もしもアニメのアズールレーンに指揮官が出てきたら〜2nd season 海上の誓い〜   作:白だし茶漬け

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どうも白だし茶漬けです。
んー、戦闘描写が書けない!絵が描けない!
つらいです_( _´ω`)_
今回ちょっと戦闘描写頑張ったつもりですが...何か指摘があればどうぞ!作者が何とかして見せます。
まず誤字を無くしたいところ。
あ〜アークナイツ楽し〜(・▽・)(サボり)
また今回はテンペストの艤装の表現もありますが絵が書けない雑魚なので皆様の想像でお楽しみください。
_φ(°-°=)カキカキ...あーやっぱ下手で泣く...


自立と仮面と別れと

第19話[自立と仮面と別れと]

 

_ど...どういう事かしら...?この子に怪我なんかさせて...

 

お昼ご飯を食べた後もうすぐ夕方になる頃。愛宕お姉ちゃん達とのお泊まりも終わって赤城お姉ちゃんと加賀お姉ちゃんが迎えに来た。天城お姉ちゃんはお家でお留守番しているらしい...ちょっと寂しいかも...

迎えに来てくれた赤城お姉ちゃんは笑っていたけど何だか愛宕お姉ちゃんに怒っているようだった。

 

_す...済まない。この怪我は拙者との鍛錬でついた傷だ。愛宕は関係ない。

 

高雄お姉ちゃんは必死に理由を言って、赤城お姉ちゃんと加賀お姉ちゃんは驚いている。でも赤城お姉ちゃんはまだ怒ってるみたい...

 

_ほう...こいつが鍛錬を...こいつから頼んだのか?

 

_いや、最初は拙者からだ。しかし、最後の日で自分から鍛錬をしたいと言ってきた。まぁ、遊びと兼ねた鍛錬だったが...

 

うん!楽しかった。えーとね木に何かぶら下げてそれを頑張って叩いたり、鬼ごっことかしたよ!

 

_随分と楽しかったようだな?

 

_ま、まぁ...それなりにはな。

 

高雄お姉ちゃんが顔を赤くしていた。熱でもあるのかな...?

 

_またいつでも来てね?お姉ちゃん達はいつでも歓迎するわ。

 

_今回は仕方なく貴方たちの所に預けたの。だからもう大丈夫よ。

 

赤城お姉ちゃんは僕を抱っこし、そのまま愛宕お姉ちゃんに見せつけるように抱きしめてきた。

 

_あらあら、そんな事言って本当は私達に取られのが怖いんじゃなくて?

 

_何ですって...?

 

二人とも喧嘩していて何だか怖い。二人の間には火花が飛び散っているようにも見えた。

 

_辞めろ赤城。みっともないぞ。

 

_愛宕もだ。仕方ないやつだ。

 

二人とも落ち着いたけど、まだ怖い笑顔のままだった。どうして喧嘩するのかな...?

 

_じゃあ私達は戻るわ。

 

_こいつが世話になったな。

 

また泊まりに来るからね!

 

_そ、そんな...うぅ...嘘よ...こんなこと...

 

また泊まりに来ると言って愛宕お姉ちゃんは喜んで手を振っていた。赤城お姉ちゃんは僕を抱っこしたままそのまましょげてしまった。

あれ?僕何か悪いこと言ったのかな...?

 

 

 

 

 

空は紅く染まり夕焼けが辺りを照らす。私の腕に抱かれている子はいつの間にか愛らしい寝息をさせながら心地よく眠っている。

だけど私の心境は複雑だった。もう泊まりに行っちゃダメと言ったらいやだと言われ絶対泊まりに行くと言って聞かなかった。結果私は折れて...また泊まりに行くことを認めてしまった...

 

_はぁ...まさかまた泊まりに行きたいなんて言うなんて...寄りにも撚って愛宕に...

 

_良いじゃないか。高雄もいて鍛錬もさせて貰える。

 

_でも愛宕のあの獣のような鋭い目...まるでこの子を獲物のような目で見てるのよ。全く...危ないわ...

 

_お前も似たようなものだかな...

 

愛宕には独占欲や介護欲みたいな物が感じ取れる。特に、この子を見るあの目は間違いなくそれが感じ取れる。...認めたくないけど似たもの同士って所かしらね...私と愛宕は...

