もしもアニメのアズールレーンに指揮官が出てきたら〜2nd season 海上の誓い〜 作:白だし茶漬け
どうも、白だし茶漬けです。
さて、戦闘シーンかけなくて何度もアニメ1話の戦闘シーンを見直してそこから指揮官がどう指揮したら面白いか試行錯誤しました。ホントにキツイ...
因みに今回は1話の戦闘シーンですが、残念ながらこの小説は主に指揮官目線なので綾波ちゃんは出てきませんorz...
次に後書きでキャラの解説やKAN-SEN達の史実の解説をしようと思っているんですが必要ですかね?アンケートを設置したので良ければどうぞ〜
第三話【記憶と音と戦術と】
血の鉄臭さがする。
走り続け、逃げ続けて口から吐く息が血の味のように感じる。
家からの帰り道や買い物の時に行く店が学校への通学路が全て瓦礫の道になっている。
空からの爆撃、海からの砲撃が街を、人を、思い出を壊していく。
「助けて...」「痛いよぉ...」「ダレカ...ダレカ...」「お母さん...どこ...」
助けを求める声がする。でも、無視をした。聞かないふりをした。
自分のことで精一杯だ、とにかく逃げた。逃げた。逃げた。逃げた。逃げてしまった。逃げてしまった。
助けてくれ誰でもいい誰か助けてくれ親も友も先生も知り合いもみんなみんな死んでしまった。親は僕の目の前で、友達は僕の知らない間にいなくなった。
僕は、独りになった。この音が怖くなった。
この音に怒りを感じた。
この音を出した奴を許さない。
昔のことを思い出す音がする。爆撃機の音、砲撃の音全部、俺の全てを無くした音だ。そして今、俺はそれを使う立場にいる。
でも違う、この音では無い。いや、そもそもあの音を出す奴がこんな所にいたら流石に戸惑うんだけど。
丘の上から見える煙が戦闘が始まってることを物語っている。
「思いがけない初陣だけどやるしか無いよな。」
荷物からあの人から貰った紙の数枚を一〇式艦上偵察機戦場に変え向けて飛ばす。
「だって、こんな俺を選んでくれた期待を裏切れないし、選ばれた責任は果たさないとな」
期待と責任を背負いここにいる。そして勝利に導く。それが今できる俺の責務だから。
でも、もしも叶えられるなら…
「キリがないです!」
「...ちょっとピンチ...かも」
空にはセイレーンと重桜の爆撃機が空を覆い尽くしている。
撃っても撃っても、数は増えるばかりで手が付けられない。
もうダメかと思ったその時別方向から他とは違う音がした。
「お友達をいじめないで!」
声の主はユニコーンちゃんだった。彼女が出した迎撃機が敵の爆撃機を一掃した。
次に間もなく彼女が抱いているユーちゃんが光だし大きくなって翼が生えて空へと駆けた。
あの翼生えてくるんだね...彼女が描いたユーちゃんは翼が生えていたけど実際はちっこくてぬいぐるみみたいでかわいいけど。
彼女のあの目見てちょっと燃えてきた!私も頑張らないと!
「よーし!ラフィーちゃん!私達も頑張るよ!」
「うん。頑張る。」
ザザッ...ザザッ...
