ガンダムGgeneration -REAL-   作:閃光の軍曹

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序章~世界の規律~

 

宇宙は静かだった。

そもそも宇宙には大気がないので「音」そのものが存在していないのだが、そういった静けさではない。

動きや流れ、そういった「変化」が無いのだ。

 

「これよりシステムチェックに入る」

青と黒の制服を着た少年が青いMS(モビルスーツ)のコックピットに飛び込んだ。

明るく情熱的な赤い短髪をかき上げ、慣れた手つきで作業を始めた。

作業を開始するのに、とりあえず声は出したが、周りには誰もいない。

Row本部上級部隊専用格納庫に彼と彼の愛機はいた。

この格納庫には、彼が所属する「閃光の聖夜」部隊のMSが肩を並べている。

巨大な人型兵器が並んでいるその光景は、神秘的とも不気味とも言える独特なものだった。

そんなことを考えてか考えていないか、いや、やはり考えてなさそうな彼は終始作業を続けていた。

普段は生体センサーと8桁のパスワードで10秒あれば起動できるシステムになっているが、この日はそのセキュリティシステムの確認も兼ねていた。

セキュリティシステムの確認を終え、ようやく—というほどの時間はたっていないのだが—中核システムを起動させた。

コックピット内のモニターが無数の文字列を流し、半球(ヘミスフィア)レーダーやヴァーチャルコンソールパネル、その他の機器が起動した。

「よぉ、調子はどうだい?」

彼は青く澄んだ瞳を輝かせて、自らの愛機—『ガンダムアクエリアス』に明るくあいさつした。

それに応えて—そんなことはありえないのだが—メインモニターに「ALL GREEN」と表示された。

「おぉ、そうかそうか。そりゃよかった!」

彼はまるで人と話しているかのように返事をした。

親友、あるいはそれ以上の存在だと言い張っているかのような様子だった。

そんな明るさを一身に受け止めるガンダムアクエリアスは、当然だが冷たかった。

明らかな温度差がそこにはあった。

しかし彼には、アクエリアスの暖かさが感じ取れるのだろう。

 

ガンダムアクエリアスは、新機動戦記ガンダムWに登場する『ガンダムエピオン』の兄弟機として開発された機体で、無人戦闘MSの『MD(モビルドール)-ビルゴ』に対抗するために開発された。

ビーム兵器を完全に拒絶する防御武装に対抗するため、ビーム兵器は全く持たず、ヒートロッド、105㎜マシンガン、ドーパーガン、と実弾兵器のみの武装である。

さらに、MDの指揮機能を完全停止させる「アンチMDウィルス」を散布することができる。

エピオン同様にクセの強い機体であるが、それを使いこなせばかなりの性能を発揮するであろう。

 

そんなガンダムアクエリアスを愛機とする彼は、様々な戦いへと(いざな)われていく。

そして出会いと別れを繰り返し、かけがえのないものを見出していく。

失うものは多くても、そこから得るものも少なからずある。

そんなことを学ぶことになる波乱の旅が、始まろうとしていた。




どうも「閃光の軍曹」です!
この名前は某ゼ○ス上級特尉の異名から付けたんですがw
時間がありそうで無い生活を送っているので更新頻度は絶望的です、ご了承ください。


主人公機がアクエリアスって結構トリッキーなんですが、「これ面白いかも」と思い、採用しましたw
王道ロボもの主人公機のお約束である、「かっこいいビーム」「変形する」「なんか覚醒する」といったものが一切携わっていない機体ですw
ちなみに言うと、あまり強くないです。
さぁこんな調子ですが、今後どうなるか!
乞うご期待‼
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