 

_だが、前のお前の買い物の手伝いや自主的に鍛錬に参加し、果てにはまた泊まりに行くと言って聞かなかった。これは少しは自分の考えを持った事じゃないか?

 

_...そうね。自分の考えを少しづつ持ち始めている。そこは少し嬉しいわ。

 

_天城さんもここまで予想してたりしてな。

 

_そうかもね...天城姉様はもしかしたらこの事まで読んでいたのかも...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

息を整える。ローブ姿と睨み合い、その間には見えない鍔迫り合いが続く。敵のローブの頭の半分は先程俺が撃った弾で半分以上破けたがまだ被っている。

 

「おい、もうローブを着る必要ないだろう。せめて頭に被っているのは脱いだ方が良いんじゃないか。」

 

「...そ...うか...」

 

素直に俺の言う通りに頭のフードを脱いだ。しかし、そこには素顔ではなく顔を全て覆い尽くしている仮面が表れた。

 

「おいおい...恥ずかしがり屋か?ローブの下に仮面って...」

 

「ふっ...見せれるわけにはいかない(・・・・・・・・・・・・)だろう?」

 

掠れ声だった声がいつの間にか無くなり、スムーズに聞き取れる声になった。そして、まるで友達と話すかのように馴れ馴れしく話す。

気が緩んでしまう。しかし、あいつからの威圧は変わっていない。

むしろ増している。

 

「下手な芝居は良いだろう...とっとと始めるぞ。」

 

「...あぁ。」

 

お互いに足を一歩後ろに引き、剣を構える。両手でしっかりと剣の柄を握る。全ての神経を足に、目に集中させる。辺りは見えず、見えるのは敵のみだ。

瓦礫に伝っていた水が一滴瓦礫から離れ...雫となり、水に落ちた。

瞬間。二人は同時に飛び出す。二人の間に剣が交わる。なんて奴だ...こっちは両手でやってるのに相手は片手でしかもこっちよりも小さい剣で凌いでいる。考えてる隙をついてか奴は空いてる右手で俺に殴り掛かる。

ペースを握られまいと、俺はとっさに剣を手から離した。剣はそのまま俺の後ろへと吹き飛ばされた。しかし予想外の行動だったせいか奴はそのままバランスを崩した。その隙に俺は艤装の主砲を奴に向けてゼロ距離で放った。ゼロ距離なので衝撃は俺にも来る。衝撃のおかげで飛ばされた剣と同じ方向に飛ばされ無事に剣を回収した。

 

「ゼロ距離はさすがに無茶か....」

 

「な...なんなのですか...?貴方は...」

 

横には綾波がいた。その顔は困惑や疑問や恐怖等様々な感情が入り混じった顔だった。

 

「早くこの場から離脱しろ。倒れているやつもまだ意識はある。こいつを片付けたら救援も出来る。」

 

爆煙の中から一筋の光がこちらに向かってくる。すかさず綾波を抱え、その場に跳ぶ。

 

「失礼するぞ!」

 

「へっ...?」

 

光はそのまま俺たちの下に通り過た。下から微かな熱を感じ取れる事から相当な火力を感じた。

 

「これがセイレーンの兵器か...」

 

火力が強すぎたせいか、直線上にあった海は蒸発し、一瞬だが海と海のあいだに少しの境目が出来た。周囲の瓦礫も高熱のせいでその場で融解しているものもあった。

しかし攻撃は止まなかった。今度は下から多数のビームの雨がこちらに迫る。今の俺は空中にいて、しかも一人抱えている。なんとかして避けるしかない。俺は主砲をできる限り射角を上げそのまま撃った。踏ん張る所がなかったため俺たちは衝撃に負け、下に吹っ飛ばされる。KAN-SENたちは潜水艦以外は倒れない限り海に沈むことは無い。沈む=艦にとっての死だからだ。だから海の上にも地面と変わりなく歩ける。それは衝撃も地面と同じだった。足が尋常ではない程痛い。そうだ。俺はさっき赤城に両足を撃たれたのだ。

現に血も止まらずまだ流れている。だがアドレナリンが大量に出ているのか痛みはほぼ感じない。

追撃が来ると構えるが中々来ない。気を抜かず、上空や背後を見渡し警戒する。

 

「あの...そろそろの下ろすのです...」

 

「済まないな。」

 

俺は綾波を下ろした。その時下から何かが見えた。その時俺がまだ見ていない所があるのを気づいた。しかし、遅かった。上でも背後でも右でも左でもない下からやつは現れた。

下からの水しぶきが視界を少し遮られる。これは...捌けない...!

