もしもアニメのアズールレーンに指揮官が出てきたら〜2nd season 海上の誓い〜 作:白だし茶漬け
今回は、兄貴肌のジン君と6代目テネリタスであるセイド君です!
結構この2人は似たような性格をしていますが実はある繋がりがあるとかないとか……!?
カービスという男
_優海が鉄血に在住中のある日……
優海が鉄血に行き、アズールレーン基地内に指揮官が不在の状態だった。このような状態はかなり前から合ったが、それでも不安を隠せないKAN-SENはいた。
その中でも天城や赤城の所が一際大きな不安を感じていた。
天城は鉄血がある方向の海をいつも眺めており、優海の帰りを待っていた。勿論帰る際は鉄血側からの連絡が来る事は天城も分かっている。
しかし、心にある焦りや忙しなせが体を動かさせれ、いつの間にか無意識に海を眺めていたのだ。
「……優海、貴方は今大丈夫ですか?どうか無事でいて…… 」
「……ん?おい、そこにいるの天城か?体弱いのに無理すんなよ 」
海岸沿いにたまたま歩いていたジンが天城を見かけ、体の弱さを気にして声をかけた。天城はジンの声に振り返り、一礼した。
「あら、ジンさん……気にかけてありがとうございます。ですが大丈夫です……けほっけほっ 」
「おいおい……やっぱり無理してんじゃねえか。ほら、早くこっちこい。部屋まで連れて行ってやる 」
咳き込む天城をジンは気遣い、背中まで手を回して天城を支えた。
「すみません、ありがとうございます…… 」
「良いんだよ別に、優海の事本当に心配してんだな 」
「当然です、母親なんですから…… 」
「母親……か 」
その言葉で不意にジンは自分の母親の事を思い出してしまい表情が曇ってしまった。その事を天城は見逃さなかった。
「どうされましたか?母親に何かあるのでしょうか? 」
「いや、少し思い出しただけだ。気にするな 」
「……失礼を承知で聞きますが、母親と何か……? 」
「いや、母さんとは仲良くしてたよ。なんつーか、アイツとな……タハハ 」
ジンはバツが悪そうな表情をしながら、まるで話題から避けているかのように笑った。
「強がりの笑顔は身を滅ぼしますよ 」
「……バレてたか 」
「良ければ……お話を聞かせてください 」
「そんな良い話じゃ無いけどな…… 」
ジンは話をする為に近くに休める場所が無いか辺りを見渡すと、ちょうど良いベンチを見つけた。丁度木々の中にある為、気分良くは話せるだろう。
ジンと天城はベンチに座り、お互いの事を話した。まずは、ジンが静かに語り出した。
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俺は、何度も何度も自分の生まれを憎み、呪った。
ジン・カービス……俺の姓であるカービスと言うのはユニオンにとっては知らない奴は居ない程圧倒的な権力を持った家系だ。
ユニオンの5本……いや、三本の指に入る起業家であり、様々な分野に精通している。
食品、交通、工業、薬品等手を伸ばしていない所なんて無いほどにだ。
3代目カービス家当主であり、俺の親父【ウィン・カービス】と母さんの【リーベ・カービス】の間に俺は産まれた。
大企業の一人息子で一生遊んで暮らせる財産を受け継げるなんて言えば、100人中1000人ぐらいは羨ましがるだろう。
だが、そんなぬるま湯のような生優しさなんて無かった。
物心ついた後に俺は親父からかなりキツめの教育を受けさせられた。いや、キツいなんて物じゃない。ガキの頃の俺にとって生き地獄のような物だった。
行き過ぎた教育は虐待のような物だった。言いつけを守らなければ殴られ、食事も取り上げられ、目標を達成しなければ本気で死にそうな程だった。
