛下の言う通りです。私たちは自分に誇りを持ち、立場に恥じぬよう、優雅にふるまうのですよ。」

 

優雅に...か...俺にはよく分からないが、自分に誇りを持つか...

 

「凄いな...エリザベスは、流石はロイヤルの女王様だ。指揮の無礼をお許しください。」

 

「ふふん!分かればいいのよ!分かったら私を敬いなさい!そうすれば愚民から下僕にしても良くってよ!」

 

「流石は陛下です。寛大な処置でございます。」

 

うーん、なんか台無しなような気がするが、エリザベスはとても凄い子だ...俺も見習わないとな。重苦しい空気が一気に変わった。

 

「なら指揮官様、私たちも何かしてくださいな。貴族が嫌いと言われた時、心が痛みましたわ。」

 

「私も傷ついたな。では、私も何かしてもらおうか。」

 

イラストリアスとウェールズは笑顔でわざとらしく言った。

 

「お、お手柔らかに〜...」

 

これは...後でなにかされるな...これは。

 

「それで、話はこれだけなのかしら?」

 

「いや、もう一つある。エンタープライズについてだ。」

 

俺の目的は謝ることとあと一つエンタープライズについてだ。

エンタープライズはどうも危なかっしい。そこでロイヤルからも少し彼女をフォロー出来ればと考えた。それが出来れば彼女も少しは考えを改めるはずだ。

 

「話は分かったわ。でも、それはユニオンの問題じゃなくて?私たちロイヤルが口を挟むことではないと思うわ。」

 

「違う。ユニオンとかロイヤルの問題じゃない。これは『アズールレーン』の問題だ。陣営がどうとか問題じゃない。」

 

「陛下。彼女の戦力はいずれ私たちの主力となります。」

 

「まぁ...そこまで言うなら考えも良いわ。但し、見定めて貰うわ。ベル頼めるかしら。」

 

「承知致しました。」

 

「話はもう終わりかしら?」

 

「え?ま、まぁ言いたいことは言ったぞ。」

 

「なら、このままこのお茶会に参加しなさい。ロイヤルの優雅さを見せてあげるわ!」

 

いや、まだ仕事があるから...待って泣かないで分かったから参加するから泣かないでお願いします。

 

「じゃあ、頂きます...」

 

俺はテーブルの中央にあった。菓子を一つ取って食べた。

.....やっぱり...

 

「ご主人様?如何なさいましたか?お口に合いませんでしたか...?」

 

「あ、いやいや!美味しすぎて固まっただけだよ。流石ベルファストだな。」

 

上手く笑ったつもりだけど多分だけど笑えてない。多分鏡を見たら焦ってる顔をしてるだろう。

 

「じゃあ、俺はもう見回りに戻るよ。じゃあな。」

 

俺はうやむやのままにそのまま見回りに戻った。

 

 

 

「陛下、少し宜しくて?」

 

「何かしら、ウォースパイト。」

 

「あの者...指揮官はまだ何か隠しています。少し、注意すべきかと。」

 

「だったらあの下僕も見定めようかしら。ベル、頼んだわよ。」

 

「かしこまりました。私も少々気になった事がありましたので。」

 

あの時、菓子を召し上がれた時の顔...見逃せません。

 

「ね、ねぇだったら私も連れて行って欲しいの...エンタープライズお姉ちゃんにお礼を言いたいの。」

 

 

 

 

 

 

 

 

逃げたようにお茶会を離れ、見回りを再開した。そして、今は...

 

「何ジロジロ見てるのよ!このヘンタイ!」

 

何故か変態扱いされた。泣きそう。

 

「まぁまぁ、そこまでにしときなって、ハムマン。指揮官可哀想だよ。」

 

ありがとう、ホーネット。お前がいなきゃ心折れてたわ。

 

「ところでさ、なんで俺、水着を着たKAN-SEN達と一緒に居るんだ?」

 

「だって指揮官。なんか暗かったから。そういう時は遊ぶのが一番。」

 

ラフィーが暗かったと言ってきた。やっぱりそんな顔してたのか...

 

「遊ぶって言ってもなぁ...俺今制服だしな。」

 

「じゃあ一緒に砂遊びする。指揮官、期待してる。」

 

「え?なんの期待?サンドアート作れってこと?」

 

「とにかく遊ぶの。」

 

いや...仕事が...待って辞めて引っ張らないで生身の人間とKAN-SENでは力の差があるから抵抗出来ないから分かったから遊ぶから!