 

「な...!?お前潜水艦か!?」

 

それも含む(・・・・・)が正解だ。」

 

奴はそのまま俺に向かい左腕のビーム砲で俺に狙いをすます。しかし、左から水しぶきを超え、奴に斬り込む人がいた。手には俺の剣と同じぐらいの大きさの剣を持っていた。正体は綾波しかいなかった。水しぶきを超え、奴に剣を振り下ろす。

 

「これで...終わりです!」

 

しかし、その攻撃は虚しくも奴に当たらずそのまま右腕を掴まれ瓦礫の山へと投げ飛ばされ、その後今まで使わなかった左足の魚雷を綾波に撃ち込む。魚雷とは思えないほどの速力と威力を持った魚雷は辺りを爆発させた。幸いにも綾波も他の人も無事だ。無事と言えるほどの怪我ではないが...

 

「ふぅ...もういいだろう...」

 

やつは何か確認をし終えたような口ぶりをする。辺りは見た時よりも更に多くの瓦礫が生まれ、俺と奴以外は誰も立っていない。

 

「...そうだな。」

 

「あいつとは良いのか?」

 

「もう関係は無くなる。」

 

俺は剣を下げ、そのまま別れを告げるため意識を失った________

 

 

 

 

 

...待って!何だよ...どういうことだよ!?

 

_もう俺はいなくなるということだ。

 

あいつはなんなんだよ!あの仮面の奴は!

 

_いずれ知る...お前もアイツらも...

 

待って!貴方が居ないと...!あの人が...悲しむ!

 

_あいつの事はどうでもいい!家族を見捨てた父親なんて知るか!

 

それは誤解だ!あの人は...

 

_結果俺や母さんはどうなった!?母さんは死んで俺は...俺は...!

 

そ、それは...

 

_もういい。さよならだ。次会う時は敵だ...

 

 

 

 

 

 

 

「と、とんでもない事になったのにゃ...」

 

おっかなそうなローブの人と指揮官の戦いを影で見て鳥肌がたったのにゃ...でもあの指揮官もKAN-SENの類なのかにゃ...?あんな艤装は初めて見るし、そもそも史実の艦ではないのかもしれないのにゃ...

 

「おい。」

 

後ろから威圧に満ちた声がする。後ろにはさっきのローブ姿が脱がれ、仮面を表した奴に見つかってしまったにゃ...もうダメだにゃ!

 

「嫌ぁぁ!殺さないでにゃー!」

 

必死の命乞いをする。明石は工作艦だから戦う術は持ってもない。このままじゃ消されるにゃ!

 

「...殺しはしない。だが、今の戦いを見たからな...悪いがお前も忘れてもらう。」

 

「 え...?」

 

そのまま仮面の奴に顔を掴まれそのまま気を失ってしまったのにゃ...

 

 

あれ、どうして気を失ったんだっけかにゃ...?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足が痛い。何かに縛られてるみたいな圧迫間もある。

...官!

 

何かが聞こえてくる。すぐ近くで聞こえて来るけど足の痛みで上手く

聞き取れない。

 

「指揮官!」

 

意識が覚醒する。目を覚ますと、目の前には長い金髪のサイドテールに赤い目の女性がいた。

 

「...クリーブランド?」

 

目の前の女性の名前を呼ぶ。彼女は安堵の息を漏らし先程の険しい顔付きも消えた。

 

「良かった...!無事...では無いね...怪我した足は応急手当しといたけど...」

 

足を見ると包帯では無いが何か巻かれていた。これが圧迫間の正体だった。応急手当ではあるが処置は有難い。クリーブランドをよく見ると彼女がいつもしているマントが破けていた。

 

「あ、もしかしてマントでしてくれたの...?ごめん、申し訳ないことして...」

 

「別に気にしないで。まだあるし。それに...私の方こそ助けられなくて...」

 

彼女は申し訳なさそうに顔を下げる。いや...遅れてきた方が正解だろう...仮にあの戦場に居たら彼女も巻き添えを...

