<登場人物&機体(オリジナル)>
○ジョナサン・クレイン
新米兵士。旧東南アジア戦線コジマ大隊第08MS小隊に配属になったのも束の間“特別任務”として彼らと共にオーストラリアのトリントン基地に転属した。補充要員の為モビルスーツはあてがわれていなかったが、トリントンで訓練用のザクを借りて何度か出撃した。階級は伍長。
○ヒータ・フォン・ジョエルン
フォリコーン隊解体の後、実家ジョエルン家の圧力から地上勤務を強制された。しかし、テリー・オグスターと面会も叶わず離れ離れになってしまった事にショックを受け、その寂しさを紛らわせるように旧東南アジア戦線コジマ大隊へと入隊。陸戦型ジム改を受領し08小隊のモビルスーツパイロットとなる。一年戦争時代よりやさぐれているが、トリントン基地でクリス達に再会した時の昔の面影をちょっと見せた。年は20になり、階級は少尉。
○シャロ・ル・ロッド
18という若さながら地球軌道艦隊第一部隊の隊長に登り詰めた自称天才パイロット。ガンダムのパイロットであるだけでなく、地球軌道艦隊旗艦フォリコーンⅡの艦長も兼ねる。口癖は『名家たる私は~』
その実は名家の長男ながら素行不良で士官学校を追い出された問題児だが、父が一年戦争で殉職し家督を告いだ後に金と権力で過去を揉み消し、現在の地位に至る。しかしそれだけに飽きたらず、自分以外の第一部隊メンバーを美女で揃え、常に侍らせている。(一説には男性一人しかいなかったフォリコーンの噂を聞き付けて嫉妬したものだとされる)その為か、ミドリ・ウィンダム以下フォリコーンに所属していたメンバーがほとんどである。(ヒータは親が貴族で手を付けられず、レナはドッグ・トックの保護下にあった為召集出来なかったらしい)見掛けだけの部隊であったが、トリントンから強奪した核を受け取る為に衛星軌道上に現れたジオン残党を撃破した事で地位を会得してしまい、その後出世街道を駆けあがる事となる。
〇ミドリ・ウィンダム
元第13独立部隊フォリコーンに所属していたモビルスーツパイロット。現在はそのままフォリコーンⅡのモビルスーツ隊の隊長を務めているが、いかんせん上官が上官だけに隊長らしい事はしていない。因みに部下のパイロット二人は戦後新しく編入されたのだが、シャロの腰巾着であり、ミドリの命令を聞いた事がないとか。
〇コダマ・オーム
フォリコーンに引き続き、フォリコーンⅡのオペレーターを務める女性。元々明るい性格だったが、シャロ・ル・ロッドの横暴さに恐怖し、口数が随分と少なくなったらしい。
●陸戦型ジム改
主に東南アジア戦線で使用されていた陸戦型ジムの改修型。全体的に能力は向上しているが、見た目にさほど変化は見られない。08小隊に編入してきたヒータの乗機として登場し、彼女がガンダム2号機のパイロットに選ばれてからはジョナサンが搭乗した。
●ガンダムEz-8改
鉱山基地襲撃作戦の後、乗り捨てられていたシロー・アマダのEz-8を改修した機体。元々現地改修型だが、08小隊の“顔”でもあった本機はこれを正式なものとし、現隊長であるカレンが搭乗した。
●陸戦型ガンダム改
旧東南アジア戦線で使用されていたガンダムの陸戦タイプの改修型。しかし現存していたタイプを騙し騙しで使っていた為、このタイプのモビルスーツはほとんど稼働しておらず、皮肉にも“死神サンダース”専用機の様な扱いになってしまった。
●ジム・カスタム(クリス専用)
アルビオンに乗艦していた技術士官のクリスチーナ・ワイズマン(マッケンジー)専用のジム・カスタム。アレックス直径量産型である本機をオリジナル同様の白と青のカラーに塗り替えた。また、アレックスの90mmガトリング砲を装備してはいるが、オリジナル程の弾倉を確保出来なかった為、装填数がかなり少なく、正しく“隠し玉”となった。
●シャロ専用ガンダム
