短文ですが、よろしくお願いします。
東京西部を開発し、周りの埼玉や神奈川の一部をも使い造られた都市
学園都市と言われたその場所には学園都市と言うように多くの学生が生活している
ただ、この都市の学校のカリキュラムには他とは違って、あるものが組み込まれていた
"超能力開発"
念じるだけで物を動かしたり、何も無い空中で炎を出したり出来るそれらを、開発術と言われるもので使用できるようにするというもの
そして使用できる能力は個性と同じように人それぞれでその強さもバラバラであり、そこで学園都市はその能力の強さを6段階で表すことにした
上から順に超能力者、大能力者、強能力者、異能力者、低能力者、無能力者
超能力者は一人で軍隊と対等に戦えるが数は少なく、現在は7人しか認められていない
そして多くの学生たちは超能力者を目指して日々勉強に励んでいる
そんな学園都市の一角で新たな物語は始まる
「くそっ|風紀委員(ジャッジメント)か!」
「に、逃げろ!」
学園都市のとある路地裏
そこでは武装無能力集団、通称スキルアウトと呼ばれる不良達数人が逃げていた
「待ちなさい!」
逃走するスキルアウトから少し遅れて走る複数人の男女
その男女達の腕には緑を下地に白で盾が描かれた腕章
|風紀委員(ジャッジメント)と呼ばれる彼らはこの学園都市の警察的組織の一つであり、数分前に暴れていたスキルアウト達を捕まえる為に追いかけていた
「捕まってたまるか!」
「くっ!」
ジャッジメントの追跡を妨害するべくスキルアウトの一人が後方に手を振る
すると路上に転がっていた缶や瓶が浮かび上がる
|念動力(テレキネシス)と呼ばれる能力で飛んで行った缶や瓶はジャッジメント達へ襲い掛かる
幸い距離があった為に避けることが出来たが、その所為で足が止まり更に距離が開いてしまう
当然そのチャンスを逃さないスキルアウト達は力を振り絞り更に加速を行う
そしてあと少しで逃走が成功するときだった
「ん?ああ、やっときたんだ」
スキルアウト達から20mほど先、そこに一人の少女が居た
腕には風紀委員を示す腕章を付ける彼女は迫るスキルアウト達に怯えることなく佇んでいた
「そこをどけ~!!!」
先程風紀委員を攻撃した人物が再度念動力を使い、同じように缶と瓶を浮かばせた瞬間だった
「がっ!?」
それはまさに一瞬
20mの距離があったにも関わらず少女は念動力者の目の前に現れ拳を振るう
「え?」
他のスキルアウト達が気づいたのは念動力者が倒れた後だった
「くそっ!女が嘗めやがって!」
事態を理解した他のスキルアウト達が襲い掛かるが、その拳は届くことなく、先ほどの能力者と同様に地に臥せるのだった
「ば、馬鹿な…」
スキルアウトの一人が目にしたのは少女の異常な速さ
まさに神速と言っても過言ではないほどのスピードで仲間に近寄り気絶させていく
そういえば風紀委員に足が速い能力者が…と思い出すときには意識が沈む直前だった
彼女が動き出してから事が済むまでに掛かった時間は30秒というあっけない時間だった
「はぁ、はぁ、や、やっと追いついた…あれ?皆倒れている」
「お疲れ様です。スキルアウト達は無力化させました」
スキルアウト達が倒されてから少し経った時に彼らを追いかけていた風紀委員がやって来た
そして来た全員が驚いたのはスキルアウト達が倒れていたのとそれを行ったのが一人の少女だったこと
中には自分達を攻撃してきた能力者もいたはずなのに少女はかすり傷一つなく、汗1つ無い姿
更に驚いたのは少女の名前だった
「私ですか?私の名前はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン。風紀委員第123支部所属です」
その名前は最近風紀委員で話題になっていたからだ
|瞬発速度(クイックムーブ)と呼ばれる大能力者であり
そして銀髪赤眼の雪を思わせる可愛らしい"男の娘"なのだから
男の娘とか初めて書くんですごく心配です。