 

「そうだ...!他のみんなは!?」

 

思い出すように辺りを見渡す。するとさっきまでいなかったKAN-SEN達が居た。彼女達は全員、重桜を除く他の皆を助けていた。

 

「島の外にた人達は皆やられていたんだ...だから本部に連絡して委託途中の部隊をかき集めて救助してもらったんだ。ねぇ...何があったの?」

 

俺はこれまでのことを話した。作戦途中にローブ姿の奴が表れ、そいつは圧倒時な力でその場にいた全員を倒していたことを。

 

「ローブ姿...テンペストか!あいつもここに...」

 

テンペスト...?察するにローブ姿の名称か?確かに嵐みたいなやつだった...全部を巻き込む力と全員を倒すことなくこの場からいつの間にか消えていた...まるで嵐だった。

 

「とにかく早くここからは離れるよ。重桜も救援に来るはずだからね。ちょっと抱き上げられて貰うよ。」

 

クリーブランドはそのまま俺を抱き上げた。...これ俗に言う逆お姫様抱っこだよね?待って恥ずかしいから。お願いだから出来れば違う方法はないんですかね?俺が撃たれたところは太ももらへんだから確かにこの体制は楽だけど恥ずかしい。人生初めてのお姫様抱っこが女の子からだなんて恥ずかしすぎるぞ!

 

「え...えーと。これ恥ずかしいな...」

 

「文句言わないの。それに、楽でしょう?大丈夫。ちゃんとエスコートするからさ。」

 

彼女は爽やかな顔でそのまま救助隊の所まで俺を抱えながらエスコートする。これはモントピリアが姉貴呼ばわりするわ...

なんか...忘れてるような気が...

 

「待つのにゃ〜...明石を置いてかないでにゃ〜!」

 

猫のような鳴き声で弱々しく叫んだ声がする。あ...思い出した...

 

「誰だ?って...あれ重桜の奴じゃないか!」

 

クリーブランドの顔つきが一気に変わり、明石を睨みつける。それに対して明石は睨みつけられて顔を隠して震えている。

 

「待って。あの子は重桜から逃げ出してきたんだ。保護してあげて。」

 

「え...?逃げてきたって...どういうこと?」

 

「重桜は...思ったよりもとんでもないことをしようとしてるのかも知れない...」

 

いや、重桜と言うより...赤城がとんでもないことをしているのだろう。セイレーンと手を組み、果てには『オロチ』と言う謎の艦もあった...何しようとしているんだ...?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全身が痛むのです...痛みで意識が持ち始め、目を開ける。すると辺りには重桜の皆しかいなかった...アズールレーンの皆さんはもう撤退したのかも知れない...

 

「綾波ちゃん...無事のようね...」

 

前にボロボロの愛宕さんと高雄さんがいた。その向こうにも服はズタボロで...何処か虚ろ目な赤城さんと加賀さんがいた。

 

「取り敢えず...皆無事のようだな...」

 

「残念ながら...作戦は失敗だけどね...」

 

そうでした...この作戦はあの人...マーレさんの奪還...と言ったら良いのでしょうかそれが目的なのです...すると赤城さんは急に不気味に、狂ったように笑った。

 

「失敗...ふふ...アッハッハッハッハッ!!そうね!失敗ね!死んでしまったのだから!」

 

虚ろ目のまま高らかに狂ったように諦めたように赤城さんは笑った。その姿は不気味以外の何者でもなかった。

 

「...死んだ...?」

 

「...そうだ。あいつの...『大時化』のせいでな.....向こうでは『テンペスト』と言っているらしいが...」

 

愛宕さんの雰囲気が変わったのです。嘘だと言ってと訴える目をしながら加賀さんの胸ぐらを掴む。

 

「どうでもいいわよそんな事...!ねぇ..そんな冗談辞めなさいよ...嘘よね?ねぇ嘘よね!?」

 

「愛宕...」

 

高尾さんは愛宕さんを落ち着かせるように愛宕さんの肩を掴む。掴んでいる手は弱々しく、止める気が無い程弱々しかった。顔を伏せ何も言わずただ俯いていた...