赤いボディーに金色の刺繍が施されたガンダムタイプのモビルスーツ。しかしその実、ジム・カスタムの頭部をツインアイに改造し、V型アンテナを付けただけである。本人の信条からシールドを所持していないが、代わりにガンダム4号機のライフルを装備している。
●フォリコーンⅡ
一年戦争時代第13独立部隊として活躍していたペガサス級強襲揚陸艦フォリコーンを改修したもの。改修と言っても星一号作戦で中破したフォリコーンをグレイファントムやアルビオン等の後期生産型のパーツで補った為に、元とはかけ離れた姿をしている。加え、隊長のシャロの趣味で赤に金の装飾を施されており、非常に目立つ的となっている。フォリコーンのクルーがほぼ全員そのまま残っている為か、艦長兼隊長のシャロの無茶にも答えられてしまうのが玉に瑕。
○“赤い彗星”
一年戦争時代のシャア・アズナブルと同じ格好をし、同じ様に喋る謎の人物。ソロモンに散ったアナベル・ガトーの代わりにトリントン基地に潜入し、ガンダム二号機を強奪。ギンバライト基地決戦では、ノイエン・ビッターやデザート・ロンメルと共に出撃。攻防の末、二号機打ち上げは失敗し、自身も乗機と共に散った。
その正体は主人公と同じ世界から“転生”してきた存在。異世界に来たからって全員が全員主人公にはなれないのである。
●MS-06ザクⅡS改
一年戦争時代にシャア・アズナブルが使用していたと思われるザクを改修したもの。主にブースター周りが新調されており、パイロット本人の技量も相まって地上とは思えない程の高機動戦闘を可能にしている。
<原作登場人物&機体(改訂あり)>
【地球連邦軍】
○カレン・マシス(ジョシュア)
08小隊隊長の女兵士。小隊をほっぽって何処かに消えたシローの代わりにガンダムEz-8改に搭乗する。トリントン基地でバニング小隊と模擬戦になった際、クリス、ヒータの三人が並んで圧倒し、キースに「地球のおっかない赤髪女ベスト3が一堂に会したみたい」とガチビビリされた。一年戦争終結後にエレドアと籍は入れ、階級は中尉になった。
○テリー・サンダース・Jr.
一年戦争終結後も変わらず08小隊MSパイロットとして活躍。最近は“死神”の名も“敵にとっての死神”として定着されており、昔ほど敬遠されなくなった。トリントンでバニングと飲み仲間になり、テリー・オグスター逮捕についての疑問を互いに共有しあった。階級は少尉。
○ミケル・ニノリッチ
08小隊に所属する兵士。終戦後は除隊してキキと共にシローを探す旅をしていたが、就職難もあってかなんだかんだと言いつつ再就職した。同時期に復帰したエレノアと変わらず漫才みたいなやりとりを繰り広げる。2号機奪還作戦の最中、真っ先にギンバライト鉱山を怪しいと踏み、見事奪還成功に導いた功労者でもある。階級は曹長。
○エレドア・マシス
一年戦争終結後歌手としてメジャーデビュー。カレンとも晴れてゴールインするがカレンの転属を聞き「俺は歌手より手前の女を選ぶ」とあっさり復帰した。一年戦争時代同様ミケルと共にホバートラックで戦闘をサポート。アルビオン隊編入後はブリッジクルーの補佐になり飛翔を開始したHLVを叩き落す大金星を獲得した。階級は少尉。
○クリスチーナ・ワイズマン(マッケンジー)
第13独立部隊解体後は南極基地に戻ったが、アレックス開発チームとしての経験を買われてアナハイム・エレクトロニクスから招集を受け、ガンダム開発計画のアドバイザーとしてアルビオン隊に合流した。バーニィことバーナード・ワイズマンと籍を入れたが、戦場では変わらず旧姓のマッケンジーを名乗っており、同じ旦那持ちとしてカレンに「そんなドライだと逃げられるよ」と言われた際に「あの人にそんな甲斐性ないわ」と返した。階級は技術大尉。
○コウ・ウラキ
トリントン基地に所属する新米士官。メカオタクであり、東南アジア戦線でしか運用されていない陸戦タイプや、アレックスに先祖帰りしたジム・カスタムを見て大変満足そうだった。ガンダム開発主任のニナ・パープルトンとちょっと仲良くなる。乗機はザク↓ガンダム試作一号機。階級は少尉。