本気で実の父親を殺したいと思った事は何度も何度も思った。全身から憎悪の炎が煮えたぎり、もしも俺の手にナイフがあったとしたら、真っ直ぐ親父に向かった事だろう。
だけど、こんな人生でも心休まる一時はあった。それが俺の母親だ。
親父は仕事柄家にいないはまぁまぁあり、その日が唯一生きていられると実感出来る日々だった。今まで迫害されてきた傷を母さんは癒し、慰めてくれた。
泣いた俺を優しく慰めてくれたり、内緒で外に遊びに連れ出した時もあった。あの優しい赤毛の母親を俺は絶対、一瞬たりとも忘れない。あの日を含めて……
ある日、母さんは死んだ。俺が10の時で、雪が降る寒い日だった。
白いベットの上で母さんは静かに息を引き取り、安らかな表情だった。死因は病気だった、かなりの難病であり、当時の医化学では発症を抑える程度にしかならなかったらしい。その日の俺は声と涙が枯れるまで泣き叫んだ。冷たい母さんの体の上で泣き叫び、嘘だ嘘だと否定した。
そんな事をしても母さんは生き返らないと分かっているのに、心がそうさせていた。泣き叫んだその時だった。
背後から嫌な気配を感じられ、俺はそっと後ろを振り返るとアイツ、親父がいた。冷たく、興味が無いような虚無の目はいつも通りだった。
だがそんな人でも今この限りは人らしい行動をするだろうと、期待していた。だがそんな期待は無駄であり、なんて馬鹿な事を考えたのだろうと思い知らされた。
_死んだか
……は?それだけ?たったそれだけなのか?たった4文字の言葉を口に出すと親父は病室から出ていった。
氷よりも冷たい言葉が俺を狩り立たせ、俺は親父の後を追い、声にならない叫びで親父を糾弾した。
自分の妻に対してそれだけか?愛する人に対して何かないのかと、そんな感じだったのかも知れないが、俺自身はあまりの怒りに覚えていない。だが、アイツの言葉だけはハッキリと覚えていた。普段通りの表情でアイツはこう言った。
_有象無象の命が1つ失っただけだ。
そう言ってアイツは暗い病院の廊下の影に消えていった。
今分かった、アイツは、人を人として思ってはいなかった。自分の妻を赤の他人ような存在だと今分かってしまい、もう怒りを通り越して父親には何にも感じられなかった。
心の拠り所の存在の母さんは、アイツにとっては俺を産む為の苗床に過ぎなかったのだ。どう生きていればそんな風に見れるのだろうかとか、そんな考えが脳裏に過ぎったが、そんなのはどうでもよかった。
俺はこの日、父親をもう父親として見なくなった。
年月が過ぎ、俺はいつの日かアイツとは関わらなくなった。アイツに縛られない生活は鳥籠から抜け出した鳥のような気分の生活だった。
自分のしたい事や、やりたい事を自由に出来て邪魔もされない時間は大袈裟だが天国のような時間だった。
あまり行けなかった外にも出られるようになり、そこら中を散策するのが趣味になった。それが趣味になったのは母さんから聞いたあるお話がきっかけだった。
血筋に縛られず真っ直ぐと世界を歩き、今のアズールレーンを作ったとも言われているある人に俺は憧れと尊敬を抱いていた。
親から離れ、第2の人生とも言えるこの人生はせめて自分の心のままに生きようと決意した。
青空に羽ばたく鳥のように、高く、果へと生き抜くと
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「まぁ……こんな感じだ。」
憎んでいる存在の事について話したせいかジンは気が滅入ったように表情が暗くなった。そんな姿を天城に見せないように天城から顔を逸らし、何も無い所を見つめていた。
「……わりぃ、嫌な思いさせただろ 」
「いいえ……とても大変だったのですね…… 」
「まぁ……今の俺があるのは母さんのおかげだ 」
「母親とはどのような事を……? 」
「ん?まぁ母さんは結構重い病気に掛かってたから、一緒に遠出とかはほとんど無かったけど……お話とか聞かせてもらったな 」
