蝶を守り抜く日輪   作:是非

11 / 29
長らくお待たせしてしまい申し訳ありませんでしたっ!
リアルでは忙しくここまで遅くなり大変申し訳ありませんでしたっ!

前回の炭治郎が無意識に、しのぶ、アオイ、カナヲを褒めちぎった言葉により三人が本格的に炭治郎を巡って修羅場と攻めまくります。


第拾壱話 日輪に攻める美蝶との謳歌

竈門炭治郎が胡蝶しのぶと''真の意味''で分かり合えた翌日………

 

「ぅぅん………ふわぁぁ………。」

炭治郎がしのぶの心を覆っていた不安を消し去った後、そのまま互いに抱きしめ合ったまま眠りに就き、朝に目覚めた。

 

炭治郎は目を擦って残っていた眠気を払うと、時間を確認するために時計を見る。

 

「まだ、六時頃か………」

 

 

炭治郎は、自分の横になって満面の笑顔で寝ているしのぶを見る。

 

瞬間に自分が昨日の夜にしのぶに対して色々とやった事を思い出し赤面した。

 

(………俺は何をっ! あの時はしのぶの自己犠牲を止めて安心してもらおうと説得に行っただけなのに………抱きついたり、耳を甘噛みし、頭を撫でていたけど、よくよく考えてしのぶは俺より年上なのに俺はなんて恥ずかしい事を!!)

 

そうして炭治郎が一人で悶々としているとしのぶがいつの間にか起きていて、炭治郎の耳元に

 

「おはよう、炭治郎❤️」

 

「おわあ?!」

 

それを聞いた炭治郎は、びっくりして赤面しているとそれを見たしのぶが炭治郎の素直で可愛い様子に笑みを零しながら、「てへ❤」と舌先を出してから、炭治郎を押し倒して

 

「可愛い❤️、炭治郎❤️!」

 

しのぶの妖艶な雰囲気に炭治郎がたじろぐ、それを見たしのぶは尚も炭治郎の顔に静かに近づいて

 

「炭治郎。私は今、とても爽快で幸せな気分です。それに共に戦ってくれると、死なないと言ってくれてありがとうございました。そのお礼に………」

 

と満面の笑みを浮かべ、炭治郎の頬にキスをした。それをされた炭治郎が顔を赤く蒸気している様子にしのぶは、クスリと、笑い炭治郎もその仕草に身悶えして、しのぶが今度は、炭治郎の頸筋に

 

チュッ

 

キスをした後にしのぶは、舌をチロリッと出して、

 

ツーーーーーー………

 

と頸筋につけた舌を下から上へとゆっくりと味わうように動かした。

 

(うわーーー……………!!!)

 

されている炭治郎は顔を赤くボッとして目を瞑り、胸がバクバクとなっている。更にしのぶの舌が炭治郎の頬で止まった後に

 

「んんちゅっ!」

 

炭治郎の頬に自身の唇を押し付ける不意にしのぶに話しかける。

 

「それは良かった………でも俺、しのぶからここまでさせてもらう程には………。」

 

「…………っ。本っ当に、鈍感というか謙虚なんですねー炭治郎はっ! 私の気持ちは伝えたはずですよっ!」

 

炭治郎の言葉にしのぶは炭治郎の頬に接吻するのを止めて、じっと見つめると先程の満面の笑みは影寂しさを感じる笑みへと変わる。それを見た炭治郎は、しのぶの事を改めて見て

 

「分かったっ!…………それにしのぶ、俺はしのぶに甘えて欲しいっ! もちろん俺も甘えたいっ!」

 

「…………それが炭治郎のお願いですか?」

 

「うん。それが俺の願いだよ。」

 

「………うーーーん、ふふふっ! わかりましたっ! それじゃっ!」

 

炭治郎の言葉にしのぶは少し困りながらも、嬉しそうにそのまま仰向けになっている炭治郎に力強く抱き着いた。炭治郎も優しくしのぶを受け止め、抱き返した。

 

しのぶは抱きついた後に炭治郎の体中を服の上から両手で触りまくり更に普段炭治郎が匂いを嗅いでいるようにクンクンと炭治郎を嗅ぐと、蕩けるような笑みを零した。

 

「炭治郎の体はガッシリとしていてたくましいですね、それに、御日様のような温かくて優しい、良い匂いで炭治郎らしい良い匂いがします❤️。」

 

しのぶからの言葉と服の上からしのぶの柔らかい両手で触りまくられてドギマギしていながらも、顔を赤く蒸気して

 

「なんだか照れるなぁ、しのぶからそう言って貰えたら誇らしくて嬉しい。」

 

「ふふふっ! 幸せって、こう言う事を言うんですね………❤」

 

「まあ、まだ早い時間だからね、だから、しのぶも遠慮なく俺が満足するまで甘えさせてね。」

 

「…………もちろん❤!」

 

二人はそこで会話を打ち切ると、炭治郎は再びしのぶの背中に両手を回して優しく撫でた。それを合図にしのぶも炭治郎の背中に両手を回し、優しく撫でて抱き締め返した。

 

これではどちらが甘えているのか分かったものではないが、炭治郎としのぶは心底幸せそうに戯れ合いを続けて、三十分経った。

 

ーーーーー

 

コンッコンッ

 

「しのぶ様、起き抜けに失礼します。炭治郎を見ませんでしたか?!」

 

「師範、炭治郎の部屋に行ってもいませんでした……………もしかしてここにいますか?」

 

ノックの後に響いてたのは、アオイとカナヲの声だった。

それを聞いた炭治郎としのぶは眠気に襲わりながらもすぐに起きて

 

「ああ、すまないっ!今部屋を出るから、待っててっ!それじゃ、しのぶも………!!」

 