こうして、俺はKAN-SEN達と一緒に遊ぶことになった。

 

 

 

「いやー指揮官も楽しんでるね〜」

 

「そう見えるか?ホーネット。」

 

「少なくともさっきの暗い顔よりはマシ。」

 

お前も見ていたのか...案外隠せないものだ。

 

「指揮官ってさ...姉ちゃんのことどう思ってる?」

 

姉ちゃん...つまり、エンタープライズの事だ。

 

「え、んと...無茶ばっかりするし、自分は道具だとか言うし、それと...何か怖がってるような気がした。」

 

「そっか...姉ちゃん、いつも無茶ばかりするんだよ。私たちもさ何も戦うだけが全部じゃないのにさ...」

 

今日初めて、彼女の悲しそうな顔を見た。少し動揺して何とかしなければと焦った。

 

「おいおい。お前まで暗くなってどうするんだよ。あ、ほらこれ、俺のサンドアートなんだけどどうかな?」

 

どうしたらいいか分からないので俺は作ったサンドアートを見せた。

俺が作ったのは、この基地にちらほらいるひよこ、ここでは『饅頭』と呼ばれてるらしい。

 

「...ぷっ、あはは!指揮官。私なら大丈夫だよ。ありがとう。それにしてもよく出来てるね!」

 

これは、心配無用だったかな?

 

「あ...お兄ちゃん!」

 

おや、この声はと振り返ると。そこにはユニコーンとエンタープライズがいた。そしてその先にはベルファストがいた。これは随分と珍しい組み合わせだな...

 

「お兄ちゃん、ベルファストお姉ちゃんが呼んでいたよ。」

 

ベルファストが?一体何だろう...

 

「ところでユニコーンはエンタープライズ達と一緒に何をしていたんだ?」

 

「私があの大きな敵から逃げていた時にエンタープライズお姉ちゃんが助けてくれたから、お礼を言おうと思って。」

 

「私は別にいいんだか...」

 

「そんなこと言うなよ。な、ホーネット?」

 

「うんうん。姉ちゃんは照れ屋だから素直になれないんだよ。」

 

「全く...敵がまたいつ襲撃してくるか分からないのに...それより指揮官、早くあのメイドの所に行ったらどうだ?」

 

「そうするか...じゃあな。楽しめよ。」

 

エンタープライズに言われ、俺はベルファストの元に行った。

 

 

「あら、ご主人様。見回りにと仰られましたがこのような所でお遊びですか?」

 

「こ、これも立派な見回りです...」

 

「他の仕事を疎かにさせているのにですか?」

 

「ま、まだ少ないから大丈夫だと思いま〜す...」

 

ヤバい、めっちゃ見てる。仕事サボってお遊びですかの目で見てる。

まぁ、俺も長居しちゃったよ?サンディエゴが途中でサメに襲われたりとかしてたりしたのを見たりとか結構遊んでしまいしましたすみませんでした。

 

「まぁ、良いでしょう。それはそれとしてご主人様にいくつか質問がございます。」

 

「質問?分かった。良いぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

「ご主人様は家系の話の時「それに俺は...」と仰っていました。俺は...何でしょうか?」

 

「それは、こっちの家の話だからさその質問は無しには出来ないかな...?」

 

ご主人様は笑っていました...しかし、その笑顔はまるで何かを隠してるような気がした。私はこの質問を諦め、次の質問に移りました。

 

「では、次に、ご主人様は菓子を召し上がれた時の顔...少々気になりましたのでその理由を伺いました。」

 

「あ〜あれはな、.....俺実は甘いもの苦手なんだよ!いやねあんな場で言えるわけないからさ。少し顔が強ばっただけだよ。」

 

甘いものは苦手...それは本当でしょうか?それにしては顔が強ばったというより何か諦めた感じの顔をしていました...

 

「質問は終わりかな?」

 

「は、はい。ありがとうございます。」

 

「もう夕暮れだな...じゃあ戻るよ。」

 

ご主人様はそのまま基地に戻ってしまわれた。

ご主人様...貴方は一体どれ程のことを隠しているのですか...?

 

 




マーレ・テネリタス(23)
軍学校において、体術、指揮能力等全てにおいてトップクラスの成績を持っており、その能力を評価されアズールレーンの指揮官となった。
彼の性、『テネリタス』はロイヤルにおける英雄的な家系である。
その成り行きは、3代目の『アトラト・テネリタス』が貴族でありながら、騎士を名乗り英雄的な行動をし続け、その騎士道は子から子へと受け継がれていき、今では物語にも書かれている。今の末裔はマーレとなっているが...?
指揮官は戦闘になると普段とはまるで別人みたいに人が変わる。
その性格は荒々しく、周り全てが敵だと思わせる行動がばかり。
この性格はマーレが10歳の時に初めて発覚し、17歳の時に軍学校に入ってから本格的になり始めた。この体質はマーレが過去にセイレーンによって故郷を壊滅させられたのが原因ではないかとされているが、原因は未だに不明とのこと。


もしもの話(R-18)を観測しますか?

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