「なるほど…… 」
重い病気や話を聞いた天城は不思議とジンの母親に親近感を湧かせていた。
「その後俺は家から出ていったよ。その時は一緒にいた執事と一緒に別の家を買ってそこで暮らしたもんだ。なるべく遠くの所……アイツの目から届かないところにな…… 」
「お父様はどうされたのですか? 」
「……知らねぇよ。俺が出ていっても何も言わなかったどころか顔すら見せなかったからな。出ていった後も特に手を出した訳でも無いし、今頃跡継ぎの事とかで考えてるだろうよ 」
ジンは明らかに不機嫌になり、自分の嫌な顔を天城には見せないようにしていた。
「アイツは……自分の事しか頭に無いんだよ。いや、アイツにとっては自分以外の奴は人としても思ってない有象無象の虫と同等なんだよ 」
「父親が……ですか 」
「世の中にはそんな父親もいるっていうことだ。ま、もう会わないから良いけどな! 」
先程の張り付いた笑顔では無く、青空のように清々しい笑顔のジンを見た天城は何とも言えない気持ちになった。
子と親が分かり合えない家庭はいるのも理解はしている。踏み込むのなんて持っての他だ。天城はこれ以上、何も言えなかった。
「……という訳で、悪いけどこの話はここまでだ。俺も天城も気分は良くはならないだろ 」
「いえ、私も失礼をしてしまい申し訳ありません 」
「ん、気にすんな。というか……俺がここまで話せたのも驚きだ。天城がどことなく母さんに似てるからなのか……? 」
「私がですか……? 」
「そ、体が弱い所とか落ち着いている性格とか……似てるんだよ 」
ジンの目には一瞬だが天城が自分の母親に見えていた。柔らかな赤い髪に、風で優雅になびく長髪は間違いなく自身の母親だった。
だが、もうここには……この世にはいないという事実をジンは理解している為、母親の姿はもうおらず、目の前の母親は天城の姿に戻った。
(……懐かしいな。その顔 )
「どうかなされましたか? 」
「……いや、なんでもねぇよ 」
何処か満足そうな表情をしたジンは天城の顔を見て空虚ではない心からの笑顔を見せた。
「うし、じゃあ今度はそっちな?なんか優海について聞きたい事はあるか?多分お前の知らない事がいっぱいだぞ〜? 」
これからイタズラするような無邪気な子供のように、ニシシとジンは優海の事を話したがっていた。
だが天城もそれを気になっていた。自分がいなかった時の自分の息子の事なのだから気になるのは仕方がない。
天城もそのイタズラ子供の共犯者になったような気分になりながらも、笑って返事を返した。
「ええ。是非ともお願いします。一片たりとも全てお願いします 」
天城はぐいぐいとジンに顔に近づき、知らない知識を知りたがる学者のように目を輝かせていた。
「おぉ、随分と積極的だな……ん〜、……そうだ、実は優海な…… 」
天城とジンは和気あいあいと優海の事について話し合い、盛り上がっていた。
_同時刻 鏡面海域にて
「ぶぇっくしょん!! 」
一際大きなくしゃみが突然鳴り響き、その場にいた者は全員体を跳ね上がらせた。くしゃみをした者は鼻をすすった。
「おや、6代目君は風邪かい?夏なのに大丈夫? 」
「いや大丈夫だ。ふっふっ、これは美女が俺の噂をしているな? 」
くしゃみした花を人差し指でかくように、6代目当主であるセイドは噂をしているであろう美女の妄想をしていた。
セイドの頭の中では、ナイスバディでグラマラスなユニオンの女性が目に浮かんでいた。
「貴様……そんな事をぬかして愛する妻に申し訳がたたんのか 」
呆れるように溜息混じりでロドンは自分の息子であるセイドを叱り、セイドは受け流すように空返事をした。
「いやいや、俺にとっての1番はアイツだって!でもなぁ……男として、やっぱり女性から好意を持たれると……好きにならねぇか? 」