「え!?何何!?」
「通信?誰から?」
「こちら、指揮官だ。今戦闘中のKAN-SEN達は俺の指示に従え。」
あの時会った人の声だ。でも、雰囲気がちょっと違うような…
「あの娘、空母か」
あの幼き姿で良くやるが…所詮は小娘。弱き者は強き者に喰われるのが当然だ。
「ならその珍妙なやつごと喰ろうてやる!」
私が生まれる元となった『空母加賀』を巨大な白い獣へと姿を変えた。その目は獲物を見つめ、その牙は獲物を喰らう為にあるもの。
「さぁ、喰ろうてやる!」
「ツッ…」
「ユニコーン、無理に迎撃するな回避を優先しろ。そこの赤毛で広場で歌ってたやつと金髪のサイドテールは装備からして軽巡だろ援護しろ」
「えぇ?あれ撃ち落とせるの?」
確かにあの獣が撃ち出したりのは見た目は炎の弾だ。だが本質が空母なら…打つ手はある。
「あの獣は元は空母だ。だったら飛び出しているあの弾の本質は艦載機のはずだ。とにかく撃ってみろ。それと少し狙いをずらせ、当たりやすくなるはずだ。」
「そいうことなら…海上騎士団の実力を見せてやる!」「私の歌を聴けぇぇぇ!」
炎の弾を目掛けて打った対空砲は見事炎に当たり炎もろとも爆発した。
「本当に撃ち落とせた…」「しかもピンポイントに…」
「ぼうっとするなやられるぞ、そのまま俺の指示に合わせろ。次にあの大物をやるぞ、そこの5人組と3人組の駆逐艦たちは13時方向に魚雷を撃て。」
5人組…『リトルビーバーズ』と私たちCクラスの駆逐艦だろう。私たちはその方向へと目を向けたが…
「ちょっと!その方角に敵はいないわよ!」
「た、たしかに何も無いですよ」
「大丈夫だいずれ来る、信じろ。」
やけに確信に満ちた声を聞き私たちはその言葉を信じ、魚雷を放った。
ザザッ...
?!誰だ、通信に割り込んだやつは。
「ちぃ!鬱陶しい奴らだ!」
あの空母の娘を落とそうとするが軽巡の奴らが弾を正確に狙っている。
人が虫を手ではらうように獣の足で邪魔な軽巡をはらっていく。
そして、狙った獲物は逃さない獣の如くあの小娘を近づく。
すると何かが近づいてくる気配がした。だが、気づいた時には少し遅かった。
『グガァァァァァァァ!!!』
全弾直撃はなんとか避けたが少数の魚雷に被弾し、獣が苦しみ叫ぶ。
「魚雷だと...!どこからだ!」
少なくともさっきまでの奴らと近くの奴らでは無い。そんな余裕は無かったはずだ。
魚雷が来た方角を見るがその先には誰もいなかった。
…つまり、読んでいたのだこの場所に私が来ると。
「まさか…私の動きを全て把握してるのか?」
確信した。間違いなく指揮をしているのはあいつだ。
私の攻め方、癖、性格を知っていないと出来ない攻め方だ。
なんせ目視なしの予測だけで魚雷を当てるなど目隠しで弾を当てるようなものだ。
「だがこれしきのことで倒れる私ではない!!」
『オォォォォォォォォン!!』
反撃の狼煙を表すように獣は叫ぶ。
「知ってるさ。あんたはあの程度じゃ倒れないこと。だから俺はその先までの手をうっている。」
瞬間。青い鳥の形をしたものが獣の体を貫き獣はそのまま倒れ込んだ
鳥はその後、一つの艦載機に姿を戻した。
「なに!?」
赤城は動揺し、飛んできた方向へと目を向ける。
その先は一つの空母とそのKAN-SENがいた。
その姿は白と黒の軍服を身につけ、長く美しい銀色の髪。
その姿は凛としながら今まで多く激戦を戦い抜いた戦士のようだ。
「ユニオンの空母ね、もしかしてあいつが...」
「間違いない。あの船こそ私達ユニオンの最強空母!」
「『灰色の亡霊』大いなる『E』...」
「そうか、貴様が!」
あいつが...ユニオンの英雄『エンタープライズ』さっき通信に割り込んだ奴だ。
「よし、敵の体制が崩れた。そのまま懐に飛び込んで一気に決めろ」
「分かった。」
あの男が私達の指揮官...口調は強めだがその方が良いだろう。
「エンタープライズ
なぜなら、私達は戦うために産み出されて、戦うための存在...
言い様では、それは『道具』だからだ。
海の光は全て敵...私は敵を倒すために産まれてきた。
敵を倒すために彼女の船を艤装に変え、敵に向かい弓を弾く...
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