○チャック・キース
コウと同じくトリントン基地でテストパイロットをしている新米士官。ニナの他、クリスやヒータにもアタックを掛けるがその“返事”として模擬戦で秒殺。その後メカニックのモーラといつの間にか仲良くなった。乗機はザク↓ジム・キャノンⅡ。階級は少尉。
○サウス・バニング
トリントン基地で教官をしていた元“不死身の第四小隊”隊長。08小隊や元第13独立部隊メンバー相手にも引けを取らないモビルスーツ操縦テクニックを披露し、部隊のまとめ役として常に前線に立ち続けた。史実通り宇宙に行かなかった為殉職はしなかったが、“ガンダム奪取事件”の後は寄る年波に勝てず、パイロットを引退。そのままアルビオンの戦術教官になった。乗機はジム改↓ジム・カスタム。階級は大尉。
○ディック・アレン
コウ、キースと共にバニング小隊に所属していたテストパイロット。乗機はパワード・ジム。ガンダム二号機を奪取された際に追撃任務を任された。しかしその任務中、ドムのバズーカの直撃をコックピットに受け、殉職。
○ラバン・カークス
バニング小隊のバンダナの人。ガンダム2号機が奪取された際に一番にザクで出撃したが、ドム・ドローペンに一撃で撃破され殉職した。
○ニナ・パープルトン
ガンダム開発計画の一環でアナハイムから就航してきた技術者の女性。2号機強奪の際になし崩しに1号機のパイロットになったコウと一度は距離を置くが、その後親密になる。
○エイパー・シナプス
ペガサス級強襲揚陸艦アルビオンの艦長。階級は大佐。
○ジョン・コーウェン
ガンダム開発計画を推し進めた連邦の将校。2号機奪取事件で一時期立場は危うくなるが、ジオン残党を一網打尽にした功績でなんとかうやむやにすることに成功した。階級は准将。
【ジオン残党軍】
○ボブ
“ガンダム奪取計画”において、トリントン基地を襲撃したモビルスーツザメルに搭乗していたパイロット。トリントン基地司令部を狙撃し基地機能を麻痺させる活躍を見せるが、バニングとヒータの前に散った。
○ゲイリー
○アダムスキー
ボブと共にトリントン基地を襲撃したドム・ドローペンのパイロット達。キースなどの新兵は機体の性能と技量で圧倒したが、流石に地上戦ベテランの08小隊には勝てず、戦死。
○ノイエン・ビッター
元鉱山であるギンバライトを基地に改造し、一年戦争終結後も連邦軍とゲリラ戦を続けていたジオンの将校。ガンダム2号機の核弾頭を宇宙に上げる時間稼ぎの為にザクで出撃するが、ガンダム1号機のビームライフルに撃ち抜かれて戦死した。階級は中将。
○デザート・ロンメル
“ガンダム奪取計画”をより確実に成功する為にと“赤い彗星”の手引きで合流した元ジオン兵。カスタムしたドワッジに乗り込み部下と共にアルビオン隊を襲うが、08小隊とクリスの前に敗れる。階級は中佐。
○ニック・オービル
アナハイムの技術者としてニナと共にアルビオンに同乗していたが、その正体はジオン軍のスパイで“赤い彗星”がトリントン基地に潜入する際の手引きをした。しかしガンダム2号機奪取寸前に額を撃ち抜かれ、死亡。連邦には「入り込んだジオンのスパイを止めようとして殺された勇気ある一般市民」として丁重に埋葬されたとか。
●イフリート・ナハト
確認されている七体の“イフリート”の内の一機。一年戦争終結後に保管していた連邦軍基地から奪取された後に行方を眩ませていたが、トリントン基地を襲撃した部隊の救援として作戦に参加した。後述の陸戦型ゲルググと共に善戦するも、あえなく撃破した。パイロットは“インビジブル・ナイツ”を名乗る青年将校である。
●陸戦型ゲルググ
一年戦争終盤にジオン軍が開発したモビルスーツ“ゲルググ”を地上専用にカスタマイズした機体。ガンダム2号機を奪った“赤い彗星”を追撃してきた連邦のモビルスーツ小隊(カレント隊)を壊滅させた後、バニング小隊を手玉に取るが、08小隊とクリスに囲まれ、敗北した。因みにパイロットの名前や以前の所属は不明。