「あ〜僕は分かるかも知れない 」
「だろ〜!?3代目様とは気が合うねぇ〜! 」
セイドとアトラトは気が合うようで仲良くハイタッチを交わし、あまりの不純さにロドンは呆れを通り越し、そのせいで頭痛をおこしていた。
セイドはこんなこと言っているが本心では違った。自分が愛した妻の事を第1に考えている事は父親であるロドンは承知している。しかし、飄々とした性格にロドンは頭を悩ませていた。セイドだけならまだしも、英雄の伝説を作ったアトラトがこれだから尚更だ。
「んじゃ……ちょっと出かけてくるわ 」
「ん?またカジノかい? 」
「まぁ……そんな所だ 」
何故か歯切れが悪いセイドをアトラトは不信に思いながらも、外へと出かけるセイドを見送った。
「……ねぇ、5代目君なら6代目君が本当はどこに行ったか分かるんじゃないかな 」
「……何故そう思う 」
「父親だから 」
今までおちゃらけていた性格から一変した真っ直ぐな目にロドンは目を逸らし、適わないと思いながら真相を話した。
「恐らくだが……墓参りだろう。重桜ではもうこの季節はお盆だからな…… 」
「おぼん……?って何だい? 」
「お盆とは重桜のしきたりの一つだ。この時期になると死者がこの世に戻り、生前住んでいた家へと帰る。そして現世で生きる人はその帰ってきた魂の冥福を祈る行事だ 」
「へぇ〜……じゃあ、僕達も住んでいた家に帰った方が良いかな?死者だし 」
「それは屁理屈というのだが…… 」
「冗談だよ。でも、魂は家に帰るんだから、墓参りはちょっと違うような気がするけど……どうなの? 」
「それについては地域によって違うらしいが……1番は魂を迎えに行く為だ。死んだ後の現世等知らぬからな……風景が変わり、標となるのは墓だけだ 」
「へぇ……じゃあ意外と律儀だね、6代目君は。5代目君の教育の賜物かな? 」
「いや、当方では無く我が妻の賜物だろう。礼儀を重んじる重桜の妻なら納得がゆく 」
「えぇ!?5代目君の奥さんって……重桜出身なの!? 」
衝撃的な事実を突きつけられてような衝撃を受けたアトラトはロドンに問い詰めるように四つん這いになって近づいた。
ロドンはそんなアトラトを落ち着けと言わんばかりに刀の柄をアトラトの額に置き、アトラトの動きを制止させた。
「それ程驚くことも無い。それとも貴殿はロイヤル意外の者の血が混じった代は気に入らないと? 」
ロドンは目を抜きみの刀のように鋭くさせ、胡座の体制だがアトラトに切りかかろうとしていた。
仮にもしここでアトラトに切りかかろうとしても、アトラトには刀は届かないだろうとロドンは本能で分かっていたが、ここでもしアトラトが自分の質問に肯定すると、自分の妻の存在を否定することになる。
ロドンは例えそれが身内でも許されないのだ。
「そんな事ない、寧ろ嬉しい。ロイヤルと重桜の間の子供……でも、6代目君ってどっちかって言うとユニオンっぽい人だよね 」
「まぁ、アイツがユニオンの思想に対して随分と興味を持っていたからな……アイツの性格と合っているのだろう 」
ロドンは刀を下ろし、既に地上へと出ていったであろうセイドを見送るように天井を見上げた。
「ところで……お墓参りって……誰の? 」
「……あやつの親友、【カービス】という男だ 」
_現時刻 ユニオン
「あっちぃ…… 」
肌が少し焼け付くような日照りを出す太陽に文句を言いながら、俺は一瓶の酒を持って墓場まで歩く。
親父から教わった【お盆】という行事は重桜にしか伝わらない物だが、俺は結構気に入っている。
マーレによって蘇った俺が言うのもなんだが、現世に戻れるなんて良心的じゃねぇかと思い、俺は生前までこの季節にはアイツの墓参りを欠かさなかった。