炭治郎が起きようとしのぶを見ると、笑顔だったが、青筋を浮かべ、怒りの匂いを放っているしのぶがすぐ目の前にいた。

 

「………………仕方ありません………」

 

と言い、不満そうに寝台から炭治郎と一緒に出た。

その後に部屋を出たしのぶと炭治郎にアオイとカナヲが

 

「何故此処に二人でいたのですか?!」

 

「……………」

 

アオイが驚き、声を上げて、カナヲが無言で詰め寄ると炭治郎がしどろもどろになりながらも説明して、多少不満そうになりながらもアオイとカナヲは納得したように、上機嫌なしのぶと共に朝食を食べに食堂に向かった。

 

ーーーーー

 

 

そして、その後はしのぶとアオイとカナヲが牽制しあって時間だけが過ぎ、夕方頃になった。その時間に炭治郎が湯に浸かっていると

 

「炭治郎、お背中流しに来ました。」

 

「へあっ!」

 

アオイが入って来て、それに炭治郎がびっくりしていた。

しかも炭治郎がアオイを見ると湯浴み着を着ているアオイがいた。

 

炭治郎の熱い視線を受けたアオイは顔を赤くしながらも、

 

「そんなに見ないでください恥ずかしいので………」

 

「ああっ! ごめん!!」

 

「そ、それではっ! 今からお背中並びに他の部分も洗いますね、炭治郎っ。フーーッ、フーーッ。」

 

「あ、ああ、ありがと………ん? 他の部分も?」

 

炭治郎の疑問に答えずにアオイは興奮しながら、ゆっくりと丁寧に炭治郎の身体の隅々まで拭いて行った。

その最中にアオイは

 

「炭治郎、あなたには感謝しています、貴方のおかげで、私はもちろん、しのぶ様、カナヲ、なほ、すみ、きよ達みんなが前を向いて歩けるようになりましたっ! これはそのお礼と私自身の気持ちですっ!」

 

「こちらこそ、いつも怪我を治してくれたり、美味しいご飯と機能回復訓練をさせてくれるから、俺だけじゃなく鬼殺隊みんなに感謝しているよっ!」

 

と言い炭治郎とアオイとの会話が弾んでいた。

 

そして、後は下半身の一箇所だけは炭治郎が

 

「いやっ! そこはいいから! 自分でやるから!」

 

アオイは渋々ながらも了承した後にそのまま

 

「では、一緒に入りましょうっ! 大丈夫です、私もこうして湯浴み着を着ていますのでっ!」

 

「あ、はい。」

 

アオイの勢いに押されてそのまま二人でお湯に浸かっていると不意にアオイが炭治郎の背中に

 

「えいっ!」

 

ギュムッ!と自身の胸を押しつけた。

 

「ほわああっ!」

 

炭治郎があまり柔らかさにびっくりしているとアオイが炭治郎の耳元に

 

「今は二人きりですので、好きになさっても大丈夫ですよ❤️」

 

と言う言葉に炭治郎は不意に顔を赤く蒸気して口をあんぐり開けると、

 

「何をやっているんですか、アオイ?」

 

「アオイ、ずるいっ!」

 

その声に反応して二人で見てみると同じく湯浴み着を着ていた、しのぶとカナヲがいた。

その後にも三人で炭治郎の取り合いをしていると炭治郎が

 

ブーーーー

 

と鼻血を出して倒れてしまった。

 

「「「炭治郎っ!!!」」」

 

三人の炭治郎を心配する声だけが響いてた……………

 

 

 

ーーーーー

 

 

その夜……………

 

「えらい目にあったなぁ……………」

 

炭治郎がそうぼやいているとドアから

 

コンッコンッ

 

とノックの後に

 

「炭治郎、少しいい?」

 

と言うカナヲの言葉にドキリとしながらも、中に入らせていると

 

「今夜は一緒に寝て欲しい。」

 

「……………え?!」

 

その後には炭治郎が拒もうとするとカナヲが

 

「アオイと師範とは一緒に寝たじゃない。」

 

と目をうるうるさせるものだから、炭治郎も覚悟を決め

 

「分かったっ!カナヲっ!」

 

そうしてカナヲと添い寝することになった炭治郎。

その後に色々と話していると

 

「えっ! 最終選別では、しのぶの許可を得ずに書き置きだけ置いて、カナヲ一人でっ!」

 

炭治郎の突然の言葉にカナヲは苦笑して

 

「後から凄い怒られたけどね………」

 

炭治郎は、真剣な表情で

 

「何でそんな事を………」

 

カナヲは、無表情で

 

「私は、家事も炊事も医術も何も出来なかったから………」

 

「!!!」

 

カナヲは続けて

 

「怖かったの、このままじゃ、何も出来ないままなんて、捨てられたくないと思ったからっ !!」

 

そんなカナヲの真剣で悲壮感溢れる言葉に炭治郎は静かに体を引き寄せて抱きしめた。

 

「カナヲ、辛かったね。泣いていいよ。」

 

「うぅぅゔ……………」

 

カナヲは炭治郎の暖かさに包まれながら、ゆっくり……………涙を流して泣いた。

 

ーーーーー

 

それからも忙しくも穏やかな一日になろうとしていたが、皆が朝食を食べていると鎹烏が来ていた、更に炭治郎達にとって信じられない事を言い放つ。

 

 

 

「緊急任務ッ!! 隣町ニテ鬼ヲ複数確認!! 柱稽古ノ合間二向カッタ隊士達数名ガ行方不明二!  蝶屋敷蟲柱ノ胡蝶シノブ及ビ戦エル隊士達ハ!! スグ二現場二急行セヨ!!

 

 

 

 

 




長らくの平穏から緊急任務へ!!
次回も楽しみに!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。