皆、普段では絶対に見れない。皆さんは...あの人と一緒に居たことがあったと言っていたのです。こんなになる程彼の存在感は果てしなく大きいのが分かる。だけど綾波は知っている。あの人は死んでいないことを...

 

「待ってください...あの人はまだ生きているのです...」

 

全員がこちらに顔を向ける。まるで暗闇の中で一筋の光を見つけたように、全員虚ろ目が消えた。

 

「本当か?綾波。」

 

「はい。間違いなく生きているのです。」

 

確信があった。だから言えるのです...だって綾波が...

 

「綾波が一度保護したからです(・・・・・・・・・・)でもその時ローブの人に襲われて...すかさず近くの建物に...アズールレーンの皆さんの近くのところに避難させたのです...」

 

違和感があった。確かにこの記憶で間違いないのに...何故か違うような気がした。まるで誰かがこの記憶に変えたような(・・・・・・・・・・・・・・)

 

「そうなの...まだあそこにいるのね...何処にも行かないように足を撃ったのに...また何処かに行くのね...ふふふ...」

 

「そうか...生きているのか...待ってろ...今度こそ!」

 

「あぁ...良かった...無事なのね...」

 

「まだ生きているんだ...今度こそ拙者が...!」

 

生きている。確かにそれは間違いないのです...でも何かが違う...綾波は守ったんじゃなくて、守られてた気がするのです...心に引っかかりが残ったまま綾波達はこの場から離脱した...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「随分と楽しかった見たいね?まさか...島周辺のKAN-SEN達と全員戦うなんて思わなかったけど。しかも、全員倒すなんて...」

 

「致命傷は外した。全員無事だ。」

 

全ての奴と戦ったが致命傷は外した。今頃本部に戻って修理しているのだろう。

 

「随分とスムーズに話せるようになったわね...前は凄く掠れていて聞き取りづらかったから。それに、もう艤装の右部分も出来たみたいだし...」

 

もう一度艤装を出す。前までは左しかなかったが、遂に右も完成した。左の艤装も多少変化した。さっきまで艦の形をギリギリ捉えた物が一変し、巨大な怪物の形に変えた。口の中に主砲が詰まっているこんな成でも一応は主砲にはなる。左腕の装備も変化し、剣はまるで後ろの怪物の尻尾を思わせるような形をした剣となった。剣と一体化していたビーム砲は消えていた。しかし、剣の変形は可能なようだ...まぁ...使ってみないと分からないが...

 

「まぁ、随分と変わったわね...右の方も随分と...醜悪ね...」

 

右は一言ではおぞましい形だった。色は同じ黒で、艤装は何かの生物の形をしている。口の中には恐らくだが艦載機を出す仕組みになっている。使ってみないと分からない。外装は主砲もあり、側部にも副砲がある。そして目のような物があった。目はひとつしかなく常に上を向いている。右腕にも左腕のような装備がなく、その代わりにビーム砲があった。どうやら一体化は消え、別々の腕へと変わったようだ...

両脚には魚雷装備が残っていた。

 

「試す必要がある。」

 

「分かったわ。じゃあまた量産型を出すから暫く待っててちょうだい。今度は見つからないようにね...」

 

 

時間がある為、空を見上げる。空には星空が瞬く。戦いがあってもいつも星は煌めく。...昔を思い出す。家族と一度だけ星を見に行ったことを...誇っていた父と愛していた母のことを思い出しながら...

 




☆月△日
あのバスケをやった日を境に他の人から何かと誘われることが多くなった。皆俺に対する態度が変わった者も入れば最初から変わらなかった者もいた。正直言って嬉しい。こんなことは初めてなので少しは戸惑ったこともあったが。自然と打ち解けるようになった。
立場も歳も関係なく分け隔てない関係が心地良かった。
もうすぐここに来て一年になる。
もう...寝ようか...明日は休暇だ。予定は無いが実家に帰ろうと思っている。今の俺、『マーレ』にとっての実家に...

もしもの話(R-18)を観測しますか?

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