理由は何となくだが、アイツが幽霊になって帰ってきてるんじゃ無いかって思ってるからだ。勿論科学的な根拠はねぇし、事実だって分からない。だが、墓場に行くとアイツが見ているような気がしてならなかった。
「……死者だしもしかしたら死んだやつの魂とか見えたりして 」
死者がこの世に蘇り、死者の墓場に行くのは俺が初めてだろう。こんな希望も微塵も無い馬鹿しい考えを少し期待し、俺は街から離れた丘に到着した。
一面は天然で柔らかい芝生が生い茂り、ここから俺が来た街を一望出来る絶景が広がっていた。そして、その丘には1つの墓がそびえ立つように置いてあった。
「よぅ、久しぶりだな。あの世ではお前には会えなかったわ 」
俺は墓の前に座り墓に書かれた名前を見つめた。
墓に書かれている名前は【カービス】。姓は無く、アイツは自分の姓を嫌っていた。
どうやら両親がとんでもないクズだったらしく、それに嫌気がさして親から離れたらしい。その戒めとしてアイツは姓を捨て、名前だけで生きてきた。
「しかし、それでは今はお前の名前がユニオンでも有名な姓になってんだぜ?笑えるよな 」
ユニオンでカービスという文字を見た時は驚いた……姓を嫌ったやつが、その名前に姓がつかれるなんてな。笑える話だ。
「もう何十年前だ?俺もお前も子孫がいて、そして俺は生き返って今では人類の敵の1人だ。どう思うよ? 」
返事が無い墓に質問を投げ、墓は何も答えず沈黙を貫いた。そりゃそうだ。死人に口なし、何も答えられないからな。
「……なぁ、お前は今の世界をどう思う?俺は……変わってねぇと思うんだ 」
丘から見える街を眺め、そこにいる人々を思い浮かべて言葉を続かせた。
「ここから見える街は綺麗だけどよ、中から見たらとんでもなく薄汚ねぇんだ。人を騙し、襲い、殺し、蔑んでた。セイレーンって敵がいるのにも関わらず、自分さえ良ければ良いって奴が多いんだよ 」
俺は生前の時の世界と、今の世界を見比べるように目を閉じて思い出していた。ユニオン、ロイヤル、鉄血、重桜、アイリス、サディア、東煌、北方……全ての陣営の土地に足を運び、数々の文化や人と触れてきた。
良いところも景色も人も沢山あった。だが、それを踏み潰すように悪意のあるヤツらがいた。そのせいで俺は……
「俺は……お前を……! 」
酒瓶を持っている手が力を強め、瓶に亀裂が少し走ってしまった。亀裂音で我に返り、俺は壊れないようにそっと酒瓶のコルクを開け、中身を上から墓に注いだ。
「ほらよ、お前これ好きだったろ?美味いよなこれ…… 」
わざわざユニオンから結構した酒を空になるまで注ぎ、空の瓶を墓に置き、俺は冥福を祈るように手を合わせ、目を閉じた。
墓の前にいるせいかカービスと過ごしてきた日々が目の裏に移り、その度に自分が犯した罪への後悔と自分への怒りが灯火から炎へと変わるように燃え上がった。
「カービス、俺はマーレが掲げる世界は正しいと思っている。例え世界から憎まれても俺はこの世に生きる全ての人が手をとりあえばそれで良いと思う。だから、悪いけどそこで見ていてくれ 」
目を開き、俺はそろそろこの場から離れようとした。やる事や話したいことも済んだし、長居は無用という事だ。最後に墓と拳を交し、俺は振り返ること無くこの場を去った。
あの冷たい雨と、相棒から流れた熱い血が入り交じった日の事を思い出しながら俺は基地へと戻った。
「俺は……人類が自由に羽ばたける世界を目指す。血筋も、貧困の差も、なんの隔ても無い世界を……! 」
もしもの話(R-18)を観測しますか?
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Yes
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NO